日に日に屋根が出来てきています

日々着々と新本堂の工事を

進めていただいているのですが

屋根の部材が複雑に組み上げられ

日に日に高さを増していく

最近の工程は

見応えがあるように思います。

 

本堂が出来ていく様子を

ご覧においでになられる方も

最近はよくお見かけします。

 

「完成がとても楽しみ」

とのお声も多く寄せられております。

 

拙僧も完成がとても楽しみです。

 

今朝は霜がおりて

本堂の部材も表面が

白くなっていました。

 

もう11月も後半です。

 

2年程前から当山では

12月は「お寺イルミネーション」

という取り組みをしています。

 

今年も行う予定でおります。

 

ただ今年は

工事の関係もあるので

大工さん方の邪魔にならないよう

配慮して準備しなければ

ならないと考えております。

 

あまり寒くならないうちに

準備させていただきます。

 

 

 

空き時間を使い

旧本堂に掲げられていたものの

お手入れをしています。

 

線香のヤニによるクスミを

拭き清めると

同じものとは思えない程

見違えます。

 

▼Before

 

▼After

数十年のクスミを拭き清める爽快感

最近は葬儀や法事などで

後席が設けられないので

本日は11時からの葬儀を終え

お寺に戻ると午後2時半頃でした。

 

昨今の形式は

おそらく主流と

なっていくのではないかと

感じております。

 

本日はまだ明るいうちに

お寺に戻ったので

昨年秋に旧本堂から

倉庫に搬入した仏具や額などの

お手入れをしました。

 

新本堂が完成しますと

大掛かりに引っ越し作業を

するわけですが

今のうちから

出来ることを少しでも

やっておきたいという

気持ちがありまして

ちょこちょこ作業を

進めております。

 

こういった作業は

仏具等のお手入れという

ことにとどまらず

確認作業という意味もあります。

 

あらためて

いつ頃のものなのか

どなたが納めたものなのか

どれ位の大きさなのか等々

しっかり確認しつつ

お手入れしております。

 

仏具等のお手入れをしていると

心が静まるように思います。

 

特に今お手入れしているものは

旧本堂で高い場所にあったものなので

長年の線香のヤニにより

くすんだものばかりなので

拭き清めた後には爽快感があります。

 

出来れば

あまり寒くならないうちに

一通りお手入れしたいものです。

 

十和田神社との合同祈祷の様子を再編集しました

2年前(令和元年)の12月9日に

十和田神社社殿に

南祖法師尊像(なんそほっしそんぞう)を

出開帳して奉修した

十和田神社・普賢院合同祈祷の

動画を再編集してアップしました。

 

この行事は

本堂建替にあたる地鎮式で

用いる「お水」を

ご祈祷するために

行わせていただきました。

 

普賢院は

十和田湖龍神伝説ゆかりのお寺です。

 

当山で修行した

南祖法師(坊)が

全国の霊山霊跡を巡った果てに

十和田湖の龍神・青龍権現に

なったと伝えられます。

 

この物語は

十和田湖伝説として

様々に語られ

親しまれてまいりました。

 

そのようなご縁があり

十和田湖は普賢院にとって

意義深い場所です。

 

本堂建替という

歴史的大事業にあたり

十和田湖の占場(うらないば)

という場所で取水させていただき

そのお水を十和田神社の宮司さんと

一緒にご祈祷させていただき

そのお水は

本年5月に行われた

地鎮式にて地に

納めさせていただきました。

 

十和田神社での合同祈祷は

とても貴重な機会だったので

きちんとした記録として

残したいという思いもあって

再編集してアップいたしました。

 

ご覧いただけると幸いです。

 

本堂内部の様子を撮影しました

新本堂に掲げる

額類(曼荼羅、祖師図、仏画、絵画など)の

配置に大変苦慮していることは

これまでも触れてまいりました。

 

図面だけでは

なかなか具体的にイメージ出来なかったため

実際の規模感を確かめる目的で

早朝に内部撮影を試みました。

 

現況報告も兼ねて

その際の映像を編集して

動画をアップしたので

ぜひご覧下さいませ。

 

1年前の朝は雪だったようです

ちょうど1年前は

旧本堂の解体作業が

行われており

その際の動画を観てみると

早朝に雪が降っていました。

 

後々に記録として

振り返られるように

動画をアップしているのですが

この時の映像を

残しておいて良かったと感じます。

 

動画をアップするには

当然のことながら

撮影と編集が必要です。

 

なにぶん

ド素人の拙僧が

1人で作業しているので

数分の動画であっても

全ての作業には数時間

かかってしまうことが

ほとんどです。

 

