夏夜のお寺ヨガ

8/10に寺子屋wsお寺ヨガが

久しぶりに本堂で開催されました。

 

厳かでありながら

心地よい雰囲気の中

ご参加の皆様には

お過ごし頂きました。

 

現在の本堂は

建替のため来年に解体される予定なので

この夏が“ラストサマー”。

 

ということで

今回のお寺ヨガは

夜の本堂を堪能しながらの

開催となりました。

 

プロの技

3日間にわたり

業者さんにお願いして

境内の草取りをして頂きました。

 

暑い中

丁寧に作業して頂き

見違える程

きれいな境内になりました。

 

プロの技は流石です。

 

おかげさまで

お盆のお参りを

気持ちよくして頂けるかと思います。

 

祭りのあと

7月末より8月上旬にかけ

青森では多くのお祭りが

開催されます。

 

八戸では三社大祭

青森ではねぶた

弘前ではねぷた

五所川原では立佞武多。

 

全てがこの時季

というわけではありませんが

これら同様の山車祭りは

青森県内各地に沢山あり

季節の風物詩として

大切にされています。

 

今年の青森ねぶたでは

十和田湖南祖坊(なんそのぼう)伝説の

山車があったそうです。

 

南祖坊は

当山第2世の月法律師(がっぽうりっし)の

弟子となり学ばれ

全国の霊山霊跡を巡った果てに

十和田湖に結縁入定され

青龍大権現(せいりゅうだいごんげん)

という十和田湖の龍神になった

とされる僧侶です。

 

調べてみると

青森ねぶたでは以前にも幾度か

南祖坊が山車の題材として

採り上げられています。

 

八戸三社大祭でも

南祖坊はちょくちょく

題材として採用されています。

 

南祖坊伝説が

今もなお郷土に根付き

生き続けていることは

とても尊いことだと思います。

 

夏祭りの終わりは

「夏の終り」に近い感覚が

あるように思います。

 

暦の上でも立秋を迎え

当地ではお盆を迎えます。

 

一年に一度

ご先祖様が帰郷するとされるお盆。

 

一年に一度のお帰りを

“気持ちよく”お過ごし頂けるよう

“おもてなし”することが

お盆のご供養とされます。

 

お供えをすること

お参りをすることなど

お盆の“おもてなし”には

様々ありますが

「お盆のお経をあげること」も

尊い“おもてなし”とされます。

 

当山では毎年

新盆のお宅と

一部お盆のお参りを

ご希望されるお宅に

伺わせて頂いております。

 

お盆のお経参りのことを

棚経(たなぎょう)といいます。

 

“里帰り”された有縁の皆様に

謹んで向き合わせて頂きたいと思います。

 

役員の皆様と境内清掃を行いました

8/7午前8時より

当山役員の皆様に

境内清掃をお手伝い頂きました。

 

大掛かりな作業から

細やかな作業まで行って頂き

お盆に向けて

境内が大分きれいになりました。

 

さすがは当山役員の皆様です。

 

昨年も本年も

7月下旬から8月初頭にかけて

凄まじく暑い日が続きました。

 

7月下旬に境内清掃をと

考えたこともありましたが

暑さを考えると

役員の皆様にお手伝い頂く境内清掃は

今回位の日程が良いのかもしれません。

 

ピーク時よりは

大分楽になったとはいえ

まだまだ暑い中での作業だったので

大量の汗をかきながらの

境内清掃となりました。

 

役員の皆様

暑い中のご奉仕

誠にありがとうございました。

 

磨いて磨いて磨いて

8/5に引き続きまして

8/6は早朝より午後3時半頃まで

仏器磨きをしました。

 

様々な方が

駆けつけて下さり

出入りして下さったおかげで

全ての仏器を磨き上げることが出来ました。

 

お手伝いして下さった皆様

本当にありがとうございました。

 

8/5と8/6の2日間で

拙僧(副住職)夫婦も入れて

19人がかりで取りかかった

令和元年夏の仏器磨き。

 

ひと夏の良い思い出となりそうです。

 

