合葬墓や永代供養のご相談が増えております

ここ最近

合葬墓や永代供養の

ご相談が相次ぎました。

 

当山の合葬墓は

新本堂完成の頃にあわせ

建立される予定でして

現時点では基礎までが

完成しております。

 

合葬墓の使用の際に

お納めいただく勧進額も

一応目処をたてておりまして

現時点までに

ご相談いただいた方には

その旨お伝えしております。

 

ご使用にあたっては

当山護持への理念や方針に

ご賛同いただけることを

ひとつの条件と

させていただきたいと

考えております。

 

当山では

ご供養において「丁寧さ」を

とても重んじてまいりましたし

これからも大切にしたいと思います。

 

当山でいうところの

“丁寧なご供養”には

何を準備していただきたいのか

ということであったり

何をしていただきいたいのか

ということなども

ある程度具体的に

お伝えする必要が

あるように感じています。

 

そういったことを

踏まえたうえで

合葬墓であったり

永代供養をご希望される方々の

ご要望をお聞きして

どのような形での

ご供養が出来るかを

模索したいと思っております。

 

 

▼本堂建設工事の様子

本日は雨の時間が長かったのですが

その中でも

作業を進めて下さいました。

 

安心の合葬墓とは?

安心の合葬墓とは何か?

「将来のために、永代供養を今のうちから考えないと…」

「跡継ぎがいない人は、お墓をどうすればいいのか…」

 

そのようなお悩みを

多くの方がお持ちです。

 

普賢院では

このようなお悩みを

少しでも解消すべく

合葬墓(がっそうぼ)を

建立する予定です。

 

合葬墓は

様々な不安を抱かれる方に

安心を与えられる

ひとつの方法として

最近全国各所で

需要が高まっています。

 

今回は合葬墓について

簡単にまとめてみようと思います。

 

 目次
  1. 合葬墓とは何か?
  2. 場所によって異なる内容
  3. 普賢院の考える合葬墓
  4. まとめ

1.合葬墓とは何か?

合葬墓は「合同で使用するお墓」です。

 

管理者はケース・バイ・ケースで

お寺が管理する場合もあれば

自治体が管理する場合もあります。

 

八戸において

合葬墓あるいは永代供養墓を

用意しているお寺は

全体の9割にのぼるそうです。

 

その一方で普賢院には

まだ用意がありません

(令和2年6月21日時点)。

 

2.場所によって異なる内容

合葬墓と言っても

どのように管理運営されているかは

千差万別です。

 

最近はインターネットで

合葬墓や永代供養について

まとめられている

サイトも多くあります。

 

ですが

合葬墓や永代供養を

ご検討の方は

インターネットの情報のみではなく

専門家にお話を聞いてみたり

実際にどのような場所で

どのような管理者により

どのような形で

ご供養されるのかを

確かめることをお勧めします。

 

3.普賢院の考える合葬墓

普賢院では合葬墓を

歴代住職墓の隣に建立します。

 

合葬墓本尊としては

不動明王を安置いたします。

 

合葬墓へは

専用の布袋を用いて

納骨します。

 

位牌堂に納骨棚も設置したので

納骨棚と連携させた形での

ご供養も可能です。

 

要するに一定期間

納骨棚に安置した後の

合葬墓への納骨が

出来るということです。

 

普賢院では

合葬墓ご使用にあたり

当山の理念・護持・運営に

ご賛同いただきたいと

考えています。

 

規約や使用料については

有縁の方々にご意見を

うかがいながら

内容を詰めている所です。

 

※当山の合葬墓の

ご使用をご検討の方は

お気軽にご相談下さい。

 

4.まとめ

今回の記事には

「安心の合葬墓」という

タイトルをつけましたが

安心するために

大切なポイントは

 

  • 調べること
  • 確かめること

 

だと言えます。

 

特に「確かめること」が重要です。

 

この2点の大切さは

合葬墓や永代供養のみならず

お寺をお探しの場合も

あてはまることだと思います。

 

以上

今回は合葬墓をテーマに

記させていただきました。

 

▼合葬墓本尊

 

▼納骨棚(位牌堂脇祭壇の地袋に設置)

令和2年5月30日晴天なり

暑い一日となりました。

 

強い日差しに照らされた

境内を眺めると

とても癒やされます。

 

気がつけば今月も終わりです。

 

6月に入ると

お盆に向けての準備が

少しずつ始まります。

 

まずは何といっても

衛生面について

色々と考えなければなりません。

 

消毒液の準備はもちろんですが

多くの方がお参りされることを

想定すると

本堂と位牌堂の動線についても

万全を期して

配慮しなければならないようにも

感じております。

 

法要については

例年通りの開催は難しいので

お焼香のみして頂く方式にするか

無参列者でのお勤めにする等

検討中です。

 

