気温高めの彼岸入り

彼岸の入りということで

今朝から多くの方がお見えでした。

 

当地では

供養のために彼岸団子が供えられます。

 

彼岸といえばお団子といえる程

お供物の定番です。

 

ときおり堂内を行き来していたときに

久しぶりにお会いする方もいらっしゃり

よもやま話に花が咲いたりする場面もありました。

 

「YouTubeみてますよ〜」

とおっしゃって下さった方も

ちらほらいらっしゃり

意外と多くの方が

ご覧になられているものだなと思いました。

 

SNS全般を

今月は休止してしたのですが

ボチボチ再開しようと思います。

 

ここ数日は

たまたま夜にオンラインでの

ミーティングが続いています。

 

オンラインで

全国各地にいながら

重要事項について会議する

このスタイルは

すっかり定着しまして

とても便利だと感じます。

 

オンラインでのミーティングの形式を

お寺での何かしらの会合にも

応用出来そうに思っています。

 

説明会や懇話会や法話会など

機会を作ってチャレンジしてみたいと

思案している今日この頃です。

 

明日は秋彼岸の入りです

本年の秋彼岸の入りを直前に

寺報『おてら通信』が届きました。

 

『お寺通信』は年4回の刊行で

本年は今号がラストになります。

 

堂内に掲示したので

お参りの際は

目を通していただければ幸いです。

 

位牌堂には

何部か置いてあるので

よろしければお取りください。

 

彼岸は供養と精進の期間とされます。

 

秋彼岸は

秋分の日を中日(ちゅうにち)として

前後3日ずつを合わせた一週間です。

 

ご縁ある方と

改めて向き合っていただくとともに

ご自身とも向き合っていただく期間ともいえます。

 

彼岸の入りに

お寺参りやお墓参りに

お出かけの方が

多いと思います。

 

お参りの際は

お気をつけてお運びください。

 

秋の朝日にかがやいて

日が短くなるにつれ

朝明るくなるのも

遅くなってきました。

 

朝のお勤めなど諸事を

開始するときは真っ暗でも

終わる頃には

太陽の光で堂内が

まばゆく明るくなっていきます。

 

今朝は特にきれいに

感じられました。

 

朝夕涼しくなった分

そういったことに

目を向ける余裕が

出てきたのかもしれません。

 

明後日は

秋彼岸の入りとなります。

 

秋彼岸モードに切り替えて

有縁の皆さまがお参りされる

準備を整えたいと思います。

 

塔婆をひたすらにしたためる

法事と葬儀を終えて

お寺に戻ってからは

今後予定されている法事の

塔婆をひたすらにしたためました。

 

寒くなる前に

前倒しで回忌供養をされる方は

多くいらっしゃいます。

 

とても過ごしやすい10月は

法事を予定される方が多い月です。

 

10月以降は出張も多いので

今のうちから塔婆を

用意させていただいています。

 

塔婆を書いている間は

無心になることが出来ます。

 

慌ただしい時にこそ

無心になれる時間を

保つことは効果があるように感じます。

 

ややバテ気味な昨今

今月冒頭に参加した

高野山・大阪・京都での研究調査以後

葬儀や法務のほか

様々な庶務に追われまして

ややバテ気味な住職です。

 

ブログ以外のSNSの類は

一旦休憩しています。

 

9月以降は

研修会や研究会などの行事が

盛んになる時期でもあります。

 

秋彼岸の行事の準備もさることながら

研究関係の諸準備にも時間をさく必要があり

あまり穏やかでない日々を過ごしております。

 

昨日のブログでも記したように

将来を見据えた運営体制の

検討もしなければなりませんし

掃除もしたいですし

いくら時間があっても足りないように思います。

 

いずれもに

果敢にチャレンジしたいという

強い思いはあるのですが

体がついてこない印象です。

 

「将来を見据えた運営体制」

というフレーズを出しましたが

現在真剣に思いを巡らせております。

 

10年の月日を用して結実した

本堂建替事業と

昨年末に挙行させていただいた

先代住職本葬・現住職晋山式といった

特別な機会に催される儀式は

実に尊い経験となったうえ

「将来を見据えた運営体制」について

考えなければならない多くの事案を

身をもって感じた機会となりました。

 

大掛かりな修繕や改築

または特別な機会の儀式を

挙行する機会は

今後必ず予定されます。

 

必ず予定されることを

出来る限り具体的に想定して

それに向けて

今から出来る形で

準備をしていく方針を

固めていくべきと考えています。

 

現時点で予想されている

未来の人口動態を踏まえると

現行の運営体制では

通用しなくなるのは明らかです。

 

どういったビジョンと理念をもって

運営体制を改めるのかについて

計画書を作成して

有縁の皆さまと共有していく作業を

丁寧に行う時期が今だと感じます。

 

何をするにも「たたき台」が必要なので

新たな運営体制に関する計画書作りに

本腰を入れていきたいと思います。

 

今後の方針を探りながら

秋彼岸に刊行する『おてら通信』第44号を

ようやく書き上げて入稿しました。

 

