こんな時だからこそ

春の日差しに

春の花に

春の味覚に

春の虫。

 

気温は16℃にまで上がった

快晴の春彼岸3日目。

 

良い天候ということもあり

本日も多くの方が

お参りされていました。

 

3月に入ってから

拙僧(副住職)は本堂の引越の

準備に取り掛かっております。

 

殊にこの彼岸中は

朝から晩まで

黙々と整理をしたり

棚を移設したり

仮本堂設営に向けて祭壇を

実際に組んでみたり

様々な手配をしたり等々。

 

新型コロナウイルスの影響で

東京出張が全て中止になったことで

舞い込んだ時間をフル活用させて頂き

本堂建替事業に全力を注いでいます。

 

不安が尽きない

ご時世だからこそ

今出来ることに

注力したいと思います。

 

目に見える形で

本堂建替事業の打ち合わせが

具体的かつ細やかになってきました。

 

本堂建替事業と一言で言っても

内容には多くの項目があります。

 

本日は本堂裏の

整地の打ち合わせがありました。

 

伐採した木の

抜根を行って

地をならして頂きます。

 

少しづつですが

目に見える形で

事業が進んできたように思います。

 

今に活きる設計に思う

ふれあい豊山館の1階には

100畳の広間があり

多用途に用いられています。

 

こちらの広間には

仕切り壁を入れることが出来

60畳と40畳に分けて

使用することが出来ます。

 

これまでは

仕切る機会は

あまりありませんでしたが

最近は諸事立て込むこともあり

会場を仕切って使う頻度も

高くなってまいりました。

 

ふれあい豊山館は

建設されて約20年になります。

 

当時における

将来を見据えての設計が

大いに活きていることを実感します。

 

新本堂の設計も

しっかりと将来を見据えて

取り組まなければならないとの

思いを新たにしております。

 

▼平常時

▼仕切った時

新倉庫の工事が終わりました

本堂裏手の新倉庫の

建設工事が終わりました。

 

来週には

八戸市の検査が行われ

それが終わると

棚を用意して

搬入の準備を開始します。

 

この新倉庫を建てるにあたり

用地取得や農地転用などの手続きが

難航して約2年の歳月がかかりました。

 

多くの方のご協力のおかげで

本堂建替事業における

大きな一歩を

踏み出すことが出来ました。

 

まだまだ先は長いですが

着実に前進させたいと思います。

 

建設委員会の口座番号が変わります

本堂建替にあたり

ご協力下さる有縁の方には

八戸農協に設けられた

普賢院本堂建設委員会の口座へ

勧募浄財をお納め頂いております。

 

口座を開設した豊崎支店が

上長支店に統合されることになり

口座番号も変更されました。

 

令和2年2月25日より

新たな口座での

取引となるそうです。

 

そのことが発覚しまして

急遽本日午後から

当山有縁の皆様へ

口座変更の通知を出す準備に

取り掛かりました。

 

通知を出す総数は約770。

 

うち郵送での通知は200で

その他は各地の役員の皆様に

配布のご協力を頂きます。

 

取り掛かり始めて約8時間。

 

ようやく準備が整い

ひと段落です。

 

なかなかスリリングな一日でした。

 

なお

普賢院本堂建替委員会の

新たな口座番号は下記の通りになります。

 

【店舗名】上長支店(店舗番号3488-002)

【口座番号】0024185

【口座名】普賢院本堂建設委員会

 

新倉庫が出来てきました

本堂裏手に建てられる新倉庫。

 

徐々にその姿が

あらわれてまいりました。

 

こちらが完成すると

本堂の引っ越し作業の

準備を進めることになっています。

 

本格的に本堂建替事業が

佳境を迎えつつあるという実感が

日に日に高まっております。

 

新倉庫の建設工事が始まります

本堂裏手に新倉庫が

建設されます。

 

1月20日より新倉庫の

建設工事が開始されるそうで

現場では準備が始まっています。

 

2ヶ月程かかる予定とのことです。

 

