七崎観音おこもり護摩法要のお知らせ〜年に一度のご開帳〜

当山観音堂本尊である

七崎観音(ならさきかんのん)は

毎年旧暦1月17日にご開帳され

そのご宝前で

護摩法要が厳修されます。

 

本年は2/10が

旧暦1月17日にあたります。

 

年に一度の厳かな護摩法要を

ご一緒しませんか?

 

どなた様でも

ご参加頂けます。

 

詳細は

パンフレットに掲載してあるので

下記をご参照下さい。

 

▼詳細はコチラ

R2おこもり広告(正)

 

▼昨年(2019)の様子(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=MRrJStgPkPM

 

稲荷大明神の厨子を新調して頂きました

お稲荷(いなり)様として

親しまれる

稲荷大明神(いなりだいみょうじん)を

お祀りする厨子(ずし)を

五戸町の五戸木工さんにお願いして

新調して頂きました。

 

観音堂にお祀りされていたものですが

スペースの関係もあり

現在は位牌堂に安置しております。

 

新本堂では

再び観音堂にお祀りされる予定です。

 

お稲荷様は古くから

五穀豊穣(ごこくほうじょう)

家内安全

商売繁盛などなど

諸願成就の祈りが

捧げられてきた尊格です。

 

これからも祈り継いで

まいりたいと思います。

 

神仏習合祈祷おぼえがき

先日行われた

十和田神社と普賢院の合同祈祷。

 

覚書もかねて

開催への経緯を簡単に

こちらに書き留めたいと思います。

 

今回の件は

拙僧(副住職)が昨年12月中旬に

十和田湖自然ガイドクラブの方へ

本堂建替にあたっての記念事業を

メールで相談したことに始まります。

 

十和田湖自然ガイドクラブの

皆様との素晴らしいご縁を

何かしら形にしたいとの思いがあり

連絡させて頂いた所

快くお引き受け下さいました。

 

当初は記念冊子を作ることを

第一に考えておりましたが

相談を重ねる中で

南祖法師尊像を十和田神社に

出開帳(でがいちょう)して

宮司さんにご一緒頂いて

地鎮式の作法で用いる水を

神仏習合の儀式で

御祈祷出来ないだろうかという

思いに至りました。

 

そこから実現に向け

色々な確認や準備を

とても丁寧に

お手伝い頂きました。

 

合同祈祷の開催時季は

行楽シーズンが一段落してから

ということになり

結果的に12月9日(大安)が

開催日となりました。

 

たまたまですが

当山本堂の建替をご担当頂く

業者が決定した翌日でした。

 

いよいよ本堂建替が

本格的に始まるという

実感の中での諸儀式だったので

一段と強い思いを

一つ一つの作法に

込めることが出来たように思います。

 

また今回の貴重な機会を通じて

儀式は

“おもい”を託す尊い「場」であり

“物語”と“つながる”清らかな「場」

であるということを

改めて痛感しましたし

「祈り」の尊さを

痛感させて頂きました。

 

今回の祭事に

携わって下さった全ての皆様に

改めて感謝申し上げます。

 

▼本年2月5日

十和田湖ガイドクラブの皆様が

当山においで下さいました。

 

▼本年6月19日

十和田湖“三大聖地”をご案内頂きました。

 

▼本年12月9日

十和田神社・普賢院合同祈祷を行いました。

仏法守護尊・仁王

津嶋弥十郎清晴により

奉納された仁王像。

 

享保3年(1718)9月

長谷川新四郎作

と目録に記されております。

 

享保年間は

快傅(かいでん)上人

当山を中興された時期に当たります。

 

同時期に

様々な仏像が請来されたり

寺屋敷が建立されたりと

大きな事業が成し遂げられております。

 

この仁王像は

背丈が2m50cmもある

とても大きく立派な仏像です。

 

力強い腕や脚には

浮き出る血管が表現され

筋肉も物凄く

何ともたくましい仁王様です。

 

現在の塗装は

大分傷んでまいりましたが

これは有縁の方が塗料で

施して下さったものです。

 

300年もの時を超え

「仏法守護の仏」として

今もなお存在感を示し続ける仁王像。

 

本堂建替事業では

仁王門も建て替えられるので

この機会に仁王像も

修繕させて頂く予定です。

 

新たな仁王門に

装い改まった仁王像が

納められることになります。

 

仁王門は

「聖域」への入口であり

結界でもあります。

 

現在と同程度の大きさの

仁王門になる予定ですが

新仁王門も一つの見所かと思います。

 

歴史的な神仏習合のひととき〜十和田神社・普賢院合同祈祷〜

当山は十和田湖伝説とゆかりがあり

南祖坊(なんそのぼう)が

修行したと伝えられる寺院で

南祖坊の御像である

南祖法師尊像(なんそほっしそんぞう)が

祀られております。

 

