本堂建替のスケジュールが大まかになってきました

5月の末日は

本堂建替をご担当頂く業者さんを交え

建設委員会の三役と会計の方々に

お集まり頂いて会議が開催されました。

 

これまでの経過や

今後の大まかなスケジュールについて

大分クリアになってまいりました。

 

新本堂の基礎工事は

令和3年春に開始される

予定だそうです。

 

そして建方開始は

令和3年秋になる見込みです。

 

現本堂解体の時期は未定ですが

解体が済まなければ

境内外周の木々の剪定を

行うことが出来ないため

秋彼岸後に解体着工した方が

良いだろうという

相談役のお話でした。

 

例年

年末年始から春彼岸にかけては

行事をはじめとして

とても慌ただしいので

秋彼岸を終えて

10月より仮本堂を

稼働させていく段取りの方が

スムーズに事を運べるように

感じています。

 

7月上旬に

建設委員会を開催し

当事業に関わる諸事項について

正式に決定されます。

 

8月のお盆には

決定事項を有縁の皆様に

お伝え出来ると思います。

 

段階的に進められてきた

当事業もいよいよ後半戦に突入です。

 

令和2年5月30日晴天なり

暑い一日となりました。

 

強い日差しに照らされた

境内を眺めると

とても癒やされます。

 

気がつけば今月も終わりです。

 

6月に入ると

お盆に向けての準備が

少しずつ始まります。

 

まずは何といっても

衛生面について

色々と考えなければなりません。

 

消毒液の準備はもちろんですが

多くの方がお参りされることを

想定すると

本堂と位牌堂の動線についても

万全を期して

配慮しなければならないようにも

感じております。

 

法要については

例年通りの開催は難しいので

お焼香のみして頂く方式にするか

無参列者でのお勤めにする等

検討中です。

 

本年の秋彼岸は

お盆の形式を踏襲する予定です。

 

どのような形にするかは

堂内各所にご案内を

貼り出させて頂きます。

 

話しは変わりますが

合葬墓(がっそうぼ)のデザインが

大体決まりました。

 

施工をご担当頂く石屋さんと

打ち合わせを重ねておりまして

とても良い方向に

話が進んでいるように感じています。

 

以前もお伝えしましたが

当山歴代住職墓の横に

建立いたします。

 

様々なご事情で

お墓を建立出来ない方や

お寺での永代供養をご希望の方が

とても多い時代です。

 

当山でも

多くの相談が

寄せられてきました。

 

この度の合葬墓建立が

お墓にまつわる不安を

抱かれる方の安心に

つながればと思います。

 

ご利用頂くにあたっての

契約についてであったり

金額について等の詳細は

これから詰めてまいります。

 

 

▼合葬墓建立予定地

同じ時間の共有

最近は

リモートワークの機会が増え

当山の寺務室にいながらにして

パソコンの画面越しに

全国各地の方々と

同じ時間を共有することが出来ます。

 

少し前までですと

東京を始めとして

各地に出張しなければ

ならなかった会合が多いのですが

リモートワークの定着により

八戸にいながらにしての

話し合いや学び合いが出来ることは

とてもありがたいと

正直感じています。

 

こういった形で

当山有縁の方々とも

今後やりとりが出来るように

周知を行えば

遠方在住の方でも

丁寧なやりとりが可能ですし

法要や行事についても

様々な選択肢がありうると思います。

 

リモートでの様々なやりとりが

今後一層浸透していったとして

少し具体的な場面を

想定してみると

感染症予防のため

外出の許可が下りず

葬儀への参列が叶わない方が

いらっしゃった場合でも

映像越しに葬儀への「参列」という方法が

以前よりも許容されていくと思います。

 

こういったケースのみならず

様々なことにおいて

同じ空間にいることが叶わなくとも

同じ時間を共有出来ることは

実に多くの可能性を持ちます。

 

実際に使いながら

沢山の可能性に思いをめぐらし

形に出来るものから

形にしてみたいと思う

今日このごろです。

 

心洗われる故郷の景観

気温もさることながら

湿度も高まってきました。

 

本日28日は

不動明王(ふどうみょうおう)の

ご縁日ということで

有縁の方々と護摩(ごま)を

お勤めしましたが

護摩木が湿気を含んでいるようで

“バチバチ”と威勢よく

炎が立ち上がっておりました。

 

この時季の

当地の景観は素晴らしいです。

 

広がる田には水が惹かれ

空や雲を写し込む水鏡となり

日光でキラキラとしており

その光景を目にすると

心が洗われます。

 

誇るべき

ふるさとの景観です。

 

