陽気を感じた写経カフェ

春彼岸を終えて迎えた

春の写経カフェ。

 

春彼岸直後ゆえ

春彼岸と法務のドタバタの中

直前ギリギリに準備が整って

当日を迎えるのが

恒例となっています。

 

当山のワークショップ各種中

最も人気のある写経カフェですが

今回も多くの方に

ご参加いただきました。

 

陽気を感じながら

和やかな時間を

ご一緒させていただき

ありがたく思います。

 

奥深き陀羅尼の世界

陀羅尼(だらに)は

真言や総持(そうじ)ともいわれます。

 

塔婆や位牌に

したためられる梵字のことです。

 

空海は真言宗を

真言陀羅尼宗とも言い表しており

真言・陀羅尼は

重要な意味を持ちます。

 

故・頼富本宏師によれば

『瑜伽師地論菩薩経』では

陀羅尼について

①経文を記憶・保持するもの

②経文の意味を記憶・保持するもの

③除災招福を目的とするもの

④不可言説の真如の体得

の四種類の説明がされています。

 

狭義では③の意味で

捉えられている陀羅尼ですが

「一字に千理を含む」

と表現されるように

実に奥深いもので

真言宗の修行においても

教理においても

鍵となるものであると

最近は改めて感じています。

 

今年の春彼岸も明けました

本日で春彼岸も終わりました。

 

春彼岸明けの日であると同時に

本日は日曜だったので

通常通り法事も

ご一緒いたしました。

 

奇数月25日は

写経カフェがあるため

その準備もしたい所ですが

色々とあったため

直前の仕上げとなりそうです。

 

今年に入ってから

研究の方が順調でして

それらの成果が

諸行事でのお話などに

大いに反映されています。

 

様々なテーマが

ようやく繋がり始めてきたので

調べ物をしていても

以前よりも充実感があります。

 

「教」(教相/学びの意味)

「行」(事相/修法などの実践の意味)

を深めていくことが修行ですが

仏道は実に奥深いものであり

真言宗の御教えは

壮大で躍動感があることを

最近は一層痛感させられており

味わわせていただいています。

 

彼岸は修行と供養の期間ですが

本年の春彼岸は

修行面で実りある手応えが

あったと感じます。

 

春の風

とても風の強い一日で

朝から鼻水がとまりません。

 

そんな時季になりました

(花粉症のお話です)。

 

昨年秋に合葬墓の花立を

増やしたのですが

功を奏して

気持ちよくお参りいただけたようで

綺麗なお花が供えられています。

 

今年は墓地の整備・美化を

出来る範囲で進めてまいります。

 

本日は

有縁の方のお宅の

墓じまいと合葬墓への納骨がありました。

 

大分前から

ご相談・打ち合わせを重ね

本日無事に法要が執り行われました。

 

ずっと前から

お墓のことを気にされていたので

合葬墓への納骨が終わると

とても安心されたように

感じられました。

 

開創当時を考える⑦

月法律師について

今回も深ぼっていきたいと思います。

 

十和田湖伝説の南祖法師(坊)の

師僧とされる月法師ですが

師が律師(戒律に精通した上人)で

あることに注目してきました。

 

戒律という言葉は

厳密には戒と律は

異なっており

戒は自律的・内的なもので

律は他律的なもので処罰を伴います。

 

原語を確認すると

戒は「シーラ」

律は「ヴィナーヤ」で

明確な区別があります。

 

ただし

中国や日本に伝わり展開するなかで

戒と律は混然としていき

「戒」の一文字のうちに

戒:シーラと律:ヴィナーヤが

含まれて捉えられるようになります。

 

このことは

例えば弘法大師の著作でも

はっきりと確認できます。

 

といっても

律:ヴィナーヤへの関心が

著しく低かったというわけではありません。

 

月法師をご縁として

戒律について

歴史的にも教理的にも

紐解いていった上で

南祖法師伝説と向き合うと

そこにも新たな見方による

物語像が浮かび上がります。

 

戒律という用語からは

規律や決まり事といったものが

連想されるかもしれませんが

戒律は行法と教理に密接に関わっており

さらには

戒律を伝える古い諸経典には

仏伝の説話が盛り込まれているのです。

 

そういったことを踏まえて

諸事考察していくことが

仏教的視点による姿勢と

一応は言えると考えます。

 

初代・圓鏡師について

取り上げた際にも触れましたが

古代の僧侶は

修行・修学を必須としており

出家(私度も含む)の動機として

何かしらの「悩み」が

多くの場合あったと考えられます。

 

「悩み」に関連していえば

8世紀以降の東北地方は

中央(律令国家)からの

移民政策や城柵が実施され

殊に桓武天皇の御代には

「軍事」政策に力が入れられ

戦時状態となった時期があり

そういった不穏な事態が

現実問題として現前していたことも

忘れてはなりません。

 

当山は

官寺としてではなく

“私寺”として

開創されているでしょうから

道俗(出家者・在家者・一般の方)が

相集うような

修行・修学・参拝の拠点として

よりどころとされたのだと考えています。

 

「律令国家」として

正式な手続きを経ての出家僧は

様々なことを期待されたわけですが

出家するための体制

特に戒律を授けられる環境が

整うに至るには

鑑真和上(688~763)の

来日・戒壇の設置を

待たねばなりませんでした。

 

古代日本において

出家者には様々なことが期待され

待遇も税金免除などの優遇措置が

取られていたため

その優遇措置欲しさに

出家するものも多かったようで

僧侶の質を高める目的もあり

出家制度を整備する必要に迫られ

戒律を授ける官立の戒壇が

設けられることになります。

 

