南祖法師和讃を作らせていただきました

普賢院は十和田湖伝説の

南祖法師(なんそほっし)が

修行したとされるお寺です。

 

南祖法師は

南祖坊(なんそのぼう)と通称され

広く親しまれてきた伝説の僧侶で

当山第2世・月法律師(がっぽうりっし)

の弟子であり

十和田湖の龍神・青龍権現に

なったとされます。

 

令和3年は

廻国僧の行海上人により

承安元年(1171に当山が

開基中興されて850年という

節目でもあります。

 

昨日もお伝えしたように

開基中興850年記念として

普賢院和讃と

南祖法師和讃を

作らせていただきました。

 

拙僧(副住職)は

豊山流(ぶざんりゅう)御詠歌の

詠秀(えいしゅう)という

公職につく身でもあり

御詠歌をとても大切にしております。

 

自身が出来ることの一つとして

御詠歌(和讃)を

この歴史的節目に

記念事業として納めようと

数年前に発願しまして

何とか形にすることが出来ました。

 

お寺の歴史や

お寺の伝承・伝説を

後世に託す一助になればと思います。

 

▼南祖法師和讃

 

▼普賢院和讃はコチラ

七五調の魅力

御詠歌(ごえいか)は

大和言葉(やまとことば)で

つづられた詩(歌詞)に

節をつけてお唱えされます。

 

五七五七七の

三十一文字(みそひともじ)の

和歌でお唱えするものを

詠歌(えいか)といいます。

 

七五調の詩で

お唱えするものを

和讃(わさん)といいます。

 

七五調というのは

「七文字と五文字」で

歌詞が編まれていて

2行で一節のものと

4行で一節にものがあります。

 

一般の歌謡で

一番の歌詞、二番の歌詞と

いいますが

御詠歌では

一節、二節といいます。

 

和讃の話に戻りますが

具体例として

釈迦如来成道和讃

(しゃかにょらいじょうどうわさん)

の一節を引用してみます。

 

清き流れの

尼連禅河(にれんぜんが)に

六年苦行の

身をすすぎ

やさし乙女の

ささげける

乳味の供養

うけましつ

 

字余りも含め

基本的に七文字・五文字の

テンポで歌われています。

 

御詠歌をお唱えする際は

これらの文字に節をつけ

鈴(れい)と鉦(しょう)の

鳴物も用いてお唱えするのですが

“素読”で読むことにも

ご功徳があるとされます。

 

素読で読んでみると

際立って感じられるのですが

七五調はテンポが

とても良いものです。

 

万葉の昔から

日本には和歌や詩の

伝統があるわけですが

七五調であったり

五七五七七の三十一文字という

「型」には奥深い

魅力があると感じます。

 

このような話題に

なぜ触れているかというと

数年前から取り組んでいる

当山に関する和讃・詠歌を

こしらえるにあたって

その魅力をあらためて

感じているからです。

 

七五調の和讃は

これまでの歴史や伝統

後世に託したい思いなどなど

多くのことを踏まえたうえで

ある意味“ダイジェスト”として

紡がれるわけですが

端的な内容で

さらにテンポが良いとくれば

とても有意義だと思うのです。

 

御詠歌の

端的かつ味わい深い歌詞の

魅力を改めて

確認させていただいたので

今後は「詩」そのものの

魅力についても

お伝え出来ればと考えています。

 

御詠歌は引き続き休会します

今月から御詠歌(ごえいか)を

再開する予定でしたが

色々考えた結果

引き続き休会することにしました。

 

昨今の状況ですと

御詠歌については

これまで通りの開催は

難しいと考えています。

 

3月以降ずっと休会しているので

当面の間はいっそのこと

御詠歌の教典にそった

法話会という形にして

実際のお唱えはCD等で

ご自宅でお聴きいただく

形式にするなどの対応を

検討しております。

 

御詠歌を通じて

「仏道のこころ」に

触れていただくことを

一番に考えた催事でもあるので

その意義にかなうような

新しい形を模索したいと思います。

 

▼準備万端でしたが…

 

▼撤収しました…

御詠歌をご存知ですか?

