絵本づくりにご協力いただけませんか?

絵本を作るべく

クラウドファンディングを

実施させていただきます。

 

目標金額は

670,000円です。

 

目標金額に到達せずとも

お申し込みいただいた分の

絵本を作成し

リターン(返礼品)と共に

ご支援いただいた方に

お届けいたします。

 

今回はそのことについて

お知らせさせていただくと共に

ご支援のお願いを

させていただきます。

 

普賢院は

十和田湖伝説ゆかりのお寺です。

 

地域に伝わる伝説を

未来へかたり継ぎたいとの思いから

ご支援を募らせていただき

絵本を作りたいと思います。

 

以下に

詳細を掲載いたします。

 

ご協力いただける方

いらっしゃいましたら

お力添えの程

何卒よろしくお願いいたします。

 


タイトル

【絵本 龍になったおしょうさま】誇れる郷土の伝説を、未来へかたり継ぎたい

 

概要

郷土に語り継がれる龍神伝説を、親しみやすい絵本として現代に伝え、未来へ託すプロジェクトです。

 

お寺には様々な伝説が残り、中でも十和田湖伝説は

北東北を中心に広く知られ親しまれてきました。

 

十和田湖伝説とは、南祖法師(南祖坊)という僧侶が

修行の果てに十和田湖の龍神になったという物語です。

 

この南祖法師は普賢院第2世・月法律師の弟子とされ、

普賢院には南祖法師の御像である南祖法師尊像が祀られるとともに、

伝説を今に伝える写本のひとつ『十和田山神教記』が残されています。

 

このプロジェクトで実現したいこと

この『十和田山神教記』に記される伝説を

現代に、そして未来へと語り継いでいきたいという想いから

始まったプロジェクトが、絵本「龍になったおしょうさま」です。

 

十和田湖伝説はバリエーション豊かな物語で、

数々の写本が作られ、やがて浄瑠璃やねぶたの題材もなり、

様々に伝えられてきました。

 

その中で普賢院に伝わる『十和田山神教記』は、

人間味あふれるものであると同時に、深いお諭しが重ねられており、

読む者を引きつける魅力を持っています。

 

この素敵な物語を、

絵本という形でより多くの方に知っていただき、

さらには地域の歴史に関心を持っていただければと思います。

 

プロジェクト背景 『十和田山神教記』について

南祖法師は、十和田湖で八頭龍「八郎太郎」との戦いに勝ち、

龍神に姿を変えて湖の主になったと言い伝えられます。

 

バリエーション豊かな十和田湖伝説の多くを特徴づけるのは、

この戦いのシーンのダイナミックな描写と勇ましい南祖法師の姿です。

 

しかし普賢院に伝わる『十和田山神教記』では、

南祖法師は、超人的なヒーローというよりは、

私たちも思わず共感してしまう生身の人間として描かれています。

 

また、悪役の八郎太郎も人間ならではの妬みや恨みに苦しんで

龍に変化してしまったとされています。

 

そして、物語は戦いで終わらずに、

南祖法師が八郎太郎を慈悲の力で救うのです。

 

ヒーローが悪者をこらしめる話ではなく、

人々の苦しみに寄り添い、他者を思いやる優しい物語。

 

それは、現代を生きる私たちの心にも寄り添ってくれるように感じます。

 

私たちの古い古いご先祖さまたちが、

長い年月をかけてこの伝説を書き換えてきたように、

私たちも現代的に解釈しなおし

「人が生きるために必要な物語」をお届けしたいと考えています。

 

 

「かたり部」に、かたりませんか?

プロジェクトを主催する「かたり部」は

地域に伝わる伝説を後世に伝えたいとの思いから、

有志で結成されたチームです。

 

現代の「語り部(べ)」という意味と、

有志による集いを意味する「部(ぶ)」を踏まえ、

チーム名を「かたり部(ぶ)」としました。

 

また、「かたる(かだる)」とは、

この地方に古くから伝わる言葉で

「仲間になる」「集う」「共に行動する」といった意味を持っています。

 

プロジェクト主催メンバーのみならず、

この本に関わってくださるすべての皆さまが、

古からのメッセージを未来へと語り継いでいく仲間、

「かたり部」の一員として無くてはならない存在です。

 

一人ひとりのおもいが「かたる」ことで、

長い時を経て語り継がれてきた伝説を未来に託すことができます。

多くの皆さまにかたっていただけることを願っています。

 

これまでの活動

平成30年(2018)に、有志が集い、

十和田湖伝説の絵本制作をスタートしました。

 

令和2年(2020)には、

世界が新型コロナ禍に見舞われ、ステイホームの時間が増える中、

不安な心に寄り添える物語を届けたい、

学校が休みの子どもたちに楽しいまなびの時間を持ってほしい、

という願いのもと、

絵本動画「龍になったおしょうさま」制作に着手します。

 

