先をみすえながら

本年6月より

オンラインで

御寺院様のみならず

天理教や金光教の方と

地域や立場や宗派・宗教を超えた

勉強会に参加して

学ばせていただいております。

 

これからのお寺

あるいは教会を

未来に託すために

経営学等を踏まえて学ぶ会で

毎回なかなかヘビーな課題に

取り組ませて頂く中で

沢山の学びと気づきと出会いを

いただいております。

 

全部で5回予定されているうち

つい先日4回目の講義があり

あとは来月の講義で

全日程が終了となります。

 

経営学を

大いに踏まえての勉強会なので

各自が各お寺や教会の

長期スパンでの事業計画書を

作成するというワークがあります。

 

5年後、10年後、15年後、20年後と

色々な分析を踏まえて

資料を作成しているのですが

取り組むべき課題を

改めて確認する機会となりました。

 

2年後には

新本堂が建立されます。

 

3年後には

拙僧(副住職)は四十路です。

 

10年後には

長男が18歳。

 

その先となると

当山では次代を担う子弟の

育成についても

重要事項となってきます。

 

細々と挙げれば

きりがありませんが

先を見据えながら

今のこの時を

しっかりと過ごして

いきたいと思います。

 

現時点の成果として

色々な資料を広げると

広いはずの机も

“所狭し”状態となるもの。

 

ここしばらくは

寺務室の机のスペースは

書籍や資料で

埋まると思います。

 

昨日より

本腰を入れている原稿は

月末に控える研究発表とも

大いに関係するものなので

これまでの発表や

事例調査の資料にもあたりながら

作業を進めております。

 

拙僧(副住職)が

宗派の現代教化研究所という

研究所に籍を

置かせていただいてから

早いもので3年が経ちます。

 

まだまだ

力不足ではありますが

良い機会をいただいて

年々少しずつ

成長させていただいていると

感謝しております。

 

そのように前向きに考えて

現時点の“成果”を

形にしたいと思います。

 

実りの秋に

本日も1日かけて

解体工事前の工事が行われ

境内が一層スッキリとなりました。

 

本堂前に設えられていた

石造物であったり

庭木等の植物は

一部処分しましたが

大方は駐車場の方に

移設・移植していただきました。

 

各種専門家の皆様の

手際の良さは流石です。

 

今月は

本堂建替事業に関連することの他

仕上げなければならない原稿があったり

月末には研究発表があったり

オンラインでの会議や研修があったり

諸事立て込んでおります。

 

立て込んでいる分

多くのことを学ばせて

いただいているように感じています。

 

「実りの秋」を

充実したものにするべく

明日も精進させていただきます。

 

 

▼庭木や石造物は駐車場に移植・移設しました。

本堂前の庭木の整理を行っております

早朝から

五戸町の若宮造園屋さんが

おいで下さり

本堂前の庭木の整理に

取り掛かって下さいました。

 

本日より2〜3日の

作業とのことですが

初日にして

植木の類は全て撤去されました。

 

解体前の工事が滞りなく進み

石造物も庭木も整理され

本堂前がガランとしております。

 

今後しばらくは

何かしらの工事等が続きますので

ご参拝の方は

お気をつけてお運び下さい。

 

 

▼庭木伐採前の風景(8月)

こころしずまる空間

何も物が置かれていない現本堂。

 

物がないということもあって

とても広く感じます。

 

心しずまる

とても尊い空間だと

改めて感じさせられます。

 

現本堂が再建された際の

大檀那(大施主)は

当時の盛岡南部藩藩主

南部利敬(としたか)公です。

 

静寂な空間に身を置いて

歴史に思いをはせるのも

とても良いものです。

 

最近は

諸事“煮詰まった”際に

解体を控えた本堂に

足を運んでおります。

 

この時季になると

年末年始に向けた準備にも

取り掛からなければなりません。

 

年が明けると

春彼岸頃まで予定が立て込むので

今のうちから良い準備を

していきたいと考えております。

 

 

▼現本堂の棟札の一部

水子供養について

ここ2〜3年

水子供養のご相談が

多くなったように感じます。

 

