今冬に境内周辺の木々の剪定も行います

当山の建物周辺に

そびえ立つ欅(けやき)や杉の木。

 

全てではありませんが

本堂建替にあたり

剪定が行われます。

 

段取りとしては

本年10月より現本堂の解体を行い

現本堂ほか解体される付属棟の場所が

更地になった後に

剪定作業が行われる予定です。

 

木々にも命が宿っています。

 

剪定するにあたり

作業に先立って

木々の供養も行います。

 

本堂建替の関係とはいえ

木々の命を

削らせていただくわけなので

とても心苦しい部分もあるので

謹んで作法させていただきます。

 

当山周辺の北側が特に

木々で覆われている状態ですが

これらの木々が

剪定されてしまうと

景観がかなり変わるように思います。

 

どのような本堂になり

どのような境内になるのか

現時点では何ともいえませんが

沢山のご期待に

しっかりとお応えできるよう

邁進させていただきます。

 

令和2年のお盆となりました

令和2年のお盆。

 

普賢院では

現在の本堂で迎える

最後のお盆です。

 

そういう事情もあり

本日お参りの方の中には

本堂をバックにご家族で

写真を撮られていた方も

チラホラと。

 

本堂は

写真撮影OKなので

お運びの際は

外観のみならず

中の様子も写真に

是非おさめて頂ければと思います。

 

何年も経ってから

そういえば

こんな本堂だったなと

話題にしてみて下さい。

 

それも

立派な「歴史を伝えること」

になります。

 

ひと夏の思い出の光景を

写真におさめつつ

文化8年(1811)〜令和2年(2020)に

当地に確かに佇んでいた

本堂の記憶を“パチリ”して下さい。

 

お盆は

ご先祖さま方が

ご自宅にお帰りになられるとの

いわれがある尊い期間です。

 

ご自宅でごゆるりと過ごすこと自体が

ご先祖さま方とご一緒に

過ごすことでもあり

ご供養になるとされます。

 

当山ではお盆期間中に

棚経(たなぎょう)という

お盆のお経参りで

初めてお盆を迎えられる

有縁の方のお宅と

棚経をご希望されるお宅に

赴かせていただいております。

 

遠方にお住まいの方は

お寺でお勤めさせていただくので

全ての新盆のお宅に

あがらせていただくわけで

はありませんが

それでも四十数軒に

伺わせていただく予定です。

 

本年は

ウイルス対策をバッチリ施して

お参りさせていただきます。

 

ダンゴムシ問題〜その2〜

何年も前から気になっていた

会館脇間のダンゴムシ続出問題。

 

本堂建替にあたり

会館に仮本堂を設営するにあたり

脇間も仮本堂の一間にするため

ダンゴムシ問題を解決すべく

対策を講じております。

 

昨晩は

畳をハの字に立てて

内側から虫コロリアースを

たいてみました。

 

本日は

畳の裏や框(かまち)を拭いて

床を掃いて

再度床の周辺に防虫剤を散布して

畳をはめなおして

畳の表面を拭きました。

 

ダンゴムシが食事をした痕跡が

畳のあちらこちらに見られます。

 

この会館が完成して

約20年の月日が経つので

相応といえば

相応かもしれません。

 

作業の最中に

100畳の広間の畳も

気になってしまい

広間の畳をはがしてみると

脇間程の傷みは

見られませんでした。

 

ですが

予期せぬ発見が。

 

かがんで床の様子を

観察していると

壁底に反対側からの

光が見えたのです。

 

脇間と広間の壁や敷居の

下側はコンクリ等で

ふさがっていると

聞いていたのですが

ダンゴムシが通過するには

十分過ぎる程の

隙間が走っていました。

 

もともとこのような

スペックだったかもしれませんが

ある意味“驚愕の事実”です。

 

畳をはがした際に

ダンゴムシ達が

広間側に急ぎ足で

移動していたので

隙間を通って広間側に

避難したと思います。

 

その隙間を

さらに観察してみると

コンクリが砕石のように

なっている箇所があり

全体的に凹んでいました。

 

SNSでつながっている

市内の浄土真宗の和尚様が

ダンゴムシはコンクリや石も

食べることを教えて下さり

合点がいきました。

 

時折メンテナンスする他

有効策がないように

感じています。

 

ダンゴムシ問題

本日は

とても蒸し暑い1日となり

読経中は汗が

滝のように流れておりました。

 

お盆直前ということで

堂内の掃除であったり

書類の作成であったりと

何かと忙しくなるこの時季。

 

本年はありがたいことに

一昨年より開催している

論語塾関係者の

有志の方々が

会館の掃除をして下さいました。

 

おかげさまで

会館がとてもきれいになりました。

 

会館脇間は

本年3月に床の間をリフォームして

祭壇を設えて頂いたのですが

何年も前から

ダンゴムシが続出しており

この件について

本日お手伝いいただいた皆様に

相談したところ

色々なアドバイスを頂戴しまして

早速実践することに。

 

畳をはがして

床の周囲に防虫剤を散布した後

畳をハの字に立てかけて

虫コロリアースをたいてみました。

 

これで

ダンゴムシ問題は

大方改善出来るのではと思います。

 

脇間はもともと

湿度の高い場所なので

畳の裏にカビも見られたので

この時季に除湿しなければ

ということも感じています。

 