「いま出来ることで形にしよう」と、

オンラインでの打ち合わせを重ね、

製本に先立ち12月に動画を公開しました。

 

資金の使い道

ご支援頂いた資金は、

絵本及びリターンの制作費、また配送時の送料に充てさせていただくとともに、

一部は、アーユス仏教国際協力ネットワークへの寄付を通じて

国際協力活動(国内も含む)に役立てられます。

 

アーユス仏教国際協力ネットワークのホームページ http://ngo-ayus.jp/

このプロジェクトを含む普賢院の様々な活動は

「自利利他(じりりた)」という仏道の言葉を大切な理念としています。

 

自利とは己を高めること、

利他とは他者のためとなることを意味し、

仏道ではこれらが一体となった行いが尊いとされます。

自分のために、そして他の誰かのために。

 

この小さな絵本を手にした皆さまが、

優しい物語を通して、実りある時間を過ごされること、

それがそのまま、誰かの幸せにつながります。

 

リターンについて

絵本「龍になったおしょうさま」

書家 在家渓静氏による美しい題字と心温まる挿絵が物語を彩ります。

 

公開されている動画と併せて読み聞かせを楽しむこともでき、

また視覚のみ、聴覚のみでも楽しむことができます。

 

巻末にご芳名掲載

巻末には、かたり部に「かたって」くださった皆さま

全員のお名前を掲載します。

 

御札

「龍になったおしょうさま」の主人公、南祖法師のお札です。

コースに応じて、紙製・木製(小)・木製(大)の3種ご用意しています。

 

かたり部部員証バッジ

古からのメッセージを未来へと語り継いでいく仲間、

「かたり部」の一員の証を、かわいらしいバッジにしました。

 

かたり部特製じゆうちょう

かたり部のロゴをあしらった手作りのノートです。

南祖法師ゆかりの御朱印帖に、日記帳に、お子さまやペットのアルバムに…

世界に一冊の、自分だけの絵本を描いてください。

 

実施スケジュール

8月 クラウドファンディングスタート

10月 クラウドファンディング終了

12月 リターンを順次お届け開始

※リターンのお届け時期は、ご協力者数などにより変動する可能性がございます。

何卒、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

最後に

最後までご覧いただき有難うございます。

 

南祖法師の伝説は、

長い年月をかけて書きかえられ、

その中で時々を生きる人々の

様々な祈りや願いが託されてきました。

 

絵本「龍になったおしょうさま」を通じて、

時代を越えてこの土地に生きた人々の「おもい」を伝えるとともに、

今だからこそ必要なメッセージを、

今を生きる人に伝えていきたいと考えています。

どうぞお力添えをお願いします。

 

リターン(3種類あります)

①ご支援3000円の場合

・ 「龍になったおしょうさま」絵本(ご芳名掲載)
・ かたり部 部員証バッジ
・ 御札(紙製)

 

②ご支援5000円の場合

・ 「龍になったおしょうさま」絵本(ご芳名掲載)
・ かたり部 部員証バッジ
・ 御札(木製・小)※写真向かって左のサイズ

 

③ご支援10000円の場合

・ 「龍になったおしょうさま」絵本(ご芳名掲載)
・ かたり部 部員証バッジ
・ 御札(木製・大)※写真向かって右のサイズ
・ かたり部特製じゆうちょう


ご支援の方法について

今回は

クラウドファンディング専用サイトを

使用しないことにいたしました。

 

ご支援の申し込み方法について

次のような2つの方法を

基本としたいと思います。

 

申し込み方法①

申込用紙に必要事項を

ご記入のうえ

浄財を添えて普賢院に

ご提出。

※申込用紙は普賢院にあります。

 

申し込み方法②

メール(fugenin643@gmail.com)

でのお申し込みにも

対応させていただきます。

 

ご支援の旨メールで

ご連絡いただけましたら

お申し込みにあたり

お聞きしたい項目や

支援金のお振り込みについてなど

お伝えいたします。

 

以上のように

2通りの申し込み方法を

基本とさせていただきます。

 

あくまでも基本方針なので

上記2種以外の方法にも

対応させていただきます。

 

ご不明な点等ございましたら

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

郷土の誇れる伝説を

つたえる取り組みを

ご一緒いただけると

大変ありがたく存じます。

 

当取り組みへの

ご理解ご協力の程

何卒よろしくお願い申し上げます。

強い雨風にもかかわらず

強い雨と風の中でも

着々と基礎工事が

進められていました。

 

法事や通夜のため

日中の一時しか

目に出来ませんでしたが

夕方お寺に戻ると

枠全体にブルーシートが

かけられていました。

 

一時

かなり雨あしが強くなったのですが

そのような中でも

作業して下さったようで

とてもありがたく感じます。

 

