本堂建替へ② 最初の大きな試練

当山では現在

本堂建替に向け

檀信徒の皆様をはじめとする

有縁の皆様とともに

歩みを進めております。

 

本年3月末に

趣意書(しゅいしょ)を配布

させて頂き勧募浄財を

募らせて頂いております。

 

現在の本堂は

文化8年(1811年)に建立されました。

 

前年に火災で燃えてしまい

南部藩の絶大な支援の下に

再建されたものだそうです。

 

以後幾度も修繕を重ねて

維持されてまいりました。

 

本堂を建替えるという

“壮大な議題”が検討され始めたのは

平成24年秋です。

 

当山では

総代・役員の中より

総代長1名、副総代長1名が

お寺の責任役員を

お勤め頂いております。

 

要するに

檀信徒の皆様の代表で

そのお二方を中心に

会議は重ねられておりました。

 

しかし

本堂建替えに向けた計画が

少しずつ整いつつあった矢先の

平成27年9月下旬に

当時の副総代長が

ご逝去されてしまいました。

 

また昨年には

当時の総代長も体調を崩され

その任を外れざるをえない

状態になってしまいました。

 

残念でなりませんでした。

 

お二人とも

“突然の病”により

体調を崩されたゆえに

衝撃も大きいものでした。

 

お二方が会議の中心から

いなくなられたことは

これまでの一連の流れで

最も“大きな試練”でした。

 

それから

総代・役員の皆様と

体制を立て直し

一致団結して

話し合いを重ね

今に至っております。

 

志半ばで

協議の中心から退かざるを

得なかったお二人のためにも

情熱と覚悟を以て

歴史的大事業に携わらせて

頂きたく所存です。


 

【勧募浄財御寄進のお願い】

本堂建替にあたり

御寄進のお願いを申し上げます。

 

御浄財の多寡を問わず

御志納者のお心通った御浄財として

ありがたく拝受させて頂きます。

 

ご協力の程

何卒お願い申し上げます。


 

※詳細は下記に掲載してございます。

▼建替の趣旨とご協力のお願い

普賢院本堂建替趣意書

 

▼本堂建替の基本計画

普賢院本堂建替基本計画

 

▼関連記事(おてらブログ)

https://fugenin643.com/blog/新たな歴史を紡ぐ/

https://fugenin643.com/blog/本堂建替へ一/

flower_shibazakura

本堂建替へ① 建替決定の経緯と願い

当山では本堂を建替えることとなり

現在、勧募活動をしております。

 

今回は建替への経緯について

お話させて頂きます。

 

本堂建替の話題が本格的になったのは

平成24年10月のことです。

 

ちょうどその頃

同時多発的に様々な箇所の

痛みが目立っておりました。

 

仁王門の部材が

老朽化により腐り落ち

鐘楼堂の柱根が腐り

本堂入口の花頭窓(かとうまど)が腐り

本堂の雨漏りが激しくなり

などといった具合でした。

 

鐘楼堂の柱は早急な処置が必要であったため

即座に柱を取り替える工事を行いました。

 

その他についても

修繕で対応しようと

専門家に見て頂いた所

部分的処置では対応できない程に

痛みが進んでいると

ご指摘を頂きました。

 

そこから総代会・役員会にて

様々に検討を重ねることになります。

 

本堂の現況を

しっかり把握すべく

平成26年4月に

現況調査を行って頂きました。

 

結論としては

現在の建物を維持することは難しく

安全性を保証できないとのことでした。

 

そこで本堂建替の方向で

話し合いが更に重ねられていくのですが

規模が大きい話ゆえ

“積極的に”議論が進む事はありませんでした。

 

拙僧(副住職)も尻込みしておりましたし

檀信徒の皆様に何とお伝えすれば良いか

困り果てていたのが正直な所です。

 

役員会では

「本堂建替は我々では無理だ」との

ご意見もございましたし

「寿命が短いとしても修繕で留めるべき」

とのご意見もございました。

 

一方で

やるべきことは妥協することなく

やるべきだとの力強いご意見も

寄せられました。

 

様々なご意見がございましたが

本堂建替が最善の施策である

との意見が役員会でまとまり

平成28年10月より

檀家の皆様への地区別説明会が

開催されることとなります。

 

現況報告と今後の動きについて

約1ヶ月にわたり全8会場にて

説明させて頂き

檀家の皆様より貴重な

ご意見を頂戴いたしました。

 

説明会を終えた後

11月に開催した役員総会にて

本堂の建替が正式に決定され

本堂建設委員会が立ち上げられ

いよいよ本格的に

動き始めるに至りました。

 

本堂の建替が正式に

決定されるまでに

4年の月日がかかりました。

 

これはまだ

「始まりの始まり」に過ぎません。

 

大変なことであるには

違いありませんが

現況と向き合うことが出来るのは

今を生きる我々しかおりません。

 

託されたおもいや

今に伝わる歴史を未来に

託す事が出来るのも

今を生きる我々しかおりません。

 

お寺の本堂を建替えることは

単に建物を壊して改めること

ではありません。

 

お寺にまつわる事業は

仏道としての事業であるべきと

強く信じております。

 

「心の結晶」としての事業として

結ばれることを強く願っております。

 

檀家の皆様、有縁の皆様の

御厚情をお寄せ頂き

その結集としての

“温かな伽藍”となることを

夢見ております。


【勧募浄財御寄進のお願い】

本堂建替にあたり

御寄進のお願いを申し上げます。

 

御浄財の多寡を問わず

ありがたく拝受させて頂きます。

 

ご協力の程

何卒お願い申し上げます。


※詳細は下記に掲載してございます。

▼建替の趣旨とご協力のお願い

普賢院本堂建替趣意書

 

▼本堂建替の基本計画

普賢院本堂建替基本計画

 

▼関連記事(おてらブログ)

https://fugenin643.com/blog/新たな歴史を紡ぐ/

TOP背景写真

新たな歴史を紡ぐ 〜200余年振りの本堂建替〜

当山では

文化8年(1811年)以来

200余年振りに

本堂を建替えることとなりました。

 

本堂建替えは

向こう何年にも及ぶ

歴史的大事業です。

 

お寺において

本堂は特別なものであり

最も尊い空間です。

 

現在に至るまで

有縁の方々に守られ

祈りが捧げられ

おもいが託された

大切な空間です。

 

本堂は建物自体に

仏道の大切なみ教えが

通わされております。

 

それ故に「心の結晶」として

結ばれる事業で

あるべきだと思います。

 

経済状況が厳しい中でもあり

社会変化も激しい世の中では

ありますが

この現況としっかりと

向き合わせて頂きます。

 

当山1200年の歴史を

未来につなぐためにも

心を尽くして

向き合わせて頂きます。


本堂建替えにあたりまして

御寄進のお願いを申し上げます。

 

沢山のご縁により

歴史的大事業を

成し遂げさせて頂きたいと

切願しております。

 

詳細は下記書類に掲載して

ございますので

御参照下されば幸いです。

 

多寡を問わず有志の皆様の

お力添えを懇願申し上げる次第です。

 

皆様のご協力の程

何卒お願い申し上げます。合掌

 

▼建替の趣旨とご協力のお願い

普賢院本堂建替趣意書

 

▼現在の本堂の状況(現況報告資料)

普賢院本堂現況報告写真資料

 

▼本堂建替の段取り

普賢院本堂建替基本計画


本堂建替事業の事務局は

副住職が勤めさせて頂いております。

 

ご不明な点や各種お問い合わせは

当山副住職にお寄せ下さい。

TOP背景写真