本尊像の修繕状況を少しだけ紹介いたします

仏像仏具の修繕をお願いしている

業者さんに進捗状況をお聞きして

何枚か画像をお送りいただきました。

 

本尊の愛染明王像は

これから色彩が

施されるようです。

 

画像を拝見したところ

下地を整えている

段階のようですが

もう既に

素晴らしい状態だと

感じました。

 

職人さんによると

当山の愛染明王像は

もともと鮮やかな赤色

だったようですが

修繕にあたっては

深い赤色を基調と

していただくことに

しております。

 

本尊・愛染明王像は

来年秋の新本堂完成頃に

当山へお帰りとなります。

 

 

▼搬出時の様子(令和3年3月25日)

今後の段取りを熟考中です〜本葬・晋山式と落慶式〜

新本堂の完成を

心待ちにしていた

先代住職。

 

昨日

“お寺の親戚”である

法類(ほうるい)の住職が

先代の35日忌のお参りに

おいで下さり

その時に

本葬や落慶式の話題に。

 

そのやりとりの中で

今後の道筋が

徐々に固まってまいりました。

 

これから

総代長や建設委員長はじめ

当山役員の皆様とも

話し合う必要がありますが

先代住職本葬と新住職晋山式を

まず厳修させていただき

その翌日に落慶式という

段取りを考えています。

 

先代住職の葬儀は

まさに一世一代の

大切な儀式ですし

さらに

本堂の落慶式は

数百年に一度という

これまた大切な儀式です。

 

これまでは

本葬という形ではなく

先師歎徳供養として

本堂落慶式と

兼ね合わせたものに

出来ないかと思案していましたが

色々考えまして

本葬・晋山式と

落慶式を連日で行うという

形が良いだろうとの

一案におさまりつつあります。

 

やはり

やるべきことは

きちんとやらなければ

ならないように思います。

 

先にも記したように

一世一代の大切な行事と

数百年に一度の大切な行事を

行うわけですから

今から心して

準備をする必要があります。

 

毎年年頭には

檀家の皆様にお寺からの

お知らせである『おてらだより』や

会計報告などの書類を

お届けしております。

 

その際に

本葬・晋山式と落慶式の

段取りをお伝えして

ご協力のお願いを

させていただければ

今後の動きがスムーズかと

現時点で考えております。

 

これはあくまでも

拙僧泰峻の考えです。

 

頭の中で

色々とゴチャゴチャになっているので

当ブログにて文章化して

整理させていただく意味もあり

本日はこのようなことを

記しております。

 

先代住職の

密葬を終えてから

実はまだ

本調子ではありませんで

とても疲れております。

 

年度内に

仕上げなければならない

論文も2つありますし

来月中旬締切の原稿もあり

研究の方も

バリバリとやるべきなのですが

少しリハビリが必要そうです。

 

本日は

法務(法事や葬儀など)が

なかったので

早朝からお寺の帳簿や

建設委員会の帳簿を整理して

年末に向けた準備をしながら

当山で過去に行った

諸儀式の資料等を

片っ端から調べ

今後の段取りの“たたき台”作りをし

気がついたら暗くなっておりました。

 

日がかなり短くなったなと

しみじみと感じた次第です。

 

椅子での作業が多いためか

背中や腰が悲鳴をあげています。

 

拙僧には

やはり正座が

向いているようで

どの座り方よりも

リラックス出来るように思います。

 

話題を変えまして

本堂立替工事のことに触れて

本日は終えたいと思います。

 

新本堂の正面入口に

立派な石が設えられました。

 

この墓石のような

とても立派な石の上に

柱が立つそうです。

 

まだ石だけですが

とても立派で迫力が

感じられます。

 

新本堂の基礎の様子をお伝えします

本年7月より

本格化した新本堂の基礎工事が

9月上旬に終わっております。

 

先代住職の急逝もあり

本堂建替事業の

進捗状況についての

報告が滞っておりましたが

おかげさまで

順調に進められております。

 

本日夕方に

基礎の様子を撮影して

短い動画にしたので

ご覧いただいて

出来上がった基礎の様子を

ご確認いただければと思います。

 

特別な令和3年10月

親しくさせていただいている

檀家さんから

柿をちょうだいしました。

 

この季節になると

毎年一箱お持ち下さり

いつもありがたく感じております。

 

