本年一年
大変お世話になりました。
令和4年は
拙僧泰峻が住職として迎えた
初めての年でもあり
年頭から目一杯
励ませていただきました。
さらに
本年は念願叶って
新たな本堂が完成し
それに伴う諸行事も
全て滞りなく終えることが出来ました。
先代住職の本葬と
拙僧泰峻の晋山式も予定されたうえ
便壇灌頂(びんだんかんじょう)という
阿闍梨(あじゃり)となるための
とても大切な儀式にも
臨ませていただき
本当に目まぐるしい一年でした。
当山有縁の方々の
法務(葬儀や法事や祈願)も
例年よりも多く行われましたし
所属させていただいている
宗派の研究機関の職務も
びっくりする程立て込み
一時はどうなることかと思いましたが
何とか乗り切ることが出来ました。
これらは
檀信徒の皆様はじめ
有縁の皆様の
お力添えやお励ましの
おかげと感謝しております。
本当に多くの方に
助けていただきました。
このご恩に報いるためにも
明年も一層精進させていただき
お寄せいただいているご期待に
お応えできるよう
勤めさせていただく所存です。
本年一年
お世話になった全ての方に
重ねて感謝申し上げます。
どうぞ
良いお年を
お迎え下さい。合掌
令和4年12月31日
普賢院住職 品田泰峻
除夜の鐘リレー2022のご案内
明日は大晦日です。
昨年同様
今回も有志の方のお力添えをいただき
鐘をつきつないぎ
願いをつなぐ形式で
除夜の鐘を行わせていただきます。
ご参加いただける方は
午後2時半から
本堂内で受付を開始するので
そちらで整理券と受付用紙を
お受け取りいただき
受付用紙へのご記入を
お願いいたします。
本堂にて
ご参加の皆様を
お加持(お清め)した後に
午後3時頃から順次
ついていただきたいと思います。
受付用紙には
整理番号・お名前・願い事を
お書きいただくのですが
夜の年越法要にて
本尊御宝前に奉奠して
重ねて捧げられた願いの成就を
祈らせていただきます。
どなた様でもご参加いただけますので
ご都合のよろしい方は
ぜひご一緒下さいませ。
授与品のご案内
大晦日の午後より
授与品(お守りやお札)を用意します。
年が改まるにあたり
お守りやお札を
準備してはいかがでしょう?
授与所は
本堂内に用意するので
入用の方はお寺の者に
お声がけ下さいませ。
本堂内に誰もいない場合は
庫裏(くり、住まいの意)の方へ
お声がけ下さい。
年越法要のご案内
大晦日夜は午後11時半より
住職が除夜の鐘をつかせていただき
その後
午後11時50分頃より
年越法要をお勤めします。
新本堂が完成して迎える
初めての年越しとなります。
メモリアルな年越しを
ご一緒しませんか?
現在の本堂の照明は調光が可能でして
タブレットでコントロールすることが出来ます。
この機能
これまで法要で使ったことはないので
年越法要では
夜間の法要の雰囲気も考慮した
照明具合に設定して
お勤めをしたいと思います。
どなた様でも
ご参加いただけるので
ぜひご一緒に
年をまたぎましょう。
元日護摩のご案内
元日は
午後3時から本堂内にある観音堂にて
護摩をお勤めします。
新本堂での初めての護摩となります。
本年の新春祈祷は
歴史ある当山の新本堂での
初護摩で祈りを捧げませんか?
こちらもどなた様でも
ご参加いただけるので
ご都合のよろしい方
ご興味をお持ちの方は
ぜひお運び下さい。
路面凍結により
ツルッツルになる境内の
安全対策として
ラバーマットを一部区間に準備しました。
本堂から仁王門までの区間は
ラバーマットで動線を
確保したので
格段にご安心いただけると思います。
あとの箇所は
融雪剤の散布で対応したいと思います。
会館周辺も凍結すると
足元がかなり危険なので
出来る限り本堂からお入りいただき
会館2階の位牌堂へ
お進みいただけると良いかと思います。
12/12に行われた
本堂落慶式のフォトムービーを
編集してアップしました。
改めて振り返ってみると
あの非常に慌ただしい中
よく無事に終えることが
出来たものだと感じます。
落慶式では
大般若転読会(だいはんにゃてんどくえ)
という法要を行いましたが
これは当山では
200年以上振りの開催でした。
しかも
お寺にもよりますが
僧侶としても本山での研修・修行や
節目節目の大きな儀式でしか
お勤めしないものです。
本年は一年を通して
あれこれとバタバタしていたので
まとまった時間を取って
大般若の法要を行うための
研鑽をすることは
ほとんど出来なかったのですが
不思議なもので
身体が覚えているような感じで
スムーズに導師を
勤めさせていただくことが出来ました。
その時々の修行を
大切にすることを
心がけてきたのが
良い結果につながったのではと
自身では捉えております。
12/11に行われた
本葬・晋山式(しんざんしき)の
フォトムービーを作成してアップしました。
先日公開した動画に比べ
全体的な様子が
分かりやすいかと思います。
ぜひご覧くださいませ。
年末恒例で
本年も書類作成に追われています。
毎年毎年
スリル満点な年末なのですが
本年は過去最高に
スリル満点に感じます。
年頭にあたり
檀家の皆さまにお渡しする
本堂建設委員会の収支決算報告書に
掲載する挨拶であったり
6年間の総括であったりを
本日午前中に何とか仕上げて
印刷サイトへの入稿が終わったかと思えば
役員総会と新年会の案内を作成するために