新倉庫が完成すれば

春頃より

現在の本堂の引っ越し作業が

徐々に開始されます。

 

ひとつひとつ

物事が着実に

進められているということを

つくづくと感じます。

 

実り多き令和2年にしたいと思います

当山にとって

本年は例年にも増して

重要な意味を持つ1年であると

捉えております。

 

当山では

本堂建替事業を推進しており

早いもので本年が4年目です。

 

6年の基本計画なので

ちょうど折り返しとなります。

 

多くの方の

絶大なるご協力のおかげで

当事業は順調に進んでおりまして

現在は新本堂の詳細を決める

設計にとりかかっております。

 

将来的な構想も踏まえての設計なので

イメージを未来に飛ばしつつ

出来得る限り具体的にイメージして

新本堂について思案しています。

 

本年最も重要な案件は

佳境にさしかかっている

本堂建替事業です。

 

平安時代の開創以来

1200年もの歴史が伝えられる当山ですが

これまでの歴史を継承しつつ

これからの時代を紡ぎ出す拠点となる

新伽藍を整えるための

設計なので

専門家のお力をお借りして

きちんと仕上げさせて頂きます。

 

その他

本年も様々なことに

チャレンジしつつ

沢山のことを

学ばせて頂きたいと思います。

 

 

充実感と解放感

大掃除3日目。

 

本日は早朝より

位牌堂正面の中央祭壇の

清掃を行いました。

 

中央祭壇には

厨子に納められた

地蔵菩薩

十三仏

十一面観音を中心に

当山歴代先師のお位牌が

祀られます。

 

取り出せるものは

取り出して

ひとつひとつを拭き清め

配置を若干変更して

尊格を祀る高さの調整を行いました。

 

ここ十数年は

丁寧にお手入れ出来なかった

場所だったので

以前よりも

輝かしくなったように感じられます。

 

祀られている尊格は同じでも

配置等の祀り方が異なると

雰囲気が一変するので

不思議なものです。

 

来年以降

当山の本堂建替が本格化しますが

本堂建替中の仮観音堂は

位牌堂に設けようと

考えております。

 

具体的なイメージを

膨らませつつ

大掃除を行っておりました。

 

当初は

ふれあい豊山館1階広間の

祭壇横の押し入れを改造して

観音堂と地蔵堂を

設けるつもりでしたが

拙僧(副住職)の中で

それは現実的ではないとの

判断に至りました。

 

広間に観音堂を設けると

法事や葬儀や行事の最中には

観音参りが出来ませんし

スペースも限界があります。

 

位牌堂正面の脇祭壇は

スペースも広く

高さもあるので

現在の観音堂に祀られる

仏像を丁寧に

お祀りすることが

出来ると思われます。

 

仮の観音堂とはいえ

由緒ある尊格ばかりですし

糠部三十三観音の札所でもあるので

粗末なものには出来ません。

 

話が少しそれますが

仮本堂や仮観音堂について

かなり思い悩んでおりました。

 

建設委員会では

それらの件について

拙僧(副住職)に判断が

委ねられております。

 

幾通りもの方法があるのですが

どうすれば良いものか

中々答えを出せないでおりました。

 

ですが大掃除を行いながら

色々と具体的に考える中で

ようやく“結論めいたもの”を

出すことが出来ました。

 

大掃除の充実感に加え

思い悩んでいたことからの“解放感”を

得ることが出来た

令和元年のクリスマスでした。

 

稲荷大明神の厨子を新調して頂きました

お稲荷(いなり)様として

親しまれる

稲荷大明神(いなりだいみょうじん)を

お祀りする厨子(ずし)を

五戸町の五戸木工さんにお願いして

新調して頂きました。

 

観音堂にお祀りされていたものですが

スペースの関係もあり

現在は位牌堂に安置しております。

 

新本堂では

再び観音堂にお祀りされる予定です。

 

お稲荷様は古くから

五穀豊穣(ごこくほうじょう)

家内安全

商売繁盛などなど

諸願成就の祈りが

捧げられてきた尊格です。

 

これからも祈り継いで

まいりたいと思います。