エンディングノート書き方講座を開催します

先の4月20日は

終活カフェが開催されました。

 

▼その時の様子はコチラです(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=yVbickQtc8s&t=22s

 

終活カフェは

年に2回(春と秋)

開催してまいります。

 

流れとしては

はじめに拙僧(副住職)が

2〜30分程お話させていただき

終活カフェの趣旨であったり

統計を踏まえて昨今の

社会状況の一端について

お伝えさせていただいた後

葬儀店の山村総本店常務の

上野裕康さんと

終活カウンセラーのお弟子さんに

それぞれのお立場から

お話いただくというものでした。

 

拙僧(副住職)は

現代教化研究所という

宗派の研究機関の一研究員として

研究職にもつかせて

いただいております。

 

現代教化研究所という

研究機関では“現代問題”も

研究テーマとしているので

そちらでの経験が

終活カフェには

少なからず資しているように

感じております。

 

次回の終活カフェは

10月の開催を予定しています。

 

テーマはお墓です。

 

拙僧(副住職)としては

お墓に関連するお話として

古代から現代にいたるまでの

お弔いやお墓の歴史や展開

について大まかに

お伝えしようと考えています。

 

それはいわば「精神史」の展開と

深く関わるものでもあり

これからの「お墓」のあり方を

考えるにあたり

「精神史」を踏まえながら

歴史的展開を見直すことは

有効な手がかりとなると思います。

 

終活に関連しまして

終活カウンセラー1級である

お弟子さん・中野太陽さんが

5月からエンディングノートの

書き方をお伝えする講座を

月1回開催することとなりました。

 

エンディングノートは

終活において

とても有効な方法といえます。

 

有効なものではありますが

お一人で書き上げるのは

なかなか難しいものなので

書き方講座を

ご活用いただければと思います。

 

ご興味をお持ちの方は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

詳細は下記を

ご参照下さいますよう

お願いいたします。

 

エンディングノート書き方講座

日程:2021/5/27

時間:午後1時30〜3時30分

会場:ふれあい豊山館

会費:1500円

※別途エンディングノート1冊1100円

※会費の一部は国際協力活動への寄付にあてられます。

定員:8名

講師:中野太陽(終活カウンセラー1級)

☆ご参加される方は、お申込み下さい。

 

作法からうかがえる本堂の尊さ

本日は新本堂建設の

施工部会が行われました。

 

新本堂が完成する来年10月までの

行程確認であったり

今後についての確認を重ね

有意義な会議だったと思います。

 

本堂建替に伴う主な儀式として

地鎮式(じちんしき)

上棟式(じょうとうしき)

落慶式(らっけいしき)

の3つがあげられます。

 

来月は地鎮式を行います。

 

真言宗における地鎮式は

大地を司るとされる

堅牢地神(けんろうちじん)を

本尊とした地鎮法という

修法を行ったうえで

式典が行われます。

 

真言宗には多くの

法流(ほうりゅう)

というものがあります。

 

法流というのは

宗派とはまた異なるもので

「作法の流派」といった

側面があるものです。

 

伝法院流

中性院流

中院流

三宝院流

西院流など

大まかなものだけで12流あり

さらに細分化すると

ものすごく沢山の

法流が伝えられます。

 

法流が複数にまたがることは

珍しくはなく

多くの法流の伝授を

受けられている

事相家の方もいらっしゃいます。

 

話が少し専門的に

なってしまいましたが

その法流により

地鎮式の作法も異なります。

 

当山にて主に用いられる法流では

本堂を建立する際は

地鎮法という作法を

行いますが

その他の

お堂や庫裏などの建物を

建立する際は

土公供(どこうぐ)という

作法が行われることとなっています。

 

一般的な感覚ですと

本堂やその他の建物は

あまり違いがないように

思われると思いますが

作法上は

意味合いが全く異なります。

 

この点は

専門性がかなり高いことですが

僧侶の立場からすれば

とても重要な点であると同時に

普賢院の歴史を

紐解く上でも踏まえるべき

ことだと感じます。

 

地鎮法の

次第を掘り下げてみると

本堂という建物が

とても尊いものだと

いうことがよく分かります。

 

新賽銭箱に一筆入れさせていただきました

昨日、五戸木工さんから

製作途中の賽銭箱が

届けられました。

 

まだ製作途中ですが

思っていた以上に

素晴らしいものに

仕上げていただけそうです。

 

この賽銭箱は

観音堂に置かれます。

 

「浄財」の文字を

入れてほしいとのことだったので

僭越ながら拙僧(副住職)が

筆をとらせていただきました。

 

どのような字体にするのか

3つほど候補がありましたが

最終的に採用した字体は

伝・空海とされるものを

参考にいたしました。

 

新賽銭箱は

早ければ来月には

仕上がるそうです。

 

▼新賽銭箱(製作途中です)

 

▼一筆したためさせて頂きました。

霜ふる春

今朝は冷え込みまして

外には霜がみられました。

 

春の霜は

とてもきれいなものです。

 

今秋の日曜日は

本堂建設の会議です。

 

来月は

新本堂建設に伴う儀式が

予定されており

その準備を詰めています。

 

昨今の状況を鑑みて

規模を縮小して

関係者のみご参列いただく

予定ではありますが

何百年に一度の儀式なので心して

臨ませていただきたいと思います。

 