ふと樺太を

一昨年の8月下旬は

ご縁があって

サハリンでの

墓参慰霊(ぼさんいれ)に

行ってまいりました。

 

昨年も本年も

ウイルスの影響で

赴くことは叶いません。

 

サハリンはかつて

樺太(からふと)と呼ばれました。

 

ロシアの南下政策による進出以後

日露両国の樺太をめぐる

交渉や行動は活発となり

一時共有地となりますが

明治8年(1875)に

千島・樺太交換条約締結以後

樺太全頭はロシア領となります。

 

明治38年(1905)に締結された

ポーツマス条約で

北緯50度以南が南樺太として

日本領となり

それ以後40年にわたり

“日本内地”として

約40万人が居住しました。

 

昭和20年(1945)

8月11日より25日までの間

南樺太は旧ソ連の侵攻にさらされ

多くの方が犠牲となり

一説には民間人4000人

軍人1000人が亡くなった

とされます。

 

日本では同年8月15日を以て

「終戦」したとされますが

南樺太は「終戦」以後も

戦火に見舞われたことになります。

 

日本人死没者の慰霊碑は

サハリン各所に建立され

16の慰霊碑が現存するとされます。

 

昨日閉幕した東京五輪の

閉会式の最後に

宮沢賢治の星めぐりの歌が

歌われる一幕がありました。

 

完全な余談ですが

宮沢賢治は

親愛なる妹を亡くした後

樺太(“サガレン”)を訪ねています。

 

東京五輪の閉会式の一幕と

本日が長崎に原爆が投下された日

であることなどが重なり

ふとサハリンのことが思い出され

ブログにしたためさせていただきました。

 

今年のお盆は曇天雨予報

台風が接近している影響か

とても蒸し暑くなりました。

 

天気予報を確認すると

どうやら明日から

一週間ほど

雨が続くようです。

 

これまでが

あまりに暑かったので

内心安堵する所もあります。

 

昨年同様

本年も県外(特に東京)

からお盆に帰省しない

方が多いようです。

 

お盆中は雨のようですし

人足も少ない模様ゆえ

今年は静かなお盆に

なるように思います。

 

年々暑くなってきました

本年3月に立木伐採が行われました。

 

その関係もあり

窓を大きく取ってある

ハナレ1階(エアコン無し)は

本年の夏

室内気温が40℃を超えることも

珍しくありません。

 

木陰がなくなり

直射日光の採光が

とても豊富ゆえ

致し方ないことですが

危ない暑さを感じる程です。

 

土日には

お弟子さんがいらっしゃるので

お昼をハナレでご一緒

することが多いのですが

いつも大量の汗をかきながら

食事をとっていました。

 

ハナレは

何年か前に改装して

多目的に使用

出来る様にしたのですが

予算の関係もあり

エアコンは未設置のままでした。

 

最近では副住職妻が主催する

スパイスのワークショップなど

人が集まる機会も多いのですが

あまりの暑さに

最近はこちらでの諸催事は

開催を見送っております。

 

恐らく

年々暑くなっていくと

思われますので

流石にこちらにも

エアコンを設置する必要が

あると判断しました。

 

30℃を超えると

ニュースになるような

時代があったのが

懐かしく感じられます。

 

少し前までは

エアコンは全く必要なかった

この北国でも

エアコンが必要になりつつあり

その対応も

なかなか大変なものです。

 

一気に整えるのは

難しいのですが

少しづつでも

環境を整備したいと思います。

 

本山でのひとときを懐かしむ

夏になると

本山での修行が

思い出されます。

 

僧侶の修行を

言い表す表現は様々ありますが

三学(さんがく)という

言葉がよく用いられます。

 

三学とは

戒(かい)

定(じょう)

慧(え)

の3つを指す言葉で

その筆頭に「戒」が

ある点が重要だと感じます。

 

戒というのは

分かりやすくいえば

「習慣」のことです。

 

戒律(かいりつ)という

言葉を聞いたことが

あると思いますが

戒と律は

厳密には意味が異なります。

 

戒は

習慣的かつ自発的なもので

律は

集団における規則といった

ものだと言えます。

 

戒は

自身を省みる

「心がけ」とも言えます。

 

戒の捉え方は

時代により変遷が見られますし

日本と東南アジアといった

地域によっても違いが見られます。

 

拙僧(副住職)が

精進させていただいた

本山での修行(加行)は

今思い出しても

とても厳しいものだったと感じます。

 

ですが

あの時の経験があったからこそ

僧侶として

変化の著しい現代を歩んでいく

“決意”のようなものを

強く抱くことが出来たと

個人的には捉えています。

 

その修行は

今から14年も前のことになります。

 

その時に

自身をきちんと省みる戒の

尊さを感じたのを覚えています。

 

