寛保3年の賽銭箱

本堂内にある観音堂の

八体仏(十二支守護尊)が

祀られる脇堂前の賽銭箱の裏には

以下のように筆書されています。

 

寛保三癸亥歳(1743年)十二月吉日敬白

 

18世紀は

様々な天変地異があった時代でもあり

切実な祈りが込められ

奉納された賽銭箱なのかもしれません。

 

古いものゆえ

この賽銭箱自体も傷んでおりますが

今もなおその役割を果たしていることに

歴史を感じます。