秋の大掃除

朝夕涼しくなってきました。

 

もうすぐ秋彼岸でもあるので

このタイミングで

倉庫の大掃除を。

 

昨年の9月より

本堂の使用を開始したのですが

その開始には

引越し作業が伴いました。

 

準備期間は

お盆明けから

約2周間しかなかったので

本堂で即使用しないものは

とにかく倉庫に搬入といった感じでした。

 

必要か否かの吟味をする余裕もなく

とにかく“何でもかんでも”

とりあえず倉庫に一時保管状態。

 

大鉈を振るう思いで

業者さんにも手伝っていただき

かなりの量のものを

処分させていただきました。

 

それでも相当量のものが

収納されているのですが

整理が必要なものが多いので

今月中に終える位のペースで

勢いよく取り組んでまいります。

 

世界を周るお客様

世界を自転車で周っている

スウェーデンの

ベンジャミン&サンナご夫婦が

当山においで下さいました。

 

世界を周りながら

西サハラの問題を

伝えるという取り組みを

されているそうです。

 

世界は広いと感じさせられました。

 

本日は先代住職の3回忌でした

本日は先代の3回忌でした。

 

2年前の9/8の午前5時頃に

「風呂に入る」といって

外を歩いていたのですが

お風呂に入って

体を洗い頭も剃髪して

浴槽につかっていたさいに

突然亡くなった先代。

 

元気で前向きに

日常の時間を過ごしていた中で

最期の時を迎えたことは

考えてみると

先代が理想としていた

最期のあり方だったように思います。

 

昨年末に本葬を終えたばかりでもあったので

3回忌は祖母の7回忌と併せて

塔婆を建立して回向しました。

 

先代の急逝後は現在に至るまで

本当にめまぐるしく

時間が過ぎ去っていった印象です。

 

そういった激動の日々を

何とか乗り越えられているのも

沢山の方のお支えがあってこそ。

 

温かなお支えのご恩に報いるべく

今後もしっかりと

励ませていただきます。

 

▼本葬時の祭壇

再スタートの心持ち

先日の研究調査の最終日

学生時代を共にした

友人と少しだけ会うことが出来ました。

 

資料の熟読や資料作成を

明け頃まで一緒に行ったり

調べ物をして討議したり

さかんに情報交換したり等々

体力が盛んな頃

無茶に付き合ってくれた

思い出深い大切な友人です。

 

色々な思い出話をしながら過ごした時間は

とても楽しく心地よいものでした。

 

短い時間でしたが

大切な友人と過ごしたひとときは

心身に活力を与えてくれたように思います。

 

熱い学生時代を共にした友が

各地で奮闘している話を聞き

嬉しい気持ちが湧き上がり

心が潤わされました。

 

また再会するときまで

拙僧も目の前のことに

精励しようと心に決め

また頑張っていこうとの思いを

強くした調査研究最終日でした。

 

高野山へ

研究機関の出張で

9/3〜本日まで

高野山に赴かせていただいた他

大阪・京都に行ってまいりました。

 

とても有意義な期間でした。

 

高野山に行く機会は

あまりなかったので

今回の研究調査は

とても貴重な機会でした。

 

大阪と京都の各調査地でも

実りある学びと気づきを

得られたように感じています。

 

今度の終活サロンは認知症サポーター養成講座を行います

10月6日午後1時〜3時の予定で

終活サロンを開催します。

 

今回メインとなる内容は

認知症サポーター養成講座です。

 

終活サロンは

福祉関係の方々との共催企画で

「人生100年時代のグットエイジングを考える」を

大テーマとしています。

 

終活サロンにおける「終活」は

「よりよい人生を送ること」と

定義させていただいております。

 

参加費無料、定員15名です。

 

ふれあい豊山館にて行います。

 

参加される方は

9月26日までに

当山にご連絡下さい。

 

この機会に

認知症について

ご一緒に学んでみませんか?

