本堂の準備が整いつつあります

役員の皆様と

施工業者の代表者の皆様に

ご参列いただいて

本堂にて遷座式(せんざしき)

という儀式を執り行います。

 

その準備で

椅子を並べてみました。

 

いよいよ

新たな本堂が稼働するという

実感が少し湧いてまいりました。

 

12日から

本堂にて法務(法事や葬儀や祈祷など)を

執り行うことになります。

 

実際に稼働していく中で

微調整を重ねながら

よりよい環境に

していきたいと思います。

 

脱活乾漆のお仏像がご奉納されました

本日9月8日は

先代住職の命日でした。

 

この1年は

本当に目まぐるしく

過ぎていったように感じます。

 

有縁の皆様に

温かくお支えいただいたおかげで

何とか住職としての第1年を

過ごすことが出来たと感謝しています。

 

8日は

薬師如来のご縁日でもあります。

 

以前にもお伝えしたように

ご縁がありまして

洗心美術館を運営されている

コサカ技研の小坂明会長が

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像と権現像の

お仏像2体を

当山にご奉納くださいました。

 

今月6日に

2体のお仏像が当山に搬入され

権現像は新本堂内の観音堂

薬師如来像は会館1階に

安置されました。

 

いずれもが

様々な願いが託され

当山に迎えられたお仏像です。

 

多くの方に

ご縁をお結びいただき

祈りをお捧げいただければと思います。

 

▼権現(ごんげん)像

 

▼薬師如来像

 

▼本日も夕空がきれいでした。

 

▼参道と仁王門と本堂外部照明の

チェックをしたのですが

とても良い雰囲気でした。

会津斗南藩縁故者供養所が整ってまいりました

普賢院には

会津斗南藩(あいずとなみはん)の

方々の墓石が16基あります。

 

大部分は明治4〜5年に

亡くなられた方々のものです。

 

本堂建替事業の境内整備の一環で

供養所(くようしょ)を

整えることとなっております。

 

根城の番地石材店さんの

丁寧なお仕事により

とても良い具合に

完成してまいりました。

 

 

▼本日は夕焼け空が

とてもきれいでした。

仏像が新本堂に勢揃いしました

本尊像ほか修繕中だったものや

奉納いただいたものを含め

新本堂に全ての仏像が

各祭壇に安置されました。

 

掲げれる予定だった額類も

おおむね掲げていただきました。

 

仮本堂として使用していた会館には

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像が新本尊として祀られ

こちらの空間も

素晴らしいものとなりました。

 

経机や線香立てや

細かな仏具や備品などを

搬入すれば

引越し作業も

とりあえずは一段落

という所まで

来ることが出来ました。

 

堂内の様子などは

後日改めて

ご紹介させていただきます。

 

堂内各所に額類をかける作業に入りました

新本堂への引越しも

いよいよ佳境です。

 

本日は

松も工務店さんと五戸木工さんに

大小様々な額類をかける作業を

進めていただきました。

 

とても良い感じに

作業が進められています。

 

明日は仏像を本堂に搬入し

各祭壇スペースを

大方仕上げる予定です。

 

仮本堂での最後の法事

8月30日から9月2日までの

わずかな期間

留守にしていたわけですが

境内の外構工事は

着々と進められている様子です。

 

本日は早朝から

法事が立て込みました。

 

考えてみると

今の状態の仮本堂で

法事を執り行うのは

本日が最後となります。

 

明日明後日で

新本堂の祭壇に

本尊像ほかお仏像を

移動するためです。

 

新本堂の使用は12日からなので

それまでは会館にて

法務(法事や葬儀)を行うのですが

2年間仮本堂として

設営された状態での使用は

本日でおしまいです。

 

なお

仮本堂として使用してきた会館1階には

ご奉納いただくことになった

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像をお迎えして

祭壇中央にお祀りいたします。

 

今月12日から新本堂を使います

今月12日より

新しい本堂にて

全ての法務(法事や葬儀や祈祷など)を

執り行います。

 

外構工事は

来月末頃までかかる予定ですので

まだしばらくは

ご不便おかけいたします。

 

本堂を使いながら

検討すべきことも沢山あるので

しばらくは“試運転”のような

形になるかと思いますが

感慨深いものがあります。

 

来週には

修繕していたものも含め

全ての仏像が本堂に搬入され

所定の祭壇に安置されます。

 

