歴代住職のご供養と
合葬墓縁故者のご供養
会津斗南藩縁故者のご供養
戦没者のご供養を
開山忌ならびに供養祭として
執り行いました。
好天のもと
心静かに祈りを
捧げることが出来ました。
激動の時代の荒波が
幾度もあり
現在があります。
そんなことに
思いをいたしつつ
祈りの誠を
捧げさせていただいた
令和6年の開山忌となりました。
歴代住職のご供養と
合葬墓縁故者のご供養
会津斗南藩縁故者のご供養
戦没者のご供養を
開山忌ならびに供養祭として
執り行いました。
好天のもと
心静かに祈りを
捧げることが出来ました。
激動の時代の荒波が
幾度もあり
現在があります。
そんなことに
思いをいたしつつ
祈りの誠を
捧げさせていただいた
令和6年の開山忌となりました。
明日は開山忌ならびに供養祭を
お勤めします。
ご案内の再掲です。
開山忌は歴代住職の法事のことで
お寺で内々に行っていたものですが
昨年から供養祭を併修して
行うことにしました。
供養祭は具体的に
当山の合葬墓のご供養
会津斗南藩縁故者のご供養
戦没者のご供養を指します。
年中行事に組み入れるということは
今後も継続していくことを意図しており
次代以降にも受け継いでもらいたいとの
願いを込めております。
開山忌は
歴代住職のご供養を通じて
改めて当山の縁起にも
向き合う意味もあります。
開山忌はお寺にとって
重要な意味を持つ法要なので
その大切な法要にあわせて
供養祭を行うことは
大きな意味を持つと考えます。
合葬墓だけではなく
当山で弔われた会津斗南藩縁故者や
戦没者のご供養もまた
永代に渡って担う責任があると
捉えています。
会津斗南藩のことや
戦没者のことは
時代が経つにつれて
忘れられかねないものでもあり
微力ながら激動の歴史を
何かしらの形で
お伝えする場を保つ努力が
永代のご供養にも
必然と求められてまいります。
この部分については
まだまだ力不足な現状ですが
時間をかけながら
形にしていきたいと思います。
こちらの行事は
どなた様でもご参列いただけます。
ご供養の時間を
ご一緒いただき
お焼香賜りますと幸いです。
本堂でのお勤めの後
歴代住職墓
合葬墓
会津斗南藩縁故者供養所
戦没者留魂碑を
お参りします。
5/11は
開山忌ならびに供養祭を
お勤めします。
開山忌は歴代住職の法事のことで
お寺で内々に行っていたものですが
昨年から供養祭を併修して
行うことにしました。
供養祭は具体的に
当山の合葬墓のご供養
会津斗南藩縁故者のご供養
戦没者のご供養を指します。
年中行事に組み入れるということは
今後も継続していくことを意図しており
次代以降にも受け継いでもらいたいとの
願いを込めております。
開山忌は
歴代住職のご供養を通じて
改めて当山の縁起にも
向き合う意味もあります。
開山忌はお寺にとって
重要な意味を持つ法要なので
その大切な法要にあわせて
供養祭を行うことは
大きな意味を持つと考えます。
合葬墓だけではなく
当山で弔われた会津斗南藩縁故者や
戦没者のご供養もまた
永代に渡って担う責任があると
捉えています。
会津斗南藩のことや
戦没者のことは
時代が経つにつれて
忘れられかねないものでもあり
微力ながら激動の歴史を
何かしらの形で
お伝えする場を保つ努力が
永代のご供養にも
必然と求められてまいります。
この部分については
まだまだ力不足な現状ですが
時間をかけながら
形にしていきたいと思います。
こちらの行事は
どなた様でもご参列いただけます。
ご供養の時間を
ご一緒いただき
お焼香賜りますと幸いです。
本堂でのお勤めの後
歴代住職墓
合葬墓
会津斗南藩縁故者供養所
戦没者留魂碑を
お参りします。
つい先日
ご一緒させていただいた葬儀の際の
火葬場での待ち時間でのお話です。
ご遺族の方々と
控室で色々とお話しいて
あがったこと話題のひとつ。
亡くなったお母さんが
お寺のお参り一切を
おこなっていたけど
世代が変わってから
いつお参りをすれば良いかなど
全く分からないのです。
この点は
ずいぶん前から
課題意識を持っています。
住職自身も自坊である普賢院における
供養形式や当地・縁地の習俗について
20年前はほぼ認知していなかったので
先代住職から能動的に聞いたり
機会があるたびに総代さんや地元の方に
昔話を交えて聞かせていただいたり
史料・資料に目を通したりなどして
現行の諸事の把握に努めました。
仏事を担ったり
先だった先祖・縁者の供養を担うことを
祭祀承継(さいししょうけい)といいますが
現代は意識的・能動的に
「祭祀」に関する情報を確認しなければ
内実を認知しにくいと思います。
拡大家族のご家庭が多かった時代は
祭祀に関しても
各ご家庭内で意図せずとも共有され
次代へも引き継がれたであろうと想像しますが
