「遺品整理」というお仕事

誰しもが

いつの日か

生涯を全うするその時を

迎えます。

 

当然のことながら

亡くなれば

物もお金も持っていく

ことは出来ません。

 

遺品整理士(いひんせいりし)と

いう資格があります。

 

つい先日

粗大ゴミを処理して頂いた

市内の業者さんは

遺品整理も扱える

遺品整理士が所属される

業者さんでした。

 

作業がてら

色々とお話をお伺いしました。

 

知っているようで

知らなかったことを

教えて頂き

とても参考になりました。

 

「知る」ことの

大切さを改めて

痛感しました。

 

完全に“分業化”されている

ことであったとしても

その全体像を把握する必要が

あるように感じました。

 

特にこれからの時代

とても重要だと感じます。

 

例えば

とある方が亡くなられて

その方に身寄りの方が

いらっしゃらない場合

どのような対応をされ

どのような形でお弔いされ

どのような形で諸手続きがなされ

どのような形で遺品整理されるのか。

 

おおっぴらに

しにくいことかとは思いますが

多くの方が知るべきこと

でもあるように感じます。

 

知ることは

行動を考える契機となります。

 

少子高齢化で

独り暮らしの方も

空き家状態のお宅も

随分と増えております。

 

実際の「流れ」と

地域の現状を

踏まえた上で

あれこれと考えることは

住みやすい環境作りにも

繋がるのではないでしょうか。

 

ここ数年

非常に多くの不安やお悩みを

抱えられていらっしゃる方よりの

ご相談が多くなっております。

 

特に多いのは

ご自身が亡くなられてからの

ことについてのご相談です。

 

地域をあげて

それらの「心の叫び」に

向き合う必要も感じております。

 

少しでも

多くの方の不安を和らげる

ことが出来るような

環境となるように

励みたいと思います。

 

たまたま

「遺品整理」も担われる

業者さんとの交流を通じて

将来への思いを

巡らせさせて頂いた

とある水無月の1日でした。

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