本葬・晋山式と落慶式の現時点における備忘録とメモ

本年12月に行われる

本葬・晋山式(しんざんしき)と

本堂落慶式(らっけいしき)について

お手伝いいただく

山村総本店と

打ち合わせを行いました。

 

先日の会議で決定したことを踏まえ

予算の見直しであったり

会場の準備について

現時点で出来うる限りの

確認作業が出来たように思います。

 

近々役員の皆様に

お届けする資料の中に

諸行事のスケジュールや

方針についての概要を

添付したい考えもあり

山村さんにご足労いただいたのですが

おかげさまで

イメージが一層具体的になりました。

 

現時点において

決まっていることをもとに

本葬・晋山式と落慶式について

備忘録とメモを兼ねて

記させていただきます。

 

  • 檀信徒の皆様には、11月中頃に諸儀式のご案内をお届けします。
  • 本葬・晋山式(12/11)と本堂落慶式(12/12)への出欠について、返信ハガキでお伺いさせていただきます。会場準備、記念品の関係もあるので、欠席の場合も、ご返信をお願いいたします。
  • 本葬・晋山式の香奠・祝儀、本堂落慶式の祝儀をお入れいただく袋を一枚ずつ計2枚、ご案内に同封いたしますので、そちらをお使いいただければと思います。
  • 本葬・晋山式の香奠・祝儀、本堂落慶式の祝儀の金額につきまして、目安があった方が、おいでいただく方も参加しやすいだろうとのことで、いずれの儀式も「5000円以上」でご案内・お願いさせていただくことが総代会で決定されました。
  • 本葬・晋山式のネクタイについてですが、本葬は弔事なので黒ネクタイとなります。本葬に引き続き行われる晋山式は祝事なので、黒ネクタイを外していただき、そのままノーネクタイでご参列いただくことにしたいと思います。
  • 記念品として、記念誌をお渡しします。記念誌は12/12落慶式の受付にて、お渡しします。当日欠席される方への記念品のお届け方法ですが、出欠ハガキに「お寺で受け取り」「郵送を希望」のようなチェック項目も設けようかと思案しています。

 

本葬・晋山式も落慶式も

20名もの御寺院様方に

お手伝いいただいて厳修されます。

 

当山において

このような規模の法要は

滅多に行われることはありません。

 

歴史的節目ゆえの

貴重な機会でもありますので

有縁の皆様には

是非おいでいただきたいと思いますし

お力添えの程を

切にお願い申し上げる次第です。

 

記念誌の打ち合わせ

本堂落慶の記念品として

記念誌を作ることになり

本日は打ち合わせを行いました。

 

制作は

昨年クラウドファンディングで

絵本『龍になったおしょうさま』

を刊行した

チーム「かたり部(ぶ)」で

手がけることにいたしました。

 

体裁ですとか

方針ですとか

予算についてですとか

色々と確認をいたしました。

 

体裁ですが

昨年刊行した絵本と同様に

ハードカバーの表紙で

50ページ程のカラー冊子に

したいと考えております。

 

12月冒頭が納品になるように

制作スケジュールを組んでみると

日程的にタイトではありますが

良いものになるように

注力させていただきます。

 

記念誌は

本堂建替事業に

ご協力下さった皆様に

感謝の心を込めて

お渡ししたいと思います。

 

ジリジリむしむし

八戸では何もしなくても

汗が吹き出てくるような日が

続いております。

 

法事のお勤めを終えると

白衣や襦袢は

汗でびっしょり状態。

 

拙僧泰峻は

必要最低限の白衣等しか

持っていないため

法務を終えると

すぐに洗濯機を稼働しています。

 

法事にご参列の方に

新しい本堂に

エアコンはつきますかという

ご質問をいただきました。

 

新しい本堂の

一部の部屋にはエアコンがつきますが

一番大きな空間である

外陣(げんじん)には

エアコンがつきません。

 

予算的な問題や

今後のメンテナンスを考慮して

エアコンをつけないことにしました。

 

あまりに暑いときは

会館でお勤めをするなど

臨機応変に対応する考えでおりまして

そのことをお伝えすると

暑くても本堂でやった方が

ありがたみが違うとのご意見が。

 

確かにその通りだなと感じます。

 

せっかく本堂が完成するわけですし

有縁の皆様の法務は

やはり本堂で行うのが

一番であるのは間違いありません。

 

エアコンのある部屋で

エアコンを稼働させて

その部屋の冷気を

扇風機で外陣に送ったりですとか

工夫を十分に凝らすなどの

暑さ対策を行いつつ

夏場と向き合っていきたいと思います。

 

弘前の仏師さんに仏像を託してまいりました

八体仏(はったいぶつ)のうち

破損・欠損のあるものの修繕を

お願いするべく

日帰りで弘前へ行ってまいりました。

 

八体仏の修繕は

これまでも大変お世話になっている

弘前の仏師である小堀寛治さんに

手掛けていただきます。

 

細かな打ち合わせも終わり

安心しております。

 

