総代さんの葬儀でした

本日は

普賢院の総代を担っていただいた方の

葬儀が執り行われました。

 

口数は多くはなく

誠実に黙々と

諸事ご尽力下さった

生前のお姿が

鮮やかに思い出されます。

 

とても穏やかなお顔のご遺影で

今も安らかな境地から

お見守り下さっているように

思われました。

 

長い間

お力添え下さったことへの

感謝の思いも重ね

つつしんでお弔いの儀式を

ご一緒させていただきました。

 

新しい本堂の完成を

その目でご覧になって

いただきたかったという

思いが正直あります。

 

本堂建替は

議事として取り上げられてから

今日に至るまで約10年の

月日が経過しています。

 

その間には

沢山の出会いがある一方で

沢山のお別れがありました。

 

これまで

何度もお伝えしたように

今進められている本堂建替は

単に建物を建替えるという

意味に留まるものではありません。

 

深い意味のある

仏道としての浄行であると

拙僧泰峻は捉えております。

 

仏道としての浄行であるということは

供養や祈願といった意味合いも

含まれたものということです。

 

現在

進められている大事業が

無事に結ばれることが

世の平安への願いや

有縁の方々の諸願成就

さらには

有縁各家各人の菩提安寧に

つながると心から信じています。

 

 

 

境内整備も少しずつ進められています

 

▼歴代住職墓建立碑の移設が完了しました。

 

▼階段に庭園灯を2基設置します。

 

▼修行法師周辺の石碑を整理・再配置しました。

青空広がる快晴のひとときの写経カフェ

寺子屋ワークショップ

写経カフェが開催されました。

 

ご一緒下さった皆様

大変おつかれさまでした。

 

本日の様子をお伝えする

映像を用意したので

ぜひご覧下さい。

 

写経カフェは

奇数月25日に開催しております。

 

ここ2年は

小規模での開催を重ねてまいりましたが

次回位からは以前のように

開催日時をお知らせして

参加をご希望の方にも

ご参加いただけるようにしようと

考えております。

 

本堂内部の工事も順調です

本堂内部では

左官工事が順調に進められ

壁の漆喰(しっくい)も

徐々に仕上がってまいりました。

 

また

クロスを貼る作業も

一気に進みまして

堂内の様子を拝見すると

完成が近づいていることを

実感させられます。

 

堂内の様子をお伝えする

映像を用意したので

ご覧いただいて

進捗状況をご確認いただけると幸いです。

 

仏像の修繕と造立を振り返る

平成29年より6年計画で

本格的に始動した本堂建替事業では

多くのご協力のおかげで

主要なお仏像の修繕や造立も

行うことが叶いました。

 

当山は歴史が古いということもあり

とても多くの由緒ある

お仏像がお祀りされており

“見どころ”でもあります。

 

振り返りの意味もあり

お仏像の修繕や造立について

以下に簡単にまとめてみました。

 

今回は紹介出来ませんが

ひとつひとつに

エピソードがあります。

 

色々な方の

切実な願いが込められているものもあり

これまでの経緯を振り返ることで

そういったお心と

また向き合わせていただいたように思います。

 

①本尊・愛染明王

  • 江戸期の当山本坊(宝珠盛岡山永福寺)住職・宥瑗(ゆうえん)により文化7年(1810)奉納
  • 故・哘啓造(さそうけいぞう)氏のご寄進により、この度修繕

 

 

②普賢菩薩

  • 造立年代不明
  • 昭和4年(1929)に修繕し彩色が改められるも、経年劣化が著しかったため、この度修繕
  • 新本堂では本尊脇侍(わきじ)として安置

 

 

③十一面観音三尊(長谷式)

  • 造立施主(匿名希望)のご寄進により作仏
  • 当山の本尊はもともと十一面観音とされる
  • 総本山長谷寺の本尊と同形式で作仏
  • 新本堂では本尊脇侍として安置

 

 

④本 七崎観音(もとならさきかんのん)

  • 明暦元年(1655)南部重直公により奉納
  • こちらの観音像の御前立ちが現在秘仏として祀られる七崎観音(ならさきかんのん、「現 七崎観音」)
  • 破損箇所が多く、各所傷みも激しかったため修繕
  • 新本堂では観音堂内殿に安置

 

 

⑤大日如来

  • 年代不明
  • 蓮台・光背がなかったため、新たに制作
  • 厨子を新調
  • 新本堂では観音堂脇祭壇に安置予定

 

 

⑥不動明王三尊

  • 年代不明
  • 近世の文書によると、江戸期は本尊愛染明王の脇侍として祀られていた
  • 全体的に焼け焦げていた(文化7年[1810]の火災によるもの)
  • 本体の大きさにあわせ台座・光背・持物を新調
  • 脇侍の二童子を新調
  • 新本堂では観音堂脇祭壇に安置

