書庫整理で国際協力

恐らくどこの

御寺院様でも見られる

「お寺あるある」として

膨大な蔵書が挙げられる

かと思います。

 

当山も例外ではなく

膨大な書籍が

書庫に眠っております。

 

さらには

各種資料や書類なども

大量に眠っております。

 

その全てが保管すべきもの

であれば問題ないのですが

当山の場合

保管すべき重要書籍等は

ほんの一部です。

 

何十年もの間

時間をかけてじっくりと

整理したことがなかったため

ひたすらにストックされ

現在に至っておりました。

 

近い将来

当山では本堂の建替が

予定されております。

 

本堂建替にあたり

新たな本堂の間取りなど

本格的に設計の検討が始まります。

 

書庫はお寺に必要不可欠なものですが

収められるべき書籍等が

一体全体どれ位あるのかで

その規模が変わってまいります。

 

これを機会に

“大胆に”書庫の整理をしております。

 

また

書庫整理にあわせて

「ぶっくお布施」という

取り組みをすることと

いたしました。

 

これは

アーユス仏教国際協力ネットワークと

ブックオフによる取り組みで

書籍等の買い取り金の一部が

国際協力活動への寄附になります。

 

お世話になった

沢山の書籍が

国際協力に役立てられることを

祈っております。


 

▼「ぶっくお布施」のご紹介

http://ngo-ayus.jp/project/goods-donation/book-off-se/

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ご縁を感じる場としての仏事

GW中には

遠方より帰省される折に

ご法事を営まれる方が

多くいらっしゃいます。

 

最近では

ご法事のみならず

葬儀においても

極少人数の身内の方にて

執り行われる事が

多くなっております。

 

この傾向の背景には

ご事情のあることなので

致し方ない部分も

あるかと思います。

 

つい先日

77回忌のご法事を

営まれた檀家さんが

いらっしゃいました。

 

正確には77回忌と併せて

他の回忌もお勤めしましたが

77回忌にあたる方を中心とした

ご法事が執り行われました。

 

施主様のご兄弟ご一行様が

集われてのご法事でした。

 

両親や先祖があって今がある

ことに対して

心から感謝しています

とおっしゃられていた

御宗家の皆様の真心が

通わされた温かで賑やかな

ご法事となりました。

 

仏事はご縁を感じる場でもあります。

 

ご縁と「付き合い」は

似て非なる物です。

 

ご法事等の仏事が

「付き合い」として

捉えられがちな

昨今であるように感じます。

 

真心が運ばれ

ご縁を感じて頂く場が

仏事であるということを

今の世にあってこそ

強く感じて頂ければと願います。

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断捨離に励みます

今となっては

断捨離(だんしゃり)という

言葉が随分と

定着したように感じます。

 

拙僧(副住職)は現在

妻と共に

断捨離に励んでおります。

 

当山では

庫裡(くり)のハナレを

改修しております。

 

当山では将来

本堂の建替を

控えております。

 

現在、当山の物置や

書庫には溢れんばかりの

物が押し込まれております。

 

大量の物や書籍を

“スリム化”することが

求められております。

 

拙僧(副住職)自身も

何年も袖を通す事のない衣類や

何年も開かれる事のない書籍を

山ほど抱えております。

 

まだ整理の途中ですが

「手放す」ことで得られる

「心の豊かさ」があるように

実感しております。

 

ごちゃごちゃしているのは

自身の心の現れであると

強く自覚しながら

断捨離に励ませて頂きます。

 

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6/5寺子屋ws『香りのこころ』開催します

寺子屋ワークショップ

『香りのこころ〜清浄のひととき〜』

が6/5午前10時より開催されます。

 

仏道において

香りは大切なものであり

温かなメッセージが

重ねられております。

 

『香りのこころ』では

法話と“アロマなワーク”を

通じて香りに託された

メッセージを紐解きます。

 

“アロマなワーク”では

精油と植物油を使った

せっけんを手作りします。

 

「かわいいアロマひつじや」の

小松美央さんと

ハンドメイド石けん協会

ジュニアソーパー

「せっけんの贈り物」の

豊川友美さんにご協力頂き

ワークショップを開催します。


『香りのこころ〜清浄のひととき〜』

◎日程:平成29年6月5日

◎時間:午前10時〜12時半

◎会場:普賢院ふれあい豊山館

◎持ち物:エプロン

◎会費:2000円

◎申込:担当者が不在の場合が多いため、メールでのお申込をお願いいたします。

※メール fugenin643@gmail.com

 

寺子屋ワークショップでは

会費の一部を

国際協力活動のために

寄附させて頂いております。


 

どなた様でもご参加頂けますので

興味のある方はお気軽に

お問い合わせ下さい。

 

皆様のご参加

お待ちしております。

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本堂建替へ③ 地区別説明会

当山では本堂建替へ向け

本格的に始動いたしました。

 

本年3月より勧募浄財を

募らせて頂いております。

 

現時点では

勧募期間含め6年の行程を

計画しております。

 

平成24年より協議を重ね

勧募に至るまでには

相当の“パワー”が必要でした。

 

これまでで

最も印象深かったのは

檀信徒の皆様にお集り頂き

開催させて頂いた

地区別説明会です。

 

地区別8会場にて

第1回説明会が昨年10月11月

第2回説明会が本年1月2月に

全16回開催されました。

 

