「向き合う」ということ

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暖かな時季となり

ふと本年上旬のことが

思い出されました。

 

本年2月

当山ではインフルエンザAが

大流行しました。

 

副住職が罹り

副住職の長女が罹り

副住職の長男が罹り

副住職妻が罹り

住職が罹り

再び副住職の長男が罹りと

インフルエンザの猛威に

当山はお手上げ状態でした。

 

さらに本年4月

当山ではインフルエンザBも

流行しました。

 

副住職の長男が罹り

副住職の長女が罹り

副住職妻が罹り

副住職も罹ったと思いきや

ウイルス性の風邪だったりと

当山は“ぐったり”しておりました。

 

病(やまい)は

仏道で説かれる

四苦(しく)に挙げられる

誰もが向き合わなければ

ならないものの1つです。

 

インフルエンザは

かなりしんどいものでした。

 

そこで痛感した

健康のありがたさ。

 

そこで痛感した

うがい手洗いなどの

予防の大切さ。

 

そこで痛感した

家族の支えのありがたさ。

 

病に罹り、病が治り

それは同時に

日々の生活における

お諭しと戒めとなりました。

 

仏道における苦は

誰もが向き合わなければならない

思い通りにならないことです。

 

自身の歩みの中で

いかにそれらと

向き合うか。

 

自身の歩みの糧と

することができるか。

 

仏道とは歩み方です。

 

「苦」を自身の力強い歩みの糧と

しながら日々を過ごしたいものです。

南部氏の祈願寺 永福寺

当山はかつて

永福寺というお寺で

南部氏の祈願寺(祈願所)

として重宝されました。

 

南部氏が

盛岡に拠点を移す際に

永福寺も

盛岡の地に改められます。

 

永福寺は

真言宗の「惣録(そうろく)」(統括寺院)であり

寺領800石の大寺でした。

 

南部氏には

流れがあります。

 

当山は

南部氏宗家である

三戸南部氏と

深く関わった

お寺です。

 

三戸南部氏が

盛岡に拠点を移した後も

永福寺は

祈願寺として大切にされました。

 

『邦内郷村志(ほうないごうそんし)』

という古文書の中に

永福寺について

以下のように書かれております。

※以下、抜粋です。

 

重信公貞享三年 御造営成

慶長元和之頃 従三戸御移

真言宗歴代祈願所

寺領八百石 是為邦内諸刹之冠成

故寺格無出其右

最多末山

 

「寺領800石」と

聞いても中々ピンとは

きませんが

南部藩領において

2番目に大きな石高だそうです。

 

現在、永福寺は

盛岡市下斗内に

構えられております。

 

 

▼『邦内郷村志』はイーハトーブ岩手電子図書館でご覧頂けます。

http://www.library.pref.iwate.jp/ihatov/index/sakuin.html

 

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▲「根城の広場」(八戸市)の案内板

 

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▲現在の永福寺(盛岡市下斗内)

「おもい」を奏でる御詠歌

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毎月第3火曜日は

NHK文化センター八戸教室にて

御詠歌(ごえいか)の講座を

担当しております。

 

月に1度の

講座なので

月日の流れの早さを

切に感じます。

 

毎月第1・3金曜日は

普賢院にて

「御詠歌の会」を

開催しております。

 

月に2度

お寺の静寂な空間で

ご参加の皆様と

御詠歌を奏でさせて頂いております。

 

御詠歌の譜面には

歌詞、音の展開、所作

が記されております。

 

歌詞は

七五調、五七五七七の和歌です。

 

音の展開は

線の向き、長さ、太さなどで

“視覚的”に記されております。

 

所作は作法です。

1つ1つの動きには

尊いみ教えが託されております。

 

ご参加の皆様と

歌い継がれて来た

お唱えを共にし

所作を共にする

ひとときは

心地よいものです。

 

今月も

実りあるひとときを

ご一緒させて頂きました。

 

当山では

随時参加者を募集しております。

 

見学も受け付けておりますので

御詠歌に興味をお持ちの方

御詠歌をお聴きしたいという方

どなた様でも

お気軽にお運び下さい。


▼御詠歌のご案内

https://fugenin643.com/category/御詠歌(ごえいか)のご案内/

 

▼寺子屋ワークショップ&御詠歌の日程

https://fugenin643.com/寺子屋ワークショップ御詠歌の日程/寺子屋ws御詠歌の日程/

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タケノコタケノコにょっきっき

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当山の

竹やぶに

タケノコが

にょきにょき

しております。

 

ここ数日

好天が続いておりましたので

タケノコ掘りをしました。

 

境内で

タケノコの皮むきを

していたところ

山内にございます

ECCジュニア豊崎教室(英会話教室)の

生徒さんが

お手伝いしてくれました♪

 

頼もしい

小さな助っ人のおかげで

楽しい時間が

流れた

週末の夕刻でした。

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南祖坊修行のお寺

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当山には

南祖坊伝説が

伝えられます。

 

南祖坊(なんそのぼう)とは

十和田湖伝説に

登場する僧侶です。

 

当山には

『十和田山神教記(とわださん じんきょうき)』

という書物の写本がございます。

 

その他にも

伝説が記される書物がいくつかあり

一説によれば

南祖坊(なんそのぼう)は

当山の月体(がったい)和尚の下で

修行されたとされます。

 

“七日七晩の死闘”の末

十和田湖の主であった

八郎太郎に代わり

十和田湖の主となったとも伝えられます。

 

南祖坊は今もなお

青龍大権現(せいりゅうだいごんげん)として

多くの方に親しまれております。

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写経カフェ参加者募集中です!