何年も気がかりだった

案件でもあったため

この機会に

手直し出来ることを

大変ありがたく思います。

 

八体仏は

観音堂内陣の脇堂に

お祀りされるのですが

これまで以上に

厳かになるものと

確信していますし

有縁の皆様にも

お喜びいただけるものと思います。

 

▼修繕する仏像4体

左から

文殊菩薩

普賢菩薩

勢至菩薩

大日如来。

 

▼保存状態の良い千手観音

修繕の見本仏として

修繕する仏像と一緒に

搬出しました。

 

▼八体仏の一体である不動明王

ブログを見てくださった仏師から

昨日お電話をいただき

こちらのお不動様も

気になる箇所があるとのことでしたので

今回はこちらもお運びした所

修繕して下さることになりました。

 

▼仏像の梱包

 

▼今朝は雨でした。

 

▼このように車載しました。

涼を感じる雨で

令和4年の上半期も終わりです。

 

本日も早朝から

法務が続いていましたが

無事に終えることが出来ました。

 

夕方は涼をもたらす

ホッとするような雨が降り

疲れが少し癒えたように感じます。

 

本年の上半期は

とても忙しかったです。

 

正月や彼岸や御開帳法要などの

年中行事のほか

新本堂の上棟式という

とても歴史的行事があり

それらに加えて

論文の原稿締め切りや

パネリストとしての発表もありと

ボリューム満点の事柄が多数でした。

 

大変だった分

得るものも多くありました。

 

本年もあと半分。

 

しっかりと

事に当たらせていただき

下半期も良いものにしたいと思います。

 

【本日の工事の様子】

▼石造物の設置のための基礎作り

 

▼正面入口の階段下に石を敷くための基礎作り

 

▼正面からの図

 

▼縁側の柱が立てられました

 

▼縁側の柱にも複雑な継ぎ手が見られます

多くのご期待を感じます

本堂建替工事では

境内整備も一部

進められています。

 

境内の石造物も

きれいに再配置されますし

足元もアスファルトで

整備される予定です。

 

法事や葬儀の折に

本堂の話題になることが多いのですが

多くの有縁の皆様に

本堂の完成を楽しみに

していただいていると感じます。

 

間違いなく当初の予定よりも

素晴らしい本堂や境内が

完成しようとしています。

 

歴史的な節目に

立ち会うことが

出来ることに

感謝しております。

 

本堂建替と一言でいっても

その内容はかなりトピックが豊富で

後世に伝えるべきことは

かなり多いと言えます。

 

そういったことに触れながら

装い新たな本堂を

ご案内する機会があっても

良いかもしれません。

 

やれることは

沢山ありそうに思いますし

形にしていきたいと考えています。

 

晋山と落慶の記念として冊子を制作します

晋山(しんざん)や落慶(らっけい)の

記念品をどうするかについて

総代会で話し合った結果

記念誌を作ることになりました。

 

制作にあたっては

昨年クラウドファンディングで

絵本『龍になったおしょうさま』を

刊行したチーム「かたり部(ぶ)」に

力を貸していただこうと思います。

 

12月の

本葬・晋山式と落慶式までに

仕上げなければならないので

7月からミーティングを重ねて

制作に本腰を入れてまいります。

 

八体仏のうち4体を修繕します

昨日の建設委員会の会議にて

破損や欠損の見られる

八体仏(はったいぶつ)の

修繕について相談したところ

本堂建替事業にて

修繕を実施出来ることとなりました。

 

修繕内容ですが

八体仏のうち4体の

台座を修繕していただきます。

 

4体のうち

2体については光背の修繕も

行っていただきます。

 

弘前在住の仏師である

小堀寛治さんに相談したところ

本堂完成までには

何とか間に合いそうとのことでした。

 

小堀さんには

これまでも大変お世話になっておりまして

素晴らしい十一面観音三尊を

制作していただいたうえ

不動明王像や地蔵像などの修繕も

行っていただいております。

 

八体仏の破損については

気がかりであったので

今回修繕が行えることとなり

住職として安堵しております。

 

7月に入ってすぐに

修繕する4体は

弘前の工房へお連れしてまいります。

 

また修繕する4体に加え

修繕箇所の見本となる仏像も1体

お連れする必要があるため

保存状態が最良である

千手観音像もお連れしてまいります。

 

よって当面の間

八体仏のうち5体は不在となります。

 

充実した建設会議と総代会でした

本堂建設委員会の施工部会に続き

総代会が開催されました。

 

いずれの会議も

役員の皆様のおかげで

とても充実したものとなり

今後の方針を

かなり鮮明にしていただきました。

 

モヤモヤと

考え悩んでいたことが

多々あったのですが

おかげさまで

視界が良好となり

今後の準備に

一層注力することが出来そうです。

 

大きな決定もいくつかあったのですが

おいおい有縁の皆様にも

お伝えしてまいりたいと思います。

 

【本日の境内アルバム】

 

【脇玄関の外観と内部】