素敵な笑顔で

拙僧(副住職)が

通夜でよくお唱えする

追弔和讃という御詠歌があります。

 

人のこの世は長くして

変わらぬ春と思えども

 

はかなき夢となりにけり

あつき涙のまごころを

 

みたまの前に捧げつつ

おもかげしのぶも悲しけれ

 

しかはあれどもみほとけに

救われて行く身にあれば

 

思いわずらうこともなく

とこしえかけてやすからん

 

人のこの世というものは

普段は”変わらぬ春”の如く

いつまでもこのまま続くように

感じられることが多いものです。

 

ですが誰もが

いつかは「命の歩み」を全うする

その時を迎えなければなりません。

 

本年も残す所

ひと月ちょっとです。

 

思い返してみると本年も

多くの有縁の方のお弔いを

ご一緒させて頂きました。

 

今週も来週も

お葬式が続いており

どの方も大変お世話になった方です。

 

その中に

拙僧(副住職)が幼少の頃より

大変お世話になった方が

いらっしゃいます。

 

長年にわたり

お寺の様々な行事の

お手伝いもして頂きました。

 

あの素敵な笑顔は

一生忘れません。

 

これからも

素敵な笑顔と優しい眼差しで

私達を見守って下さい。

 

友人の晴れの日

共に御詠歌の研鑽を積んだ友人の

結婚披露宴のため

11/9は日帰りで埼玉県本庄へ

行ってまいりました。

 

御詠歌の研修所の同期の中でも

抜きん出たお唱えをしていた

友人の晴れ姿に

ほっこりさせて頂きました。

 

新郎新婦入場の際は

御詠歌仲間9名で

楽土御詠歌という

御詠歌をお唱えしました。

 

御詠歌の響きでの

新郎新婦入場は

拙僧(副住職)は初めて

拝見させて頂きましたが

とても良いものでした。

 

沢山のお支えを頂きながら

普賢院本堂建設委員会の

三役会議で

今後のことについて

話し合いをいたしました。

 

来月には

本堂建替をご担当頂く業者が決定され

いよいよ新本堂の設計が始まります。

 

ものすごく慌ただしくなりそうです。

 

仏像や仏具についても修繕を

進めており

新調するものについても

方針が大方定まりました。

 

また

当山入口の坂道についても

八戸市で工事を行って頂けるそうです。

 

当山山門前の階段下から

入口部分の坂道はみなし道路で

市道扱いとなっております。

 

この坂道の傾斜は中々のもので

バスは入ることが出来ませんし

車種によっては

進入出来ませんでした。

 

本堂建替の機会に

入口部分についても

何かしら手を打たねばということで

これまで検討を重ねて参りましたが

ありがたいことに

有縁の方が市へ陳情して下さったようで

工事を行って頂けることになりました。

 

沢山の方に

暖かくご支援頂いていることに

心から感謝しております。

 

これもまた修行

本日午前中は御詠歌の会。

 

馴染みの皆様と

御詠歌の響きを味わいつつ

研鑽をご一緒させて頂きました。

 

それ以外の時間は

締切が迫る原稿に取り組んだり

塔婆や位牌をしたためたり

本堂建設委員会の会計処理をしたり

新本堂で設える仏具の手配をしたり。

 

これもまた修行と心得てながら

今日一日も無事に過ごすことが出来ました。

 

旭川の思ひで

先日旭川に赴いた際の

写真が送られてまいりました。

 

旭川へは

全国結集(けつじゅう)という

行事があって行ってまいりました。

 

その際

御詠歌(ごえいか)

声明(しょうみょう、節付のお経)

太鼓

のコンサートもあり

拙僧(副住職)も出仕いたしました。

 

あの時は体調を崩しており

なかなか辛いものがありましたが

気合いで何とか乗り切ったことを

覚えています。

 

東京にいた頃にお世話になった方や

修行の苦楽を共にした仲間にも

合うことが出来

充実した結集となったと感じます。

 

