新倉庫の建設工事が始まります

本堂裏手に新倉庫が

建設されます。

 

1月20日より新倉庫の

建設工事が開始されるそうで

現場では準備が始まっています。

 

2ヶ月程かかる予定とのことです。

 

新倉庫が完成すれば

春頃より

現在の本堂の引っ越し作業が

徐々に開始されます。

 

ひとつひとつ

物事が着実に

進められているということを

つくづくと感じます。

 

実り多き令和2年にしたいと思います

当山にとって

本年は例年にも増して

重要な意味を持つ1年であると

捉えております。

 

当山では

本堂建替事業を推進しており

早いもので本年が4年目です。

 

6年の基本計画なので

ちょうど折り返しとなります。

 

多くの方の

絶大なるご協力のおかげで

当事業は順調に進んでおりまして

現在は新本堂の詳細を決める

設計にとりかかっております。

 

将来的な構想も踏まえての設計なので

イメージを未来に飛ばしつつ

出来得る限り具体的にイメージして

新本堂について思案しています。

 

本年最も重要な案件は

佳境にさしかかっている

本堂建替事業です。

 

平安時代の開創以来

1200年もの歴史が伝えられる当山ですが

これまでの歴史を継承しつつ

これからの時代を紡ぎ出す拠点となる

新伽藍を整えるための

設計なので

専門家のお力をお借りして

きちんと仕上げさせて頂きます。

 

その他

本年も様々なことに

チャレンジしつつ

沢山のことを

学ばせて頂きたいと思います。

 

 

充実感と解放感

大掃除3日目。

 

本日は早朝より

位牌堂正面の中央祭壇の

清掃を行いました。

 

中央祭壇には

厨子に納められた

地蔵菩薩

十三仏

十一面観音を中心に

当山歴代先師のお位牌が

祀られます。

 

取り出せるものは

取り出して

ひとつひとつを拭き清め

配置を若干変更して

尊格を祀る高さの調整を行いました。

 

ここ十数年は

丁寧にお手入れ出来なかった

場所だったので

以前よりも

輝かしくなったように感じられます。

 

祀られている尊格は同じでも

配置等の祀り方が異なると

雰囲気が一変するので

不思議なものです。

 

来年以降

当山の本堂建替が本格化しますが

本堂建替中の仮観音堂は

位牌堂に設けようと

考えております。

 

具体的なイメージを

膨らませつつ

大掃除を行っておりました。

 

当初は

ふれあい豊山館1階広間の

祭壇横の押し入れを改造して

観音堂と地蔵堂を

設けるつもりでしたが

拙僧(副住職)の中で

それは現実的ではないとの

判断に至りました。

 

広間に観音堂を設けると

法事や葬儀や行事の最中には

観音参りが出来ませんし

スペースも限界があります。

 

位牌堂正面の脇祭壇は

スペースも広く

高さもあるので

現在の観音堂に祀られる

仏像を丁寧に

お祀りすることが

出来ると思われます。

 

仮の観音堂とはいえ

由緒ある尊格ばかりですし

糠部三十三観音の札所でもあるので

粗末なものには出来ません。

 

話が少しそれますが

仮本堂や仮観音堂について

かなり思い悩んでおりました。

 

建設委員会では

それらの件について

拙僧(副住職)に判断が

委ねられております。

 

幾通りもの方法があるのですが

どうすれば良いものか

中々答えを出せないでおりました。

 

ですが大掃除を行いながら

色々と具体的に考える中で

ようやく“結論めいたもの”を

出すことが出来ました。

 

大掃除の充実感に加え

思い悩んでいたことからの“解放感”を

得ることが出来た

令和元年のクリスマスでした。

 

稲荷大明神の厨子を新調して頂きました

お稲荷(いなり)様として

親しまれる

稲荷大明神(いなりだいみょうじん)を

お祀りする厨子(ずし)を

五戸町の五戸木工さんにお願いして

新調して頂きました。

 

観音堂にお祀りされていたものですが

スペースの関係もあり

現在は位牌堂に安置しております。

 

新本堂では

再び観音堂にお祀りされる予定です。

 

お稲荷様は古くから

五穀豊穣(ごこくほうじょう)

家内安全

商売繁盛などなど

諸願成就の祈りが

捧げられてきた尊格です。

 

これからも祈り継いで

まいりたいと思います。

 