説明会は

総代長、建設委員長

各地の総代、役員の皆様と共に

拙僧(副住職)が伺わせて

頂きました。

 

第1回説明会では

本堂の現況についての報告に加え

建替に取り組まざるをえない状態

にあるということをお伝えさせて頂き

有縁の皆様より御意見を

頂戴いたしました。

 

第2回説明会では

建設委員会にて話し合われた

建替事業の基本計画について

説明させて頂き

ご協力をお願いさせて頂きました。

 

説明会は

お寺で開催の地区もありましたが

多くは各地の集会所や自治会館でした。

 

実際に各地へ赴いて

お寺に関する話し合いの場を

設けさせて頂いたのは

今回が初めてでしたが

各地の役員の皆様の

大きなお力添えの下

無事に全日程を終えることが

叶いました。

 

規模が非常に大きい話ゆえ

説明者を務めさせて頂いた

拙僧(副住職)は様々な不安を

抱えておりましたが

温かな励ましを頂きながら

何とか役目を果たす事が出来ました。

 

全16回のうち

そのほとんどが夜分の開催でしたが

ありがたいことに

多くの皆様にお集り頂き

とても示唆に富んだ

御意見を沢山頂戴いたしました。

 

説明会を踏まえ

本堂建替の基本計画について

さらに検討が重ねられ

現在に至っております。

 

対話をすることの大切さを

痛感させて頂いた

説明会でもありました。

 

有縁の皆様と共に

足踏みをそろえ

一歩一歩前進して

参りたいと思います。


 

【勧募浄財御寄進のお願い】

本堂建替にあたり

御寄進のお願いを申し上げます。

 

御浄財の多寡を問わず

御志納者のお心通った御浄財として

ありがたく拝受させて頂きます。

 

ご協力の程

何卒お願い申し上げます。


 

※詳細は下記に掲載してございます。

▼建替の趣旨とご協力のお願い

普賢院本堂建替趣意書

 

▼本堂建替基本計画

普賢院本堂建替基本計画

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田村の里 七崎

当山はかつて

永福寺という名前でした。

 

当山の創建は古く

そのルーツは

平安時代にまで

遡ります。

 

その起源には

諸説ありますが

1つの説として

奥州六観音のひとつとして

坂上田村麿公が建立した

観音堂が当山のルーツで

あるといわれます。

 

当山のある地域は

七崎(ならさき)と呼ばれます。

 

この七崎の地を古くは

「田村の里」といったそうです。

 

その田村とは

田村将軍に由来するとのことです。

 

田村将軍自らがこの地に

赴いたという史実はありませんが

田村将軍指揮下に展開された

奥州における一連の動きの中で

七崎の地に観音堂が建立され

この地が田村の里と

呼ばれるに至ったと

永福寺縁起は伝えております。

 

その観音堂の本尊は

十一面観音という観音様

であったといわれます。

 

ちなみに当山本尊は

現在は愛染明王ですが

かつては十一面観音でした。

 

江戸期の火災の後

現在の本尊様をお迎えしましたが

それまでは十一面観音が

本尊でした。

 

田村将軍の伝説は

東北各地に伝えられておりますが

当山にも伝えられております。

 

田村将軍は観音信仰に

篤い方であったそうです。

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4月を振り返る

月が改まろうと

しております。

 

本年も3分の1が

終わります。

 

今月も学びの機会に

多く恵まれた月でした。

 

今月も出会いの機会に

多く恵まれた月でした。

 

そろそろ境内の草取りや

堂内の清掃にも

本腰を入れなければ

ならない季節を迎えます。

 

境内の木々に

緑の彩りが添えられてきました。

 

来月も日々を大切に

励みたいと思います。

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おてらおやつクラブ発送作業

おてらおやつクラブの

発送作業を行いました。

 

おてらおやつクラブは

お寺にお供えされたお供物を

「おさがり」として

「おすそわけ」する活動です。

 

主にひとり親のご家庭や

支援を必要とされている所へ

発送されております。

 

ゴールデンウィークの

この時季に

召し上がって頂ければと

発送作業を行いました。

 

小さなことかもしれませんが

沢山のおもいをのせながら

継続出来ればと考えております。

 

▼おてらおやつクラブ

http://otera-oyatsu.club

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ほとけさまパステルが開催されました

寺子屋ワークショップ

ほとけさまパステル

4/28に開催されました。

 

今回のパステルアート講師は

当山副住職妻が

担当させて頂きました。

 

パステルアートにも

様々な「流儀」があります。

 

副住職妻は

お絵描き工房きままハウス

にお世話になりまして

福祉パステルインストラクター

の資格を取得しております。

 

副住職夫婦で

進行させて頂いた

今回のほとけさまパステル

となりました。

 

ほとけさまのお姿を

尊容(そんよう)といい

ひとつひとつには

深い意味が託されます。

 

今回皆様に

描いて頂いたのは

不動明王(ふどうみょうおう)です。

 

同じ型を使い

同じ手順で色を落とし

同じほとけさまを

描いて頂きましたが

出来映えはまさに十人十色。

 

それぞれの方にしか

描く事の出来ない

お不動さまと

ご対面頂きました。

 

楽しく和やかに

色鮮やかな優しい

お不動さまとご縁を

お結び頂いたワークショップ

だったと感じております。

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