現代は核家族や個人がメインゆえ
「祭祀」関連については
ほぼ触れることがなかった
という方は珍しくないでしょう。
そのような時代であることを踏まえ
いざ意図的・能動的に
供養についてや
付き合いのあるお寺について
知ろうと思ったときに
調べやすいように
情報を整えておくことは
住職の役目の一つだと捉えています。
インターネット上でも
本稿で述べている内容に関する情報を
時々に発信したり
HPやポータルサイトでも
掲載してはいるのですが
掲載してあるから認知されている
ということはほぼありませんし
結局の所アナログな伝達というか
紙媒体や直接のご案内が
とても大切であると感じます。
本年の年始から
各種リーフレットの
作成に力を入れているのですが
それはこれまでに書いたような
時代認識と課題意識ゆえの取り組みです。
冒頭に紹介した
「いつお寺にお参りすれば良いかなど
全くわからない問題」は
多くの方が共感されるものだと思いますし
供養習俗が大いに関わるお寺の
これからを考えるうえで
向き合うべき重要な課題といえます。
今回の投稿と同内容の記事は
本年だけでも何回かアップしたとは思いますが
都度都度に記事にする契機が
あってのことなので
この度も考えを整理しながら
述べさせていただいております。
普賢院の供養についてまとめた
リーフレット『供養の手引き』を
年内に作る予定です。
お盆か秋彼岸に
お取りいただけるよう
準備したいと思います。
とりあえず形にしてみて
改版を重ねる方針をとらせていただきます。
春の終活カフェの
参加者を募集しています。
どなたでも参加いただけるので
ご興味をお持ちの方は
ぜひお運びください。
終活カフェ
- 日時:令和6年4月18日(木)
- 時間:13:00〜15:00
- 会費:無料
- 定員:10名程度(要申し込み)
- 会場:普賢院 ふれあい豊山館
当日のスケジュール
- 13:00〜13:20 住職のお話「昨今の葬儀事情」
- 13:20〜14:20 橋本亮子さんのお話「家系図について」
- 14:30〜14:50 中野太陽さんのお話「終活について」
話者の簡単なご紹介
- 品田泰峻:普賢院住職・真言宗豊山派総合研究院現代教化研究所常勤研究員
- 橋本亮子さん:有)虹の川 代表 【HP】https://kakeizu-r.jp/
- 中野太陽さん:太陽坊 代表・終活カウンセラー上級【HP】 https://x.gd/Y4ZdS
終活カフェ
- 日時:令和6年4月18日(木)
- 時間:13:00〜15:00
- 会費:無料
- 定員:10名程度(要申し込み)
- 会場:普賢院 ふれあい豊山館
当日のスケジュール
- 13:00〜13:20 住職のお話「昨今の葬儀事情」
- 13:20〜14:20 橋本亮子さんのお話「家系図について」
- 14:30〜14:50 中野太陽さんのお話「終活について」
話者の簡単なご紹介
- 品田泰峻:普賢院住職・真言宗豊山派総合研究院現代教化研究所常勤研究員
- 橋本亮子さん:有)虹の川 代表 【HP】https://kakeizu-r.jp/
- 中野太陽さん:太陽坊 代表・終活カウンセラー上級【HP】 https://x.gd/Y4ZdS
今月行われる
終活カフェのご案内を再掲します。
時代の大きな変化は
これまでの葬送のあり方の
維持を難しくしています。
新しい葬送のあり方が
続々と現れている昨今ですが
大きな変化の諸相を
俯瞰するとともに
そもそもの本質に
目を向ける必要がある時代だと
普賢院では捉えています。
そのような課題意識のもと
令和6年春の終活カフェは
自身の“命の系譜”といえる家系図に
携わる橋本亮子さんを
ゲストに迎えて開催いたします。
当日はまず住職が
「昨今の葬儀事情」について
お話させていただきますが
そこでは仏教における
「系譜」の意義にも触れて
お伝えしたいと思います。
お寺や各尊格の諸縁起
葬儀において故人に授けられる血脈は
各派・各寺において
尊ばれ継承される「系譜」といえます。
そういったことにも触れながら
住職・僧侶の立場から
葬送事情について
述べさせていただきます。
また、普賢院合葬墓の現状や
昨今は檀家さん以外の方の葬儀が
増加傾向にあることなど
普賢院の事例を踏まえて
時間の許す限りお伝えしたいと思います。
それに続いて
家系図の制作を行われている
橋本亮子さんにお話いただきます。
「終活」と聞くと
生前に葬儀やお墓の準備をすること
というイメージが強いと思いますが
それらの背景にあるもの
(慣習や観念や死生観など)を
踏まえることも
大切であると考えます。
家系図コンサルタントである
橋本さんのお話を通じて
葬送や供養にも通亭するものを
感じていただければ幸いです。
終活カウンセラーでもある