この景観を目にすると

自身も一層励もうという

気持ちが湧いてきます。

 

ここしばらく

本堂建替事業を含めた

今後の大小様々な事業計画を

本格的にねっております。

 

お寺の「事業」は

時間のかかるものが多いので

ビジョンを明確にした上で

取り組んでいかなければなりません。

 

その多くは

一人で出来るものではないので

そこに託したい「おもい」を

有縁の皆様にしっかりと

お伝えする必要があります。

 

ただでさえ社会の変化が

目まぐるしい状態でしたが

ウイルス騒動が変化をさらに

激しいものにしております。

 

それに伴い

今からしっかりと計画をたてて

取り組んでいかなければならない

事柄がいくつも噴出しました。

 

目の当たりにしている

大きな変化には

見通しが立ちにくい部分が

大いにありますが

現状をしっかり踏まえた対応を

重ねていきながら

将来に向けての施策も

行いたいと思います。

 

 

十一面観音に託された除疫への願い

当山の本山は

奈良県桜井市の長谷寺(はせでら)です。

 

先日

本山より全国の豊山派寺院に

除疫札(じょえきふだ)

除疫守(じょえきまもり)

が送られました。

 

説明によると

かつて疫病が蔓延した時代

それを鎮めるために

仕立てられたもので

長谷寺に古来より伝わる版木を

基に復刻してお加持(かじ)

したものだそうです。

 

長谷寺の本尊は

十一面観音です。

 

十一面観音は

7世紀末に日本に伝えられ

8世紀になると十一面悔過(けか)

という作法が行われるようになり

広く信仰されるようになった尊格で

古い歴史を持ちます。

 

当山も

もとは十一面観音が

本尊であったと伝えられます。

 

先にご紹介した

御札と御守の袋に掲載されている

説明を再び参照すると

十一面観音には

十種の功徳があり

その第一番目に

離諸疾病(りしょしつびょう)が

謳われているのだそうです。

 

当山では現在

弘前の仏師さんにお願いして

新本堂の本尊脇仏として

お祀りされる十一面観音像を

本山と同じ三尊形式で

彫って頂いております。

 

十一面観音が

もともとの当山本尊との

伝えがあることを踏まえて

作仏をお願いしたのですが

昨今の世界的なウイルス蔓延が

一日も早く平穏な世になるように

との願いも添えて

お祀りさせて頂きたいと思います。

 

緑が深まり心地よい風が吹いています

日差しが強くなってきたように感じます。

 

境内の木々花々の色彩が深まり

いきいきとしているように見受けられます。

 

気温が急降下したときもありましたが

最近は何とも心地よい風が

境内を通り過ぎています。

 

5月も今週で終わりです。

 

今週末は

本堂建設委員会の三役会議が

担当業者さんをまじえて

開催されるので

それに向けた準備に

力を入れております。

 

「本堂建替事業」には

本堂の建替はもちろんのこと

山門建替

境内整備

仏像仏具修繕なども含まれます。

 

細々としたものも入れると

きりがありませんが

とにかく歴史的大事業です。

 

ありがたいことに

様々なご経験をお持ちの

頼もしい役員の皆様に

お力添え頂いているので

これまで順調に事が

進められております。

 

平成29年3月末より

勧募受付が開始され

6年の基本計画で

本格的に始動した当事業は

本年でちょうど折返しです。

 

昨年末に

担当業者が決定され

現在は設計に取り掛かっているのですが

昨今重んじられている

「新たな生活様式」の観点も

しっかりと踏まえた新本堂に

したいと考えております。

 

事業が開始された当初は

ウイルス感染防止対策のことなどは

全く考えていませんでしたが

昨今の状況を鑑みるに

十分な配慮が必要だということは

言うまでもありません。

 

今後の工事のことを考えると

様々な不安はありますが

考え方によっては

現在のこの状況を踏まえた上で

新本堂の設計を詰めることが

出来ることは

大きな意味があると思います。

 

有縁の皆様に

ご安心頂ける環境を

しっかりと整えてまいります。

 

普賢院の様々なご縁のあり方

「様々なご縁のあり方」により普賢院は支えられております

「お寺と檀家」という寺檀(じだん)関係に限らず、普賢院では様々な形でご縁をお結び頂いた多くの有縁者により、お寺が護持されてまいりました。現在も檀家の皆様をはじめ多種多様なご縁に彩られていることに心より感謝しております。色とりどりのご縁のお力をお借りしながら、これからの普賢院の歴史を紡がせて頂き、力強く歩みを進めさせて頂きたいと思います。

 

檀家(だんか)