本年の秋彼岸は

お盆の形式を踏襲する予定です。

 

どのような形にするかは

堂内各所にご案内を

貼り出させて頂きます。

 

話しは変わりますが

合葬墓(がっそうぼ)のデザインが

大体決まりました。

 

施工をご担当頂く石屋さんと

打ち合わせを重ねておりまして

とても良い方向に

話が進んでいるように感じています。

 

以前もお伝えしましたが

当山歴代住職墓の横に

建立いたします。

 

様々なご事情で

お墓を建立出来ない方や

お寺での永代供養をご希望の方が

とても多い時代です。

 

当山でも

多くの相談が

寄せられてきました。

 

この度の合葬墓建立が

お墓にまつわる不安を

抱かれる方の安心に

つながればと思います。

 

ご利用頂くにあたっての

契約についてであったり

金額について等の詳細は

これから詰めてまいります。

 

 

▼合葬墓建立予定地

お骨の安置棚が出来ました

位牌堂正面の左方脇祭壇の地袋に

お骨を仮安置出来るように

棚を五戸木工さんに

制作・設置して頂きました。

 

これまでは

様々な事情で

お預かりした骨箱を

祭壇に仮安置してきましたが

将来的には新設した棚に

お祀りさせて頂きたいと思います。

 

また

今後新設される

合葬墓のご供養とも

うまく連携させたいと考えています。

 

合葬墓の建立予定地

当山では近い将来

合葬墓(がっそうぼ)を

建立します。

 

建立場所について

色々と検討しましたが

歴代住職墓の横に

建立する方針で

準備を進めることにしました。

 

合葬墓の本尊として

現在の本堂前に建立されている

不動明王像をお祀りする予定です。

 

お墓の悩みが

多く寄せられる昨今。

 

少しでも

多くの方のお心に

寄り添えるように

したいと思います。

 

合葬墓建立に向けて

ここ数日は体調が優れず

読経の声も風邪声で

“図太い”響きとなっております。

 

本日は体を休める時間があったので

明日からのお弔いの準備を済ませ

久しぶりにゆっくりさせて頂きました。

 

ゆっくりさせて頂いた分

ゆっくり色々と考える時間もあったので

とても有意義な休養となりました。

 

昨日のブログでも書きましたが

ここ最近合葬墓(がっそうぼ)の

お問い合わせやご相談が

大変多くなっております。

 

本日もお問い合わせがあり

お話を伺わせて頂きました。

 

合葬墓を必要とされていらっしゃる方が

とても多いということを

改めて感じさせられましたし

建立に向けて出来ることから

着手する必要があるように感じました。

 

合葬墓建立のためには

様々なことを踏まえなければなりません。

 

これまで行ってきた

各地の視察や情報収集で

得たものも活かしながら

これから具体的に当山の合葬墓の

準備をしたいと思います。

 

合葬墓をご使用予定の方に

お話を伺わせて頂きながら

来年一杯程かけて

話を詰めていくつもりでおります。

 

なるべく多くのお声を

寄せて頂けるとありがたいので

当山合葬墓のご使用を

ご検討の方は

お声がけ頂けると幸いです。

 

多くの方の

お心に寄り添える形の

合葬墓を建立したいと考えているので

ご協力頂ける方は

ご協力の程お願いいたします。

 

合葬墓について

当山では今後

合葬墓(がっそうぼ)の建立を

予定しております。

 

当山有縁の皆様には

数年前よりお伝えしておりますが

合葬墓のご利用をご検討されて

いらっしゃる方は

結構多いように感じられます。

 

ここ1ヶ月の間だけでも

将来的に使いたいとのご相談が

数件ございました。

 

合葬墓建立については

本堂建替事業の見通しがたった後に

本格的に進める考えでおります。

 

合葬墓を

必要とされていっらっしゃる

有縁の皆様のためにも

よく検討した上で

準備を進めたいと思います。

 

合葬墓建立までの間

将来的に合葬墓を

ご使用される方については

一時的にお寺でお骨を預かるなどして

対応させて頂きます。

 

ご相談等ございましたら

お気軽にお寄せ下さい。

 

多くの方のお心に寄り添えられるように

当山位牌堂の

前方左手祭壇には

お預かりしております

骨箱(こつばこ)が安置されております。

 

ご事情は様々です。

 

お預かりしている骨箱は

ただ安置されているだけなので

どことなく気がかりな部分がありました。

 

時が経てば経つほど

ホコリも積もりますし

もっと丁寧な方法は無いものかと

思案しております。

 

また将来的には

当山でも合葬墓(がっそうぼ)を

建立する予定なので

そのことも踏まえながら

あれこれと考えております。

 

一案ですが

現在骨箱をお預かりしている

祭壇下のスペースに

棚を作って頂き

そこで骨箱を安置

出来るようにしてはどうかと

考えております。

 

