蜂蜜の神秘

少し前に当山を会場に

開催されたワークショップ

「ミツバチと作物と私たち」。

 

それ以来

ミツバチに興味があり

色々と調べております。

 

岩手・秋田は

養蜂場が多いようで

訪れる先々に

沢山の種類の蜂蜜がありました。

 

花によって

蜂蜜の味も色も

驚くほど異なります。

 

蜂蜜は

細菌などが生きる余地がない程に

糖度が高く栄養にも優れるゆえ

“神秘の食物”です。

 

古代エジプトでは

太陽神ラーの涙が蜂蜜となった

とも言われたそうです。

 

旧約聖書では

約束の地カナンを

「乳と蜜の流れる場所」と

表現しており

蜂蜜は楽園のシンボルだそうです。

 

生物の歴史では

ミツバチは人類よりもはるか以前から

存在するようです。

 

現在、私達が口にする

多くの食べ物は

ミツバチがいなければ

存在出来ない程に

ミツバチは生態系において

重要な役割を果たしております。

 

仏道でもミツバチや蜂蜜を

喩えとして用いることがあります。

 

様々な歴史や背景を知ることは

蜂蜜の味わいを一層深める

ように思います。

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辰子姫のお話〜秋田 田沢湖伝説〜

当山は十和田湖伝説と

ゆかりのあるお寺です。

 

十和田湖伝説では

南祖坊(なんそのぼう)が

湖の主であった八郎太郎との

戦いに”勝利”して

青龍大権現(せいりゅうだいごんげん)

として十和田湖の主となります。

 

十和田湖、八郎潟、田沢湖に

まつわる伝説を三湖伝説

といいます。

 

先日、秋田県仙北の

田沢湖を訪ねました。

 

田沢湖は日本一深い湖です。

 

田沢湖の主とされる

辰子姫(たつこひめ)は

八郎太郎の恋人とされます。

 

伝説では辰子姫も龍となり

田沢湖を司るとされます。

 

三湖伝説は龍神の

物語ではありますが

人の心の本質をついた

仏教説話の如くの側面がある

奥深い物語です。

 

▼辰子姫伝説

http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/tatsukodensetsu.html

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科学技術に触れる

先の7月末に岩手と秋田を

訪ねた際に盛岡の

こども科学館に立ち寄りました。

 

夏休み中の子ども達も

同行していましたし

何よりも拙僧(副住職)も

興味があったので

道中入館させて頂きました。

 

館内は科学の現象に

体験として触れられるので

子ども達も十分楽しめます。

 

どういった原理で

それらの現象が

起こっているのか

各所掲示に説明文が

ありましたが

拙僧(副住職)には

難解に感じました。

 

自身の勉強不足を

痛感させられましたが

私達の日常を

沢山の技術が支えている

ということを感じました。

 

更には

“最先端技術の集合体”ともいえる

リニアコライダー(ILC)

ロケットに

ついても触れることが出来

科学の奥深さに

一層の興味を持ちました。

 

リニアコライダー(ILC)とは

世界中の研究者が協力し

世界に1つだけ作ろうとしている

大規模研究施設だそうです。

 

リニアコライダー(ILC)には

全長31〜50kmもの巨大な

トンネルや地下施設が

建設可能である場所が

必要とのことで

建設されると世界中から

3000人近い研究者とその家族が

住むこととなり

それは国際都市が作られる

ことを意味するとのことです。

 

この巨大施設の適地として

固い地盤を持つ

北上山地が挙げられるそうです。

 

岩手に世界最先端の研究を

担う国際都市が

建設される可能性があるようです。

 

実現されれば

東北にとっては勿論

日本にとっても喜ばしいこと

だろうと思います。

 

専門的なことは

解りませんが

リニアコライダー(ILC)では

電子と陽電子を衝突させることで

一瞬ビックバン直後の状態を再現

出来るそうです。

 

その際の

ヒッグス粒子などの粒子を

測定することは

宇宙誕生について探ることに

なるようです。

 

子ども達以上に

拙僧(副住職)が楽しませて頂き

スケールの大きな

素晴らしい学びとなりました。

 

▼子ども科学館

http://www.kodomokagakukan.com

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どうかお元気で

とても親しい

お付き合いのあった

檀家の方が

他県へ引っ越される

こととなり

それに伴っての

ご供養をさせて頂きました。

 

位牌堂、ご自宅、お墓にて

ご家族の方と共に

手を合わさせて頂きました。

 

八戸で独り暮らしをする

お母様のことを考え

ご長女様がご一緒に

住むことになったそうです。

 

