時代の証人〜シベリア抑留〜

人に歴史あり。

 

全ての方に

それぞれの足跡があります。

 

先日、行年93歳にて

大往生を遂げられた方が

地元にいらっしゃいます。

 

その方は

大戦の最終局面にあたり

シベリアに抑留された

経験をお持ちでした。

 

大戦の最終局面に際し

シベリアの地にて

多くの日本人が抑留されました。

 

シベリア抑留で

推定30万人もの方が亡くなられたとも

伝えられます。

 

その方の葬儀の日は

とても寒い風雪の1日でした。

 

身に染みる程冷たい風は

未来を歩む我々に対する

故人様からの激励のように感じました。

 

シベリアの極寒に比べれば

“かわいいもの”です。

 

寒い風雪の中に

故人様の温かな御心を

感じさせて頂いたように思います。

 

人に歴史あり。

 

有縁の方々の足跡に

触れさせて頂きながら

多くのことを教えて頂き

気付かせて頂いております。

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“相棒”の帰還

拙僧(副住職)が

10年以上愛用している

頭陀袋がございます。

 

かなり痛みが

目立って来たため

昨年末に義母に修理してもらいました。

 

手先が抜群に器用な義母は

頭陀袋の布を全てばらし

型を取り直し

痛みのひどい部分は新調し

仕立ててくれました。

 

さすがです。

 

おかげさまで

拙僧(副住職)の“相棒”が

綺麗になって戻ってきました。

 

この相棒と共に

再び法務に励ませて頂きます。

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心に染みる豆しとぎ

昨年ご供養やご祈願を

ご一緒させて頂いた方から

豆しとぎを沢山頂きました。

 

雪道の中

わざわざお届け頂き

大変ありがたく感じました。

 

豆しとぎは

豆と米粉で作られる郷土料理で

作るには中々の手間がかかります。

 

手間ひまかけられ

丹精込めて作られた

豆しとぎに舌鼓を打たせて頂きました。

 

心にも染みる

優しい味わいでした。合掌

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心で“話す”

心で話す。

 

拙僧(副住職)が

大切なことだと考える事の1つです。

 

ありのままを

感じたままに

言葉として紡ぎだす。

 

そのためには

ありのままを

ありのままに

感じる事が出来なければなりません。

 

語るべきことは

その時々によって異なります。

 

伝えたいことも

その時々によって異なります。

 

言葉足らずで

しどろもどろであったとしても

伝えたいことを

しっかりと伝えようとする事。

 

その時々に伝えたいことがあるならば

その時々に語られる言葉以上に

伝わるものがあるものです。

 

言葉は方便であり

心を伝えるツールです。

 

言葉による表現が

そのまま心の全てを言い尽くしている

とは言えません。

 

言葉の並びよりも

伝えたいことを

伝えようとする姿勢を

大切にすることで

“心の対話”が多くなされる

社会になればと思います。

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福は内

節分です。

 

スーパーなどでは

節分コーナーが用意されております。

 

豆まき用に豆を

購入された方が

多いのではないでしょうか。

 

当山でも「福は内」と

招福の祈りを込めて

豆を放りました。

 

子ども達は

放るのが楽しい様子でした。

 

拙僧(副住職)は

豆を沢山食べる事で

招福を願いました。

 

豆は

食べ始めると

なかなかやめられないものです。

 

豆をやめられない程に

福が沢山訪れることを

願っております。

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2月となりました

1年が始まり

月が改まり

2月を迎えました。

 

年始から春にかけ

どどっとお寺の

行事が過ぎて行きます。

 

殊に本年は

当山としましても

大きな会合が続いているため

時の流れがより早く

感じられます。

 

“3割増し”程早い

時の流れを感じます。

 

1年前の2月

当山ではインフルエンザが

大流行しました。

 

次から次へと

インフルエンザに罹った

思い出があります。

 

1月を無事に

過ごさせて頂いた如くに

今月も無事に

過ごさせて頂きたいものです。

 

大勢の方が

いらっしゃる場所に

赴く機会が多いので

風邪等の予防につとめながら

法務に励ませて頂きます。

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3/4「うまれる」映画上映会のご案内

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映画『うまれる』は

命を見つめる4組の夫婦の物語を通して

自分たちが生まれた意味や

家族の絆

命の大切さ

人とのつながり

を考えるドキュメンタリー映画です。

 

命を授かり

命が誕生するということは

壮大な物語でもあります。

 

映画と法話で

お過ごし頂く

“いのちを見つめる”ひとときです。

 

どちらの時間も

「ママさんタイム上映」をいたします。
映画『うまれる』シリーズでは

「世界一ママに優しい映画」を目指し

「赤ちゃんの泣き声は映画のBGM!」として

3歳以下の小さなお子さまと一緒に観られる

「ママさんタイム」の実施を推奨しております。

 

どなた様でも

ご参加頂けますで

ご参加をご希望される方は事前に

お申し込みフォームにてお申し込み下さいますよう

お願いいたします。

 

▼お申し込みはコチラです

https://goo.gl/forms/AMFzTRuGPKGhBaao1

 

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■開催情報
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日付:2017年3月4日(土)
場所:普賢院
(八戸市豊崎町上永福寺20-2)

参加費
大人:1000円(大学生以上)
小人: 500円(小学生以上)
未就学児:無料

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■午前の部
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時間:9:00開場
9:30~上映会+法話(11:45終了予定)
ママさんタイム上映
人数:60名程度
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■午後の部
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時間:13:00開場
13:30~上映会+法話(15:45終了予定)
ママさんタイム上映
人数:60名程度
※必ず事前に下記フォームにてお申し込みください。
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<お申込み>
https://goo.gl/forms/AMFzTRuGPKGhBaao1
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■お問合わせ:
Mail:fugenin643@gmail.com
主催:普賢院寺子屋ワークショップ