日の出の位置の移ろい

真東を向いた形で

お寺が建立されているため

当山正面に朝日を

のぞむことが出来ます。

 

お寺からズバッと

真東に伸びる道は

門前町の光景を

今に留めているわけですが

彼岸中日は

その道のちょうど先から

朝日が昇るように

位置されています。

 

春彼岸中日を過ぎると

日の出の位置が徐々に

北側(写真の左側)へ

ズレていきます。

 

夏至を過ぎると

日の出の位置が徐々に

南側(写真の右側)へ移り

秋彼岸中日には

再び真東へのびる道の

ちょうど先へ。

 

秋彼岸中日を過ぎると

日に出の位置はさらに

南側(写真の右側)へ移り

冬至を過ぎると

またまた日の出の位置が

北側(写真の左側)と移ります。

 

当山は

開創開山が8C末〜9C初頃で

1200年以上の歴史が伝えられますが

創建以前より

この場所が“聖地”のような

特別な意味合いが

あったのではないかとも思います。

 

強風の快晴

雲ひとつ無い青空が広がる

ここ数日ですが

とても風が強い日が

続いております。

 

本日は

境内のベンチが

転がってしまう程の

強風が吹いていました。

 

法事と火葬通夜のお勤めで

本日はあっという間に

一日を終えました。

 

通夜から戻り程なくして

いつもお世話になっている

五戸木工の社長さんが

同社でご活躍されている

ご子息様とご一緒に

新本堂の仏具関係の

諸書類をお持ち下さいました。

 

少し前に相談させていただいた

観音堂の新しい賽銭箱の

図面も仕上げていただいたうえ

早くも制作に取り掛かって

下さっているとのことでした。

 

現在使用している

観音堂の賽銭箱は

住職によると昭和初期に

作られたものだそうです。

 

その賽銭箱は

あちらこちらガタが来ており

以前から新調しなければと

考えておりまして

本堂建替のこの機会に

改めることにいたしました。

 

社長さんのお話だと

新たな賽銭箱は

連休明け頃には

出来る見込みとのことです。

 

 

▼観音堂の新賽銭箱の図面

終活カフェが開催されました

今年から普賢院では

年2回(春と秋)終活カフェを

開催します。

 

昨今、終活の必要性が

高まっております。

 

有縁の方々にとって

終活カフェは何かしらの

手がかりやヒントになればと

願っております。

 

今回は「お葬式」をテーマに

開催いたしました。

 

山村総本店の

上野裕康さんにご協力いただき

葬儀店のお立場から

お葬式や永代供養について

お話いただきました。

 

また

本年1月に終活カウンセラー1級を

取得された当山お弟子さんの

中野太陽さんには

終活やエンディングノートについて

お話いただきました。

 

大変充実した時間に

なったのではないかと思います。

 

次回は今秋の開催で

お墓をテーマにする予定でおります。

 

新任期の任命証

本来なら上京して

護国寺に隣接する

宗務所の研究室で

所長からいただく任命証。

 

本日郵送にて拝受いたしました。

 

先生方の顔ぶれも変わり

新体制となったので

心持ちも改まります。

前任期に続き

今任期も一生懸命

励ませていただきたいと思います。

 

思い出いっぱいのランドセル

取り組み始めて4年目となる

思い出のランドセルギフト。

 

本年も

役目を全うしたランドセルが

集まってまいりました。

 

その一個一個は

6年もの小学校生活の間

毎日背負われて

持ち主であったお子さんの

成長と共にあった

尊いものです。

 

思い出が沢山つまった

大切なランドセル。

 

思い出のランドセルという

取り組みは

その大切なランドセルを

アフガニスタンの新しい

持ち主に使ってもらって

“新たな物語”を紡いでもらう

というものです。

 

十人十色の

思い出がたくさんある

大切なランドセルを

はるかかなたで生活をしている

子どもたちに

使ってもらうことを通じて

未来をより力強く

歩んでもらえることを

強く願っております。

 

ランドセルは

今月末まで募集しております。

 

古いものでも構いません。

 

ご協力いただける方

いらっしゃいましたら

お力添えの程

何卒よろしくお願いいたします。

 

▼詳細はコチラをご参照下さい。

思い出のランドセルギフト2021詳細

 

▼2019の様子(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=sT9glT66VRs

 

▼2020の様子(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=hX6MR6aNfoU

 

毎月の出張が懐かしく感じられます

昨日は午後に

所属する研究所の所内会が

オンラインで行われました。

 

昨年2月までは

毎月1〜2回の頻度で

日帰り上京で

出席していましたが

今ではあの頃が

とても懐かしく感じられます。

 

もう1年以上も

オンラインで会議が

行われているのですが

この1年は

10年分に相当する程の

「デジタル化」が進んだと

されるようです。

 

今回の所内会は

年度初めということもあり

拙僧(副住職)も含め

研究員の先生方数名が

前任期までの研究経過や

今任期での研究方針について

発表したのですが

リモート仕様のプレゼンが

板についてきたといえます。

 

拙僧(副住職)の所属する

現代教化研究所という所は

様々な分野を専門とする

頼もしい先生方がいらっしゃるので

発表の際に

有意義なアドバイスを

いただくことが出来ました。

 

今年は年中に

論文を一本

仕上げなければならなくなったので

精一杯励ませていただきたいと思います。