この一室は

本堂建替に伴う諸工事中に

設営される仮本堂の一間として

使用される空間でもあるので

様々な課題にしっかりと

向き合いながら

よりよい環境にしていきたいと思います。

 

お盆に向けて

本年のお盆は

ウイルス対策や本堂建替について

沢山お知らせがあるため

堂内掲示物を整えるのに

いつも以上に時間が

かかっております。

 

今後ブログやSNSで

ウイルス対策や本堂建替事業について

お知らせしたいと思います。

 

お伝えすべき情報がとても多いため

堂内掲示や寺報以外の媒体も活用して

諸事お伝えしていきたいと思います。

 

本年3月〜5月の“自粛期間中”に

情報授受の大切さを痛感しました。

 

有縁の皆様に対し

緊急の際に当山発信で

即座に全ての方と

連絡を取ることが

出来ないのが現状です。

 

当山では各地域に世話人役の

役員さんがいらっしゃり

毎年の通知や護持会費徴収は

役員さんにお願いしております。

 

当山が直接やり取りしているのは

世話人役不在の地域や

市外県外在住の方です。

 

情報伝達の重要度の高まりは

以前から感じておりまして

数年来少しづつ

管理台帳の作成を進めていましたが

最近はその作成を急いでおります。

 

目指す所の丁寧な情報伝達は

今後の課題とするとして

現在出来る形での情報発信には

精一杯取り組みたいと思います。

 

夜の本堂にて

葬儀を終えお寺に戻り

座って休んでいたら

いつの間にか寝てしまいました。

 

マスク着用でのお勤めには

大分慣れたのですが

体力の消耗は中々のものです。

 

さらに最近は

諸事立て込んでいたこともあり

今日は“バタンキュー”状態でした。

 

夕食を終えて一息ついてから

法務の後片付けをするために本堂へ。

 

いつも以上に静かで

心休まるように感じました。

 

200年以上もの間

守り継がれてきた

尊い空間であるとともに

個人的にも思い出深いこの空間。

 

本日葬儀でお弔いされた

故人様はいつもお寺のことを

気にかけて下さり

新本堂完成も楽しみにして

下さった方でもありました。

 

新本堂をご一緒に

目にしたかったなと

心底感じています。

 

6年計画で進めている

本堂建替事業は

本年が4年目です。

 

当事業を無事に成満することには

実に様々な意味がありますが

有縁の方々のご供養という

意味も含まれていると

拙僧(副住職)は捉えています。

 

託された思いを心にとめ

必ずや歴史的大事業を

有縁の皆様とご一緒に

成し遂げさせて頂きたいと

強く強く感じさせられます。

 

夜の本堂に身を置いて

静かに熱く誓いを捧げた

今宵となりました。

 

ニュースサイトに本堂建替について掲載されました

ニュースサイトの

八戸経済新聞に

当山の本堂建替についての

記事が掲載されました。

 

本堂建替事業は

6年計画のうち

本年が4年目にあたり

後半に突入しております。

 

振り返ってみると

色々ありすぎて

何からお伝えすれば良いか

迷う程ですが

ここまで来られたのも

大勢の有縁の皆様のおかげと

感謝しております。

 

▼八戸経済新聞

https://hachinohe.keizai.biz/headline/1375/

 

ラジオで本堂建替についてご紹介頂きました

八戸のラジオ局BeFMの

午前7時からの

「BeMornin’」という生放送番組内の

八戸トピックというコーナーで

本堂建替について

ご紹介頂きました。

 

7月28日夕方の生放送番組

「ゆうらじ!Hachinohe」の

「八戸トピック」でも

ご紹介頂く予定だそうです。

 

7月28日の放送は

午後5時15分頃の予定です。

 

時間については

5分程前後したり

事情により変更の場合が

あるそうですが

よろしければお聞きくださいませ。

 

本堂建替について取材していただきました

八戸のラジオ局であるBeFMより

当山本堂の建替えについて

取材していただきました。

 

小一時間程の短い時間でしたが

この取材は拙僧(副住職)自身も

本堂建替事業の経緯を

振り返らせていただく

良い機会にもなったように思います。

 

後日ラジオ放送にて

取材していただいた内容が

とりあげられる予定なので

放送予定が分かりましたら

お知らせいたします。

 

秋彼岸後より仮本堂を設営します

文化8年(1811)以来

二百余年振りの本堂建替のため

現本堂は10月に解体されます。

 

そのため

本年秋彼岸を終えて

すぐに引越作業を行い

ふれあい豊山館1階に

仮本堂を設営します。

 

9月29日には

完全に設営を終えたいと

考えております。

 

仮本堂設営以降

新本堂が完成するまでの間

全ての法務は仮本堂にて

お勤めいたします。

 

予定ですと

令和4年秋の完成を

見込んでいるので

仮本堂は約2年間

設営されることになります。

 

もうすぐお盆。

 

お盆を終えると秋彼岸。

 

現本堂で

二百年以上重ねられてきた

季節の行事も

残すところあとわずかです。

 

ウイルス感染が

なかなか収まらない状況で

お盆に遠方から帰省するのが

難しい方もいらっしゃると思いますが

有縁の皆様には

現本堂がその姿を留めているうちに

ぜひお運びいただいて

ご参詣いただければと思います。