月一回の論語勉強会

いっときではありますが

ひさしぶりに土砂降り

となりましたが

暑さがやわらぐことはなく

非常に暑い一日でした。

 

本日午前中は

月1で開催されている

論語の勉強会がありました。

 

孔子は

今から約2500年前の

春秋時代の聖人で

論語は孔子とその弟子の

言行録です。

 

歴史的には

前漢の時代に

儒学が政治の基礎とされ

“国教”的なものとされますが

実際には卜占などを含む

信仰的要素の強い緯書が流行します。

 

後漢後期ともなると

黄巾の乱に代表されるように

道教教団の体裁をとる形で

多くの農民が反乱を起こし

三国時代へと突入していきます。

 

三国時代については

『三国志』という形で

様々に語り継がれますが

儒教においては三国志も

重要なテキストとされています。

 

中国に仏教が受容され

仏典が訳出される時期は

後漢の頃になります。

 

また

その時期は道教の“勃興”とも

重なります。

 

そのような背景を踏まえつつ

論語に連なる章句と向き合うと

一層味わい深いものに

なると感じています。