出家動機としての

免税特許などの優遇の希求も

「悩み」からの解放を願った

とも捉えられますが

取り締まりをしなければ

ならない程の状況に

なっていたと推測します。

 

戒律にも種類がありますが

官僧として正式に出家するためには

具足戒(比丘250戒・比丘尼348戒)

の受戒が要件とされていました。

 

具足戒を授けるためには

三師七証という大役を全うできる

プロフェッショナルな僧侶10名が

必要だったため

優秀な僧侶を養成していくことも

戒壇設立には求められたのです。

 

具足戒と一言でいっても

典拠となる戒律の経典があり

中国・日本で広まったものの

代表は法護部(部派仏教のグループ名)の

『四分律』というものです。

 

ついでの話題となりますが

『四分律』よりも後に

成立した『説一切有部律』という

根本説一切有部という

かなり影響力のあった

部派の戒律について

空海は一目置かれており

真言僧侶が学ぶべき

戒律に関する典籍の多くに

有部律のものが挙げられています。

 

部派仏教に伝えられる戒律を

小乗戒と表現することもあり

起源前後から展開する大乗仏教でも

大乗戒が様々唱えられました。

 

大乗戒として

アジア全域で有名なのは

やはり『梵網経』を典拠とする

梵網戒といわれる

十重・四十八軽戒だと思います。

 

当山初代・圓鏡師

第2世・月法師

の時代においては

具足戒と大乗戒の

いずれも受戒していた祖師方が

多かったようです。

 

真言宗の戒律は

菩提心戒・三昧耶戒など

名称としては様々あるのですが

灌頂という儀式を通して

授けられるもので

説明を必要としますが

情報過多だと思うので

これ以上は触れないことにします。

 

月法師が

戒律に精通する律師であったため

具足戒や梵網戒といった

代表的なものを始め

各種戒律に通じていたと考えられます。

 

このことを加味して

次回もまた月法律師について

考察していきたいと思います。

 

つづく

春彼岸中日法要を終えました

祝日ということで

本日は多くの方が

お参りされていました。

 

休日なので

お手伝いにも

多くの方に

かけつけていただきました。

 

午後の法要では

数珠回しも行いました。

 

これで

年末年始からの

大きな行事を

ひと通り終えることが出来

ほっとしているところです。

 

今日は卒業式でした

本日は長男の

小学校卒業式でした。

 

住職は法務のため

出席出来ませんでしたが

とても嬉しく思います。

 

人生の節目は

人を大きく成長させるものです。

 

自分らしく

健やかに

新たな日々を

歩んでほしいと思います。

 

ザ彼岸じゃらく

どんなに暖かな日があっても

春彼岸に雪が降るのは

風物詩のようにも感じます。

 

彼岸に入り

お参りの方も

多くお見えです。

 

彼岸の行事としては

中日がピークとなります。

 

ここしばらく

法務以外の時間は

住職は調べ物に没頭してまして

まさに“修行期間”でもある

春彼岸を充実させています。

 

彼岸は

修行と供養の期間です。

 

修行に励みつつ

供養も行ってまいります。

 

彼岸明けの不動護摩のお知らせ

不動護摩のご案内です!

 


不動護摩

  • 開催日:毎月28日
  • 受付は午後6時30分から
  • 法要は午後7時から
  • まず、受付所で受付をしてください。そこでお布施をお納めください。会費等は設けませんが、お布施としてお気持ちの程お納めいただきますようお願いいたします。
  • 受付所で受付用紙をお渡しするので、そちらにご記入し、ご提出ください。
  • 授与所で授与品を用意するので、入用の方はお求めください。授与品は護摩木(1本500円)、供養護摩木(1本1,000円/供養護摩木用の申込用紙にご記入・ご提出してください)、お守り(一体1,000円)、不動経写経セット(2,000円)があります。
  • 参加される方には、お経を記載した法要次第をお渡しします。よろしければご一緒にお唱えください。もちろん、お心静かにご参列いただいても構いません。法要次第はお持ち帰りいただいて結構です。

 

昨年より

供養のための護摩木である

供養護摩木を用意しています。

 

供養護摩木は

思いを捧げたい方の

お名前や戒名を

供養護摩木申し込み用紙に

お書きいただきまして

それを住職が護摩木に

したためます。

 

不動経写経セットも

昨年末から用意したので

ぜひお求めいただき

写経していただければと思います。

 

お納めいただいた浄財は

四大明王像の制作に

あてさせていただきます。

 

年度末でもある

3月の不動護摩で

新年度への願いを

捧げてみてはいかがでしょう?

 

どなた様でも

ご参加いただけますので

ご興味をお持ちの方

ご都合よろしい方は

お気軽にお運びくださいませ。

 

 

「八戸の漢字一文字」をお聞かせください

八戸の漢字一文字を

選ぶとしたら

皆さんはどの漢字を

選びますか?

 

八戸仏教会主催の

「花まつり」が

令和7年6月11日に

八戸市公会堂で開催されます。

 

本年は京都清水寺の

森清範猊下がおいでくださり

選ばれた「八戸の漢字一文字」を

当日に一筆揮毫されます。

 

その漢字を選ぶにあたり

広くご意見を伺わせていただきたいです。

 

下記URLより

回答フォームにとべるので

そちらから漢字一文字を

教えていただきたく存じます。

 

出来るだけ多くのかたに

ご参加いただきたいので

奮ってご応募いただきたく存じます。

 

▼回答フォーム

https://forms.gle/xhmSrbYAsjCVP8ML7