サハリンでの祈り

本年8月26〜29日の日程で

拙僧(副住職)はサハリン(旧樺太)へ

追悼慰霊供養の墓参(ぼさん)団の

一員として行ってまいりました。

※その際のブログ記事↓

https://fugenin643.com/blog/サハリン追悼慰霊供養の旅へ行ってまいりました/

 

その際にご一緒した方より

写真が送られてまいりました。

 

11枚の写真には

丁寧な御礼の手紙が同封されており

そのお心遣いに

衷心より感謝しております。

 

その方は樺太史の研究者であり

樺太関係の様々な要職に

就かれていらっしゃる方でもあります。

 

お手紙には

当事者として体験された

戦火の樺太のことや

歴史のことや

様々な課題についてなどにも

触れられており

色々と学ばせて頂いたとともに

深く考えさせられることばかりです。

 

今回のサハリン墓参へ参加してみて

拙僧(副住職)は樺太について

あるいは戦争について

あまりにも知らな過ぎたと感じました。

 

さらに

ご供養の本質について

深く考えさせられた機会とも

なったと感じます。

 

この経験を踏まえ

自身の出来ることを

しっかりと実践したいと思います。

 

南祖坊伝説の絵本

当山は十和田湖伝説の

南祖坊(なんそのぼう)が

修行したと伝えられるお寺です。

 

南祖坊は全国の霊山霊跡を巡った果てに

十和田湖の龍神である

青龍大権現(せいりゅうだいごんげん)

となったとされる僧侶で

当山2世・月法律師(がっぽうりっし)の

弟子とされます。

 

十和田湖伝説は

語り物としても人気を博し

奥浄瑠璃の演目にもなっており

伝説を今に伝える多くの写本があります。

 

当山には

『十和田山神教記(じんきょうき)』

(以下、神教記)

という写本が2冊伝えられております。

 

そういったご縁もあり

神教記の伝える十和田湖伝説を

分かりやすい形で

絵本にしたいと思いたち

一昨年より有縁の方々と

制作活動を進めております。

 

神教記はとても深く

魅力的な物語なのですが

密教的な文言や古典的言い回しが多く

それに加え多くの人物が登場し

読み応えが“ありすぎる”ものなので

多くの方にもわかりやすく

かつ親しみやすい内容にしたいと考え

かわいいアロマひつじやさんと

くるみのひろばさんの

多大なるご協力を得て

絵本制作に取り組んでおります。

 

完成まであとわずかという所に

さしかかってまいりました。

 

素敵な絵本に仕上がりそうです。

 

友との研鑽

ご縁の深い御寺院様方と

仁王会(にんのうえ)という

法要を当山にて厳修いたしました。

 

拙僧(副住職)含め6名で

お勤めいたしましたが

同市内からは善照院副住職様

その他の皆様は

埼玉と東京からおいで下さいました。

 

今回お集まり頂いたメンバーは

同い年でもあり

毎年会場は持ち回りで

各地で研鑽を積ませて頂いております。

 

このような素晴らしい研鑽の機会に

恵まれていることは

本当にありがたいことです。

 

普賢院の新たなページが出来ました

まいてらという

お寺のポータルサイトに

当山のページが出来ました。

 

こちらのサイトは

当ホームページ作成の際にも

お世話になった

一般社団法人お寺の未来

により運営されております。

 

本年7月に

お寺の未来代表の井出悦郎さんが

当山においでになられた際に

色々と相談させて頂き

まいてらへのページ作成を

進めてまいりました。

 

当山のページ作成に

あたっての原稿作成に

時間がかかってしまいましたが

井出さんのサポートもあり

ページが出来上がりました。

 

当山についての情報や

ご供養やご祈願についての情報など

有縁の方にお役立て頂ける内容に

まとめたつもりでおりますので

ご活用頂ければ幸いです。

 

初縁の方にも

当山について大まかに

お分かり頂けるかと思います。

(そう願っております)

 

皆様

是非新設されたページを

ご覧くださいませ!

 

こちらのサイトには

ページを開設するための基準を

満たした全国各地の

素敵な御寺院様方のページもありますので

そちらもご覧頂ければと思います。

 

▼『まいてら』普賢院のページはコチラ

https://mytera.jp/tera/fugenin55/place/#tera_tab_block