中野太陽さんには
一般的にいわれる所の
終活についてお話いただきます。
終活として
どのようなことを行うことが
推奨されているのか等について
ご確認いただければ幸いです。
「これからの葬送を考えるにあたり」
という副題は
このひとときが
これからを考える
何かしらの契機にしていただければ
との思いを込めたものです。
どなた様でもご参加いただけるので
ご興味をお持ちの方は
お気軽にお申し込みください。
普賢院では春と秋に
終活カフェを開催しています。
定員は10名程度
参加費無料です。
今回はゲストとして
家系図コンサルタントの
橋本亮子さんをお迎えします。
参加者を募集中なので
ご興味をお持ちの方は
お気軽にお問い合わせください。
新作リーフレット3点のご案内です。
『お寺でのお葬式』は
お寺で葬儀を行う際について
ご案内しております。
『合葬墓』は
令和4年秋に完成した
合葬墓のご案内です。
『護摩法要』は
当山で行っている
護摩のご案内です。
本堂・位牌堂・会館1階各所で
各種リーフレットを
お取りいただけるので
入用の方は
お参り等の際に
お取り下さい。
位牌合祀所の祭壇を
五戸木工さんにお願いして
新調いたしました。
合葬墓を使用する方で
位牌壇のない方や
後を見る方のない位牌を
お祀りするスペースでもあり
以前からきちんとした祭壇を
用意させていただきたいとの
思いを強く抱いていました。
昨年末に
五戸木工の社長さんに
相談したところ
早速に準備を進めてくださり
昨日と本日で
設置作業を終えてくださいました。
以前は
二段の雛壇が設置された
簡易な状態でしたが
今度は欄干も設えられた
立派な祭壇にしていただきました。
こちらの祭壇は
住職として当山に
奉納させていただきます。
時代の変化により
これまでの供養形式の維持が
難しくなるケースが増えています。
そういった現代において
少しでも多くの方に
ご安心いただける一助となればと思います。
▼昨年12月29日 午前
▼昨年12月29日 午後
▼令和6年2月8日 午後
かねてより構想していた
位牌堂「合祀祭壇」の整理ですが
春彼岸までに
新しい祭壇を
納めていただける予定です。
いつも何かとお世話になっている
当山有縁の五戸木工の
中野久男社長に
年末から相談に乗っていただき
準備を進めていただいておりました。
位牌堂には各家位牌壇が
整然と並べられていますが
昨今はお墓と同じ事情で
位牌壇を新たに用意したくても
後々のことを考えると
準備しにくいケースが増えています。
合祀祭壇は
そのような事情の場合であっても
位牌を祀ることが出来るように
現在整備を進めています。
というのも
普賢院の供養法式では
位牌供養が重んじられているため
位牌堂にお位牌をご用意いただくことは
当山においては
重要な意味を持っているのです。
当山に建立された合葬墓は
当山の供養法式にて
供養させていただくゆえ
合葬墓を使用される方には
位牌堂の位牌壇を用意いただくか
合祀祭壇へ祀る位牌の準備を
お願いしております。
祭祀を司る住職としては
時代的背景をふまえながらも
供養法式を整えることに
責任をおっています。
合祀祭壇を使われる方が
増えるであろうことは
容易に推測できる時代ですし
実際にご相談も増えているので
きちんとした形の祭壇にして
より丁寧なご供養に
つながればとの思いで
整備を進めさせていただいております。
今後のご供養のことや
墓じまいや合葬墓のことなど
ご相談は随時受け付けているので
お気軽に住職にお問い合わせください。
なお
住職は法務(葬儀や法事や行事など)だけでなく
研究機関関係の出張も多いため
事前にお電話いただきますよう
お願いいたします。
▼新・合祀祭壇の祭壇設計図
▼現在の位牌堂「合祀祭壇」
位牌堂の位牌合祀スペースに
先代住職と先々代住職の遺筆を
掲額させていただきました。
中央に愛染種字曼荼羅
その左右に金剛界阿字・胎蔵阿字を
設えましたが
これらは先代住職の遺筆です。
両端に宗祖宝号「南無大師遍照金剛」を
設えましたが
これは先々代住職の遺筆です。
なお
このスペースの祭壇も
手直ししていただく予定です。
こちらの合祀所には
位牌堂位牌壇のない方の
位牌を主にお祀りすることを
意図しております。
例えば
諸事情あって
位牌堂に位牌壇を設けることが
難しい場合
個人単位でも位牌を祀ることが出来ますし
合葬墓をご使用の方も
こちらに位牌を祀ることが出来ます。
普賢院の供養法式において
位牌供養は大切なものなので
様々な状況においても
なるべく法式をそろえられるように
合祀スペースの整備に
取り組んでおります。
まだまだ
改善の余地はありますが
多くの方にご安心いただけるような
環境にしたいと思います。
▼Before
▼After