ダンボールをひたすら運ぶ

一気に冷え込んだ八戸。

 

本日ご予定のご法事が

前倒しで行われたことで

出来た時間を

有効に使おうと思い

引越作業に精を出しました。

 

この気温であれば

力仕事をしても

あまり汗をかかなくて済むと思い

倉庫に保管していた

大量の書籍類をひたすらに

本堂の書庫に搬入しました。

 

旧本堂解体の際

将来のことを考えて

大胆な整理が必要と思われたので

思い切って百数十箱分の

書籍を古書店などに

引き取っていただきました。

 

新本堂の書庫スペースは

以前よりも大分小さいため

可動式の書棚にしていただきました。

 

書籍がいっぱいに納められた

ダンボールを倉庫から本堂へ

運ぶこと6時間で

何と57往復…

 

ダンボールを解いて

中身を確認して

書棚各所にとりあえず置いて

ダンボールをたたんで

また倉庫へ行って

ギックリ腰にならないよう

注意してダンボールを持ち上げて

えっちらおっちらと

本堂を目指して

という作業に没頭しました。

 

外が暗くなった頃に

ちょうど作業が終わりました。

 

夕食を早めに済ませ

寺務室で

法事や葬儀の準備で

塔婆や位牌をしたためようと

筆を手に取ると

プルプルと震えが。

 

間違いなく

引越作業の影響で

筆運びが思わしくなかったので

早朝に準備をすることにしました。

 

涼しいことを良いことに

引越作業を

ちょっと頑張りすぎたかもしれません。

 

また全身バキバキです。

 

明日から4日間は

法務が立て込んでいるので

ほどほどにしておけば

良かったと若干反省しています。

 

ということで

入浴して休みます。

 

みなさま

本日もお疲れさまでした。

 

素晴らしい記念誌になりそうです

本堂建設にあたり

ご協力いただいた有縁の皆様へ

記念品としてお渡しする

記念誌の作成に

取り組んでまいりましたが

何とか最終決定稿に至り

入稿することが出来ました。

 

制作は

昨年クラウドファンディングで

絵本『龍になったおしょうさま』を

手掛けさせていただいた

チーム「かたり部(ぶ)」で

取り組ませていただきました。

 

便壇灌頂(びんだんかんじょう)や

法務(葬儀や法事や祈祷)や

彼岸や引っ越しと

バタバタしている中で

10月上旬がタイムリミットという

かなり限られた時間内での

制作作業でしたが

頼もしい仲間に支えられ

入稿することが出来ました。

 

本堂落慶という

歴史的節目の記念誌として

お喜びいただけるものが

出来たのではないかと思います。

 

この度の

本堂建替事業は

当山に祀られる

仏像や仏具の由緒を再確認する

機会であると同時に

当山が所蔵する

棟札(むなふだ)や版木(はんぎ)

古次第を含む古文書などを

総整理することが出来た

尊い機会でもありました。

 

これらのことは

大変大きな意義あることでして

ある意味“歴史的大発見”になったことや

巷で伝えられてきた

いわば“定説”が

書き換えられるような

確認がなされたりですとか

誤って流布されている情報が

やはり誤植であることの

裏付けとなることの

確認がなされたりですとか

とにかく意味ある機会となりました。

 

そういったことも踏まえて

記念誌が作成されており

過去帳も含めた当山所蔵の諸史料の

内容を反映した形で

大まかな由緒の紹介にも

触れられておりますので

有縁の皆様には

当山・当地とのご縁を

一層お深めいただけるものと

期待しております。

 

有縁の皆様

ご寄進下さった皆様には

12月の落慶式の際に

お渡しいたしますので

もうしばらくお待ち下さい。

 

記念誌のお渡しに関してですが

原則として

当山にてお受け取りいただきたく存じます。

 

県外など遠方にお住まいの方には

郵送にてお届けしますが

圧倒的に市内近辺に

お住まいの方が多いため

原則としては

落慶式にてお受け取りか

落慶式以後に当山にて

お受け取りとさせて

いただきたいと考えております。

 

新たな本堂を

実際にご覧いただきたいという

思いもありますし

追加工事などが発生して

予算的に厳しい部分もあるという

会計的な理由も

少なからずございます。

 

11月中頃に

12月11日の本葬・晋山式のご案内と

12月12日の本堂落慶式のご案内を

有縁の皆様にお届けいたしますが

その際に返信ハガキを同封いたします。

 

