解体中の本堂の様子を動画にしました

10月の本堂の様子を

短い動画にしてみました。

 

どのように

本堂建替事業が進捗しているかが

少しでも伝われば幸いです。

 

解体をご担当の

業者さんのお話ですと

11月中には本堂部分は

更地になるそうです。

 

その過程を

出来る限りブログ等で

お伝えしてまいります。

 

仮本堂のご案内を短い動画にしてみました

仮本堂で全てのお勤めを

するようになり

早いもので一ヶ月となります。

 

大分なじんでまいりました。

 

とはいえ

まだ仮本堂においでになったことのない

有縁の方が大多数なので

仮本堂はどのようになっているのかを

お伝えする必要を感じておりました。

 

そのような背景もあり

仮本堂の簡単なご紹介を

動画にしてみました。

 

少しでも雰囲気が

伝われば幸いです。

 

歴史を紡ぐ響きの中で

月末なので

朝から経理であったり

来月の会議の案内作成と発送に加え

県民局県税部の検査の立ち会いや

その他もろもろに対応に

おわれておりました。

 

空き時間は空き時間で

新本堂の設計図に

向き合わせていただいております。

 

外では解体工事の

音が時を刻むように

小気味よく響く昨今。

 

この響きは

新たな歴史を紡ぐ

響きでもあります。

 

そのような尊い響きの中で

今日も一日

しっかりと励ませていただきました。

 

 


《本堂解体の様子》

工事中の状況を

出来る限りお伝えするべく

写真を掲載しております。

 

▼本日早朝

早朝は晴れ渡っていました。

 

床には壁の破片が降り積もり

独特の雰囲気になっています。

 

 

 

   

 

▼午後5時半頃の本堂

工事の関係で外灯も切っているため

境内は真っ暗です。

 

真っ暗ゆえに月や星が

一層まばゆく感じられます。

 

はじめてのオンライン研究発表

本日は

所属している研究機関である

現代教化研究所の所内会で

オンラインで研究発表を

させていただきました。

 

毎月上京して

真言宗豊山派宗務所内の

研究室で行われていた

所内会ですが

3月以降オンラインで

出席しております。

 

ここ2〜3ケ月は

オンラインだけでなく

東京近隣の先生方で

登庁出来る方は宗務所に赴くという

ハイブリッド型で

会議と研究発表が行われております。

 

オンラインでの発表では

発表内容だけではなく

プレゼン方法についても

これまで以上に熟考する必要があったので

あれこれ試行錯誤させられましたが

何とか準備が間に合い

無事にオンライン発表を

終えることが出来ました。

 

改善の余地は大いにありますが

今後につながるような

発見もいくつかあったので

ブラッシュアップ

していきたいと思います。

 


《本堂解体の様子》

▼本日早朝

解体途中で

大分外観が変わってしまった

本堂ですが

秋の青空をバックにした光景は

まだまだ映えております。

 

立ち入りを制限する

ポールとバーが堂前に置かれたり

ブルーシートが敷かれたりと

本格度が日々増しております。

 

 

▼本日午後

外壁だけでなく

堂内の壁の解体も始まりました。

 

ガレキであふれている写真ですが

観音堂を横から見た様子です。

 

▼本堂正面入口脇の庭石

頑丈に設置されていましたが

根城の番地石材店さんのおかげで

移設することが出来ました。

 

石に設えられていた

龍のお像も

何とか取り出していただきました。

 

急遽のお願いだったにも

関わらず

早急にかつ丁寧に

作業して下さいまして

本当にありがたく感じています。

 

本日移設していただいたものは

新本堂の境内でも

使わせていただく予定です。

露見する傷み

現本堂の老朽化が進み

各所に腐敗が見られることは

以前から指摘されていたことで

頭では分かっているつもりでしたが

実物を目の当たりにすると

想像以上の腐敗具合で驚かされます。

 

外壁が壊されて

構造部の木材がむきだしになり

腐敗箇所があちこちで

露見しております。

 

いくら修繕を重ねても

限界があったことを

思い知らされます。

 

10月もあっという間に

残す所あと数日です。

 

今月は

とにかく慌ただしい一月で

本堂建替事業に関連することに

多くの時間と労力が

つぎこまれました。

 

それに加えて

仕上げなければならない原稿も

何とか書き上げることが出来

拙僧(副住職)個人として

今月やらなければならない

大きな勤めとしては

明日の研究発表のみ

といったところです。

 

明日の研究発表は

生まれてはじめての

オンラインでの発表

ということもあり

若干不安がありますが精一杯

つとめさせていただきたいと思います。

 

▼本日早朝

 

▼本日午後

 

▼腐敗した各所の様子

みるみると

解体工事が本格化して

まだ3日程ですが

見た目にも分かるほど

作業が進められております。

 

戸、窓、ガラスが外された上

外壁のモルタルが

ほとんど砕かれました。

 

それと本日は

新調した焼却炉2基が

届けられました。

 

焼却炉は配送にて届けられたのですが

配送トラックが進入路の坂を

上がることが出来ず

解体業者さんに軽トラを出してもらい

設置予定箇所に運んでいただくことに。

 

