8年の時を経て

8年前(2017)の5/31は

京都の智積院(真言宗智山派総本山)で

開催された

真言宗豊山派・智山派合同の

研修会で豊山派を代表して

パネリストの一人として

登壇させていただきました。

 

そして本年6月5日に

同研修会で再び

豊山派のパネリストの一人として

登壇させていただきます。

 

8年前と現在との変化を

振り返りながら

当日の資料を作成しましたが

無我夢中で走り抜けた時期

だったがゆえに

今回のパネリストの機会は

とても大きな意義が

あるように思います。

 

当山を客観視する

尊い機会をいただいたことは

今後の当山においても

資することと思いますし

拙僧泰峻にとっても

良い機会になると感じています。

 

気がつけば6月5日まで

あと数日です。

 

今回のパネリストとして

ご指名くださった先輩方の

期待に応えられるように

準備を整えて

当日に臨みたいと思います。

 

「これから」を考える

着々と墓地の工事が進んでいます

着々と墓地の整備が

進められています。

 

具体的な形になってきたので

とても安心しています。

 

現住職家のお墓が

仕上がれば

動物供養所の工事に

取り掛かっていただきます。

 

来月中には

工事が終わるようなので

完成が待ち遠しく思われます。

 

お寺でのお弔いの形

今月は親しくさせていただいている

お家での葬儀が続きました。

 

そのうち3件は

お寺に故人をご安置し

お寺から出棺して火葬・通夜

その翌日または1日おいて葬儀

という形でお弔いをいたしました。

 

現在の本堂も

隣の会館も

そのような形で

お使いいただけるよう

考慮して設計されています。

 

葬儀会館に比して

費用の低減にもなりますし

地元の方であれば

往来も容易なので

使用頻度が増えているように思います。

 

費用の面はさておいて

そもそも会館も本堂も

有縁の皆様と共に

建立に至ったものなので

上記のような形で

皆様にお使いいただいた方が

本義にかなっているように思います。

 

有縁の皆様のお寺なので

有縁の皆様に寄り添う形で

ご活用いただくことは

とても有意義なことと考えますし

当山の供養の観点からいえば

普賢院御本尊が祀られるお堂で

葬儀を行うことが最も丁寧な形となります。

 

供養の法式における尊さという観点は

あまりピンとこないかもしれませんが

拙僧泰峻としては

常に意識しているところであり

普賢院では

伝統的に重視されてきたことなので

当代においても受け継がせていただきます。

 

四大明王をお迎えしての不動護摩

本日は天候に恵まれ

心晴れやかに

不動護摩に臨むことが出来ました。

 

今回の不動護摩は

四大明王をお迎えして初めての

護摩ということもあり

多くの方にご一緒いただきました。

 

これまで以上に

おごそかな護摩となり

とても良い時間でした。

 

四大明王の台座が納品されました

五戸木工さんに

制作をお願いしていた

四大明王像の台座が完成し

今朝納品いただきました。

 

欅の台座に

四大明王像が安置され

空間が一層引き締まりました。

 

明日の不動護摩は

四大明王をお迎えして

初めての護摩なので

より心を込めて

臨みたいと思います。

 

今月の不動護摩のご案内(再掲)

今月の不動護摩の

ご案内再掲です。

 

不動護摩

  • 開催日:毎月28日
  • 受付は午後6時30分から
  • 法要は午後7時から
  • まず、受付所で受付をしてください。そこでお布施をお納めください。会費等は設けませんが、お布施としてお気持ちの程お納めいただきますようお願いいたします。
  • 受付所で受付用紙をお渡しするので、そちらにご記入し、ご提出ください。
  • 授与所で授与品を用意するので、入用の方はお求めください。授与品は護摩木(1本500円)、供養護摩木(1本1,000円/供養護摩木用の申込用紙にご記入・ご提出してください)、お守り(一体1,000円)、不動経写経セット(2,000円)があります。
  • 参加される方には、お経を記載した法要次第をお渡しします。よろしければご一緒にお唱えください。もちろん、お心静かにご参列いただいても構いません。法要次第はお持ち帰りいただいて結構です。

 

昨年より

供養のための護摩木である

供養護摩木を用意しています。

 

供養護摩木は

思いを捧げたい方の

お名前や戒名を

供養護摩木申し込み用紙に

お書きいただきまして

それを住職が護摩木に

したためます。

 

四大明王をお迎えして

初めての不動護摩です。

 

どなた様でも

ご参加いただけますので

ご興味をお持ちの方

ご都合よろしい方は

お気軽にお運びくださいませ。

 

10周年の写経カフェ

来月上旬に

京都の智積院で行われる

研修会にパネリストとして

登壇させていただくにあたり

当日資料の送付期限が

5月25日(本日)でした。

 

本日は写経カフェもあったので

その資料作成も重なり

かなりてんやわんやしてました。

 

さらにいえば

九州から戻ってから

ビッチリと法務が続いていて

今回こそ資料作成が

間に合わないと思われましたが

人間やれば出来るものです笑

 

実は今回の写経カフェは

10周年のメモリアル回でした。

 

多くの方にご参加いただき

和やかに過ごさせていただきました。

 

写経カフェは試行錯誤の積み重ねで

今日に至っております。

 

一回一回のマイナーチェンジも

10年も重ねていくと

最初期と現在では

大きく異なっています。

 

これからも

マイナーチェンジをしながら

よりよい形にしていきたいと思います。

 

さよならの大切さ

ここしばらく

法務が立て込んでいるのですが

きちんとお別れをすることの

大切さを改めて感じています。

 

真心込められた

お別れの時間をご一緒すると

皆さんが込めた思いが

亡き方に届いているような

思いがいたします。

 

拙僧がよく参考にする

研究者の先生が

弔いは生きるために行う

と述べられます。

 

亡き方のためだけではなく

私たちが生きるために

弔いが行われる。

 

別の言い方をすると

生きるために弔いが必要と

なろうかと思います。

 

確かにそうであるように

感じます。

 

弔いは

亡き方との関係において

なされるものなので

つながりを保ち続けられる

行いともいえるでしょう。

 

大切な方との

つながりを大切にしながら

これからを生きていく

弔いを大切にしたいものです。

 

佐賀の誕生院

先日の九州出張での

訪問地のひとつが

佐賀の誕生院でした。

 

こちらは

興教大師覚鑁(かくばん)が

お産まれになった地に

建立された寺院です。

 

こちらでは

様々な取り組みがされており

大変参考になりました。

 

興教大師のお像と

その背後に安置された

立派な不動明王像は

とても印象的でした。

 

また機会があれば

訪ねてみたいと思います。

 

水子供養の祈り

普賢院では

水子供養を含む

お子さんのご供養を

古くから執り行ってきました。

 

時代によって

事情は異なりますが

どのような形であれ

授かった命に対して

思いを捧げることは

とても大切だと感じています。