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人生は旅路の如くと

古くから喩えられます。

 

時を重ねる上で

心身を整える

静かなひとときを

保つことは

心豊かな歩みを進めることに

つながります。

 

とても忙しく

気ぜわしい日々を

過ごされる方が

多いかと思います。

 

忙しい日常を

少しだけ離れて

お寺の静寂な空間で

心を整えてみませんか?

 

写経は

伝統的な修行です。

 

5/25に開催される

寺子屋ワークショップ『写経カフェ』の

参加者を募集しております。

 

当山にて

精進のひとときを

過ごされることは

同時に

東日本大震災、熊本地震復興支援を含む

国際協力活動ともなります。

 

自身のため(自利)

誰かのため(利他)

写経に臨んでみませんか?

 

どなた様でも

ご参加頂けますので

興味のある方は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

詳細は下記リンクを

ご参照下さい。


 

▼写経カフェのご案内

https://fugenin643.com/category/写経カフェのご案内/

 

▼寺子屋ワークショップのご紹介

https://fugenin643.com/category/寺子屋ワークショップのご紹介/

 

▼寺子屋ワークショップの日程

https://fugenin643.com/category/寺子屋ワークショップ御詠歌の日程/


 

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斗南藩のお墓に思う

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普賢院の本堂裏に

斗南藩(となみはん)の方々の

お墓があります。

 

当山位牌堂には

斗南藩の方々の

戒名がしたためられた

お位牌も祀られております。

 

激動の時代を

今に伝えております。

 

斗南藩は

旧会津藩の方々が

北の地にて

再興された藩です。

 

下北地方と

当時の二戸、三戸郡に

その藩領がありました。

 

戊辰戦争に敗れ

会津藩はお家断絶となり

後に斗南藩として再興が許され

会津よりはるか北へと移住し

様々な困難と

向き合われた方々が

大勢いらっしゃいます。

 

三沢市に

斗南藩記念観光村

という観光施設があります。

 

そちらでは

斗南藩の方々の

新天地における

生活を垣間みることが出来ます。

 

当山に並ぶ

十数基の墓石は

会津を故郷とする

斗南藩の方のものです。

 

ご縁あって

当山にて弔われた

斗南藩の方のものです。

 

斗南藩の歴史を

当山なりに

しっかりと伝えて行く

ということも

当山にて

弔われた斗南藩の方への

ご供養の形かと思います。

 

歴史を伝える方法は

様々かと思いますが

出来ることを

続けていきたいと思います。

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「お寺葬」を学ぶ

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東京都港区神谷町の

光明寺にて

開催された勉強会

「お寺葬 1Dayセミナー」。

 

「お寺葬」(おてらそう)とは

お寺を会場に行われる

葬儀のことです。

 

現在全国的に

“注目”されている

葬儀のあり方だそうです。

 

八戸では

お寺で葬儀が行われることは

よくあることです。

 

しかし

所変われば状況は

全く異なるようです。

 

勉強会にて

ご講話頂いたのは

お寺葬コンサルタント

なる聞き慣れない肩書きを持つ

足立信行さんです。

 

僧侶であり

葬儀社の社員である

足立さんのお話は

とても勉強になりました。

 

宗派を超えて

全国より集結した

25名の御寺院様方と

共によい学びのひとときを

過ごすことが出来ました。

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おもいをはせて

いつかは

誰もが

世を去らねばなりません。

 

いつかは

誰もが

生涯を全うする

“その時”を迎えなければなりません。

 

大切な方と

過ごされた時間は

これからも

流れつづけます。

 

「今」を大切にすること。

 

それは

過去に報いることでもあり

未来につなげることでもあります。

 

ともに見上げた青空

大切な人を思わせる光景

あの人らしい暖かな陽射し

あの人らしい澄み渡る青空

 

ご供養とは

おもいをはせることでもあります。

 

おもいをはせることは

「心の対話」をなすことでもあります。

 

今日はいい天気です。

今日は風が強いです。

緑が深まってきました。

誰々が何年生になりました。

今度はどこぞへ行くつもりです。

今晩は何々を食べます。

 

おもいがはせられた

ひとときを

日常の中に

ほんの少しでも

持たれてみてはいかがでしょうか。

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