「戒」を大切にしながら

「自利利他」に励む。

 

修行後の自身の拙い歩みを

改めて思い返してみると

「戒」を大切にしながら

「自利利他」に励む

ことを心がけてきたように思います。

 

そのようなことに

思いをはせつつ

夏休み中の子どもたちの

部屋の掃除をしたり

宿題をする一幕が。

 

戒は修行する

“環境を整える”という

意味合いもあります。

 

その意味でいえば

修行のことを思い返したことと

子どもたちのひとときは

つながりがあったとも

言えるかもしれません。

 

ようやく寺報作りを始めました

お盆においでになられた方に

お渡しする寺報(じほう)作りに

ようやく取り掛かりました。

 

寺報とはお寺の新聞でして

当山には次のような

3種の寺報があります。

 

①おてらだより

毎年年頭に全檀家さんへ配布

②おてら通信

小正月・春秋彼岸・お盆の

年4回発行

③寺子屋だより

お盆に発行

 

お盆は②③の2種を用意します。

 

当山ではSNS等も

使用しておりますが

一番しっかりとお読みいただけるのは

やはり「紙媒体」だと感じます。

 

今日一日で

何とか仕上げたいと思ったのですが

おてら通信の執筆で

力尽きてしまいました。

 

明日こそは

お盆の寺報作りを

終わらせたいと思います。

 

ここで余談を少し。

 

以前からアナウンスしていた

クラウドファンディングによる

絵本作りプロジェクトですが

大手サイトを使って

取り組みを進めるべく

準備をしていたのですが

いくつか課題がありまして

プロジェクトの許可が

下りませんでした。

 

7月末〜8月にかけて

プロジェクトをスタート

するつもりでしたが

もう一度計画を練った上で

どのように取り組むかを

再考したいと思います。

 

月一回の論語勉強会

いっときではありますが

ひさしぶりに土砂降り

となりましたが

暑さがやわらぐことはなく

非常に暑い一日でした。

 

本日午前中は

月1で開催されている

論語の勉強会がありました。

 

孔子は

今から約2500年前の

春秋時代の聖人で

論語は孔子とその弟子の

言行録です。

 

歴史的には

前漢の時代に

儒学が政治の基礎とされ

“国教”的なものとされますが

実際には卜占などを含む

信仰的要素の強い緯書が流行します。

 

後漢後期ともなると

黄巾の乱に代表されるように

道教教団の体裁をとる形で

多くの農民が反乱を起こし

三国時代へと突入していきます。

 

三国時代については

『三国志』という形で

様々に語り継がれますが

儒教においては三国志も

重要なテキストとされています。

 

中国に仏教が受容され

仏典が訳出される時期は

後漢の頃になります。

 

また

その時期は道教の“勃興”とも

重なります。

 

そのような背景を踏まえつつ

論語に連なる章句と向き合うと

一層味わい深いものに

なると感じています。

 

ワクチン接種券が来ました

拙僧(副住職)にも

ワクチン接種券が届きました。

 

ワクチン接種にあたって

少し心配なのが

やはり副反応です。

 

このご時世なので

県外にお住まいの

当山有縁の方は

ご法事などを

控えられる場合が多いですし

一昨年までのように

出張で頻繁に上京したり

することもないので

スケジュールの組まれ方が

以前とは大分違うのですが

接種した後の副反応を想定して

予定を組んだ方が

良いのではと考えています。

 

色々なお話を聞くと

恐らく拙僧(副住職)も

副反応が予想されるので

葬儀などは例外ですが

接種後数日はなるべく

予定を入れない等して

体調に気をつけたいと思います。

 

お盆へ向けて課題山積です

今日もとても暑い一日でした。

 

来年3月に行われる

研究所合同の研修会で

パネリストの大役を

つとめさせていただく関係で

そちらのテーマについて

急ピッチで調べております。

 

年度内に仕上げる論文とは

テーマが全く異なる内容なので

相当の労力を必要とするのですが

その分得るものも大きいので

この研究成果を

当山での催事などで

反映させたいと考えております。

 

話はお盆のことになりますが

全国的に感染症が蔓延しています。

 

重傷者数などの数字を見ると

ワクチンの効果が

認められるとはいえ

全国的に陽性者数が多いですし

県内でもデルタ株が確認されたので

今年のお盆は

昨年以上に配慮が必要だと思います。

 

普段の法事や

最近の葬儀のように

近親者で集まるのとは異なり

お盆には不特定多数の方が

各所よりご参詣されます。

 

時期的に

まだ判断しかねますが

法要については

無参列者での開催も

考えています。

 

いずれにせよ

本年も規模縮小かつ

形式を変更しての

お盆となるので

様々なことを想定しつつ

準備を進めたいと思います。