 

▼これまでの終活サロンの様子

写経カフェのご案内

奇数月25日は

寺子屋ワークショップ

写経カフェを行っています。

 

以下にご案内を掲載します。

 

写経は代表的・伝統的な修行の1つです。「経典を書写すれば、よく大願を成就す」と伝えられます。写経カフェでは般若心経をしたためて頂きます。
法話の後、写経で用いる般若心経を参加された方々と一度読経致します。読経の後、心をしずめ、尊いお経を浄写して頂きます。浄写後、ティータイムとさせて頂きます。
ティータイムではフェアトレード製品のお菓子や飲み物を用意致します。これは国際協力活動の一環でもあります。
「寺子屋御朱印」を用意しております。御朱印帳をお持ちの方は、お持ち頂ければ写経中に御朱印をしたためさせて頂きます。
精進のひととき、安らぎのひととき、学びのひととき。
ご一緒して頂ける方を募集いたします。
どなた様でも参加できますので、興味のある方はご連絡下さい♪
参加される方はお申し込み下さいますようお願いします。
お申し込みはメール、fbなどのメッセージにて受付させて頂きます。
mail: fugenin643@gmail.com
ご不明な点等、お気軽のお問い合わせ下さい。
皆様のご参加、お待ちしております☆
合掌
「写経カフェ〜心を安らげるひととき〜」
◎日程:令和5年9月25日(月)
◎時間:午前10時〜正午頃
◎内容:法話、写経、ティータイム
◎会場:普賢院ふれあい豊山館(本堂横の建物です)
◎会費:1500円(当日会場にてお納め下さい)
◎定員:24名
※お納め頂く会費の一部はアーユス仏教国際協力ネットワーク(http://ngo-ayus.jp)に寄付させて頂きます。
※筆、硯、用紙はお寺で用意します。
※前回参加された方は、お手本をお持ち下さい。
※使い慣れた小筆、硯のある方はお持ち下さい。

 

 

▼前回の様子

初校の校正に思う

昨年11月に行った

遠野・花巻での研究調査を

踏まえて執筆した論文を

本年5月に提出しました。

 

この論文は

『教学大会紀要』という論文集に

掲載されるものです。

 

その初校ゲラが

出版社から届いたのですが

出版社の編集者の方々のお仕事は

ものすごく緻密で根気のいるものだと

感じさせられます。

 

本年初夏に刊行された

『冥府考』という書籍に寄稿した

原稿の校正時にも感じたのですが

論稿の隅々にいたるまで

丁寧にチェックしていただき

初校・二校・念校と校正が重ねられます。

 

今回校正に臨んでいる論文は

遠野・花巻に見られた供養習俗を

テーマにしたものです。

 

昨年11月に現地調査を行って

翌月に先代住職本葬・現住職晋山式

そして本堂落慶式があり

さらに年末年始をはさみ

新年の諸行事があり

春彼岸がありという感じで

かなり目まぐるしい状況のなか

何とか5月末に仕上げたものなので

ある意味思い出深い論文です。

 

たまたま色々な事情が

同時に重なったため

短期間に3本の論文を

執筆しなければならなくなり

途中何度も諦めかけました。

 

よく乗り越えられたものだと

我ながらに感じながら

初校の校正に取り組んでいます。

 

機会があれば

これまで論文で取り上げてきた

テーマについてご紹介出来ればと思います。

 

過去のにぎやかな光景

豊崎小学校と中学校の

相撲大会が小学校の土俵で

行われる予定でしたが

未明からの雨で

室内での開催に。

 

昔の相撲大会といえば

例祭の神社境内にて奉納相撲として

行われており

それはそれはにぎやかなものでした。

 

時代の移ろいとともに

その光景は過去のものに。

 

すでに過去のものになり

心内で懐かしさをかみしめるような

ものごとは年々増えています。

 

それらのものごとの魅力は

それぞれに感じられた

ワクワク感や充実感であると

個人的には考えています。

 

それらの多くは

開催日時が決まっていて

季節感の移ろいと相まっていました。

 

そのような視点を踏まえて

一昔まえの祭事や行事を振り返ると

それらの多くが日々の活力に

さらに力を与えてくれるような

見事な仕組みであったと感じます。