拙僧は昔から

好きな食べ物を聞かれると

迷わず「桃・柿・スイカ」

と答えております。

 

本日より10月です。

 

秋が深まっていく景観は

美しさが感じられるとともに

どこか哀愁も感じられ

心の琴線に

触れるように思います。

 

令和3年10月は

拙僧泰峻の人生にとって

特別な月となります。

 

後日改めて

報告させていただきますが

拙僧泰峻は

宗派よりの辞令で

今月より正式に

寳照山普賢院第65世住職となります。

 

一層精進に励ませていただき

普賢院住職として

精一杯勤めさせていただきます。

 

住職として

様々な抱負がありますが

まずは現在進められている

本堂建替事業を

しっかりと成し遂げることに

注力いたします。

 

本堂建替は

単に建物を建て替えるという

意味あいのみならず

仏道としても

深い深い意味がある

尊い浄行です。

 

また

新本堂完成は

先代住職の“悲願”

でもありました。

 

当山有縁の皆様の

絶大なるご協力のもと

本堂建替事業は

最終局面を迎えております。

 

有縁の皆様とともに

最後まで心を尽くして

取り組ませていただきます。

 

新本堂の基礎工事がほぼ終わった様です

ここ一週間

バタバタしていたので

新本堂の建設工事の様子を

お伝え出来ませんでしたが

基礎が出来たようです。

 

新本堂の間取りも

目に見える形となっています。

 

旧本堂の大きさは8間✕6間

だったのに対し

新本堂の大きさは8間✕7間

となります。

 

たまたまですが

旧本堂以前の本堂は

今度建立される新本堂と同じく

8間✕7間の大きさだったことが

史料より分かっています。

 

“同じ”とはいっても

畳1間の大きさは

今とは異るのですが

いずれにせよ

結構な大きさといえます。

 

基礎工事を終えると

いよいよ建方が開始されます。

 

建方に必要な加工が

終わり次第(10月末〜11月中旬頃)

取り掛かるそうです。

 

現時点で上棟式は

令和4年3月頃になる見込みです。

 

あっという間に

時間が過ぎていくと思いますが

ひとつひとつ着実に

進めることを心がけ

日々励みたいと思います。

 

 

新本堂建設の施工部会が行われました

新本堂建設工事の

施工部会が行われ

有意義な会議となりました。

 

今後の工程についての

お話によると

建方の時期は

建前に必要な加工が

終わり次第とのことで

時期的には10月末〜11月中旬頃

になるとのことでした。

 

また

上棟式は来年3月頃が良いのでは

というお話でした。

 

業者さんが作成された資料に

建材の加工状況の写真が

掲載されていましたが

見事なものだと

感心させられます。

 

新本堂基礎工事の様子を振り返る

基礎工事の様子をお伝えすべく

工事直前から本日までの

主な写真を並べてみました。

 

7月から本格化した

基礎工事もあと一か月です。

 

日に日に完成に近づいているのも

お支えいただいている

多くの有縁の皆様のおかげと

心より感謝しております。

 

昨年の今頃のブログ記事を

見返してみると

「旧本堂写真集」を

何回かに分けて投稿していました。

 

今となっては懐かしさを

感じる景観です。

 

基礎工事の様子とあわせ

旧本堂の様子も

ぜひご覧いただき

懐かしんでいただければと思います。

 

▼旧本堂の写真集はコチラ(2020/8/20撮影)

旧本堂の最後の夏の写真集①

旧本堂の最後の夏の写真集②

旧本堂の最後の夏の写真集③

 

▼アーカイブ(2021/6/29)

 

▼アーカイブ(2021/7/12)

 

▼アーカイブ(2021/7/14)

 

▼アーカイブ(2021/8/8)

 

▼アーカイブ(2021/8/10)

 

▼アーカイブ(2021/8/18)

 

▼アーカイブ(2021/8/23)

 

▼本日の様子(2021/8/27)

雲ひとつなく

八戸では30℃を軽々超えまして

汗だくになりながら

過ごしております。

 

慣用的に晴れのことを

「天気が良い」といいます。

 

この表現には

“好ましい”というニュアンスが

大いに含まれるようでして

本日のような酷暑の晴天は

「天気が良い」という表現に

あてはまらないのではないかと

感じています。

 