秋彼岸号はその年の季刊ラストなので

年末年始のことにも言及します。

 

今後の予定や

年末年始の行事のご案内も掲載するのですが

今回の『おてら通信』には

将来的な方針に関わる内容にも

触れさせていただきました。

 

具体的には運営費・斎米料についてです。

 

当山では

檀家の皆さまに年間4,000円を

納めていただいております。

 

そのうち3,000円を運営費

1,000円を斎米料として

お預かりしております。

 

運営費は役員さんが管理する

一般会計に納められ

そこから建物の保険料や

本堂・会館の水道光熱費

本山冥加料や仏教会会費などを

拠出していただいています。

 

本堂建替に伴い

本堂の査定が大きく変わり

火災保険の金額が

以前よりも約70万増額となり

令和4年度の一般会計の収支が

大幅な支出超過となりました。

 

金額にすれば140万弱の

支出超過という現状です。

 

繰越金や

本堂解体時の保険解約金もあるため

一般会計にはまだ余力があるのですが

このままですと

5年程で底をついてしまいます。

 

こういった現状を鑑みてという

理由だけではなく

人口減少や今後のランニングコストを想定した

運営スタイルの模索が必要であると

考えております。

 

これまでの

一般会計の決算報告を

振り返ってみると

本堂や会館の使用料を除いた

運営費のみに注目して収支をはじきだすと

常にマイナスの状態でした。

 

そのマイナス部分を

本堂・客殿の使用料で補填するという形で

これまでは運営がなされております。

 

この形ですと

積立金を拠出することも難しく

将来想定される各所修繕や修理に

十分に対応出来ないと思われます。

 

その年その年の運営費収入で

毎年ほぼ固定の支出項目に対応出来て

本堂や会館の使用料は

修繕などを想定した積立金に

あてられる形が良いように感じています。

 

総代会や役員会で

もんでいただく案件ですが

将来のことを見据えた良い形に

落ち着けられるようにしたいと思います。

 

東へ漸進

秋彼岸の中日である秋分の日は

太陽が真東から昇ります。

 

当山から目にすることの出来る

春と秋の彼岸中日の日昇の光景は

とても素晴らしいものでして

まっすぐ真東に伸びる道の先から

太陽が昇るように見えます。

 

当山の山門から見て

左手側が北で右手側が南となります。

 

夏は北側から太陽が昇り

冬は南側から太陽が昇るのですが

最近は秋彼岸中日が近づくにつれ

日昇位置が北側から

徐々に東(山門からみて中央)に

移ってまいりました。

 

来週より秋彼岸に入ります。

 

さて

困ったことに

まだ秋彼岸に発行する

『おてら通信』の原稿が

出来ておりません…

 

構成は固まっているのですが

本文の執筆がこれからという現状です。

 

明日は真面目に

執筆に取り組みたいと思います。

 

▼昨年の秋彼岸中日の様子

※冒頭に日昇の光景が収録されています。

 

9月の不動護摩をご一緒しませんか?

毎月28日に

不動護摩を行っています。

 

回を重ねるごとに

深みを増して

心地よいひとときに

なっているように思います。

 

どなた様でも

ご参加いただけるので

ご都合のよろしい方

ご興味をお持ちの方は

お気軽にお運び下さい。

 

 

秋彼岸中日にお手伝いいただけませんか?

9/23の秋彼岸中日の行事の

お手伝い頂ける方を募集しております。

 

年齢不問です。

ご家族連れでも大歓迎です。

 

お手伝い内容は

下記の通りとなります。

 

①早朝のお膳上げ

午前7時にお寺に集合して頂き

位牌堂位牌壇のお膳上げをお手伝い頂きます。

早朝おいで頂いた方には

お弁当も用意させて頂きます。

 

②位牌堂の後片付け

午後1時半頃にお寺に集合して頂き

位牌堂の後片付けをして頂いて

終了次第解散という流れになります。

 

終了は遅くとも4時半頃かと思われます。

 

①、②のいずれかでもお手伝い頂ける方

いらっしゃいませんか?

 

①のみ、②のみでも構いません。

 

①、②いずれもお手伝い頂ける方は

早朝の作業が終了後

午後の後片付けまで時間がありますので

1度お帰り頂いて結構です。

 

ご検討の程

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

お手伝い頂ける方

いらっしゃいましたら

ご連絡下さいますようお願いいたします。

 

メール:fugenin643@gmail.com

 

 

本堂開始からちょうど一年

昨年の9月11日は

本堂の開始にあたって

遷座式(せんざしき)という

儀式が行われました。

 

丸一年が経過しましたが

まだまだ試行錯誤しながら

よりよい環境について

考えを巡らせております。

 

ご縁ある皆さまにとっても

この一年は手探りをしながらの

ご参詣であったと思います。

 

何となく要領を得てきた感もあり

馴染んできたのではないでしょうか。

 

これから何百年と

守りついでいただく本堂の

最も新しくてきれいな状態の空間に

自身の身を置かせていただけていることを

とても奇縁に感じています。