水子供養に関連して

ここ数年

拙僧に寄せられるご相談で

多いものの一つとして

水子供養が挙げられます。

 

これまでも何度か

水子供養について

ブログで書かせていただきましたが

普賢院では水子供養を行っております。

 

いかなる

ご事情があろうともご供養を

謹んでご一緒させていただいております。

 

つい先日

ご供養をご一緒した方より

メールで質問が寄せられました。

 

水子供養のお勤めの後は

どのようにご供養すれば

良いかを教えてほしいという

内容でした。

 

おそらく同様の

疑問をお抱きの方が

少なからずいらっしゃると

思われますので

この点について

今回は書かせていただきます。

 

あくまでも「普賢院では」

ということで

ご参考にして下さい。

 

当山での水子供養は

お地蔵さまに思いを託して

お勤めをしております。

 

少し専門的にいえば

お地蔵さまを水子供養の本尊として

お作法やお勤めをしております。

 

殊に普賢院では

子安さま(子安地蔵)が

水子供養と関わりの深い仏さまですので

当山をお参りされる際は

子安さまへもお参りいただくよう

お勧めしております。

 

なお子安さまは

これからを歩む子ども達の

健やかなることへの願いを司り

さらに子宝祈願や安産祈願といった

願いも託されたお地蔵さまで

子どもととてもご縁が深い仏さまとして

当山ではお祀りしております。

 

当山の子安さまでなくとも

お地蔵さまにお参りいただいたり

お手合わせいただくことも

尊いご供養となります。

 

幼くして亡くなった子ども達は

お地蔵さまに守られているとされます。

 

当然のことながら

位牌や仏壇があれば

そちらにお向き合いいただければ良いのですが

水子供養において

施主さんが位牌や仏壇を設けることは

ごく稀といえますので

水子供養のお勤め後の

ご供養としては

お地蔵さまへご参拝されるとよろしいかと思います。

 

現在、子安さまは

仮地蔵堂に祀られていますが

今秋完成する新本堂では

地蔵堂の主尊として祀られます。

 

新本堂完成後は

地蔵堂の行事として

7月に地蔵祭(じぞうさい、仮称)を

行っていく予定です。

 

地蔵祭の法要では

水子供養の祈りもお捧げするので

このような行事にご参列されるのも

尊いご供養になろうかと思います。

 

まだ今後の話ではありますが

そういった行事が予定されていることも

本稿に記させていただきます。

 

▼コチラもご参照ください

水子供養についての以前の投稿