新本堂に掲げられる八祖図と十六善神図

新本堂内陣に掲げる

真言八祖(しんごんはっそ)図が

早くも出来上がりました。

 

真言密教を傳承された

龍猛(りゅうみょう)菩薩

龍智(りゅうち)菩薩

金剛智(こんごうち)三蔵

不空(ふくう)三蔵

善無畏(ぜんむい)三蔵

一行(いちぎょう)阿闍梨

恵果(けいか)阿闍梨

弘法大師

の八名の高祖を

真言八祖といい

八大高祖ともいいます。

 

素敵に仕上げて頂いた八祖図は

新本堂が出来てから

掲げさせて頂きたいと思います。

 

さらに

新本堂建替にあたり

制作をお願いしていた

般若十六善神(はんにゃじゅうろくぜんじん)

の掛軸も届けられました。

 

こちらも

新本堂が出来てから

掲げさせて頂きたいと思います。

 

仏法守護尊・仁王

津嶋弥十郎清晴により

奉納された仁王像。

 

享保3年(1718)9月

長谷川新四郎作

と目録に記されております。

 

享保年間は

快傅(かいでん)上人

当山を中興された時期に当たります。

 

同時期に

様々な仏像が請来されたり

寺屋敷が建立されたりと

大きな事業が成し遂げられております。

 

この仁王像は

背丈が2m50cmもある

とても大きく立派な仏像です。

 

力強い腕や脚には

浮き出る血管が表現され

筋肉も物凄く

何ともたくましい仁王様です。

 

現在の塗装は

大分傷んでまいりましたが

これは有縁の方が塗料で

施して下さったものです。

 

300年もの時を超え

「仏法守護の仏」として

今もなお存在感を示し続ける仁王像。

 

本堂建替事業では

仁王門も建て替えられるので

この機会に仁王像も

修繕させて頂く予定です。

 

新たな仁王門に

装い改まった仁王像が

納められることになります。

 

仁王門は

「聖域」への入口であり

結界でもあります。

 

現在と同程度の大きさの

仁王門になる予定ですが

新仁王門も一つの見所かと思います。

 

歴史的な神仏習合のひととき〜十和田神社・普賢院合同祈祷〜

当山は十和田湖伝説とゆかりがあり

南祖坊(なんそのぼう)が

修行したと伝えられる寺院で

南祖坊の御像である

南祖法師尊像(なんそほっしそんぞう)が

祀られております。

 

深くご縁のある十和田湖に

鎮座する十和田神社に

南祖法師尊像を

出開帳(でがいちょう)し

宮司さんとともに

神仏習合の御祈祷を行いました。

 

この御祈祷では

当山の本堂建替に際する

地鎮式の作法に用いるお水を

御清めして御加持させて頂きました。

 

このような形での

神式と仏式を併せての御祈祷は

初めてのことでしたが

とても素晴らしいものとなりました。

 

この御祈祷の開催について

本年上旬に

十和田湖自然ガイドクラブの

中川一樹さんに相談させて頂いた所

懇切丁寧にご対応下さり

諸事の確認や準備を行って頂いた

おかげで実現することが出来ました。

 

十和田湖の地域の方や

十和田神社役員の方や

観光関係の方もご参列下さり

あたたかな雰囲気の中

尊い儀式をお勤めさせて

頂いたことに心より

感謝しております。

 

南祖法師尊像の出開帳は

今回限りのつもりでおります。

 

これまで

前例のないことだったため

宮司さんや関係者の皆様には

色々とご迷惑をおかけしたかと

思いますが

沢山の方のご協力のおかげで

念願していたことを

実現することが出来ました。

 

また本日は快晴で青空が広がり

風もなく穏やかな水面は鏡のようでした。

 

雪化粧された

十和田湖外輪山の稜線も素晴らしく

拙僧(副住職)が見てきた中で

最も美しい十和田湖の景観でした。

 

この歴史的で素晴らしい1日は

一生忘れません。

 

宮司さんご夫妻

十和田湖自然ガイドクラブの

中川さん、森田さん、山下さん

十和田湖の皆様

そして早朝より

お手伝い下さった有縁の皆様

本当にありがとうございました。

 

尊い一日の大きな実感

12/8はお釈迦様が

成道(じょうどう)された日とされます。

 

成道とは「さとりを開く」ことです。

 