位牌堂に位牌壇をご用意頂いた方を寺院規則上の「檀家」としております。位牌堂の位牌壇にお祀りされる各家位牌は、普賢院にて永代守らせて頂き、諸霊位を永代に渡りご供養させて頂きます。檀家各家には、毎年4000円の運営費・斎米料(ときまいりょう)をお納め頂き、護持運営にお力添え頂いております。

 

信徒(しんと)

檀家以外で普賢院に葬儀、法事、ご祈祷等をご依頼される方は、寺院規則上「信徒」の名称が用いられ、檀家とは区別されます。あくまでも規則上の名称です。仏事の読経や作法において、檀家との差別はありません。

 

おてらサポーター

境内堂内清掃をお手伝い頂ける方を、おてらサポーター(略して「てらさぽ」)として随時募集しております。年に何度か作務(掃き掃除、拭き掃除、仏器磨き)を行います。老若男女問わずどなた様も大歓迎です!

 

御詠歌の会 会員

御詠歌(ごえいか)は五七調の詩、又は三十一文字(みそひともじ)の和歌に節をつけてお唱えします。豊山流(ぶざんりゅう)御詠歌をお伝えしています。毎月2回、1時間半、参加費500円で開催しています。また、年会費として毎年2000円をお納め頂いております。

 

その他

季節の行事や寺子屋ワークショップ等にはどなた様でもご参加頂けます。(催事によってはお申し込みが必要なものがあります。)

 

 

運営費・斎米料(ときまいりょう)について

年会費(運営費・斎米料)として檀家の皆様には年間4,000円をお納め頂き、普賢院の護持運営にご協力頂いております。このうち1,000円は斎米料として普賢院に納められ、3,000円は運営費として普賢院役員の皆様により管理されます。1月1日より12月31日を会計年度とし、会計決算報告書を檀家の皆様には毎年1月にお届けしております。

 

寄付について

寄付のことを勧募(かんぼ)ともいいます。勧募金とは心や「おもい」を託して捧げられる浄財といえます。心や「おもい」を託すことなくしては、仏道としての布施・勧募とはなりません。普賢院では「仏道として」ということを大切に考えておりますので、強制はいたしません。寄付のお願いにあたっては趣意等を事前にお伝えし、ご協力をお願いさせて頂きます。寄付額の多寡に関わらず、お心を込めて頂くことを切にお願いいたします。

 

〜檀信徒をご希望される方へ〜

檀家となられる方は、位牌堂の位牌壇を用意して頂く際に、30万円の御浄財を当山の指定口座にお納め頂いております。位牌壇の大きさは全て同じです。位牌壇に納められる位牌や仏具は各家にて、仏具屋さんにお問い合わせ頂きご用意下さい。当山は檀家のみならず、様々な形で多くの方とご縁を結ばせて頂いております。歴代数多くの有縁の皆様のおかげで、当山は永きに渡り守られ、今に伝えられたものと思います。これからも有縁の皆様と共に歴史を紡いでいきたいと思いますし、有縁の皆様のお心に寄り添えるようなお寺でありたいと願っております。当山とご縁をお結び頂ける方は、お気軽にご連絡下さい。お問い合わせもお気軽にお寄せ下さいませ。

 

▼位牌堂についてはコチラをご参照下さい。

https://fugenin643.com/category/位牌堂について/

 

▼こちらのサイト(まいてら)もご覧下さい♪

https://mytera.jp/tera/fugenin55/member/#tera_tab_block

新たなスタンダートの手指消毒

出入り口で

手指消毒が出来るようにする。

 

最近では

このことが標準に

なってきたように感じます。

 

需要が高まり

高騰している消毒液の価格。

 

今や無くてはならないものなので

常備品としてお寺の予算に組み込むよう

総代さん方に相談したいと思います。

 

用意したくても

品薄状態が続いていたため

十分に確保出来ませんでしたが

ようやく手に入りやすくなってきたので

きちんと準備していきたいと思います。

 

普賢院の葬儀

真心込めてお見送り

誰もが生涯を全うするときを迎えます。十人十色の「命の物語」は、唯一無二の尊いものです。葬儀はお亡くなりになられた方のためのひとときであるのみならず、故人を見送られる方々のためのひとときでもあります。故人の安らかなることを願うとともに、故人と過ごした時間の続きを生きる有縁の方々のお歩みが良きものになることを願います。普賢院では、ご縁のある方の葬儀を丁寧にお勤めさせて頂いております。

 