深くご縁のある十和田湖に

鎮座する十和田神社に

南祖法師尊像を

出開帳(でがいちょう)し

宮司さんとともに

神仏習合の御祈祷を行いました。

 

この御祈祷では

当山の本堂建替に際する

地鎮式の作法に用いるお水を

御清めして御加持させて頂きました。

 

このような形での

神式と仏式を併せての御祈祷は

初めてのことでしたが

とても素晴らしいものとなりました。

 

この御祈祷の開催について

本年上旬に

十和田湖自然ガイドクラブの

中川一樹さんに相談させて頂いた所

懇切丁寧にご対応下さり

諸事の確認や準備を行って頂いた

おかげで実現することが出来ました。

 

十和田湖の地域の方や

十和田神社役員の方や

観光関係の方もご参列下さり

あたたかな雰囲気の中

尊い儀式をお勤めさせて

頂いたことに心より

感謝しております。

 

南祖法師尊像の出開帳は

今回限りのつもりでおります。

 

これまで

前例のないことだったため

宮司さんや関係者の皆様には

色々とご迷惑をおかけしたかと

思いますが

沢山の方のご協力のおかげで

念願していたことを

実現することが出来ました。

 

また本日は快晴で青空が広がり

風もなく穏やかな水面は鏡のようでした。

 

雪化粧された

十和田湖外輪山の稜線も素晴らしく

拙僧(副住職)が見てきた中で

最も美しい十和田湖の景観でした。

 

この歴史的で素晴らしい1日は

一生忘れません。

 

宮司さんご夫妻

十和田湖自然ガイドクラブの

中川さん、森田さん、山下さん

十和田湖の皆様

そして早朝より

お手伝い下さった有縁の皆様

本当にありがとうございました。

 

ありがたさを痛感しながらの弘前訪問

旧家に祀られていたもので

ご縁があり当山へ

遷座された子安地蔵(こやすじぞう)。

 

とても立派なお地蔵様で

長い間大切に祀られてきたようです。

 

傷んでいる部分も多く見られたため

こちらのお地蔵様も

修繕して頂くことにいたしました。

 

新本堂で設けられる地蔵堂に

こちらのお地蔵様も

丁重にお祀りさせて頂きたいと思います。

 

このお地蔵様の修繕をお願いするため

これまでも大変お世話になっている

弘前の仏師・小堀寛治氏を訪ねました。

 

その道中

弘前市で様々な取り組みを

されていらっしゃる専求院(せんぐいん)様と

世界一の大登り窯(ギネス認定)

烏城焼(うじょうやき)の今井ご夫妻も

訪ねさせて頂きました。

 

▼雪の青森

行きも帰りも

青森は雪が降っており

おそるおそる運転しました。

 

 

▼専求院

専求院ご住職の奥様は

終活カウンセラーでもあり

全国各地で講演されるなどご活躍です。

 

訪ねた際はちょうど

専求院副住職様がご法事を

終えたばかりで

法事の合間でしたが

ご丁寧に対応して頂きました。

 

今後も色々とご縁を

深めさせて頂ければと思います。

 

 

▼仏師・小堀寛治氏の彫られた諸尊

小堀さんご夫妻には

本年大変お世話になりました。

 

お邪魔する際には

いつも丁重に温かくお迎え下さり

とても感謝しております。

 

今回も色々とご相談させて頂き

大変充実した時間を

過ごさせて頂きました。

 

小堀さんには

仏像の修繕に加え

新たに当山に迎えられる

長谷寺式の十一面観音三尊を

手掛けて頂きます。

 

十一面観音は

かつての当山本尊とされるとともに

当山の本山である長谷寺(奈良県)の

本尊でもあります。

 

本堂建替という歴史的節目に

職人であり人格者である

小堀さんに十一面観音三尊を

彫って頂けることを光栄に思います。

 

 

▼黒石 烏城焼(うじょうやき)

つい先日

世界一の大登り窯として

ギネス認定された

黒石 烏城焼(うじょうやき)。

https://fugenin643.com/blog/素晴らしき津軽烏城焼/

 

9月にたまたまお邪魔させて頂いた所

陶工の今井理桂氏ご夫妻のご厚意で

新本堂建立の際に

地鎮式で地に納める仏具の器を

烏城焼で作って下さり

ご奉納頂けることになりました。

 

その器を

何点か試作して下さり

寸法を確認してほしいとの

連絡を頂いたので

本日再びお邪魔させて頂きました。

 

試作されたものを

拝見させて頂きましたが

想像以上に素晴らしいものを

作って下さいました。

 

来年1月の窯で

制作して下さるとのことです。

 