返信ハガキには

両日の行事への出欠と

住所・氏名をお書きいただき

ご返信いただきたく存じます。

 

ご案内にも記載しますが

遠方にお住まいの方で

記念誌の郵送をご希望の場合は

その返信ハガキの余白に

その旨を

ご記入いただこうと考えております。

 

ちなみにですが

記念誌の作成を終え

これから

本葬・晋山式と本堂落慶式の

ご案内などの諸書類の

作成に取り掛かります。

 

これまで

述べさせていただいたことを

体裁を整えつつ

文字にしていく所です。

 

それと同時並行で

各日の当日用の

パンフレットの作成も

そろそろ取り掛かりたいと

考えております。

 

頑張ります!

 

なお

本記念誌は

本堂落慶記念として

ご協力下さった有縁の皆様へ

贈呈されるものゆえ

一般頒布の予定はございませんので

ご了承願います。

 

 

勧募浄財は引き続き受付中です

本堂建替事業では

多くの方のご協力のおかげで

目標としていた

本堂の建設が遂げられましたが

勧募金の受付を継続しておりますので

ご協力の程

よろしくお願い申し上げます。

 

勧募浄財ご納入口座(JAバンク)

八戸農協 上長(カミナガ)支店

口座番号 0024185

口座名 普賢院本堂建設委員会(フゲンインホンドウケンセツイインカイ)

 

檀信徒の方以外で

ご納入いただける方は

帳簿管理の都合上

お名前やご住所など

お伺いしたいので

fugenin643@gmail.com

にメールでご連絡願います。

秋の朝と外構工事の様子をお伝えする動画をアップしました

秋の朝日が昇る様子や

外構工事の様子をお伝えするべく

動画を用意したので

ぜひご覧ください。

 

本堂の使用を開始して

3週間となります。

 

使用する中で

“型”のようなものが

少しずつ見えてきました。

 

本堂の方は

大分整ってきたので

仮本堂として使用していた

会館の後片付けに

取り掛かっております。

 

倉庫から本堂に

物を搬入したことで

出来たスペースに

今度は会館から倉庫へ

保管するものを

運び込んでおります。

 

週末はお弟子さんが

いらっしゃるのですが

平日は人手がなく

住職ひとりで

掃除も後片付けも

行わなければならないので

限られた時間を

無駄にしないよう

何とかやりくりしております。

 

本堂に会館に位牌堂に境内にと

結構な広さがあるため

掃除やお手入れの方法を

工夫したいと思います。

 

よりよい環境作りに向けて

秋彼岸も本日で終わりました。

 

期間中は

沢山の方がお参りされました。

 

今月12日から

使用を開始して

ちょうど2週間となります。

 

葬儀や法事や祈祷といった

法務を重ねる中で

様々なご要望やご質問を

いただきました。

 

一番多かったのは

正面玄関に入ってすぐの所にも

手すりを設けてほしい

というお声でした。

 

それと

欄間(らんま)を入れないかを

尋ねられることも多かったのですが

今の所は欄間の予定はありません。

 

欄間を入れられるように

仕掛けを施していただいてはいますが

欄間の製作は

予算的に厳しいということもあり

今回の本堂建替事業では

計画から外されております。

 

ほかに多かったご要望としては

どこにどのような仏像が祀られているか

分かるようにしてほしい

というお声です。

 

この点については

堂内掲示の準備であったり

パンフレットや参拝マップを

用意するなどして

ご縁を深めてただけるよう

環境を整えていきたいと思います。

 

実際に寄せられた

ご要望やアドバイスが

よりよい環境作りの

手がかりとなるので

有縁の方々のお声が

とてもありがたく感じられます。

 

あらたまった地蔵堂

旧本堂と新本堂を比べた時

大きく変わった箇所は

いくつかあるのですが

最も変わったのは

子安さま(子安地蔵)を

お祀りする地蔵堂です。

 

本年の秋彼岸は

有縁の皆様へ

新本堂をお披露目する

期間でもありましたが

子安さまが荘厳にお祀りされた

地蔵堂はとても好評でした。

 

旧本堂では

子安さまは

とても小さなスペースに

お祀りされておりました。

 

新本堂では

ひと間に祭壇を設け

そちらにお祀りしています。

 