ですが

「隙間時間」を駆使して

毎回取り組んでおります。

 

時には

論文執筆や資料精読という

「現実」からの「逃避行為」の如く

動画編集に没頭してしまうことも

ありますが

試行錯誤しながら

手間暇かけて取り組む価値は

大いにあると捉えています。

 

ある意味

情報を整理する作業でもあるので

多くの学びや気づきもあり

資する所は大きいと思うのです。

 

そもそも

当山でアップしている動画の

主目的は発信という点よりも

記録という点に重きを

置いています。

 

後々振り返ることが

出来るようにしたいと思い

行事を中心に

動画を上げております。

 

動画ですと写真に比して

情報量が多いので

記録としては

とても有意義だといえるでしょう。

 

この1年の

本堂建替事業関連の動画を

改めて観てみると

引っ越しがあり

解体があり

立木伐採がありなどなど

盛り沢山だったなと痛感します。

 

立柱式を執り行いました

本日は

新本堂の立柱式が

執り行われました。

 

松本工務店の

社長さん棟梁さん職人さん方と

ご一緒に祈りを

お捧げいたしました。

 

無魔竣工と伽藍安穏への思いが

結ばれることを願います。

 

またひとつ

前進出来たように

感じております。

 

まだ建設途中ではありますが

当地は清く尊い空間となりました。

 

立柱式の様子をアップしたので

ご覧いただければ幸いです。

 

長年の汚れを拭き清める

新本堂完成まで約1年。

 

新たな空間に

お祀りする弘法大師像や

曼荼羅といった図像であったり

絵画といったものの

配置も検討しなければなりません。

 

旧本堂解体の前に行った

引っ越しでは

一部の額類は

長年積もり積もった汚れを

拭き清めることが出来ましたが

大部分は十分なお手入れが

出来ませんでした。

 

配置を検討するにあたり

実物をひとつひとつ確認する

ことも必要かと思いまして

倉庫からちょこちょこ

仮本堂に運んできては

拭き清めております。

 

由緒書がされているものもあるので

そういったものも

改めて確認しつつ

今後について思いを

巡らせております。

 

旧本堂に長年掲げられていたものは

どれも線香のヤニで

くすんでおりました。

 

ヤニの汚れを落とすには

ガラスマイペットが効果的で

短時間できれいにすることが出来ます。

 

具体的なイメージが

少しづつ出来てはきましたが

いかんせん

検討すべき図像類が多いため

まだまだ時間がかかりそうです。

 

後悔のないよう

熟考したいと思います。

 

▼Before

 

▼After

 

▼布巾がヤニで染まりました。

 

《本堂建設の様子》

とても複雑な組物が

あちらこちらで見られます。

 

縦横無尽に刻みが走る建材は

難解なパズルの如くです。

 

宮大工さんの

技術の高さが伝わってまいります。

本堂建設の状況動画をアップしました

11月7日早朝時点の建設状況を

動画にしてアップしました。

 

これまでも写真を掲載していますが

動画は情報量が多いので

ご覧いただけると

現状が分かりやすいと思います。

 

日に日に

形を現してきた新本堂ですが

見るからにとても堅牢です。

 

本堂の建設過程を

目にする機会は滅多にないので

有縁の皆様も

ご都合よろしいときに

お運びいただいて

ご覧いただければと思います。

 

来年末に向けて

本日は午後は総代会にて

先代住職本葬と新住職晋山式に

ついてご検討いただきました。

 

新本堂落慶式とあわせ

2日間で執り行うこととなりました。

 

詳細は今後詰めていくわけですが

本日の会議で日程が決まり

ホッとした部分があります。

 

年始にお届けする

檀信徒の皆様へのお知らせにて

本葬・晋山式と落慶式の

予定等をお伝え出来るよう

準備を進めたいと思います。

 

《本堂建設の様子》

日に日に

日に日に

新本堂の柱が

立てられております。

 

建材には

複雑な刻みが施されており

匠の技が感じられます。

 

境内では

青森ヒバの香りが満ちており

何ともいえない心地よさがあります。

 

本日はバタバタした一日でして

火葬と通夜の合間に

オンラインで研究発表という

“ニューノーマル”な

スケジュールでした。

 

先代住職が急逝して以来

なかなか研究の方に

注力出来ておりませんでしたが

本日の発表で

少しリズムを戻すことが

出来たように思います。

 

今年度は論文を

2本仕上げなければならないので

徐々に執筆に取り掛かりたいと思います。