とても大きな歴史的節目の

儀式に用いさせて頂くものに

青森県が世界に誇る

陶工さんが世界一の窯で

制作して下さったものを

使わせて頂けることは

本当に素晴らしいことであると

感謝しております。

頼もしくありがたいご縁

少し前に旭川で開催された

仏青全国結集(けつじゅう)という行事で

拙僧(副住職)と同じく

現代研究所研究員を務められている

伊藤聖健師(旭川・大聖寺住職)に

ご紹介頂いた

壺中堂(こちゅうどう)の稲葉有美さんが

はるばる埼玉の川越より

当山においで下さいました。

 

壺中堂では

古文書解読や仏具仏像修理・制作など

幅広く行われております。

 

現在推進している本堂建替事業では

傷んでいる仏像や仏具の修理も行います。

 

古いものが多いので

全てを手掛けるわけにはいきませんが

この機会に必要と思われる修繕は

行いたいと考えております。

 

稲葉さんには

主に享保期の棟札解読の相談と

“龜峰(きほう)扁額(へんがく)”

“鶴洲(かくしゅう)扁額(へんがく)”

と個人的に呼んでいる

2つの扁額の修復の相談と

仁王像修繕の相談をさせて頂きました。

 

これらはいずれも

由緒あるものなので

本堂建替のこの機会に

解読と修理修繕を行うべきと

以前より考えていたのですが

どこにどのようにお願いすべきか

悩んでいた所での

稲葉さんとのご縁だったので

正直安心しております。

 

丁重な祈りの光景

七崎姫(ならさきひめ)の伝説が

伝えられる北沼(きたぬま)観音。

 

当山境内の仁王門裏手に

お祀りされております。

 

色々と踏まえまして

「七崎姫観音」という“愛称”で

今後は北沼観音の由緒を

お伝えしようと考えております。

 

当山に参詣されたどなたかが

七崎姫観音(北沼観音)に

お花とお茶を供えられ

お線香もお立て下さり

お参りされたようです。

 

このような丁寧な祈りの光景は

とても尊いものだと感じます。

 

▼関連記事

https://fugenin643.com/ふげんいん探訪/七崎姫観音への祈りのあと/

 

どこに何をどのように

隣接する農地取得に伴い

旧境界沿いに植えられていた

杉が伐採され

稲荷大明神が祀られる稲荷堂が

以前にもまして

神々しくなったように感じます。

 

お稲荷様は

古くから篤く信仰されてきた

神祇(じんぎ、神様のこと)で

当山においても大切な尊格として

お祀りされます。

 

堂内のお稲荷様については

近いうちに新しい厨子が

完成する予定です。

 

もともと観音堂に

お祀りしておりましたが

本堂建替に向けての整理の関係で

ここしばらくは

位牌堂に安置しております。

 

お稲荷様のみならず当山では

多くの神仏がお祀りされるだけに

新本堂でどのような

配置にすべきかを

幾通りも思案する日々が続いております。

 

本堂建替をご担当頂く業者選定が

来月行われるのですが

業者が決定した後は

設計に本腰を入れることになります。

 

その際に諸仏諸神の配置は

とても重要になってまいります。

 

建築の専門的なことについては

その道にお詳しい役員の皆様の

お力をお借りするとして

尊格の配置やその配置の意図については

僧侶でなければ采配しにくい部分です。

 

果たすべき役目は

しっかりと果たす所存です。

 

本堂建替事業は

3社の見積もりとご提案を

ご提出頂き

それらを踏まえて建設委員会で

決定されます。

 

どちらの業者さんに

ご担当頂くかの決定は

とても難しい審議に

なりそうとのことです。

 

お地蔵様の慈悲

たまたまかもしれませんが

最近相次いで水子供養の

お問い合わせを頂きました。

 

当山では水子供養も

承っております。

 

様々なご事情があるかと思いますが

他言は一切いたしませんので

水子供養をご希望される方は

檀信徒であるかいなかに関わらず

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

水子はお地蔵様の慈悲により

温かく守られるといわれます。

 

当山本堂に祀られる

子安地蔵(子安様)は

様々な願いが捧げられてきた地蔵尊ですが

水子供養への祈りも捧げられております。

 

当山ではお地蔵様も

とても大切な尊格として

お祀りされておりますので

当山をお参りの際は

お地蔵様にも

お手合わせ頂ければと思います。

 

 

お地蔵様ついでに

位牌堂の本尊として

祀られる地蔵尊について

紹介させて頂きます。

こちらのお仏像は

光背支柱裏側に

享和二戌天(1802年)八月廿五日

住持円澄 息災延命と刻まれ

お仏像背面には

貞眞禅定門と刻まれております。

 

当山のお地蔵様の中でも

最も端正なお姿で

お顔には金粉が残っており

かつては色鮮やかな彩色が

施されていたと思われます。

 

大変厳かな雰囲気をまとった

素晴らしい地蔵尊だと

常々感じております。