須弥壇や護摩壇の改修作業を見学させていただきました

五戸木工さんにお誘いいただき

工場を見学させていただきました。

 

五戸木工さんには

須弥壇

内陣の密壇と礼盤と脇机

観音堂の護摩壇と礼盤と脇机

といった主要な仏具の

修繕をお願いしています。

 

これらは

修繕いただく全仏具の中で

最も大切なものとなります。

 

丁寧に作業を

進めていただいているようでした。

 

彫刻部分の彩色も

大分進んでいて

完成が楽しみです。

 

須弥壇は

朱色でしたが

新本堂仕様では黒色に

仕上げていただきます。

 

とても厳かな

荘厳となりそうです。

 

▼修繕途中の須弥壇。

 

▼以前の須弥壇の様子です。

新本堂を建設していただく松本工務店の工場を見学させていただきました

新本堂の施工業者である

松本工務店の工場へ

建設委員会の皆様と

見学させていただきました。

 

新本堂に用いられる建材の準備が

順調に進められている様子でした。

 

とても立派な木材が用意されており

新本堂はかなり剛健で立派な

ものになると思います。

 

見学の様子を

短い動画にしたので

ぜひご覧下さいませ。

 

一年前の今頃は

そういえば昨年の今頃は

旧本堂解体に向けて

引っ越し作業を始めた辺りです。

 

大人数で集まることが

難しい雰囲気だったこともあり

たとえ独りであっても

コツコツ少しづつ毎日

作業を進めようと決心して

引っ越し作業を始めたのが

昨年の春彼岸入りの日です。

 

幸いなことに

お弟子さんにも

協力していただくことが叶い

着々と作業を

進めることが出来ました。

 

古い仏像や仏具

さらには文書の確認もしながら

整理をすることが出来たおかげで

貴重な発見も相次ぎ

とても有意義な作業だったとも

感じています。

 

昨年の写真と

現在の写真を並べると

その変化は一目瞭然です。

 

ものすごいパワーを

必要としたこの一年でしたが

順調にかつ無事に

事を進められているのは

間違いなく

沢山の方のお力添えのおかげです。

 

明日の午後は

建設についての会議が行われます。

 

議案ひとつひとつを丁寧に

話し合わせていただきたいと思います。

 

▼昨年4月

 

▼昨年5月

 

▼昨年8月

 

▼現在

本尊愛染明王像が修繕へ出発いたしました

修繕のため

本尊・愛染明王像が搬出され

修繕いただく秋田の職人さんのもとへ

出発いたしました。

 

文化7年(1810)に普賢院は

火災に見舞われて

本堂もろとも本尊像も

焼失してしまいました。

 

そういった経緯もあり

当時の本坊住職・宥瑗(ゆうえん)が

現在の本尊像を新造奉納されました。

 

光背裏には朱書きで

以下のように記されています。

 

寶照山普賢院本尊新造立志趣者奉為

大守公御武運長久国家安穏及護持宥瑗

法運長遠院内繁昌也敬白

文化七歳次庚午九月大祥日教道覺宥

寶珠盛岡山永福密寺現住法印宥瑗寄附之

 

ここに記されている

「大守公」とは当時の

盛岡南部藩藩主・利敬(としたか)公です。

 

当時は

当山を祖院として

江戸初期に盛岡に建立された

宝珠盛岡山永福寺が当山の本坊で

それに対して当山は

自坊という位置づけでした。

 

光背裏の朱書きにあるように

本坊住職が宥瑗(ゆうえん)で

自坊住職(教道)が覺宥(かくゆう)の代に

愛染明王像が納められています。

 

宥瑗は仁和寺の方で

年に何度かしか

本坊には滞在出来なかったようですが

滞在中は多くの学僧の方などが

尋ねられたそうです。

 

当山には

宥瑗上人の名が刻された香炉が

ひとつ残されています。

 

愛染明王像の修繕は

令和4年秋に仕上げられる予定です。

 

お戻りは

新本堂完成の時となります。

 

装い新たな本尊様が

新たな本堂にお帰りになられ

お祀りされる日が

待ち遠しく感じられます。

 

