雪雲の切れ間

朝から雪でしたが

昼下がりのいっときは

雲の切れ間から青空がのぞき

太陽のあたたかな光が

白銀の光景を照らしました。

 

風もなく

とても穏やかになった

そのちょっとした時間は

葬儀の納骨を

ご一緒しておりました。

 

ご家族ご親戚の方のお話では

いたずらがお好きだった

故人様らしい日和だったそうです。

 

そのような心の運び方は

供養において大切だと感じます。

 

雲の切れ間から

ふりそそがれた温かな光と

のぞかせていただいた青空は

あとを歩まれる

ご家族ご親戚の皆様への

「メッセージ」であると捉えると

寒く不安定であった本日の日和も

ぬくもりあるものだったと感じられます。

 

本年の12月も色々です

11月も終わりますね。

 

毎年のことですが

11月末になると

あれこれと山積みなので

無事に年を越すことが出来るか

ドキドキします。

 

そういえば明後日は京都

明々後日は東京に出張で帰八し

1日おいて今度は2泊3日で東京です。

 

今年最後の出張は

色々と重なりまして

結構タイトです。

 

一連の出張を終えますと

12/9に南祖祭が開催されます。

 

本堂が新しくなってから

初めての南祖祭です。

 

十和田湖伝説のお寺である

当山らしさ全開の行事ですので

ご都合のよろしい方は

ご一緒いただければ幸いです。

 

あとは年末年始に

行事が集中しています。

 

年末年始のひとときを

思い出深くお過ごしいただけるよう

準備したいと思います。

 

今年の大晦日のお振舞いでは

久しぶりに玉コンニャクを

準備しようかと考えています。

 

飲み物は例年通り

どんべ(酒粕の甘酒)のほか

温かなものを用意したいと思います。

 

そのうち

集まれる方と蕎麦打ちや

もち作りをするのも

良いようにも思案しております。

 

とにもかくにも

年末年始の行事は

思い出深くお過ごしいただけるよう

工夫をしながら

準備したいと思います。

 

 

▼南祖祭

 

▼不動護摩

 

▼太陽礼拝108回(受付終了)

 

▼除夜の鐘リレー&除夜の鐘

 

▼年越法要

 

▼元日護摩

様々なご縁が交差する不動護摩

今月も不動護摩を

終えることができました。

 

不動護摩は

今月で本年11度目となる行事です。

 

不動明王のご縁日にあたり

護摩を行う行事ですが

月に1度のサロン的な

要素もあるように感じます。

 

今月もとても和やかで

充実した時間となりました。

 

来月28日は

本年最後の不動護摩です。

 

一年をしめくくる護摩ですので

ご都合のよろしい方は

ぜひお運びいただければと思います。

 

 

会計三昧に過ごした1日でした

法務(葬儀や法事などのお勤め)の

予定がなかった本日は

諸会計の整理を行ったり

銀行各所へ行ったりしながら

監査用の資料を作成するなど

“会計三昧”に過ごしました。

 

蓄積された会計データは

お寺の健康診断表のようなもので

何かしらの物事に取り組む際に

とても大切なものとなりますし

細やかに記録をつけておくと

後から見た時に

数字を伴っての動きが分かります。

 

時節柄もあり

次年度どのようなことに

取り組んでいくかに

思いをめぐらせています。

 

お寺の動きについて

有縁の方へ説明する際に

数字を伴うなど具体性を

出来る限りもたせて

今後の方針を

お伝えしたいと考えています。

 

11月の不動護摩をご一緒しませんか?

毎月28日は

不動護摩を行なっています。

 

受付18:30〜

法要19:00〜です。

 

会費は特に設けていませんが

お気持ちの程

お布施としてお納めください。

 

護摩木1本500円で用意しているので

そちらに願意をしたためて

お納めいただく形でも結構です。

 

お納めいただく浄財は

護摩を行っているお堂の

荘厳具などにあてさせていただき

皆様との祈りのひとときを

何かしらの尊い形にしたいと

考えております。

 

不動護摩は

どなたでもご参加いただけますので

ご興味をお持ちの方は

お気軽にお運びくださいませ。

 

令和5年最後の写経カフェ

本年最初の写経カフェは

1月25日だったのですが

その日は大寒波が到来しました。

 