運営費の見直しの必要がありそうです

昨日午後は本堂建設委員会の

施工部会という会議でした。

 

その中で

新本堂の保険について

農協の担当者から

ご説明いただいたのですが

旧本堂と比べ

査定額が格段に高くなり

ご提案いただいたプラン通りだと

これまで通りの会計体制で

毎年支払うことが

出来ないという事態に

直面しております。

 

檀家の皆様に運営費・斎米料(ときまいりょう)

として毎年4000円お納めいただき

その中から保険料も拠出してまいりました。

 

様々なシュミレーションを行い

目的を明確化したうえで

具体的にどのような形にすれば良いのか

見直す必要があると感じました。

 

新本堂の保険料の拠出が

これまで通りの会計状況では

対応が難しいからといって

単に金額を上げれば

良いという話ではないのは

言うまでもありません。

 

運営費・斎米料を

どのような理由で

見直すこととなったのか

現状はどうなのか

ここ数年はどうだったのか

これからどのようにしたいか

何を目指した改訂なのかなど

具体的にして

ビジョンを有縁の皆様と

共有したうえで

サスティナブル(継続可能)な

状況に落ち着けられればと願っております。

 

いくつかの節目にあたる、ある決意

電柱の移設工事と

外構工事が行われているため

日中の境内には

機械音が響いております。

 

外構工事は

これから本格化するわけですが

少しづつ光景が

変化していることを

見て取ることが出来ます。

 

外構工事は

全体的に行われます。

 

工事後は

かなり良い雰囲気になるものと

期待しております。

 

今日は

堂内に設えられた須弥壇(しゅみだん)の

追加工事についてであったり

観音堂に掲げる予定の

江戸末に奉納された扁額(へんがく)の

修繕についてであったり

細部の相談もさせていただきました。

 

扁額については

修繕の予定はなかったのですが

新本堂に仮設置してみたところ

明らかにミスマッチだったので

業者さんに相談した次第です。

 

この扁額は横150cm、縦45.5cmあり

金具部分も多いため

完全修復には結構な金額が

かかるそうです…。

 

本堂建設委員会の予算には

もともと予定されてなかったものですし

建設委員会の会計は

余裕十分というわけではない

状況なので

本堂建替事業として

扁額の修繕も行うのは

慎重にならざるを得ません。

 

ですが

観音堂中央に掲げられる

大切な扁額でもありますし

やはりきちんと修繕した方が

良いと思われますので

こちらは住職として

拙僧泰峻が修繕施主と

ならせていただきたいと思います。

 

拙僧にとっては

便壇灌頂(びんだんかんじょう)

という阿闍梨になるための

儀式に臨ませていただく節目でもありますし

未来に託すものでもあるので

しかるべき状態に整えさせていただきます。

 

本堂建替にあたり

当山が所蔵する

仏具・仏像・次第などの文書類を

整理する中で

歴代住職の多くの方が

様々な節目に

仏具や仏像を奉納されたり

何かしらの修繕の施主となられている

ということに気がつかされました。

 

新本堂が完成するという節目

住職が晋山(しんざん)するという節目

便壇灌頂という節目

という尊い節目が

たまたま重なった今

扁額を修繕させていただいて

拙僧も慣例に

なわらせていただけると

光栄と存じます。

 

▼文化13年(1816)奉納の扁額(へんがく)

 

▼境内の様子

秋らしい空でした

朝夕だけでなく

日中も秋を感じられる日和となりました。

 

少し前の暑さと比べると

格段に過ごしやすくなり

諸作業が一気に

はかどりました。

 

最近は

所要の合間に

引越し作業をしているのですが

今朝は本堂に掲げる額の

お手入れをしました。

 

長年の汚れを

洗剤を駆使して

見違える程に

きれいになりました。

 

本日お手入れした

額装された絵画と水墨画は

結構な大きさがあるもので

芸術性も高いものなので

新しい本堂に

掲げられると

とても見応えがあると思います。

 

話は変わりますが

先日受けたPCR検査の結果が

昨晩メールで届きまして

無事に陰性でした。

 

陰性証明を得られたので

来週に臨ませていただく

便壇灌頂(びんだんかんじょう)

という阿闍梨(あじゃり)になるための

大切な儀式に

安心して励むことが出来ます。

 

本番まで

あと数日なので

最後まで準備を行いたいと思います。

 

 

▼before①

▼after①

 

▼before②

 

▼after②