きれに花咲く
木槿(むくげ)に
黒い蝶がとまる光景。
まさに自然美。
夏から秋にかけて
花咲く木槿の花をみると
秋への移ろいを感じさせられます。
2日前まで軽く30℃を超えていましたが
昨日と今日は天候が崩れたこともあり
一気に気温が下がりました。
かなりこたえる暑さが続いていた中での
涼しい日和だったので
とても過ごしやすく
ありがたささえ感じられました。
雨と風の音に加え
秋の虫の声が境内に響き
情緒ある8月末日となりました。
年々気温が上がっているように
思われますが
今後どんどん
上昇していくのでしょうか。
先日行われた本堂建設委員会の会議で
新本堂に大掛かりな冷暖房設備を
備えるかどうか話題にあがりましたが
新本堂全体に冷暖房をきかせるとなると
2000万以上の設備費がかかる上
維持費も想定しなければならない
ということで
冷暖房完備ではなく
一部のスペースに設置することに
話がまとまったのですが
今年の夏のような暑さが
スタンダードになるのであれば
やはり考えさせられます。
冷暖房完備とまではいかなくとも
今後は暑さ対策も
しっかりしなければならないと
感じさせられた夏となりました。
瞑想で心身を整え
民族楽器演奏にひたり
精進カレーでお腹と心を満たす
素敵な催事が9/8の
午前10時より催されます。
奈良裕之(ゆうじ)さんと
心身をときほぐす時間を
ご一緒しませんか?
日程:令和2年9月8日
時間:午前10時〜正午頃
会場:普賢院本堂(変更の場合あり)
会費:2000円
どなた様でもご参加頂けますので
ご興味をお持ちの方は
お気軽にお問い合わせ下さい☆
見慣れた光景を
目にすることが出来る
最後の夏。
今回は写真集「その3」として
快晴となった令和2年8月25日に
撮影した写真を掲載します。
28日は不動明王のご縁日です。
本日も有縁の方と
不動明王を本尊として
護摩祈祷を
勤めさせていただきました。
来月は秋彼岸を終えて
本堂解体に向けた
引越作業を仕上げるので
今回の一座が現本堂での
最後の不動護摩と
なるかもしれません。
このお堂で
護摩を修法出来るのも
あとわずか。
一座一座を
大切に修法させて
いただきたいと思います。
8/27の東奥日報朝刊に
当山の本堂建替の記事が
掲載されました。
地域の新聞に
取り上げていただくことは
とてもありがたいことです。
よろしければ
是非お手にお取りいただき
お読み下さいませ。
残暑が厳しい日が続いていますが
青空がきれいな日も続いております。
つい先日
本堂建替をご担当いただく
松本工務店より
現段階での設計図が
届けられました。
本設計は
今後詰めていくことに
なりますが
新本堂の概要が
徐々に固まってきました。
取り決めの関係で
設計図についての詳細は
まだお伝え出来ませんが
とても素晴らしい
新本堂になりそうです。
お仏像を
お祀りする各スペースについては
各所に安置する
お仏像の大きさを踏まえて
細かな調整を
お願いする予定ですが
新本堂内陣も観音堂も地蔵堂も
一層厳かになるように思います。
ここにきて
判断すべきことや
やらなければならないことが
続出しておりますが
ひとつひとつ丁寧に
向き合っていきたいと思います。
8/23に寺子屋ワークショップ
『お寺ヨガ』をオンラインで
開催いたしました。
本年は
ウイルス蔓延という状況もあり
オンラインでの取り組みを
模索しつつ研究を重ねています。
お寺ヨガは
本年6月に一度オンラインで
開催させていただきました。
その経験を踏まえ
さらに準備を進めての
開催となりました。
前回に比べると
格段に質が向上したように
感じております。
今回の開催でも
色々と課題を得たので
次回につなげたいと思います。
場所は違えども
時間を共有することが出来る
オンラインという方法は
様々な可能性があると感じています。
実際に本年は
関東在住の方が
オンラインでご法事に
ご参列されたケースもありますし
全国的にオンラインでの取り組みが
多く見られるようになりました。
色々なことを想定しながら
オンラインに関する
学びも深めていきたいと思います。
見慣れた光景を
目にすることが出来る
最後の夏。
快晴となった
令和2年8月20日に
各所の写真を撮りました。
今回は写真集「その2」です。
本堂解体に向けた引越作業も
大詰めを迎えています。
今春に完成した倉庫には
大分物が収められてきました。
引越作業は
歴史と向き合う作業でもあり
歴史的なものを扱うことも
しばしばです。
本日も一つ貴重な宝物(ほうもつ)を
扱わせていただいたので
紹介させていただきます。
本日紹介させていただくのは
江戸期の香炉(こうろ)で
こちらは江戸時代の当山本坊である
盛岡永福寺住職もつとめた
宥瑗(ゆうえん)上人が奉納したものです。
宥瑗(ゆうえん)上人は
当山本尊として祀られる
愛染明王像を文化7年(1810)に
奉納された方でもあります。
文化7年に
当山が火災に見舞われたことをうけ
同年にお仏像をご奉納下さいました。
現本堂は
文化7年の火災をうけ
文化8年(1811)に再建されたもので
この現本堂は本年10月より
解体が始まり
令和4年秋に新本堂が完成する予定です。
今回とりあげた香炉は
前回の本堂建替にまつわるものであり
当山の歴史を今に伝える
貴重な仏具です。
足が一部破損しているのですが
何かしらの形で
有縁の方々のお目に触れて
いただけるように
考えたいと思います。
▼江戸期の香炉[施主・宥瑗(ゆうえん)上人]
40年以上使っている
年季の入ったテーブル。
もともとは
古い庫裡(くり、住まいの意)で
使われていたもので
現在は本堂の配膳室で
使われています。
10月より本堂とその付属棟が
解体されるため
建物内にある全ての物を
搬出するなり
処分するなりする必要があります。
10月からの解体開始ですが
秋彼岸もありますし
日常の法務もあるので
引越作業に本腰を
入れることが出来る日数には
限りがあります。
割ける時間を
なるべく引越作業にあてながら
10月から始まる解体に
そなえたいと思います。
そんな作業の一環で
現本堂の配膳室のテーブル全体に
電動サンダーをかけて
蜜蝋クリームで仕上げをして
寺務室のテーブルとして
今後使うことにしました。
思った以上に時間がかかりましたが
思い出深い作業となりました。
これからは
寺務室のテーブルとして
大いに活用させていただきます。