 

 

⑦不動明王

  • 年代不明
  • 近世の文書によると、江戸期は本尊愛染明王の脇侍として祀られていた
  • こちらも全体的に焼け焦げていた(文化7年[1810]の火災によるもの)
  • 本体の大きさにあわせ台座・光背・持物を新調
  • 新本堂では観音堂脇祭壇に安置

 

 

⑧聖徳太子

  • 年代不明
  • 鋳造仏
  • 台座がなく自立出来なかったため、台座を新調

 

 

⑨子安地蔵

  • おいらせ町の旧家より奉納された子安さま
  • 破損箇所が多かったため修繕

 

 

⑩地蔵菩薩

  • 年代不明
  • 仏像のお足元にホゾ穴があり、もともとは台座があったと思われるが本体のみ祀られていたが、自立出来ない状態だったため台座を新調

 

 

⑪仁王

  • 享保3年(1718)9月に津嶋弥十郎清春が奉納
  • 材質は青森ヒバ
  • 仁王門建替・仁王像修繕・台座新調

薬師如来のおはなし①

これまでも

何度かお伝えしたように

薬師如来を新たに

お迎えすることになりました。

 

当山には

位牌堂中央祭壇に

十三仏が祀られており

その中に薬師如来も

いらっしゃいますが

単独の尊格として

祭祀される薬師如来は

ございませんでした。

 

そのため

薬師如来について

当ブログで取り上げることは

稀でありましたので

何回かにわたり

紹介させていただきたと思います。

 

観音菩薩は「観音さま」

地蔵菩薩は「お地蔵様さま」

不動明王は「お不動さま」

と呼ばれるように

薬師如来も「お薬師さま」

と呼ばれ親しまれてきた尊格です。

 

薬師如来は

日光菩薩(にっこうぼさつ)

月光菩薩(がっこうぼさつ)

を脇侍(わきじ)としており

さらに

十二神将(じゅうにしんしょう)という

武神をしたがえるとされます。

 

薬師如来と日光菩薩・月光菩薩を

あわせて薬師三尊(やくしさんぞん)

と称します。

 

もともとは

薬師如来が祀られていた

お堂(薬師堂)が

明治以降神社になったケースが

日本国内で多数ありますが

日月(にちがつ)社という感じで

脇侍仏の名が残ったケースが

見られます。

 

十二神将については

経典により名称が異なりますが

参考までに玄奘訳の

『薬師瑠璃光如来本願功徳経』

(通称『薬師本願経』)

に記されるものを紹介します。

 

  1. 宮毘羅(くびら)
  2. 伐折羅(ばさら)
  3. 迷企羅(めきら)
  4. 安底羅(あんちら)
  5. 頞儞羅(あじら)
  6. 珊底羅(さんちら)
  7. 因達羅(いんだら)
  8. 波夷羅(はいら)
  9. 摩虎羅(まこら)
  10. 眞達羅(しんだら)
  11. 招杜羅(しょうとら)
  12. 毗羯羅(びから)

 

梵字の音写ゆえ

聞き慣れない音の並びであるだけでなく

迫力ある漢字の羅列と

感じられるかもしれません。

 

十二神将は

それぞれの体の色や持ち物

さらには本地仏(ほんじぶつ)も

経典に記されております。

 

日光・月光両菩薩と十二神将は

とてもインパクトの強い特徴ですが

薬師如来といえば

十二大願(じゅうにだいがん)という

十二の大悲誓願(だいひせいがん)が

とても重要な意味を持ちます。

 

次回は

十二大願について

紹介させていただきます。

 

ガラッと

2年前の夏の境内の写真と

現在の境内の写真を

見比べると

当然のことながら

ガラッと変わりました。

 

2本の大きな結界杉と

イチョウの木を筆頭として

境内周辺の立木が伐採されました。

 

本堂の建設位置が

以前よりも奥側(西側)に

なったため

2020年と同じ位置から撮影した

写真には本堂が写っておりません。

 

それと

仁王門が新しくなりました。

 

夏頃から始まる

外構工事の後は

さらにガラッと

景観が変わることになります。

 

歴史の大きな転換点に

向き合わせていただいてきたことを

改めて痛感させられます。

 

一気に話が変わりますが

本日は豊崎小学校の校庭で

小中合同の運動会が

開催されました。

 

拙僧泰峻は

法務の都合もあり

冒頭のみ拝見させていただいたのですが

元気をいただいたように感じました。

 

