家族の一員であるペットの供養

現代において

ペットも家族の一員であることは

多くの方に共感いただけると思います。

 

普賢院では古くから

動物供養が行われており

位牌堂には牛馬や養鶏の

供養のための位牌も祀られています。

 

生きとし生けるものに

尊い命が宿るという視点は

はるか昔から認められるものです。

 

境内墓所には動物供養所もあり

動物の埋葬供養がなされてきました。

 

供養塔が朽ち倒れてしまい

何年も放置されていましたが

諸経緯あって

現在墓地整備と並行して

供養所もきちんとした形に

手直ししています。

 

あらゆるものに命が宿っており

私たちはそういった環境で

共生しているという実感は

いまの時代だからこそ

より求められるように感じます。

 

ペットや動物の存在は

そのような

大切と思われる実感を

思い出させてくれるとも

言えるのと思うのです。

 

今年度から

動物供養祭を行いますが

開催することにしたのは

ここ数年の具体的な

経緯があったのは勿論ですが

何よりも先に触れた

動物供養の意義のような所が

一僧侶として重要に思われたことが

大きな動機となっています。

 

今年度の動物供養祭は

10月11日に行います。

 

次年度以降は春と秋に

開催する予定です。

 

噴火の影響

研究機関の出張で

鹿児島に行くのですが

桜島の噴火で

現地入りするフライトが

予定通り運行されるか

心配してます。

 

心配しても

どうにもならないことなので

とにかく準備を整えるしかありません。

 

研究機関の年に一度の

大切な行事なので

無事に予定通りに

事が進むことを願っています。

 

それにしても

火山というのは

ものすごいパワフルですね。

 

青森県で活火山とえば

恐山と十和田湖が有名ですが

桜島の活火山っぷりは

とてもインパクトがあります。

 

これもまた

有意義な学びだと感じています。

 

四大明王をお迎えしての不動護摩のご案内

今月の不動護摩の

ご案内です。

 

不動護摩

  • 開催日:毎月28日
  • 受付は午後6時30分から
  • 法要は午後7時から
  • まず、受付所で受付をしてください。そこでお布施をお納めください。会費等は設けませんが、お布施としてお気持ちの程お納めいただきますようお願いいたします。
  • 受付所で受付用紙をお渡しするので、そちらにご記入し、ご提出ください。
  • 授与所で授与品を用意するので、入用の方はお求めください。授与品は護摩木(1本500円)、供養護摩木(1本1,000円/供養護摩木用の申込用紙にご記入・ご提出してください)、お守り(一体1,000円)、不動経写経セット(2,000円)があります。
  • 参加される方には、お経を記載した法要次第をお渡しします。よろしければご一緒にお唱えください。もちろん、お心静かにご参列いただいても構いません。法要次第はお持ち帰りいただいて結構です。

 

昨年より

供養のための護摩木である

供養護摩木を用意しています。

 

供養護摩木は

思いを捧げたい方の

お名前や戒名を

供養護摩木申し込み用紙に

お書きいただきまして

それを住職が護摩木に

したためます。

 

四大明王をお迎えして

初めての不動護摩です。

 

どなた様でも

ご参加いただけますので

ご興味をお持ちの方

ご都合よろしい方は

お気軽にお運びくださいませ。

 

てるてる坊主への願かけ

今週土曜日は

地元の小中学校の運動会です。

 

今年も拙僧は

法務のため行けません。

 

土曜日の天気予報が

どうも微妙なようで

長女はてるてる坊主を

たくさん作って

願をかけているようです。

 

長男も長女も

最近は部活・クラブ活動に

とても力を入れていて

二人とも遅くまで

運動に励んでいます。

 

とても充実している様子で

親としても嬉しく思いますし

良い刺激にもなっています。

 

運動会の練習も

連日熱が入っているようなので

土曜日の天候が

何とか良い具合になればと願っています。

 

月に一度の古典の時間

古典は「古い典籍」という意味なので

日常的にお経に触れる自身からすれば

毎日古典に触れているとも

いえるかもしれませんが

ここでいう古典は

具体的に『老子』を指します。

 

月に一度有志で

『老子』を学んでいます。

 

老子の講義CDを

参加者の皆さんと聴講する形式で

ご一緒させていただいてます。

 

リラックスして臨める会なので

とても良い時間だと感じています。

 

赤い朝日に照らされて

この時季の朝日は

北寄りの位置から登るので

角度的に

お不動さまが

良い感じに照らされます。

 

今朝は真っ赤な朝日に

照らされたお不動さまが

とても美しく感じられました。

 

八戸仏教会の総会でした

数日前に

八戸仏教会の総会が行われました。

 

八戸仏教会は

階上を含む市内41ヶ寺からなる

超宗派の会です。

 

今年の総会のメインは

花まつりについてでした。

 

公募中の「八戸の漢字一文字」ですが

Googleフォームでの回答状況については

お寄せいただいた回答数が

まだまだ少ない現状です。

 

回答は5/20までなので

ぜひご協力いただきたく存じます。

 

▼「八戸の漢字一文字」回答フォーム

https://forms.gle/xhmSrbYAsjCVP8ML7

 

乱読の果てに

拙僧泰峻が所属する

宗派の研究機関は

「現代」と名がつくので

何かしら現代的な内容を求められ

様々な分野の先生がいらっしゃいます。

 

拙僧もその一人なのですが

各任期のテーマ選定は

個々人に委ねられており

研究テーマや方針の決定には

いつも悩まされます。

 

悩まされるというのは

何もなくて困っている

という次元の話ではなく

これまでの研究テーマや

既に実施している調査などを

どのような手法で検討したり

どのような視座で方向づけるか

といったことで

明確なことを

決めかねているという意味です。

 

今年度から新任期となり

今月中に研究テーマを提出する関係で

“積極的に”悩んでおりまして

昨年末頃から

様々な分野の書籍や資料を

読み漁っていました。

 

めぐりめぐる思慮の果てに

「これだ!」と感じる方向が

ようやく決まりました。

 

ちょっと難しい分野に

触れることになりますが

地道に進めたいと思います。

 

今年も開山忌をお勤めしました

初代住職である

圓鏡大和尚が

弘仁8年(817)5月15日に

ご遷化されていることから

毎年5月に歴代住職のご法事である

開山忌を行なっています。

 

あわせて

合葬墓縁故者供養

会津斗南藩供養

戦没者供養も行っています。

 

本年はさらに

新たに造立された

四大明王の開眼も行いました。

 

本堂での法要の後

各所をお参りいたしました。

 

全てのお勤めを終えて

四大明王像を

観音堂の仮祭壇へ

ご安置しました。

 

四大明王を随えられた

不動明王が

これまでにも増して

厳かになりました。

 

有縁の皆様にも

ご縁を深めていただければと思います。

 

 

▼右から

金剛夜叉明王

降三世明王

軍荼利明王

大威徳明王

 

▼開山忌の様子

 

▼歴代住職墓

 

▼合葬墓

 

▼会津斗南藩縁故者供養所

 

▼戦没者留魂碑

 

▼四大明王は観音堂に安置しました。

開山忌と諸供養と開眼と

明日は開山忌にあわせて

供養祭を行います。

 

それにあわせて

四大明王尊の開眼も行います。

 

開山忌は

大々的に行なっているものではありませんが

毎年行われる大切なお勤めです。

 

歴代住職の供養

合葬墓縁故者の供養

会津斗南藩縁故者の供養

戦没者の供養

四大明王の開眼。

 

謹んでお勤めしたいと思います。