本尊様が厨子から

運び出されて

修繕に出発される光景を

目の当たりにして

新たな歴史が

いよいよ本格的に

紡がれているということを

強く強く感じました。

 

明日より本尊像がお留守となります

修繕のため明日午後に

当山本尊・愛染明王像が搬出され

職人さんのもとへ

お出かけされます。

 

その間は厨子に

大日如来像を安置させていただき

厨子の扉は閉めさせていただきます。

 

大日如来は

真言宗の本尊であり

全ての尊格(仏さま)は

大日如来のお姿のひとつとされます。

 

そのような教学的なことも踏まえ

本尊厨子には大日如来様を

お納めいたします。

 

愛染明王像のお戻りは

新本堂が完成する

来年秋の予定です。

 

 

▼本尊・愛染明王像

文化7年(1810)年に

当時の本坊住職により

奉納されました。

 

▼大日如来像

 

墓地整備の方針が大方定まりました

本堂建替事業では

境内整備も行われますが

その一環として

墓地整備も行われます。

 

立木伐採工事も終わり

墓地整備についての

打ち合わせが

本格的に始まりました。

 

特に

彼岸入り直前から

毎日のように

あれこれと詳細を

詰めております。

 

ご担当いただく

番地石材店さんにご協力いただき

何度も修正を重ねている段階ですが

大方の方針は定まりました。

 

後世に託すものなので

熟考に熟考を重ねて

納得のいく形に

したいと思います。

 

春彼岸中日は法話と法要を行います

本年から

行事の法要30分前より

スライドを用いて

法話を交えつつ

本堂建替についてや

その他様々なことを

お話します。

 

行事の法要というのは

小正月法要

春彼岸中日法要

お盆法要

秋彼岸中日法要です。

 

昨年の小正月までは

数珠回し(百万遍)を

行っていましたが

昨年春彼岸以降は

ウイルス対策のため休止しています。

 

法要は行いますが

参列者には

焼香していただく形式です。

 

昨年の春彼岸以降この形式で

行事の法要を行ってきましたが

本年はさらに工夫を凝らしまして

小正月法要(1月16日)より

法要に先立って

法話を交えつつ

様々なお話をすることにしました。

 

短い時間ですが今回は

彼岸について

本堂建替について

最近の葬儀について

終活についてと

結構みっちり

お話いたします。

 

使用する伐採木の選別をしていただきました

本日は早朝6時に

五戸木工の社長さんと

松本工務店の部長さんに

おいでいただきまして

伐採された木の

選別をしていただきました。

 

使用できる

杉とイチョウとケヤキを

見極めていただきました。

 

使用するものには印がつけられ

それ以外のものは

搬出されチップなどにされます。

 

製材は松本工務店に

行っていただきます。

 

杉は新本堂の

屋根材に使用されます。

 

イチョウとケヤキは

詳細について未定ですが

仏具等の部材として

使う予定です。

 

真東に寄りつつある日の出

あれよあれよと

日にちが経過しまして

ちょうど1週間後は

春彼岸の中日です。

 

今朝の

真っ赤な日の出は

とても印象的なものでした。

 

普賢院からは

真東に真っ直ぐ道がのびていますが

彼岸中日は

その道の先から

日が昇るように

お寺が位置しています。

 

この時季は

日の出の位置が

日に日に真東に

近寄っていることが分かります。

 

立木が伐採されたこともあり

これまで以上に

東側の視界が開けたため

境内奥からでも

日の出がよく見えるように

なりました。

 

とても贅沢な

景色だと感じます。

 

10年たっての3.11

早いもので

東日本大震災から

10年が経ちます。

 

あの時に得た

多くの教訓は

今もなお

大切にすべきものばかりです。

 

今日を過ごせることは

ありふれたものではありません。

 

あの時

拙僧(副住職)は

一日一日を

大切に過ごす大切さを

痛切に感じ

現在にいたるまで

肝にめいじています。

 

物故者の方々の

安らかなることを

あらためてお祈りいたします。

 

現在当山では

本堂建替に向けて

着々と準備が進められています。

 

本堂建立は

願いを託す浄行ともされます。

 

今向き合わせていただいている

大きな歴史的節目にあたり

今を生きる私たちが

しっかりとおもいを込め

未来に託していきたいと思います。