未来を担っていくことになる

子どもたちの元気な姿は

地域を明るく

照らしているようにも感じました。

 

未来を担う子ども達のために

出来ることは

きちんと行わせていただこうとの

思いを新たにさせていただきました。

 

▼2020/8/21

 

▼2022/5/19

心地よい境内散策

本日は1日中

調べ物に勤しませていただき

頭がオーバーヒート気味の住職です。

 

最近のルーティーンワークは

夕方の境内散策です。

 

工事の進捗状況を

拝見させていただいたり

木々花々を眺めたりしながら

散策するのは

とても心地よいものです。

 

仁王門の屋根にも

銅板が葺かれ鬼瓦も

設置されていました。

 

立派な仁王門に

装い新たな仁王様が

お祀りされている様子は

とても神々しく感じます。

 

本堂と両脇建物の渡り廊下の

鉄骨が大分建てられました。

 

図面だけでは

イメージしにくかったのですが

なるほどこのような形になるのかと

ようやく理解いたしました。

 

さて

何日か前にもお知らせしましたが

新たに薬師如来像を

お迎えすることとなりました。

 

こちらのお仏像ですが

コサカ技研の

小坂明会長のご厚意で

ご奉納いただくこととなりました。

 

お仏像本体は

高さ143cmの

大きな脱活乾漆坐像で

お像が載せられている

高さ31cmの六角形形の台を

含めると

170cm以上の大きさとなります。

 

この素晴らしい薬師如来像は

会館の祭壇中央に

ご安置する予定です。

 

既存の祭壇は奥行きが50cm程なので

旧本堂で弘法大師と興教大師の

安置壇として使用していた台を

組み合わせて

薬師如来を安置するのに

必要な奥行きを

確保したいと

考えております。

 

薬師如来像を安置する祭壇は

90cm程の高さになるので

そこから170cm程の高さを

確保できるか確かめてみましたが

ちょうど納まる高さのようです。

 

ご安置するにあたり

様々な工夫をさせていただき

多くの方に

祈りをお捧げいただけるよう

準備を進めたいと思います。

 

▼仁王門の屋根

 

▼南西側からの外観(その1)

 

▼夕日

 

▼南西側の外観(その2)

 

▼正面外観

 

▼渡り廊下の鉄骨(その1)

 

▼渡り廊下の鉄骨(その2)

 

▼奉納される薬師如来像

5年ぶりの団参を計画しています

来年(令和5年)は

有志で総本山長谷寺(奈良県桜井市)へ

おもむく計画をしております。

 

来年は

弘法大師生誕1250年ということで

全国各地の各寺院ごとに

お声がけをして有志を募り

本山へ登嶺(とうれい)する

団参(だんさん、団体参拝の意)実施が

勧奨されています。

 

弘法大師御生誕の催事として

ということに加え

普賢院としては

前住職本葬

現住職晋山式

新本堂落慶式

という大きな行事を

終えて迎える年に当るので

団参を実施したいと思います。

 

前回の団参は平成30年(2018)で

今度の開催が令和5年(2023)なので

実に5年ぶりのこととなります。

 

行き先は

本山を含む

奈良・京都方面で

期間は2泊3日

予算は15万円前後(前回は14万7千円)

定員は20名程

を予定しております。

 

正式なご案内は

令和5年1月に

させていただきます。

 

前回の団参は

とても有意義で楽しいもので

思い出深いものでした。

 

今度の団参も

良いものになるよう

準備をすすめてまいります。

 

 

▼前回の団参(本山での記念写真)

本堂建設工事の様子をお伝えします

本年の4月と5月は

風が強まることが多く

なかなかドローンを

飛ばせないでいましたが

久しぶりに穏やかな日和となったので

工事の様子を撮影しました。

 

そういえば

1年前の令和3年5月19日は

地鎮式(じちんしき)が

行われました。

 

1年前は更地の状態でしたが

1年が経過して

同地に立派な本堂が建っていることに

感慨深いものがあります。

 

 

▼地鎮式の様子(2021/5/19)

 

トンネルを抜ける

本年3月まで

論文やら発表やら

あれこれに追われ

何とか全て終えることが

出来たのですが

その“反動”で最近まで

困憊気味に過ごしておりました。

 

今後に控える大きな行事の

詳細を詰めなければならないですし

決めなければならないことも山積みですし

調べ物もたまっているのですが

どうも身に入らない状態でした。

 

日々の法務ほか諸務もあって

エンジンがかかりきっていないような

具合が続いていた約2ヶ月でしたが

気候も穏やかになったせいか

調子が上がってまいりました。

 

この勢いを大切にして

心機一転

励ませていただきたいと思います。