新年会でお手伝いいただくお店の大将に
急いで確認を取ってから
ご案内の文書と出欠ハガキを作成して
封筒に入れて宛名ラベルを印刷して
ペタペタ貼って封をとじて
法事をご一緒して
先日買い忘れた正月飾りを買い足して
などなど目まぐるしくしており
現在は寺報『おてらだより』と
『おてら通信』の
作成に取り掛かっております。
目標とする期日内の完成が
かなり難しくなってきましたが
根性で何とかしたいと思います。
そういう現況報告は
この辺にいたしまして
年末年始のご案内を
少しさせていただきます。
今度の年末年始も
いつくか工夫を重ねて
執り行わせていただきます。
大晦日の午後3時から
除夜の鐘リレーを開催することは
先日もご案内した通りです。
夜の除夜の鐘は
大晦日の午後11半からつくのですが
その後本堂で行う法要のやり方を
少し変えたいと思います。
これまでは
元日午前0時から
年頭祈祷法要と銘打って
法要を行っていましたが
今回は大晦日の午後11時50分から
法要をスタートして
年をまたがせていただきたいと思います。
なので
年越法要(としこしほうよう)として
本尊御宝前にてお勤めさせていただきます。
旧本堂では
本尊内陣にてお勤めした後
引き続いて観音堂での法要を
行っておりましたが
この形式も変更いたします。
これは
色々と考慮しての変更です。
夜の年越法要は
本尊内陣でのみ行いまして
観音堂での法要は
午後3時から護摩を
お勤めいたします。
年末年始の法要等については
今後ご案内を重ねてまいります。
ご都合のよろしい方は
ぜひご一緒下さいませ。
ご縁あって
一昨年から年末に開催している
太陽礼拝(たいようれいはい)。
太陽礼拝という
一連の動作を
108回繰り返すという
何ともストイックな行事です。
ストイックではありますが
様々なご縁で彩られて
ほっこり和やかな時間となりました。
本年の太陽礼拝の様子を
お伝えする動画を用意したので
ご覧いただけると嬉しいです。
毎月24日は
お地蔵様のご縁日です。
当日だけでなく
宵宮のように前日も
“ご縁日”に含めることもあります。
普賢院本堂は
主に3つのお堂から成っています。
その3つとは
愛染堂(あいぜんどう)
観音堂(かんのんどう)
地蔵堂(じぞうどう)です。
現在の本堂建立の際に
用意した棟札(むなふだ)も
3枚したためさせていただきました。
愛染堂は本尊の愛染明王が
祀られる中央の内陣のことです。
観音堂は
中央内陣に向かって左側のスペースで
七崎観音(ならさきかんのん)はじめ
多くの仏像が祀られています。
中央内陣に向かって右側のスペースが
地蔵堂になるわけですが
この中央に子安地蔵(こやすじぞう)が
主尊として祀られています。
子安地蔵は
当地域では子安様(こやすさま)と呼ばれ
子どもと特に縁が深いとされます。
子安様は
子どもを胸に抱いたお姿をしており
とても柔らかな雰囲気のお地蔵様です。
子安様には
子宝祈願や安産祈願や成長祈願に加え
先立った子どもたちのご供養への思いなど
様々な願いが託されております。
それらの願いが結ばれるよう
本年最後のご縁日にあたり
祈りをお捧げいたしました。
本年も除夜の鐘リレーを開催します。
除夜の鐘を
一緒につきませんか?
ご一緒いただける方は
お一人2回ずつ
鐘をついていただきます。
午後2時半から
参加者の受付をさせていただき
午後3時からつき始めていただきます。
会費は特に設けませんので
よろしければ
お気持ちの程
賽銭箱にお賽銭として
お入れ下さい。
老若男女不問
ご家族連れ大歓迎です。
また本年は
住職の弟子であり
元ボディビルダーでもある
中野太陽さんが
鐘1回ごとにスクワットを行うという
ちょっとしたチャレンジがあるのですが
スクワットをご一緒下さる有志も
募集中です。
さらに本年は
ティラノサウルススーツをお持ちの方が
何名か駆けつけて下さることになったので
昨年以上に盛り上がる予感がします。
ご興味をお持ちの方
ご都合のよろしい方
どなた様でもご一緒いただけるので
ぜひお運び下さい。
▼昨年の様子
12/11に本葬・晋山式
12/12に本堂落慶式が
多くのご助力のおかげで
天候にも恵まれた中で
行われたわけですが
今ふり返ると
その2日間が
ベストタイミングであったと
感じられるエピソードを
備忘録も兼ねて
紹介したいと思います。
要するに
日程が一週間前か後だったら
大変だったな〜という
笑い話でございます。
まず
一週間早かった場合ですが
ちょうど八戸に
羽生結弦さんがおいでになっていて
アイスショーが行われていた関係で
市内のホテルが
一泊15万円以上という
異常事態になっていたうえ
とても混雑していたため
宿の確保が困難であったり
交通手段に影響が出たりと
様々なことが想像されます。
一部の有縁寺院方の
宿泊10部屋程を
当山で準備させていただいたのですが
羽生マジック期間であれば
お寺の会館に
雑魚寝していただかなければ
ならなかったかもしれません。
一方で
一週間後だった場合は
雪と寒さに耐えながらの
催事挙行となりました。
12/18は風雪に見舞われ
12/19は青空が見えたものの
厳しい寒さとなりました。
ということで
12/11と12/12が
奇跡的に天候にも恵まれ
まさにベストタイミング
だったと言えると思います。
そんな
笑い話でございます。