長年過ごされた地元を

離れることは

複雑な心境だと

お話されていました。

 

これまで大変に

お世話になった方々ゆえ

淋しい気持ちもありましたが

新天地にてお元気で

お過ごし頂くことを

願っております。

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夏休み

夏休みということもあり

最近は土日平日問わず

ご法事に沢山の子ども達が

いらっしゃいます。

 

終始静かな法事もあれば

終始賑やかな法事もあります。

 

ご供養する方の

ゆかりある子ども達の

笑い声や泣き声

元気よく走り回る音が

法事のお勤めの奏でと

“和合”する様子は

ほほえましいものと感じます。

 

騒がしくて申し訳ありませんと

言われることがありますが

かえって尊いご供養では

ないでしょうか。

 

拙僧(副住職)にも

幼稚園に通う子どもが2人おります。

 

幼稚園が夏休みなので

当山でも子ども達が

無尽蔵のスタミナを以て

活発に過ごしております。

 

夏休みならではの光景は

時代が違えども

重なる部分は

大いにあろうと思います。

 

自身にもこのような時代が

あったことを思うとともに

時の経過をしみじみ感じます。

 

本日より8月です。

 

お寺に来て

元気な声を響かせる

子ども達はこの夏休みに

どのような思い出を

残すのでしょうか。

 

元気で健やかに

充実した夏にして

ほしいと願います。

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もうすぐお盆です

お盆は盂蘭盆(うらぼん)

という言葉の略です。

 

夏休みの時季に合わせて

多くの方が帰省されます。

 

当山では8月13日より

新盆(にいぼん)を迎えられる

有縁の方のご自宅をお参りする

棚経(たなぎょう)を行います。

 

新盆は大切な節目の1つです。

 

ご自宅に設えられる

お位牌に手を合わせ

お盆のお勤めをさせて頂きます。

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戦時中のお話を聞く

ご法事の後席にて

戦時中と戦争直後のお話を

お伺いする一幕がありました。

 

戦争が終わり満州より

引き上げられた故人様は

戦時中のことについて

ほとんどお話することは

無かったそうですが

「満州の花は綺麗だった」と

おっしゃられていたそうです。

 

戦争中は小学校の学舎に

多数の負傷兵が滞在したことも

あったそうです。

 

戦争を知らない世代にとって

戦争の時代を

知っている方々に

当時お話をお伺いすることは

とても貴重なことだと感じます。

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祭りの季節到来

東北はお祭りの時期を

迎えようとしております。

 

八戸では

三社大祭(さんしゃたいさい)が

7月31日より幕を明けます。

 

本年は

ユネスコ無形文化遺産登録を

記念した催事もあるようです。

 

お囃子と太鼓の響きは

胸を踊らせ

気持ちを高ぶらせます。

 

三社大祭で運行される

30台もの山車(だし)は

豪華絢爛な「歴史絵巻」です。

 

拙僧(副住職)は

幼少の頃より山車が好きで

題材として採り上げられる

歴史を色々調べたものです。

 

三社大祭は

神事でもあります。

 

今年も夏を迎えられることを

ありがたく感じながら

お祭りを味わいたいと思います。

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美しき技に触れる

仏道において

紫色はとても尊い色です。

 

『令義解(りょうのぎげ)』という

律令時代の”法律”の中に

色について定めたものがあります。

 

そこにおいても

紫は非常に高貴な位を

象徴する色であるとされております。

 

盛岡市紺屋町(こんやちょう)に

草紫堂(そうしどう)という

染物屋があります。

 

紫根(しこん)染めについて

色々とお伺いするべく

盛岡を訪ねました。

 

突然の訪問にも関わらず

紫根染めについて

ご丁寧に教えて下さいました。

 

美しい色と柄を

生み出しているのは

想像以上に高度で

手間のかかる技でした。

 

紫草の根が紫根となります。

 

紫草は絶滅危惧種です。

 

紫草全ての根が

染料となるわけではないようで

染物に使用する紫根は

外国から輸入する物に

頼らざるをえないのが

現状だとのことでした。

 

紫根染めの美しさと

紫草の奥深さ。

 

貴重な学びとなりました。

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仏縁を感じる

人と実際に会うこと。

 

面と向かって

様々なお話をお伺いすることは

とても大切なことだと

感じております。

 

ご法事の際や

寺子屋の際に

直にお聞きするお話に

深く考えさせられる

ということが沢山あります。

 

「人はみな仏」とされます。

 

色々なことを教えていただいたり

様々なきっかけを頂いたり。

 

向き合わせて頂く方々との

ご縁を尊い“仏縁”と感じながら

しっかりと歩みたいものです。

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