オンラインで試行錯誤しています

最近よく耳にする「オンライン」。

 

会議や研修も

オンラインで行うことが

増えてまいりました。

 

ZOOMというアプリを使用しての

会合が増えてきましたが

まだまだ手探り状態です。

 

ですが

ここ最近になって

ようやく扱いに

慣れてきたように感じています。

 

これまで取り組ませて頂いていた

寺子屋活動の一部の

オンライン化に

チャレンジする予定です。

 

限界があることは

百も承知ですが

出来ることには

しっかりと

チャレンジしたいと思います。

 

ソーシャルディスタンス仕様

「ソーシャルディスタンス」

という言葉がすっかり定着しました。

 

当山でも

法事の際や

葬儀の際の

設えについて色々と

試行錯誤しておりますが

何となく方式が

定まってきたように感じています。

 

現在は

本堂内に設えられていた

参拝用の線香立て(香炉)は

全て撤去しているうえに

観音堂の鈴緒も

束ねさせて頂いているので

心なしか寂しい感じもしております。

 

参拝における

灯明や線香や鳴り物には

深い意味が込められているとともに

祈りを捧げられる方が

お心を込めるものなので

とても大切なものなのですが

ウイルス感染の予防の

徹底ということで

現在のような設えをしています。

 

これまで通りの日々が

完全に戻るかどうかは

分かりませんが

丁寧な祈りを

心置きなく込めることが出来る日が

一日も早く訪れることを願っています。

 

御詠歌をご存知ですか?

先日の花まつり法要で

お唱えした御詠歌(ごえいか)

花まつり和讃の部分だけを

動画にしました。

 

当山では御詠歌(ごえいか)を

お伝えしているということもあり

御詠歌のみの動画を作成しました。

 

これまで月2回

御詠歌の会を開催し

ご参加の皆様とご一緒に

お唱えしてまいりましたが

ウイルス感染拡大防止のため

3月以降の開催は見合わせています。

 

そういった状況ではありますが

御詠歌に触れて頂く機会を

何かしらの形で用意することも

詠秀(えいしゅう)という

役職に就く者として

大切なことと考え

花まつり和讃の動画を作りました。

 

最近では御詠歌と聞いても

ピンと来ない方が多いと思いますが

御詠歌という精進や祈りの形が

あるということを

少しでも多くの方に

伝えられればと思います。

 

▼御詠歌の動画(YouTube)

 

無参列者法要の花まつり

5/8は月遅れの花まつり。

 

4/8はお釈迦様の誕生日で

花まつりが行われます。

 

地域によっては

月遅れの5月に行事が

行われます。

 

本年より当山でも

仏具一式をそろえて

行事を行う予定でしたが

今回は無参列者で法要を行いました。

 

その様子を

短い動画にまとめましたので

よろしければご覧ください。

 

▼花まつり法要の様子(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=WpFR8B2rh58&t=12s

 

久しぶりにじっくりと

八戸では

本日から小学校が始まり

拙僧(副住職)長男も

元気に登校いたしました。

 

ようやく新学期の始まりです。

 

地元の豊崎小学校

2年生は拙僧(副住職)長男も含め

7名の在籍なので

休校期間中は

担任の先生が定期的に

家庭訪問して下さいました。

 

宿題のやりとりであったり

こまめにして下さったのですが

これは小規模校ゆえの

ありがたい対応だったと感じます。

 

学校が始まったことで

お寺には一気に静けさが訪れ

溜め込んでいた諸事に

じっくりと取り組むことが出来ました。

 

依然として

大変な状況が続いている中ではありますが

「新たな生活様式」を意識しながら

平穏さを取り戻していきたいと思います。

 

思い出のランドセルギフト2020

本年も

思い出のランドセルギフト

取り組ませて頂きました。

 

ウイルス感染拡大防止の関係で

規模を縮小しての開催でしたが

ご協力下さった方々のおかげで

本年もアフガニスタンへ

ランドセルを贈る準備が整いました。

 

ご協力下さった皆様に

心より感謝いたします。

 

▼発送作業の様子(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=hX6MR6aNfoU&t=30s

 

新しい生活様式

間違いなく

現在私達は大きな転換期に

自身を置いています。

 

以前までの生活様式に

強烈な制限がかけられた中

様々な模索がなされています。

 

大きな変化は

価値観の変化も

もたらします。

 

お寺に関係する分野でも

大きな変化を感じていますし

おそらく

現在の形が

今後の新たな形式として

定着していくようにも感じています。

 