大きな車の出入りが盛んな昨今

同じ様なことが続いておりまして

この進入路は

早く工事していただければと

思っております。

 

ちなみに

この進入路の工事については

担当業者さんが本日

お見えになり

11月中旬から始まる旨

お話されていらっしゃいました。

 

話を戻して

焼却炉のお話に。

 

新たな焼却炉は1基につき

コンクリートブロック4個を敷いて

その上に置けば良いと

うかがっていたので

設置予定場所にブロックを

置いてみたのですが

設置場所の傾斜が思いの外

きついため

本日の設置は見送りして

梱包を解くにとどめました。

 

焼却炉はお焚き上げで

どうしても使うものなので

近いうちに地ならしをして

きちんと設置したいと思います。

 

▼今朝の本堂

 

▼午後の本堂

 

▼新調した焼却炉

 

▼焼却炉設置場所

傾斜の関係で

本日の設置は断念しました。

 

▼進入路の工事資料より

本堂建替の施工部会が行われました

本日は本堂建替の工事について

施工部会という会議が

行われました。

諸工事の工程についてや

設計についての審議がなされ

内容がこれまで以上に

具体的かつ詳細に

なってまいりました。

 

個人的に一番気になっていた

祭壇部分の寸法についても

だいたい方向が定まり

安心しております。

 

決めることは沢山ありますが

順調に進められていることは

本当にありがたいことです。

 

解体が進められている

本堂ですが

ケヤキの柱が

虫に食われてかなり傷んでいたり

屋根裏を見上げると

大きな隙間が見えたりと

かなり老朽化していたことが

よく伝わってきます。

 

ギリギリのタイミングで

本堂建替に取り掛かることが

出来たのではないかと思います。

 

まだ公表出来ませんが

新本堂の図面は

とても良い具合に

仕上がってきております。

 

事業の進捗についてですが

本日の会議によると

11月中には本堂の建物自体の解体は

終わる見込みだそうです。

 

それ以降に付属棟の解体ほか

撤去作業に取り掛かる

とのことでした。

 

解体後は境内周辺の木々の

剪定・伐採も来ないますが

こちらはまだ詳細未定で

見積もりをお願いしている所です。

 

新本堂の基礎工事は

来年6月頃になるそうで

建て方の開始は来年秋になると

施工業者の松本工務店さんは

お話されていらっしゃいました。

 

新本堂は令和4年10月頃

完成の予定ですが

建立工事が終わった後で

外構工事を行うということになりました。

 

外構工事については

詳細はまだ未定で

今後詰めてまいります。

 

お地蔵さまのご縁日

24日はお地蔵さまのご縁日です。

 

お地蔵さまは

正式には地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

というお名前です。

 

通常ですと

菩薩のお姿は

多くの装飾を身に着けた

菩薩形(ぼさつぎょう)という

形態なのですが

地蔵菩薩は菩薩でありながら

質素な僧形(そうぎょう)という

お姿をしております。

 

子どもとご縁のある

仏さまとしても有名です。

 

普賢院にも

お地蔵さまは

いくつか祀られており

古くから篤く信仰されてきました。

 

少し前に

身の丈20cm弱の

古いお地蔵さまを

弘前の仏師・小堀寛治さんに

修復していただきました。

 

小さいながら

とても丁寧に作仏された

端正なお地蔵さまです。

 

そのお地蔵さまには厨子がなく

お仏像のみでお祀りされていたので

版木入れとして使っていた

古い木箱に

地蔵堂で使われていた戸帳を

裁断したものを設え

その中にご安置いたしました。

 

現本堂の地蔵堂で

飾られていた戸帳は

新本堂で使う予定が

なかったのですが

このような形で

使うことが出来て

とても良かったと感じます。

 

さらに小型須弥壇に

厨子を安置しまして

とても厳かになりました。

 

こちらのお地蔵さまは

新本堂の地蔵堂で

子安さま(子安地蔵)の隣に

お祀りする予定です。

 

 

▼仮地蔵堂(位牌堂)の子安地蔵

新本堂の地蔵堂では

主尊としてお祀りされます。

堂内解体が本格化しました

本格的に解体作業が始まりました。

 

まずは堂内から解体ということで

本日から業者さんが入りました。

 

ここ1週間程は

堂内解体を進めるそうです。

 

業者さんの手際良さは流石で

一気に本堂が

ほどかれております。

 

これもまた貴重な機会なので

出来る限り記録をとりながら

解体を見守ってまいります。

 

明るく安らぐ位牌堂

普賢院の位牌堂は

ふれあい豊山館2階にあります。

 

晴れた日は

とても明るく

安らぐ空間だと感じます。

 

(夏場は暑くて大変ですが。)

 

先月末の

本堂引っ越し作業で

本堂にあったソファーを

位牌堂に搬入しました。

 

位牌堂の一角に

テーブルを囲むように

配置してみたのですが

これがまた良い感じに

落ち着きました。

 

新たな憩いの場として

活用出来そうだと

感じております。

 

位牌堂は

仮本堂と仮地蔵堂を

設営する関係で

お祀りされている仏像や

設えられていた仏具をはじめ

多くの物を移動したのですが

まだまだ整理が必要な状態です。

 

年末の大掃除の時に

整理を仕上げようと思います。