位牌堂の中央祭壇には
中央に地蔵菩薩が祀られ
その隣には
十三仏と十一面観音が祀られ
さらに同スペースには
歴代住職のお位牌も祀られています。
お地蔵様と十三仏と十一面観音は
厨子に安置されています。
3つの厨子の高さの
バランスが悪いような気がしまして
高さを整えるべく
十一面観音の厨子の下に置く台を
お弟子さんの中野太陽さんに
こしらえていただきました。
厨子の寸法を測ったうえで
材料を買い揃えて
工具で手際よく
かつ丁寧に作っていただいた
御厨子台のおかげで
中央祭壇が
一層厳かになりました。
厨子の高さが
少し高くなっただけで
随分と雰囲気が
締まるものだなと
改めて感じます。
お参りの際は
こちらへも
お手合わせ
いただければと思います。
▼before
▼after
いよいよ建方(たてかた)が
本格化します。
現在、建設地には
大掛かりに足場が組まれています。
この様子をお伝えしたいと思いまして
ドローンで撮影した動画を
短く編集いたしました。
ご覧いただければ幸いです。
現在取り組ませていただいている
絵本づくりクラウドファンディング(CF)
は明日がご支援受付の最終日となります。
様々なご縁が交差した
とても有意義な
取り組みとなっていることを
心より感謝いたします。
当山有縁の檀家さんのみならず
沢山の方にお力添えいただいております。
御詠歌や写経カフェなど
寺子屋にてご一緒いただいた方からも
ご協力いただきました。
小・中・高校時代に
大変お世話になった先生や
母校の高校で
教育実習で大変お世話になった先生
といった拙僧の恩師の方々も
わざわざ当山に
おいで下さり
ご支援下さいました。
学生時代の友人の親御さんが
ご支援下さるケースも多くありました。
コロナ禍となって以来
すっかりご無沙汰になってしまった
十和田湖畔のお世話になった皆様からも
温かなご支援を寄せていただきました。
SNSを通じて
ご支援下さった方も
多くいらっしゃいます。
皆様のご支援は
とても大きな励みになりました。
久しぶりの再会に
とても感動する場面も多々ありました。
当プロジェクトは
郷土の誇れる伝説を未来に語り継ぐ
「絵本づくり」を目指したものですが
この途中経過には
かけがえのない尊さが
あるように思います。
ご支援下さった皆様の
ご期待にしっかり
お応えして
最後までやり遂げます。
ご支援受付は
明日までとなりますので
ご支援の程
よろしくお願いいたします。
詳細は下記ページを
ご参照下さいませ▼
絵本づくりクラウドファンディングの詳細
▼返礼品の木札(大)
一枚一枚書いております。
先代住職が逝去して以来
精を出して取り組んでいるのが
庫裏(くり)の大掃除と環境整備です。
庫裏というのは
平たく言うと
住職家族の住まいですが
当山では
寺務室や応接室なども
兼ねた建物になっています。
新体制となるにあたり
環境を整えることは
大切かと思いまして
様々な整理に加え
設備を少しばかり
新調いたしました。
設備でいうと
エアコンを寺務室に
導入しました。
ここ数年の夏の寺務室は
すごい暑さでして
汗だくになりながら
塔婆や位牌を書いたり
文書を作成したりしていましたが
これで夏場でも
快適に作業が出来そうです。
昨年3月以降
オンラインでの会議や研修も
スケジュールの中に
自然と入るようになり
それに対応出来る
室内環境をある程度整える
必要を感じておりました。
八戸でも夏場は
窓を空けて
扇風機を回すだけでは
暑さをしのぐのが
難しい状態だったので
作業することの多い一室に
エアコンを設置することが出来
ホッとしております。
他にも設置すべき部屋はあるのですが
費用的な問題もあるので
今後少しづつ
解決していきたいと思います。
絵本づくりクラウドファンディング(CF)は
当初見込んでいたよりも
多くの方にご協力いただくことが叶い
大変感謝しております。
ご支援の受付は
令和3年10月30日までなので
あと3日となります。
受付を終えてからは
受付名簿の整理や
製本に向けた準備や
返礼品の木札の浄書などの
仕上げに入ります。
心を込めて
ご支援下さった皆様のもとに
絵本と返礼品を
お届けいたしますので
しばしお待ち下さいませ。
▼プロジェクト詳細は下記をご参照下さい▼
絵本づくりクラウドファンディング詳細
《本堂建替工事の様子》
▼記念すべき1本目の柱が立てられました!