磨けば光る

何年か振りに

護摩壇(ごまだん)を

磨きました。

 

ピカール(研磨剤)を駆使して

空き時間に

ひたすらに磨きました。

 

殊に中央の炉は

磨き上げに時間がかかります。

 

くすんでいた護摩壇も

輝きを取り戻しました。

 

護摩とは

古代より伝わる“火の修法”です。

 

作法に則り

中央に設えられた炉にて

檀木(だんもく)や護摩木(ごまぎ)を

梵焼(ぼんしょう)します。

 

炉は様々な意味がありますが

“仏の御口(みくち)”の意味があります。

 

当山では2/13に

護摩法要を控えております。

 

護摩法要を迎えるにあたり

“仏の御口”をきれいに磨かせて頂き

気分も晴れやかになったように感じます。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う⑮

拙僧(副住職)の父でもある

当山住職は

双極性障害を患っております。

 

双極性障害という言葉自体

一般的に認知度が低く

中々理解されにくいものです。

 

躁(そう)うつ病

といった方が何となく

通りが良いようですが

それがどのようなものかは

認知されていないのが現実です。

 

この病気は脳疾患であり

躁(そう)=元気

うつ=元気でない

という簡単な話ではありません。

 

当山住職は

昨年夏頃より激しい躁(そう)状態です。

 

最近は

通院にて処方される薬との

相性が良いようで少しずつ

落ち着いて来たように思います。

 

躁(そう)状態では

社会的な常識は関係なく

横柄な態度になる

大きな声で話す

日中深夜関係なく知人にひたすら電話をかける

お金を沢山使うなどの

極端な症状が見られます。

 

夜中に家中に音を立てながら作業したり

毎日のように買い物したり

多額の費用のかかる工事を発注したり

飲みに出るようになったりと

家族も参る程の状況がしばらく続きました。

 

躁(そう)状態に見られる

散財について

今回は述べさせて頂きます。

 

拙僧(副住職)が

お寺の経理をしておりますが

躁(そう)状態の住職は

お寺関係のものも

独断で沢山購入する等

散財が激しい故に

かなり困っております。

 

当山は

経済的に恵まれているお寺ではなく

拙僧(副住職)が経理を

任せられて以来

会計科目を設定し

経費削減を意識して

有縁の皆様からお預かりしている

御浄財を守って参りました。

 

お寺の会計には

役員会で管理しているものが

いくつかありますが

そのうち特別会計のお金も

かなり使ってしまいました。

 

特別会計については

決算報告にあたり

かなり厳しく指摘されることと

なるかと思います。

 

本人は自分で説明すると

言っておりましたが

個々の出費についての

意味が問われているのではなく

問題は実際に経費として

落とされた過程にあります。

 

総代会の承認もなく

住職が独断で購入・発注したものが

住職とは別の責任役員の判断のみで

実際に特別会計の経費として

処理されていることが問題です。

 

責任役員の方も

住職の申し出を断れるわけもない

といった様子で

承認したと思われます。

 

決算された項目の

内容にも問題が多く

誰の目にも公私混同と

映りかねないものが

目立ちます。

 

それらは

躁(そう)状態が最も激しかった

昨年夏頃より秋にかけての

ものがほとんどです。

 

躁(そう)状態にあるとき

当人は幸福感に満ちており

自身が正しいと信じて疑わない

とのことです。

 

双極性障害は

社会的信用の喪失

家庭崩壊を招く可能性の大きい

リスクの高い病気とされます。

 

住職の社会的信用は

お寺の社会的信用にも

関わるものです。

 

お寺も組織であり

組織である以上は

健全な管理が求められます。

 

現在は

お寺といえども

全てが一個人の意思で

決定される時代ではありません。

 

お寺の会計は

「個人」と「お寺」が

明確に分けられ

多くの方が納められた

御浄財はきちんと守られ

適正に処理されなければなりません。

 

これを機会に

お寺の組織としての

管理体制を見直さなければ

ならないと感じます。

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八戸近辺の葬儀

お弔いの儀式は

地域により流れが異なります。

 

八戸近辺では

火葬を行った後の葬儀が主な流れです。

 

多くの場合

2日間で執り行います。

 

お寺によっても

異なりますが

当山での主に下記の流れで

お弔いをご一緒させて頂いております。

 

【初日】

①棺前供養

②出棺

③火葬・拾骨

④通夜

 

【第2日】

⑤葬儀

⑥初七日より百ヶ日の供養

⑦納骨(お墓がある場合)

 

こういった流れが大方ですが

諸事情により

1日で火葬と葬儀を行う

場合もありますし

3日に渡り儀式を行う

場合もあります。

 

昨今は

「多死社会(たししゃかい)」

とも言われます。

 

それだけ沢山の方が

生涯を全うされるその時を

迎えられているということです。

 

当山有縁の方の葬儀も

増えているように感じております。

 

「本義に則るということ」

当山では大切にしております。

 

葬儀も簡略化の傾向が見られますが

それはあくまでも規模の縮小化に止め

尊い意味が託された儀式自体の簡略化は

極力避けるべきだと思います。

 

儀式自体とは

導師がなす作法や読経次第のことです。

 

儀式に際し大切なことは

祭壇の立派さや

供花の多さなどではありません。

 

仏道では

命に優劣はないということを

大前提としております。

 

全ての歩みが

仏に連なる尊いものであると考えます。

 

当山の伝統的な考えとして

優劣なき命そのものと

向き合う儀式ゆえに

僧侶がなす作法や読経には

差別はありません。

 

様々な分野で簡略化が顕著な今だからこそ

伝統的なものの意味を

しっかりと踏まえるべきではないでしょうか。

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