「どこに何を」で悩みつつ

引越し作業がボチボチ始まって

一週間になろうとしています。

 

仏像の配置については

設計の段階で

祭壇の大きさであったり

お堂の規模を決定するために

あらかじめ目処を立てる必要があったので

ラインナップはほぼ決まっているのですが

堂内各所に掲げる額の類を

どうするかで悩まされております。

 

旧本堂には

様々な額が多く

掛けられていました。

 

その全てを再度掲げるのは

スペース的に無理なので

頭を抱えつつ吟味しております。

 

大部分のものは

願いが託されて

当山にお納めいただいたものゆえ

可能な限り

飾らせていただきたいと考えております。

 

より荘厳に

お盆明けから

引越し作業を進めていますが

昨日と本日で

本堂内の設えが一気に

整ってまいりました。

 

本日は

午前中の法事前に

観音堂の仏器を

梱包から解いて各定位置に

置いてみたのですが

より荘厳になりました。

 

本日は早朝から快晴で

堂内に日の光が入り

自然光だけで十分に

明るい状態だったのですが

その優しい光に

仏器がキラキラとしていて

とてもきれいに思われました。

 

全ての仏具が整い

全ての仏像が安置されれば

とても居心地の良い空間に

なるものと確信しております。

 

須弥壇や護摩壇が搬入されました

お盆明けから

本堂の引越し作業を進めています。

 

本日は

五戸木工さんに修繕をお願いしていた

須弥壇(しゅみだん)や護摩壇(ごまだん)

などの大きな仏具が

堂内に搬入されました。

 

その様子をお伝えする動画をアップしたので

ご覧いただけると幸いです。

 

旧本堂解体からのダイジェスト動画を用意しました

本堂の本体工事が終わったので

これまでを改めて

振り返る動画を作成してみました。

 

旧本堂の解体

立木伐採工事

基礎工事

新本堂の建設工事と

大掛かりな工事が続き

境内の様子が

大きく変わってまいりました。

 

その変化の様子を

大まかにご覧いただけると思いますので

ぜひご覧下さいませ。

 

帰還した八体仏についての動画を更新しました

お盆前に

弘前の仏師さんの所へ

修繕を終えた仏像を

お迎えにあがった際の

動画をアップしたので

ご覧いただけると幸いです。

 

修繕したのは

八体仏(はったいぶつ)という

十二支の守り本尊の仏像で

現在は仮観音堂にお祀りしています。

 

新本堂では

観音堂脇堂の祭壇に

ご安置いたします。

 

現在は仮観音堂に

お祀りしておりますが

来月上旬に新本堂へ

仏像を遷座(せんざ)する予定です。

 

令和4年のお盆を迎えました

お盆を迎えました。

 

天候が心配されていましたが

八戸は久しぶりに

青空を見ることが出来

とても蒸し暑い日和でした。

 

お盆期間中は

新本堂の内部を

ご見学いただけるように

準備しております。

 

正面入口は施錠しているため

ご見学の方は

位牌堂スロープを渡って

本堂の中へお進み下さい。

 

まだ何も搬入されていない状態を

目にすることが出来るのは

今だけですので

当山にお運びの際は

ぜひご覧いただければと思います。

 

また

堂内に本堂建替事業に

ご協力下さった方々の

ご芳名を記載した

芳名録を掲示しております。

 

この芳名録は

本年7月24日時点のもので

新本堂に掲額する

寄付額の原版となるものです。

 

寄付額は新本堂脇玄関に

掲げさせていただきます。

 

修繕を終えた八体仏のお迎えに行ってまいりました

八体仏(はったいぶつ)という

干支の守り本尊の仏像8体のうち

6体の修繕をお願いしていた

弘前の仏師・小堀寛治さんから

仕上がったとのご連絡をいただきまして

弘前へ仏像のお迎えに

行ってまいりました。

 

普賢院の八体仏は

弘化年間(1844〜48)のものです。

 

破損箇所が

とても多いのが

長年気になっていましたが

小堀さんのおかげで

原状をしっかりと留めた

素晴らしい状態にしていただき

心から安心いたしました。

 

▼修繕を終えた仏像

 

▼修繕前の仏像

 

▼仏師の小堀さんと

本堂の検査済証が発行されました

7月末に行われた

新本堂の消防検査と完了検査の

検査済証が発行されました。

 

これで

本堂の本体工事が

正式に完了したこととなります。

 

検査済証が発行されたので

備品の取り付けや搬入も

徐々に始めたいと思います。

 

本格的な引っ越し作業は

お盆明けから行う予定です。

 

本年のお盆期間中は

内部をご見学いただけるよう

準備いたしますので

ご参拝の際は

ぜひ本堂内部を

ご覧いただければと思います。

 

仮本堂での2年間

本堂建替に伴い

一昨年(令和2年)の9月下旬から

会館の1階を仮本堂として

使用してまいりました。

 

本堂建替事業の中で

仮本堂の設営は

拙僧泰峻が頭を悩まされた事項の

トップ3に入るといっても

過言ではない程

考えさせられました。

 

引っ越し作業をしつつ

不用品を処分しつつ

修繕する仏具・仏像を見極めつつ

あれこれ同時並行で

試行錯誤しながら

仮本堂を設営させていただきました。

 

結果的には

とても使い勝手の良いお堂となり

仮本堂としての役割を

十二分に果たしていたように感じます。

 

今度のお盆の行事は

こちらの会場で行いますが

仮本堂として使用する

最後の行事となります。

 

本年9月中頃からは

新本堂を稼働させるので

仮本堂はあと1ヶ月程で

その役目を終えることとなります。

 

役目を終えるといっても

取り壊すわけではありませんが

会館1階を仮本堂とした2年間は

思い出深いものになりましたし

多くの気づきを得ることが出来ました。

 

 

▼令和3年のお盆法要

▼先代住職・泰永僧正の密葬

▼豊崎小学校の皆さんと

▼七崎観音おこもり法要