そのような尊い1日に

本堂建設委員会小委員会が開催され

これまでの経過説明をして頂いた後

本堂の建設をご担当頂く

業者さんの選定について

ご審議頂きました。

 

詳細については

後日お知らせいたしますが

これより一気に

当事業が進むことになります。

 

本堂建替をすることが

以前にも増して実感された1日でした。

 

重要な審議を控えて

法事を終えた後

市役所の建築指導課へ赴き

本堂裏に建てられる倉庫新築工事の

確認申請書を頂いてまいりました。

 

このような書類は

完成に至るまでに

かなりの時間と手間が必要で

専門家でなければ

全くはがたちません。

 

手続きのために何度も何度も

市役所へ行って下さった方のおかげで

本堂建替事業は

また一歩進むことが出来ました。

 

本堂建替をご担当頂く業者ですが

数社から見積書や提案書などを

本日を期限として当山担当者宛に

ご提出頂くことになっております。

 

ご協力下さった業者の皆様には

衷心より御礼申し上げます。

 

業者選定のための会議が

近日開催されますので

そちらで拝見させて頂き

当山有縁の皆様の代表者よりなる

建設委員の皆様とともに

協議させて頂きます。

 

とても難しい協議に

なると思いますが

本堂建替事業において

極めて重要なことなので

委員の皆様と

しっかりと審議したいと思います。

 

ありがたさを痛感しながらの弘前訪問

旧家に祀られていたもので

ご縁があり当山へ

遷座された子安地蔵(こやすじぞう)。

 

とても立派なお地蔵様で

長い間大切に祀られてきたようです。

 

傷んでいる部分も多く見られたため

こちらのお地蔵様も

修繕して頂くことにいたしました。

 

新本堂で設けられる地蔵堂に

こちらのお地蔵様も

丁重にお祀りさせて頂きたいと思います。

 

このお地蔵様の修繕をお願いするため

これまでも大変お世話になっている

弘前の仏師・小堀寛治氏を訪ねました。

 

その道中

弘前市で様々な取り組みを

されていらっしゃる専求院(せんぐいん)様と

世界一の大登り窯(ギネス認定)

烏城焼(うじょうやき)の今井ご夫妻も

訪ねさせて頂きました。

 

▼雪の青森

行きも帰りも

青森は雪が降っており

おそるおそる運転しました。

 

 

▼専求院

専求院ご住職の奥様は

終活カウンセラーでもあり

全国各地で講演されるなどご活躍です。

 

訪ねた際はちょうど

専求院副住職様がご法事を

終えたばかりで

法事の合間でしたが

ご丁寧に対応して頂きました。

 

今後も色々とご縁を

深めさせて頂ければと思います。

 

 

▼仏師・小堀寛治氏の彫られた諸尊

小堀さんご夫妻には

本年大変お世話になりました。

 

お邪魔する際には

いつも丁重に温かくお迎え下さり

とても感謝しております。

 

今回も色々とご相談させて頂き

大変充実した時間を

過ごさせて頂きました。

 

小堀さんには

仏像の修繕に加え

新たに当山に迎えられる

長谷寺式の十一面観音三尊を

手掛けて頂きます。

 

十一面観音は

かつての当山本尊とされるとともに

当山の本山である長谷寺(奈良県)の

本尊でもあります。

 

本堂建替という歴史的節目に

職人であり人格者である

小堀さんに十一面観音三尊を

彫って頂けることを光栄に思います。

 

 

▼黒石 烏城焼(うじょうやき)

つい先日

世界一の大登り窯として

ギネス認定された

黒石 烏城焼(うじょうやき)。

https://fugenin643.com/blog/素晴らしき津軽烏城焼/

 

9月にたまたまお邪魔させて頂いた所

陶工の今井理桂氏ご夫妻のご厚意で

新本堂建立の際に

地鎮式で地に納める仏具の器を

烏城焼で作って下さり

ご奉納頂けることになりました。

 

その器を

何点か試作して下さり

寸法を確認してほしいとの

連絡を頂いたので

本日再びお邪魔させて頂きました。

 

試作されたものを

拝見させて頂きましたが

想像以上に素晴らしいものを

作って下さいました。

 

来年1月の窯で

制作して下さるとのことです。

 

とても大きな歴史的節目の

儀式に用いさせて頂くものに

青森県が世界に誇る

陶工さんが世界一の窯で

制作して下さったものを

使わせて頂けることは

本当に素晴らしいことであると

感謝しております。