眩しいほどの輝きを

取り戻した仏器を見ると

気持ちが引き締まります。

 

当山では

もうすぐお盆を迎えます。

 

おかげさまを感じながら

引き続き準備を進めたいと思います。

 

磨いて磨いて

8/5の午後は

令和最初の仏器磨き。

 

仏器のお手入れは

とても大切なことだと

拙僧(副住職)は考えております。

 

汚れていないように見えますが

研磨剤で磨きをかけた後は

見違えるほどにピカピカに。

 

汚れていないようでも

実はくすんでいるのは

自心にもあてはまるかもしれません。

 

今回の仏器磨きにあたり

Facebookでお手伝いを

お願いした所

相変わらずの急なお願いにも関わらず

4名もの方においで頂き

作業が一気に進みました。

 

あれこれ会話を交わしたり

様々なものの説明をさせて頂きつつの

作業だったので

あっという間に

時間が過ぎたように感じます。

 

8/6も

午前8時より午後3時頃まで

本堂にて仏器磨きを行います。

 

もし

お手伝い頂ける方

いらっしゃいましたら

ご協力頂けると助かります!

 

途中参加や出入りはご自由で構いません。

 

10分でも20分でも

お手伝い頂けると助かります。

 

ご検討の程

よろしくお願いいたします。

 

寛保3年の賽銭箱

本堂内にある観音堂の

八体仏(十二支守護尊)が

祀られる脇堂前の賽銭箱の裏には

以下のように筆書されています。

 

寛保三癸亥歳(1743年)十二月吉日敬白

 

18世紀は

様々な天変地異があった時代でもあり

切実な祈りが込められ

奉納された賽銭箱なのかもしれません。

 

古いものゆえ

この賽銭箱自体も傷んでおりますが

今もなおその役割を果たしていることに

歴史を感じます。

 

豪華絢爛な歴史絵巻 八戸三社大祭

7/31〜8/4に開催される

八戸が“世界に誇る”夏祭り

八戸三社大祭(さんしゃたいさい)。

 

拙僧(副住職)も

8/4の後夜祭に行ってまいりました。

 

素晴らしい山車(だし)が

ずらりと並ぶ光景は圧巻です。

 

拙僧(副住職)の“歴史探求好き”は

幼少の頃より見てきた八戸三社大祭に

その“源泉”があります。

 

今年も祭りの雰囲気を

存分に味わいながら

沢山の豪華絢爛な歴史絵巻を

眺めさせて頂きました。

 

七本塔婆(しちほんとうば)

当山近辺では

葬儀の際に通常の塔婆とともに

七本塔婆(しちほんとうば)

という塔婆が用意されます。

 

幅広で背の低い木の板ですが

これは初七日忌から七七日忌までの

塔婆を一枚にまとめたものです。

 

「七本」というのは

①初七日忌

②二七日忌

③三七日忌

④四七日忌

⑤五七日忌(三十五日忌)

⑥六七日忌

⑦七七日忌(四十九日忌)

の「七つの忌日」を意味します。

 

七本塔婆は

地域によって形状が様々ですし

お寺によって書式も様々です。

 

当地でよく見られる七本塔婆は

七行それぞれに上から

宝珠

半円

三角

バッテン(四角)

が記されていますが

これは五輪を意味します。

 

五輪とは

専門用語を用いると

地・水・火・風・空の5つです。

 

先程の5つの形と対応させると

宝珠=空

半円=風

三角=火

丸=水

バッテン(四角)=地

となります。

 

上野をじっくり歩く

東京上野の寛永寺(かんえいじ)。

 

寛永寺の清水観音堂には

千手観音像(秘仏)が祀られます。

 

この寛永寺は

江戸時代を紐解く上で

必ず触れなければならない寺院です。

 

これまで上野をじっくり

歩いたことがなかったので

東京に出張した際に

寛永寺周辺を散策してみました。

 

まさに歴史探訪。

 

ほんのわずかな時間でしたが

思った以上に充実した散策に。

 

また機会を作り

じっくりと歩いてみたいと思います。