普賢院では

水子供養を行っております。

 

仏道では

母のお腹に命が宿ったその時を

年齢を数える起点とします。

 

葬儀などで

故人の満年齢にひとつ足して

行年とするのは

そういう理由があるからです。

 

命が宿ること自体が

とても尊いこととされます。

 

生まれ出ることが

叶わなかったとしても

宿った命は尊いものであり

けがれなき清らかなものだと

いわれます。

 

ある方が

お話して下さった所によると

口に出さずとも

水子供養のことでお悩みの方は

結構多いのだそうです。

 

水子供養でお悩みの方は

ご相談下されば

ご供養させていただきますので

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

▼コチラもご参照下さい。

https://mytera.jp/tera/fugenin55/kuyou/#tera_tab_block

 

色々と気づかされます

実際に法務を重ねながら

マイナーチェンジを繰り返して

仮本堂の環境を整えております。

 

ここ数日で気がついたことは

法事などの法務があった際

ふれあい豊山館の出入口の引き戸が

よく開いたままになっている

ということです。

 

それと

靴を脱いだり履いたりする際に

大変そうな方が

多く見受けられるように思います。

 

日々の気づきを活かして

よりよい環境にしていきたいと思います。

 

 

 

▼2階も少しだけ模様替えしました。

進入路の工事の予感

お寺の進入路の坂は

傾斜がきつく

これまでも何度も

トラブルが発生した場所です。

 

大型バスはもちろん上がれませんし

車種によっては上がることが

出来ない難所です。

 

ここは一見お寺の道路に見えますが

“みなし道路”で市道になっています。

 

町内で市にかけあって下さり

春に工事が行われる予定でしたが

諸事情により

延期されていたようです。

 

つい先日

工事の担当業者と思われる方々が

進入路で作業されていらっしゃいました。

 

こちらの工事も

開始されるような雰囲気です。

 

この坂が改良されれば

より参詣しやすくなるので

完成を楽しみにしております。

 

模索しながら

本日は

論語勉強会が行われました。

 

仮本堂として

以前とは仕様が一変した会館ですが

特段問題なく

皆様と学びの時間を

ご一緒させていただくことが出来ました。

 

論語勉強会のあと間もなくして

仮本堂にて法事の予定もありましたが

こちらも問題なく終えることが出来ました。

 

ただ

堂内の案内掲示に

今以上の配慮と工夫が必要だとも感じたので

早速改善を図りたいと思います。

 

お寺の宝物(ほうもつ)の

整理の関係で

客殿に棟札(むなふだ)などを

並べております。

 

当山は

南部藩祈願所(きがんしょ)

という位置づけのお寺だったため

棟札が作られた当時の藩主の名が

アチラコチラに見られます。

 

文化7年の火災により

多くの宝物(ほうもつ)が

焼失したとされる中で

難を逃れたものが

今に残っていることは

とても尊いことだと感じます。

 

現存する棟札で

年号が確認出来るものの中では

承應3年(1654)の観音堂再建の棟札が

最も古いものとなります。

 

当時の住職がしたためたものなのですが

芸術的な筆跡は見事なものです。

 

新本堂では

こういった宝物(ほうもつ)の

保存であったり展示ということも

一つの課題にあげられております。

 

今月からは

建設工事の会議である

施工部会で詳細をつめるので

この点についても

委員の皆様と

熟考させていただきます。

 

 

現本堂の前にある石造物などの撤去が始まりました

本堂解体に向け

前方にある石造物の撤去が

始まりました。

 

石造物はいずれもかなり重いため

2週間ほどかけて作業するそうです。

 

頑丈に設置していただいたため

とても大変な作業の様子です。

 

庭木の撤去と一部移植も

行うことになっており

近々作業が始まると思います。

 

今月中旬から

解体に用いられる機械が

入る予定なので

庭木の撤去や移植も

それまでには終えてただくことに

なるはずなので

この2週間で

一気に景観が変わると思います。

 

その変化を

日々しっかりと

見ておきたいと思います。