▼これから約2週間かけて
柱が立てられていきます。
本日は先代住職の
四十九日忌でした。
先代が急逝して
密葬を終えて以来
本葬・晋山式と
新本堂の落慶式について
熟考しております。
以前も少し触れたかと思いますが
結論として来年12月に
本葬・晋山式と
新本堂落慶式を2日間で
行う予定となりました。
先日行われた
本堂建設工事の施行部会でも
議事のひとつとして
本葬・晋山式と落慶式を
どのように行うかについて
取りあげていただきましたが
大まかな方針が
見えてきたように思います。
本葬は慣例として
檀徒葬(だんとそう)という
形式で執り行わせていただきます。
檀徒葬というのは
有縁の檀家さんに
お力添えいただき
執り行われる葬儀です。
先代住職は
31年間にわたり
普賢院第64世住職を
つとめさせていただきました。
檀徒葬という形式で
有縁の皆様に
お力添えいただき
丁重に儀式を
執り行わせていただきたいと
願っております。
檀家さん方には
文面にてお知らせいたしますので
ご協力を伏してお願い申し上げます。
先代の四十九日でもある本日
新本堂建設工事では
足場が本格的に組まれたうえ
1本目の柱が建てられました。
本日より建方の始まりです。
新本堂が
日々形作られていく様子を
出来る限り
目にしておきたいと思います。
当山に伝わる十和田湖伝説を
未来に語り継ぎたいとの思いを込めた
絵本づくりクラウドファンディング(CF)。
おかげさまで
多くの善意が寄せられ
ご支援額は100万を超え
ご支援者数も150人に
迫ろうとしております。
多くの方に
ご一緒いただいたことに
心より感謝しております。
ご支援の受付は
10/30までとなっております。
ご協力いただける方は
お力添えの程
よろしくお願いいたします。
▼プロジェクト詳細は下記をご参照下さい▼
絵本づくりクラウドファンディング詳細
《本日の工事の様子》
基礎外部の足場が組まれ始めました。
本堂建替工事の施工部会があり
担当業者さんのお話ですと
来週から建方が開始される
とのことでした。
今後の諸儀式の日取りも
大方定まり
これから詳細を
詰めていきたいと思います。
来年の12月までの
1年ちょっとの期間は
とても慌ただしくなりそうですが
健康には十分気をつけて
諸事取り組んでまいります。
早いものでもうすぐ
先代住職・泰永僧正の四十九日です。
本日は
ごく近い親族に集まっていただき
法事を行いました。
先代住職の四十九日とあわせ
普賢院歴代先師供養と
ほかの回忌供養も行いました。
回忌供養というのは
生きている者にとって
大切な節目でもあるので
当山ではとても大切にしております。
来年は
先代の1周忌となるわけですが
先々代の33回忌と
先々代妻の7回忌
先々代妻の姉の17回忌
にも重なるので
あわせた形で
法事を行いたいと考えております。
秋晴れのもと
親族で祈りを捧げることが出来
心が洗われたように感じます。
先代住職は
歴代住職の中でおそらく
最も奉納物が多い住職でした。
その奉納物の中には
自身で描いた曼荼羅や仏画であったり
自身で塗装した仏具であったり
自身で掘り上げた扁額など
自ら手がけたものも多くあります。
その中で
真言八祖像(しんごんはっそぞう)
という八人の僧侶を
描いた仏画があります。
これは
平成4年(1992)に先代住職が描いて
額装したもので
旧本堂内陣に掲げられ
祀られておりました。
八祖像というのは
とても大切なものです。
新本堂では
新たに仕立てていただいた
八祖像を内陣に掲げるため
先代住職の描いた
八祖像を位牌堂に
掲げようという話を先代住職と
随分前からしておりました。
49日忌を迎えるに当たり
供養のひとつの形として
本日位牌堂中央の祭壇部分上部に
その八祖像を
五戸木工さんに
掲げていただきました。
おかげさまで
とても厳かな雰囲気と
なったように思います。
▼先代住職が描いた八祖像
▼位牌堂中央のスペースに
先代住職の描いた八祖像を
掲げました。
朝の4時代5時代は
真っ暗な時季なので
気が付きませんでしたが
朝のお勤めを終え
外に出てみると
霜がおりていました。
どうりで寒いわけです。
それはそのはずで
今年も残す所
あと2ヶ月少々。
そういえば
本日10月22日は
拙僧泰峻の誕生日でした。
特別に何かをしたわけではないですが
今日からまた頑張ろうという
気持ちにあふれた一日でした。
明日は
ごく身内だけで
先代住職の49日忌の
法事を行います。
それと併せて
回忌のあたる身内の供養と
先祖供養と
普賢院歴代先師の供養も
お勤めいたします。
見方によれば
年齢を重ねてから
お勤めさせていただく
最初の法事でもあるので
不思議な巡り合わせとも
いえるかもしれません。
謹んで
お勤めさせて
いただきたいと思います。