全国奉詠総本山長谷寺大会に来ております

本日より

御詠歌の大きな行事のため

奈良県桜井市にございます

総本山 長谷寺に来ております。

 

真言宗豊山派の御詠歌は

豊山流(ぶざんりゅう)という

流派になります。

 

今回は豊山流御詠歌を統括する

豊山派大師講の創立70周年記念の

全国奉詠総本山長谷寺大会のため

長谷寺に登嶺しております。

 

今回の大会にあたり

拙僧(副住職)は微力ながらも

企画検討委員なるものに任命され

会議にも出席させて頂き

諸先生方や先輩方から

色々と学ばせて頂きました。

 

全国各地から

お集まりになられる皆様と

本山にてご一緒させて頂く

貴重な機会なので

充実した時間にしたいと思います。

 

大会の様子は

また後日お伝えさせて頂きます。

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【参加者募集】11/19寺子屋ws『香りのこころ』

香りに託されたメッセージを

紐解きながら

様々な切り口で香りに触れる

寺子屋ワークショップ

『香りのこころ〜ともしびと、いろどりと〜』。

 

第7回目は香りと同様

仏道において

深いメッセージを持つ

「ともしび」をテーマに

その場にいる全員が参加して

アロマキャンドルランプを作り上げます。

香りのイメージを絵に描き

次の人に伝えていくアートリレー。

 

それを1人あたり約1分ずつ

繰り返すことでいま・ここの

出会いの中でしか生まれない

アロマキャンドルランプが完成します。
こころを照らすともしびを

こころを1つに豊かに彩ってみましょう。

 

日程:平成30年11月19日

時間:午前10時〜正午

会場:普賢院 ふれあい豊山館

会費:2000円

定員:10名

法話:副住職 品田泰峻

香り:かわいいアロマひつじや 小松美央

アート:書とアートの工房 くるみのひろば

申込締切:11月17日

 

※ご参加をご希望の方は

お申込み下さいますようお願いいたします。

お申込みはメールで承ります。

メール fugenin643@gmail.com

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南祖坊伝説の諸相② 阿闍梨と化す南祖坊

拙僧(副住職)は昨年秋より

真言宗豊山派の研究機関に

所属することになって以降

十和田湖南祖坊(なんそのぼう)伝説を

仏教的視点から改めて紐解き整理し

研究を進めております。

 

研究を進めているとはいえ

他にも研究テーマがあるので

南祖坊伝説について

本年は史料の整理や

史料収集や参考資料・文献の収集が

主な作業となりました。

 

研究のための準備といったところです。

 

とはいえ

新たな気づきがあったり

新たな道筋が見えたりと

有意義なことがありました。

 

まとめるにはかなりの時間が

かかると思いますが

丁寧に整理したいと思います。

 

前置きが長くなりましたが

今回は「南祖坊伝説の諸相②」として

史料に記される“南祖坊像”の

一旦が垣間見られる部分を

少しだけピックアップ

したいと思います。

 

『来歴集』(元禄12(1699)年)

という書物に所収の

「十和田沼 亦十和田」に

難蔵坊(南祖坊)は

額田嶽熊野山十瀧寺住職で

幼名を額部麿といい

神通力があったとあります。

 

また「或説」として

南蔵坊(南祖坊)は

糠部三戸永福寺六供坊の

蓮華坊の住侶であり

斗賀の観音堂を建立した

ことが伝えられます。

 

さらに同箇所には

永福寺什物として

南祖坊が自ら画いた

両界曼荼羅があり

裏には康元(1256-1257)の年号が

書いてあったとあります。

 

さらに続けて

その曼荼羅は

延宝年中(1673-1681)の

永福寺が焼失した際に

燃えてしまったと書かれております。

 

これとほぼ同内容のことが

『吾妻むかしものがたり』

で紹介されております。

 

『盛岡砂子』『邦内郷村志』

『奥々風土記』では

南祖坊が自ら書いた

不動尊一軸があり

その不動明王はあたかも

生きているようで

“霊容猛威”でその両目は

拝者を追うかのような

威容であるといったことが

紹介されております。

 

この不動尊一軸ですが

明治になり廃寺となった

盛岡永福寺が再興された記念に

発行された『永福寺物語』によれば

所在不明とのことです。

 

『盛岡砂子』では

永福寺住持(住職)は

「位 権僧正に至る」とあります。

 

多くのことに触れながら

お話すれば良いのですが

かなり専門的になってしまうので

細かな説明は省略してお伝えすると

南祖坊が阿闍梨(あじゃり)という

非常に尊い位の

僧侶として描かれております。

 

さらっと書かれてある部分ですが

仏教的(真言宗的)視点で

紐解くと重要な意味が

含まれているのです。

 

曼荼羅を画くことが許されるのは

阿闍梨(詳しくは伝燈大阿闍梨)です。

 

不動尊一軸を自らが画いたという

部分からも南祖坊が阿闍梨として

描かれていることが伺えます。

 

記しはじめると

止まらなくなりかねないので

ここまでにしたいと思います。

 

今回は

「南祖坊伝説の諸相②」として

阿闍梨として描かれる南祖坊について

紹介させて頂きました。

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11/13マンダラエンディングノートワークショップのお知らせ

法話を交えながら

マンダラエンディングノートを

手がかりとして

ご自身とお向き合いになりませんか?

 

法話は拙僧(副住職)が担当いたします。

 

その時々の話題に沿いながら

様々にお伝えさせて頂きます。

 

マンダラエンディングノートの

ワークはハーモニールイさんが

ご担当下さいます。

 

11/13のテーマは

「大切な人へのメッセージ」

「葬儀」の2点です。

 

殊に葬儀については

色々と不安な点が

多いことかと思います。

 

この機会に

色々と思いを

めぐらせてみませんか?