葬儀までの流れ

  1. お寺にご連絡下さい。日程の相談をさせて頂きます。
  2. 葬儀社へもご連絡頂いた後、葬儀社を交え詳細を決定します。
  3. 親戚など参列される方へお知らせします。
  4. 当日まで準備を進めて頂きます。
  5. 体調には十分にお気をつけ頂き、当日をお迎え下さい。

 

  • 八戸では出棺供養、火葬、通夜、葬儀、初七日〜百ヶ日までの予修供養という流れが一般的です。
  • お寺から出棺することも出来ます。
  • お寺で通夜、葬儀を執り行う際は、会場使用料をお納め頂いております。
  • 檀家以外の方でも、お葬式のお勤めは承っております。
  • 状況に応じて臨機応変にお勤めいたします。何でもお気軽にご相談下さい。

 

戒名について

仏弟子として、尊いお諭しである戒律を正式に授かり、御教え(法)を受け継いだあかしが戒名(法名)です。智慧と慈悲にあふれた“仏としての名”の戒名に優劣はありません。普賢院では戒名料は設けておりません。唯一無二の人生の旅路を終えられた故人の安らかなることと、有縁の方々のお歩みが健やかなものとなるよう、安らかな境地から見守りお導き下さいとの願いを込め、謹んで戒名をお授けいたします。

 

お布施について

お布施は、お心が通ってこそのものです。普賢院では、お葬式の際はお心を通わせて頂いたお布施をお納め頂くことをお願いしております。お布施の本来的意味が失われるため、こちらから明確な金額を提示することはいたしません。故人のこれからの長い旅路のお餞別や、引き導いて頂くお寺の本尊へ託すもの等とお考え頂いても結構かと思います。時間の経過の中で故人をお偲び頂きながら、お布施についてお考え頂いた上でお納め下さい。

 

本堂での葬儀について

お寺の空間で厳かにかつ丁寧にお見送り

普賢院では通夜は客殿(ふれあい豊山館)、葬儀は本堂でお勤めし、会食は客殿で行います。通夜・会食と葬儀・会食をお寺で行った場合は37,000円、葬儀・会食をお寺で行った場合は20,000円、葬儀のみお寺で行った場合は10,000円を会場使用料としてお納め頂いております。また、ご遺体をお寺にお連れしてご安置した場合、1晩10,000円の会場使用料をお納め頂きます。

  • 葬儀は本尊御宝前にてお勤めします。
  • お寺での葬儀は葬儀費用の低減にもなります。
  • 指定の葬儀屋・仕出し店はございません。

 

〜葬儀をご依頼される方へ〜

まずは電話でご連絡下さい。檀家以外の方の葬儀も承りますので、ご依頼される方はご連絡下さい。葬儀に関して色々と不安なことも多いと思いますが、遠慮なくご質問・ご相談して頂いて結構です。ご遺族の皆様がご安心して故人とお向き合い頂けるよう、謹んでご一緒させて頂きます。

 

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https://mytera.jp/tera/fugenin55/sougi/#tera_tab_block

普賢院の法事

安らぎを願う 自心を養う 新たな歩みの糧とする

法事は命と向き合うひとときであり、「真心を捧げ」(供)・「自心を養う」(養)ひとときです。はるか昔から流れる時間の流れの最前線に私達は生きています。「今」は先祖や故人が過ごした日々の続きでもあります。法事のひとときに、そういった「つながり」を改めて確認し、先立った方の安らぎを願い、加えてこれからのお歩みへの志やお誓いをお捧げ下さい。

 

法事について(年回忌供養、先祖供養、水子供養など)

  • ご予定の目処が立ちましたら、早めにお寺にご連絡下さい。日程含め相談させて頂きます。
  • お寺以外で法事を執り行う場合、送迎をお願いしております。
  • 開式前にお花や供物を供え、準備が整い次第お勤めを開式いたします。
  • 塔婆代は1本2,000円です。先祖供養の塔婆も併せてお建て頂くとより丁寧です。
  • お寺で会食される際は、会場使用料として18,000円をお納め頂いております。
  • 位牌堂位牌壇に位牌のある方は、その位牌を本堂に設えてお勤めいたします。
  • 位牌堂位牌壇のない方は、ご自宅の位牌をお持ち下さい。
  • ご自宅に位牌のない方は、こちらで紙位牌を用意してお勤めいたします。

 

〜お布施について〜

お布施は、お心が通ってこそのものです。普賢院では、お心を通わせて頂いたお布施をお納め頂くことをお願いしております。お布施の本来的意味が失われるため、こちらから明確な金額を提示することはいたしません。法事にて祈りを捧げる方へ託すもの、故人や先祖を引き導いて頂く本尊やお寺に託すものとお捉え頂き、お心込めてお納め下さい。

 

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