先日の花まつり法要で

お唱えした御詠歌(ごえいか)

花まつり和讃の部分だけを

動画にしました。

 

当山では御詠歌(ごえいか)を

お伝えしているということもあり

御詠歌のみの動画を作成しました。

 

これまで月2回

御詠歌の会を開催し

ご参加の皆様とご一緒に

お唱えしてまいりましたが

ウイルス感染拡大防止のため

3月以降の開催は見合わせています。

 

そういった状況ではありますが

御詠歌に触れて頂く機会を

何かしらの形で用意することも

詠秀(えいしゅう)という

役職に就く者として

大切なことと考え

花まつり和讃の動画を作りました。

 

最近では御詠歌と聞いても

ピンと来ない方が多いと思いますが

御詠歌という精進や祈りの形が

あるということを

少しでも多くの方に

伝えられればと思います。

 

▼御詠歌の動画(YouTube)

 

4月の御詠歌はお休みします

新型コロナウイルスの

感染拡大防止のため

4月は御詠歌の会を

お休みすることにしました。

 

御詠歌の会の他

寺子屋ワークショップも

4月は開催を自粛いたします。

 

5月以降については

状況を見て判断したいと思います。

 

国内において

感染が拡大しています。

 

当山でも

予防に徹しておりますが

法事や葬儀についても

様々なことを

考慮する必要を感じています。

 

規模にもよりますが

参列者席の間を広めにしたり

読経時間を通常より短くして

“密集”する時間を短縮するなど

対策を講じることを

検討しています。

 

一日も早く

この事態が収束することを

願うばかりです。

令和2年の御詠歌はじめ

本年最初の御詠歌の会が

和やかに開催されました。

 

そもそも御詠歌って

どのようなものか?

という方も多い時代なので

少しでも雰囲気を

伝えられるように

数年前より

ちょくちょく動画を

アップしています。

 

本年最初の御詠歌の動画を

作成したので

よろしければご覧下さいませ。

 

▼御詠歌の動画(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=y5-cJUVapHQ&t=6s

ブラッシュアップ

大本山護国寺に隣接する

宗務所(しゅうむしょ)で開催された

御詠歌の指導者講習会

という研修会のため

日帰りで上京してまいりました。

 

今回講師をお勤め下さったのは

拙僧(副住職)の恩師の一人である

福島県相馬の遠藤賢明僧正でした。

 

午前午後とみっちりご指導頂き

研鑽に励ませて頂けることは

本当にありがたいことです。

 

秋の一日に御詠歌を

当山では

月に2回(第1、3金曜)

御詠歌(ごえいか)をお伝えする

御詠歌の会を開催しております。

 

本日もご参加の皆様と

御詠歌をご一緒させて頂きました。

 

今ですと御詠歌と聞いても

ピンとこない方が

多いのが現状です。

 

ということで

御詠歌のお唱えの様子を

短い動画にしてみました。

 

よろしければ

ご覧下さいませ。

 

▼御詠歌のお唱え(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=Css5LqnWfbA

 

▼御詠歌について

https://fugenin643.com/category/御詠歌(ごえいか)のご案内/

 

如来のいのちを生きる

当山では月に2回

御詠歌(ごえいか)を

お伝えしております。

 

御詠歌とは

七五調の詩

あるいは

五七五七七の

三十一文字(みそひともじ)の

和歌に節をつけてお唱えする

“仏讃歌”です。

 

御詠歌には流派があり

当山では豊山流(ぶざんりゅう)

という流派の御詠歌を

お伝えしております。

 

豊山というのは

奈良県桜井市にある

当山の本山である長谷寺の

山号(さんごう)であり

真言宗豊山派という派の名の

由緒となっております。

 

拙僧(副住職)にとって

御詠歌はとても大切なもので

強い思いをもって

向き合わせて頂いております。

 

豊山流御詠歌の中に

不動明王和讃(ふどうみょうおうわさん)

という曲があります。

 

如来のいのち

生きる身の

まことの幸せ守(も)りたもう

誓いたのもし不動尊

(不動明王和讃 第一節)

 

人は誰もが

仏であると説かれます。

 

仏としてのいのちを

私達は生きており

その歩みを守る誓いを

不動明王は宿していることを

この和讃の一説は伝えております。

令和の唱え始め〜御詠歌(ごえいか)の会〜

当山では月に2回程

御詠歌(ごえいか)を

お伝えしております。

 

御詠歌は

“仏道のこころ”を

大和言葉でつづった詩(うた)に

節(メロディー)をつけて

お唱えするものです。

 

「歌詞」は

七文字・五文字で文言が

整えられている七五調

あるいは

五・七・五・七・七の

三十一文字(みそひともじ)の

和歌で編まれており

とても味わい深いものです。

 

当山では豊山流(ぶざんりゅう)という

真言宗の一流派である御詠歌を

お伝えさせて頂いております。

 

令和の時代となり

5/10が最初の御詠歌の会でした。

 

令和最初の記念すべきお唱えとして

不動明王和讃をとりあげ

皆様と研鑽させて頂きました。