 

ご興味をお持ちの方は

是非ご一緒下さいませ。

 

詳細は下記を

ご参照下さい。

 

▼ワークショップ詳細

https://fugenin643.com/blog/マンダラエンディングノートワークショップのお/

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蛇王の松

三戸郡の田子(たっこ)町に

鎮座する蛇王神社。

 

山深い場所にあります。

 

青森県内では最も大きなアカマツがあり

このアカマツ自体が

山の神の御神体とされます。

 

とても立派なアカマツです。

 

幹周6.88メートル

樹高22メートル

推定樹齢は370年だそうです。

 

その傍らに社殿があり

社殿には蛇王権現という

龍神が祀られます。

 

もともと社殿の御神体は

現在とは別だったようで

『巨木と伝説の郷たっこ町』

という資料によると

蛇王神社の御神体は

左手に宝珠

右手に剣を立て

龍を随えている

女神の立像で新しい木造

と書かれております。

 

文面だけからですと

この御神体は弁財天なのかもしれません。

 

また同資料によれば

昭和54年の棟札には

三戸町の妙光寺という日蓮宗の

お寺のご住職の名があるので

日蓮宗との関係で捉えると

七面大明神という尊格とも考えられます。

 

弁財天にしろ

七面大黒天にしろ

龍神と深く関わりのある尊格です。

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秋が深まるみろくの滝

田子(たっこ)町の

みろくの滝。

 

弥勒菩薩を信仰していた

キュウ岳坊という僧侶が

断食修行の果てに

この地で亡くなり

村人が弔いのために

中岳に慰霊碑を建立したそうです。

 

その僧侶にちなんで

この滝はみろくの滝と

呼ばれるようになったと

案内されております。

 

青森県立郷土館の資料によると

この滝はデイサイト質の

火砕岩(新第三紀 中期中新世)からなり

高さ30メートル幅20メートルもの

とても大きなものです。

 

青森県内は

紅葉が見頃です。

 

みろくの滝の

水の音に耳を傾けながら

深まる秋を

感じられてはいかがでしょうか?

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11/7「龍の特別授業」開催のお知らせ

当山には龍にまつわる行海伝説

七崎姫伝説

南祖坊伝説が伝えられます。

 

仏道において

龍は深い意味を持ちます。

 

仏道に限らず

龍は太古の昔より

畏れ崇められてまいりました。

 

「龍の特別授業」は

龍をテーマとした

お話がメインのひとときです。

 

語り手は副住職に加え

“龍使い”ハーモニールイさんにも

加わって頂きます。

 

龍をテーマに

幅広くお話させて

頂きたいと思います。

 

お話だけでなく

途中ご祈願のお勤めを行ったり

御朱印帳や当日限定の御朱印の授与所や

物販ブースも用意する予定でおります。

 

龍の特別授業、是非ご一緒下さいませ。

 

日程:平成30年11月7日

時間:10時〜12時半

会費:1500円

会場:普賢院本堂

 

※会費の一部は

国際協力活動への寄附に

あてさせて頂きます。

 

※お申込みは不要です。

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かんのんまいり 南宗寺横枕観音

糠部(ぬかべ)三十三観音霊場

第11番札所

南宗寺横枕観音。

 

南宗寺は

八戸南部藩の菩提寺です。

 

月渓山南宗寺という名は

南部利直公と関わりがあります。

 

南部利直公は

自身を南祖坊(なんそのぼう)の

「生まれ変わり」であるとした方で

戒名は南宗院殿月渓晴公大居士です。

 

南宗坊は十和田湖の主である

青龍大権現となったとされる

伝説の僧侶で

当山にて修行したとされる方です。

 

南部利直公の戒名が

月渓南宗寺という

お寺の名の起源となっております。

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御朱印帳で国際協力しませんか?

様々な国や地域の生地で仕立てた

グローバル御朱印帳。

 

副住職妻が生地を取り寄せ

御朱印帳の表紙を仕立てたものです。

 

手作りゆえ

大量に在庫があるわけではありませんが

少しづつバリエーションが

増えてまいりました。

 

こちらは一冊2500円にて

お渡しさせて頂き

そのご浄財の一部は

国際協力活動への寄附に

あてさせていただきます。

 

御朱印帳で国際協力しませんか?

 

入り用の方には

お渡しいたしますので

お寺にお声がけ下さいませ。

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人生の地図を描く時間

10/22は

マンダラエンディングノートワークショップが

開催されました。

 

このワークショップは

法話を交えつつ

8つのテーマから構成される

マンダラエンディングノートを

用いて自身と向き合うものです。

 

今月より月1回

各2テーマずつ取り上げて

マンダラエンディングノートを

仕上げてまいります。

 

このエンディングノートは

ファシリテーターである

ハーモニールイさんの

説明を頂きながら

ワークを進めます。

 

第1回目は

「私の人生」

「病気・介護状態になったら」

の2つがテーマでした。

 

ご参加の皆様との共有の時間もあり

実に深い学びや気づきに満ちた

時間であったように思います。

 

次回は11月13日の開催です。

 

テーマは

「大切な人へのメッセージ」

「葬儀」

の2つとなります。

 

各回単発での

ご参加も承っておりますので

ご興味をお持ちの方は

是非ご一緒下さいませ。

 

詳細は下記をご参照下さい。

 

▼ワークショップの日程など

https://fugenin643.com/blog/マンダラエンディングノートワークショップのお/

 

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