位牌堂前方左手祭壇中央には

当山本尊と同じ

愛染明王(あいぜんみょうおう)が

お祀りされておりますし

地元の檀家さんにお作り頂いた

五重塔も設えられております。

 

五重塔は五輪塔や五輪塔婆と同義であり

ご供養においては

とても尊いものです。

 

そういった祭壇の下に

安置所を設けて

納めさせて頂いて

ご供養させて頂いた方が

丁寧であるように感じております。

 

また合葬墓との関連でいえば

こういった安置所があることで

より多くの方のお考えにあわせた形の

ご供養が出来るようにも思います。

 

さらに

合葬墓をご利用される方や

骨箱の安置所をご利用される方で

当山位牌堂位牌壇の無い方々のための

位牌壇も必要かと思いまして

一列三段の位牌壇を

設置いたしました。

 

この一列三段の位牌壇は

現在の位牌堂を建設する際に

見本として作って頂いたもので

しまってあったものを

位牌堂前方左手に

移動させて頂きました。

 

それぞれのお寺に

お寺ごとのご供養の形式が

あると思いますが

当山にも伝統的なご供養の形があり

その伝統において

位牌堂のお位牌は

大切なものです。

 

どのようなご事情があるにしても

ご供養においては

同じ形で差別なく

お勤めさせて頂きたく

以上のようなことを

一案として考えております。

 

あくまでも拙僧(副住職)の一案ですが

必要なことだという確信がありますので

総代の方や役員の方に

相談させて頂いて

具体的な形に整えたいと思います。

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合葬墓と斗南藩の供養碑を考える

当山では本堂裏手墓地に

合葬墓(がっそうぼ)の建立を

考えております。

 

当山には多くの御寺院さまのように

一般分譲してお使い頂くような

境内墓地はありません。

 

当山にある境内墓地は

歴代住職の墓所と

現住職家関係の墓所と

有縁の方のお墓が2基あるだけで

檀信徒の皆様の墓地は

各地域の共同墓地か

各地霊園にございます。

 

当山の境内墓地は

スペースに限りがあるので

大きなものは建立出来ませんが

有縁の方にご安心頂けるように

出来る形で合葬墓を

建立したいと考えております。

 

まだ公な話ではないのですが

現実的な話として

建立するとすれば現在

斗南藩の方々の墓石が並べられている

場所への建立となろうかと思われます。

 

斗南藩の方々の墓石に関しては

本堂建替事業に際して

隣接地を境内地として取得する

手続きを進めているので

少し広がる境内地の部分に

墓石を移させて頂き

そちらに供養碑を建立しようという

考えを持っております。

 

斗南藩の歴史は

後世に伝えるべきものであると思いますし

ご縁があって当山で弔われた方々の

ご供養をきちんとした形で

行いたいと考えております。

 

合葬墓に関してですが

当山本堂入口脇の不動明王像を

合葬墓の本尊として

計画を進めたいと思っております。

 

こちらの不動明王像は

拙僧(副住職)の弟が

洪水で亡くなったことを契機とし

父である当山住職が

三界萬霊供養(すべての方のご供養)の

ために切実な思いを託して

造立したものです。

 

拙僧(副住職)の弟は

大雨による浅水川の洪水で

平成11年10月28日お昼頃に

濁流にのみこまれ遭難しました。

 

28日は

不動明王の御縁日でもあります。

 

そういったことも踏まえ

拙僧(副住職)の弟の

ご供養と萬霊供養のために

造立されたのが

本堂入口脇にあります

不動明王像です。

 

合葬墓の本尊として

この不動明王に

有縁の方々をお守り頂きたいとの

思いを住職も拙僧(副住職)も

現在抱いております。

 

本堂建替もあわせて

総合的な見地から

まだまだ

詰めなければならないことが

山積みですが

多くの方のお心に寄り添える形を

整えたいと切願しております。

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奥州にて学びを深める

岩手県奥州市にございます

真言宗智山派(ちさんは)

愛宕山興性寺(あたごさんこうしょうじ)にて

宗派をこえての有志で

研修会を行いました。

 

お墓やご供養について

永代供養について

お寺での刊行物などについて

文化財の調査や申請についてなど

話題は尽きることなく

とても内容の濃い研修となりました。

 

興性寺様の様々な種類の

永代供養墓や供養墓

納骨堂をお見せ頂き

また「自然葬国見の里」へご案内頂き

自然葬霊園を見学させて頂きました。

 

当山でも

合葬墓(がっそうぼ)の

建立を考えておりまして

具体的なアドバイスも

頂戴いたしました。

 

時代とともに

お弔いのあり方にも変化を感じます。

 

殊にお墓にまつわる課題には

しっかりと向き合わなければなりません。

 

今回の研修は当山の今後において

大いに資するものとなったと確信しております。

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