普賢院での法事などにおいて

昨年の今頃と違う点は

会場が仮本堂であることです。

 

現在、仮本堂として

ふれあい豊山館という会館

の1階を使っていますが

冷房があるため

堂内でのお勤めは

それほど苦にはなりません。

 

冷房を強めると

寒くなってしまうため

26℃設定にしていますが

それでも十分に快適です。

 

年々暑くなっているここ数年は

時として

旧本堂でのお勤めが

蒸し風呂で行っているような

場合がありました。

 

新本堂では

予算の関係もあり

大掛かりな空調を

取り付けることが出来ないため

暑さ対策を十分に

検討する必要があります。

 

現時点で思い描いているのは

暑い時季は

現在仮本堂にしている所で

法事を行うという方法です。

 

その場合

法事後に本堂も

お参りいただいてから

当山を出発いただく

というような流れに

していただいてはどうかと

思案しています。

 

新本堂は

脇間や多目的室に空調が

設置されるのですが

内陣外陣にわたる

主要箇所に効かれられるような

設備を取り付けると

初期経費もさることながら

維持の事も加味しなければならず

断念いたしました。

 

新本堂ではこれまで同様

扇風機で暑さを凌ぐことになりますが

凌ぎきれない酷暑の場合は

臨機応変に会場を移して

対応出来ればと思います。

 

ふるさとの景色と基礎工事の進捗状況をお伝えします

7月もあっという間に

折り返してしまいました。

 

最近は

調べ物に没頭する必要がありまして

法務以外の時間を

そちらに当てています。

 

その甲斐もあって

少しづつ成果に

つながっております。

 

そのことは置いておきまして

7月上旬の工事の様子を

お伝えすべく動画を作りました。

 

本堂の基礎工事が

今月から本格的に始まっています。

 

それに加えてつい先日

合葬墓(永代供養墓)はじめ

墓地の諸建造物の

基礎工事が終わりました。

 

豊崎町の景観とともに

工事の様子もご覧いただきたく

動画を編集したので

ぜひご覧くださいませ。

 

具体的なイメージを踏まえて

お寺では下半期に入ると

お盆や秋彼岸の準備も

進めなければならないのですが

年末年始に向けてのことも

念頭に置きつつ

様々なことを整える必要があります。

 

普賢院のことのみならず

宗派の役職関連のこともあるのですが

本年下半期も中々タイトな

日々となりそうです。

 

ここ2日程

本年年末と来年3月に

所属している研究所主幹で行われる

とても大切な研究会の

打ち合わせがオンラインや

メール等で行われたのですが

その中で思いの外

責任重大の案件を

預かることになりそうなので

心して取り組みたいと思います。

 

さて

ここからは本堂建設関係のお話です。

 

本工事の専門的なことについては

建設委員会の相談役の方をはじめ

当山の誇る役員の皆様に

チェックを担っていただいており

そのおかげで順調に

進められてまいりました。

 

諸儀式を含む今後の日程や

新たな境内と本堂の完成像が

日に日に明確に思い描ける

ようになってもきました。

 

旧本堂解体時に

境内に植えられていた木々や

設えられていた石造物を

仮に移植・移設しているのですが

それらを今度はどこにどのように

配置するのかも

考えなければなりません。

 

ここにあの石や植物が

あったらどうだろうかですとか

このスペースは

こうしたらどうだろうかなど

思案を重ねています。

 

具体的な動線であったり

今後想定される

各所での儀式であったり

イメージ出来ることは

しっかりと思い描いたうえで

空間をうまくデザイン

出来ればと考えています。

 

もうすぐ五輪が開催されますが

東京五輪招致の際に

「おもてなし」というフレーズが

世界に発信されました。

 

別の言葉でいえば

配慮や心づかいとも言えると

思いますが

仏道に引き寄せて換言すると

「布施」という言葉が

あてはまるといえます。

 

現代社会において布施と聞くと

お寺に納めるものという

イメージが色濃いと思いますが

本来的な意味は

“他者を思いやる心がけ”

といったニュアンスです。

 

具体的なイメージを

思い描いたうえで

有縁の皆様の心のより所と

なるような空間になることを

願って取り組むことが

布施行と重なるものと心得て

細かな部分も

つめていきたいと思います。

 

 

▼本日夕方の様子

要所に杭が打たれて

新本堂の輪郭が

はっきりとしてきました。