絶えず時代の変化と向き合い

変わり続けてきたからこそ

多くのお寺には

長い歴史があります。

 

当山にしても

開創以来1200年以上の

歴史があるわけですが

これは臨機応変に

それぞれの時代と

しっかりと向き合ってきたゆえです。

 

お寺とは

そもそも何なのか。

 

何のためにあるのか。

 

そのような原点を

今一度振り返ったうえ

これからの日々を励もうと

決意をあらたにしています。

 

オンライン参拝のご案内

普賢院のYouTubeチャンネルに

オンライン参拝の動画を

用意しました。

 

外出自粛が続く現状を踏まえ

オンラインで「お参り」頂けるよう

各お堂の様子を録画した

動画を用意しました。

 

いずれの動画も

冒頭40秒程のご案内の後

お堂の様子が約10分流れます。

 

オンラインという形ではありますが

各所各時間において

皆様各々のお心をはせて

「お参り」頂ければと思います。

 

また

経本『真言宗豊山派 檀信徒のおつとめ』

の読経の動画も用意しました。

 

檀信徒の皆様の多くが

お持ちの経本ですし

小正月、春秋彼岸、お盆の法要で

いつもご参列の皆様とご一緒に

お唱えしてしているものです。

 

ご供養やご精進などに

お役立て頂ければ幸いです。

 

オンライン参拝の

各お堂の動画は下記URLから

ご覧頂けますので

ご案内申し上げます。

 

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《オンライン参拝の各URL》
◆本堂
https://www.youtube.com/watch?v=B2CaoY32HWw

 

◆観音堂
https://www.youtube.com/watch?v=wxoFVPcyDD0

 

◆地蔵堂
https://www.youtube.com/watch?v=dEBK1Rj-BnM

 

◆位牌堂
https://www.youtube.com/watch?v=s6mUhJ8yvkM

 

◆花まつり 釈迦誕生仏
https://www.youtube.com/watch?v=-au5KqBczr0

 

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※いずれの動画も無音です。

※『檀信徒のおつとめ』など読経を日課とされている方や、短い瞑想をされている方を想定し、各動画の長さは約10分としました。

※限定公開の設定となっているので、上記URLからのみオンライン参拝の動画をご覧頂けます。

 

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《読経『真言宗豊山派 檀信徒のおつとめ』》

 

下記URLより読経の様子をご覧頂けます。

https://www.youtube.com/watch?v=y5d33pbk6-k

 

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水遊びが出来るほどに

昨日と本日は

グッと気温が上がり

20℃台後半に。

 

法事の最中

外からは水遊びで

はしゃぐ子ども達の声が

響いていました。

 

ご法事では

ご参列する皆様も

導師(どうし)を勤める拙僧(副住職)も

全員マスク着用です。

 

気温が上がってきたため

マスク着用でのお勤めが

“大変に”なってきました。

 

時折クラっとしながら

読経しています。

 

まだ何とかなるレベルですが

あまりに暑い中でのお勤めは

しっかりと暑さ対策を

しなければならないと感じています。

 

夏頃には

マスクを着用しなくても

お勤めが出来るようになれば

一番良いのですが

そうもいかない可能性が高いので

柔軟に対応したいと思います。

 

永福寺時代の木箱

ここ一ヶ月以上

大掛かりに境内建物の

掃除や整理を行なっています。

 

これは本堂建替のための

現本堂解体に向けた

準備を兼ねたものです。

 

当山は古いお寺で

文化7年(1810)に火災に

あってはいるものの

多くの古い仏像や仏具や文書を

所蔵しています。

 

ただでさえ

物が多いのに加え

歴史的に大切なものも多いため

時間をかけて作業しています。

 

隅々に手を入れる中で

拙僧(副住職)も初めて

目にするものや

知ることが多くありました。

 

例えば

当山がまだ永福寺と呼ばれていた

時代に使われていた

江戸期の木箱があります。

 

住職から話は聞いていましたが

現物を見たのは本日が初めてでした。

 

寶珠山(ほうしゅざん)という

永福寺時代の山号(さんごう)が

朱で記されており

歴史が感じられます。

 

当山は平安初期に開創され

鎌倉期〜江戸時代初期には

永福寺(えいふくじ)の寺号(じごう)が

用いられていました。

 

その歴史を今に伝える

貴重な宝物(ほうもつ)だと感じます。