新たな地蔵堂は

子安さまを本尊として

お祀りするスペースとして

だけではなく

多用途に使用いただけるよう

用意した広さ十畳のお堂です。

 

法事などのご会食を含む

各種会合はもちろん

有縁の方がお亡くなりなられた際に

ご安置することも可能です。

 

地蔵堂の行事も

毎年夏に行う予定です。

 

多くの方に

祈りをお捧げいただくとともに

お役立ていただいただければと思います。

 

参道が徐々に仕上がっています

仁王門へ続く

正面参道の階段の工事が

着々と進められています。

 

石を貼る作業は

かなり時間がかかるようで

一枚一枚丁寧に

貼っていただいております。

 

現在5段の階段に

石が貼られているので

仕上がりを具体的に

イメージ出来るようになりましたが

とてもきれいな参道になりそうです。

 

なお

参道の石は檀家さんで

千葉にて石屋を営まれている

舘知也さんがご寄贈下さいました。

 

おかげさまで

参道も素晴らしいものとなり

多くの方に

気持ちよくお参りいただけます。

 

舘知也さんには

心より感謝申し上げます。

 

ゴールは遥か彼方に

本堂落慶の記念品として

記念誌を作成して

ご支援下さった皆様に

お渡しすることになっております。

 

その記念誌は

昨年クラウドファンディングで

絵本『龍になったおしょうさま』

を製作したチーム「かたり部(ぶ)」で

製作します。

 

ハードカバー仕様の冊子で

50〜60ページ程のものを予定しており

12月上旬にお渡し出来るようにするには

10月上旬に最終入稿をする必要があります。

 

構成は既に出来ているのですが

写真の選択や

キャプションの原稿作成に

全く着手出来ておりませんでした。

 

締切が日に日に近くなるにつれ

ハラハラしておりましたが

本日ようやく

写真撮影や原稿作成に

取り掛かることが出来ました。

 

案の定

とてもヘビーな作業ゆえ

ゴールは遥か彼方です。

 

秋彼岸の残り期間は

記念誌作りに力を注いで

何とか形にしたいと思います。

 

新鮮な心持ちで過ごしています

新本堂の使用が始まり

とても新鮮な心持ちで

励ませていただいております。

 

堂内の様子をお伝えする動画を

新たに用意したので

ご覧いただけると幸いです。

 

まだ備品が揃っていないので

使用しながら整えていく算段でおります。

 

少し落ち着いたら

堂内をご案内する取り組みも

実施したいと思います。

 

遷座式を行いました

本堂を使用するにあたり

役員の皆様と

松本工務店の

社長さん・棟梁さん・部長さんに

ご参列いただき

遷座式(せんざしき)を

執り行いました。

 

明日より

本堂の使用を開始いたします。

 

素晴らしい空間となっておりますので

ぜひお参りいただければと思います。

 

本堂の仏像が勢揃いしました

修繕していたものを含め

本堂に祀られる仏像が

全て安置されました。

 

今朝は本堂にて

入仏開眼(にゅうぶつかいげん)を

つつしんで修法させていただきました。

 

本堂の様子をお伝えする

動画を用意したので

ぜひご覧ください。

 

この度の

本堂建替事業では

仏像・仏具・荘厳具の修繕も

多くなされました。

 

このような機会でなければ

いずれも修繕は難しかったと思います。

 

少し前に

ブログでも触れましたが

観音堂の扁額(へんがく)も

修繕したいと思い立ち

拙僧泰峻にとっても

様々な節目が重なったということで

現住職として修繕施主と

ならせていただこうと考えておりました。

 

そのことについて

先月の会議で触れさせていただいた所

事業の一環として

修繕していただくこととなりました。

 

ということで

現住職としての

何かしらの奉納は

別の形で行いたいと思います。

 

話はガラッと変わりますが

本日は入仏開眼を終えて

午前中は葬儀

午後は法事と

法務が立て込んだ1日でした。

 

よくあることといえば

よくあることなのですが

便壇灌頂の修行や

引越しの影響もあってか

夕方以降になると

体調が優れない日が

続いています。

 

来週も予定がビッシリでして

再来週は秋彼岸ですし

法事も多く予定されています。

 

とにかく

出来る限り休養を

取りながら

事にあたりたいと思います。

 

▼観音堂の扁額(へんがく)

事業の一環で

修繕していただくことになりました。