そして本日行われた

本年最初の写経カフェも

寒波到来の影響で

雪が舞った1日となりました。

 

雪の影響もあってか

ご欠席の方も数名いらっしゃいましたが

多くの方にご一緒いただき

とても良いしめくくりの

写経カフェになったと感謝しています。

 

写経カフェは

常に試行錯誤しながら

開催を重ねています。

 

来年は本年以上に

試行錯誤して

よりよい時間になるよう

取り組ませていただきます。

 

本年の写経カフェに

ご参加下さった皆様

ありがとうございました。

 

日に日に増してく年末感

明日が写経カフェなので

法事を終えてその準備に

全力を注ぐはずが

気晴らしに取り組んでしまった

年末年始の行事画像制作に精を出し

研究所の情報管理について

所長と主任にもご意見を伺ったりと

すっかり横道にそれてしまいました。

 

そもそも本日

やる予定ではなかったのですが

思いついてふと取り組んだもの

それぞれが良い形になったので

とても満足しています。

 

メインだったはずの

写経カフェの資料作りも

夜になって何とか終わりましたし

結果的には

とてもよく頑張った1日となりました(笑)

 

素敵な行事案内の画像が出来たので

本日はこちらに掲載させていただきます。

 

今日もほのぼのと

何と暖かな11月でしょうか。

 

本日は早朝から

そのように感じました。

 

明日からは寒くなるようですが

総じて今年の11月は

とても暖かいですね。

 

おかげで

提出しなければならない

報告書や書類などの作成など

朝の諸務がはかどります。

 

本日は勤労感謝の日で

学校が休みの子ども達と

久しぶりにお出かけしました。

 

子ども達の学校行事は

ほぼ行けないですし

お寺には休日がないので

たまの外出は

個人的にとても貴重なひとときです。

 

気候もほのぼのでしたが

子ども達とほのぼの

過ごしながら休むことが

出来た良い1日でした。

 

徐々に慣れてきました

本日は

所属する研究所の所内会議のため

日帰りで上京してまいりました。

 

秋彼岸明けから

年末にかけてのこの時期は

会議や研修会や研究会が

毎年多く予定されます。

 

今年の4月から拙僧泰峻は

真言宗豊山派総合研究院

現代教化研究所常勤研究員

(以下、常勤)なる役につかせていただき

研究所運営に携わらせて

いただきております。

 

総合研究院には

4つの研究所があり

各研究所には役員として

所長1名、主任1名、常勤2名が

配置されています。

 

当研は所長以下16名の

現役研究員・准研究員の先生方で

運営されております。

 

各先生方は全国各地のお寺の

住職や副住職あるいは職員で

拙僧と同じように

日々の法務をなさりながら

研究所に所属されていますし

その中には大学で教えていらっしゃる

先生もいらっしゃいます。

 

現代教化研究所の強みは何といっても

バラエティ富む研究テーマです。

 

現代における様々なことを

研究対象とする研究所ゆえ

先生方の専門分野も様々で

毎回とても良い刺激と気づきを

いただいております。

 

年末が近づいているということもあり

とても盛りだくさんな内容で

今回も充実した会議だったと

しみじみ感じております。

インスタ絵本を更新しています

2021年に

クラウドファンディングで制作した

絵本『龍になったおしょうさま』の

AIアート版「Nanso-Boy」を

インスタでアップしています。

 

本編が15話で構成されていまして

かなり不定期になってしまいましたが

本日までで9話分の画像を

公開しております。

 

ご興味をお持ちの方は

ご覧いただけると幸いです。

 

Nanso-Boyと表記したのは

実はきちんとした理由があり

南祖の持つNansoという

音の連なりに注目して

声字実相(しょうぎじっそう)という

考え方によって考えてみると

とても興味深い意味が

込められているのです。

 

修験者や語り部により

広く様々に語られてきた

十和田湖伝説ですが

そのコアな部分について

超専門的なものが実は踏まえられていると

推定することは可能と思いますし

伝説にもともと深く関わる

当山や関係寺院の諸事を踏まえてみると

可能性はかなり高いと思います。

 

12/9開催の南祖祭では

そういったことにも触れて

仏道的なアプローチで見る

伝説についてお話したいと思います。