民族楽器の奏でに包まれる

寺子屋ワークショップ

お寺の音楽会が

開催されました。

 

奈良裕二さんによる

民族楽器の演奏は

素晴らしいものでした。

 

演奏終了後は

奈良さんお手製精進カレーに

舌鼓を打たせて頂きました。

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無限の慈悲を司る観音様

当山の観音様は

糠部三十三観音霊場

第15番札所の本尊であり

年に一度ご開帳されます。

 

ご開帳するのは

毎年旧暦1月17日で

本年は3月4日となります。

 

当山ではご開帳の日に

護摩法要が厳修されます。

 

護摩(ごま)とは

火を用いた厳かな修法です。

 

観音様は詳らかには

観世音菩薩あるいは

観自在菩薩といい

無限の慈悲を宿すとされ

古くから篤く祈りを

捧げられた尊格です。

 

仏道では“無限”を表す数字が

色々とありますが

観音様の無限の慈悲を

六観音という6つのお姿で

表すことがあります。

 

聖観音(しょうかんのん)

十一面観音(じゅういちめんかんのん)

如意輪観音(にょいりんかんのん)

千手観音(せんじゅかんのん)

馬頭観音(ばとうかんのん)

准胝観音(じゅんでいかんのん)

あるいは

不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)。

 

これらは別個に独立して

優劣のある尊格ではなく

全てが観音様であり仏様です。

 

観音様のみならず

お地蔵様

阿弥陀様

お不動様なども

てんでバラバラなわけではなく

全てが「仏」であり

優劣があるものではありません。

 

その根本的な「仏」を

大日如来とするのが

曼荼羅(まんだら)の考え方です。

 

根本を見つめ

本質を見つめることは

曼荼羅の教えにおいて

とても大切なことです。

 

護摩で燃え上がる炎は

「仏」の智恵の象徴です。

 

尊い光に包まれる

祈りの空間。

 

今年ももうすぐ護摩法要です。

 

▼護摩法要のご案内

https://fugenin643.com/blog/護摩法要のご案内/

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古地図の魅力

カーナビやスマートフォンで

衛星を駆使した地図を

今や私たちは

身近に使うことが出来ます。

 

地図の歴史には

とても深いものがあります。

 

古い地図には

曼荼羅(まんだら)などの

仏教的世界観や

神仏の意味合いが反映された

観念的なものが沢山あるそうです。

 

調べ物の関係で古地図について

資料を集めてみると

実に深い情報に満ちていることに

気が付かされました。

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瞑想とニューロサイエンス

神経生理学を

ニューロサイエンスと

いうそうです。

 

 

仏教を科学的側面から

分析した研究が

とても多く見られ

 

色々なデータが

提示されております。

 

例えば

ニューロサイエンスの分野では

瞑想において

脳はどのような状態で

どのような変化が

見られるかという

データがございます。

 

脳皮質が厚くなる

白灰質の密度が高くなるなど

瞑想によって

脳の機能だけではなく

構造にも変化が見られるそうです。

 

要するに脳が活性化し

良い状態になるそうです。

 

永い伝統には

受け継がれるだけの

確固たるものが

あることを示しているようにも

感じられます。

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ゆっくりとじっくりと

寺子屋ワークショップ

お寺ヨガが開催されました。

 

前日の大雪の影響で

ご欠席の方もいらっしゃいましたが

24名の方にご一緒頂きました。

 

静かな空間での

精進のひとときを

皆様各々にじっくりと

お過ごしになられた模様です。

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宗紋の衝立をご奉納頂きました

五戸町の志戸岸(しとぎし)に

ございます小泉建具製作所の

小泉忠さんより

衝立(ついたて)を

ご奉納頂きました。

 

五七桐(ごしちのきり)の紋が

入ったケヤキ製の立派な

衝立をご制作頂きました。

 

小泉さんには昨年春にも

輪違紋(わちがいもん)の

衝立をご奉納頂いております。

 

輪違紋と五七桐紋は

真言宗豊山派の紋です。

 

職人さんの巧みな技により

丁寧に仕上げられた

宗紋一対の衝立は

素晴らしいものです。

 

衷心より感謝申し上げますと共に

皆様にお知らせ申し上げます。

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魅せられて

平昌五輪での

羽生結弦選手のフィギュアに

魅了された方が

多かったかと思います。

 

拙僧(副住職)は

お寺での御詠歌の講習を

終えてLIVEで観戦することが

叶いました。

 

人を魅せる演技の裏には

凄まじい程の

積み重ねがあり

揺るぎない強い心が

あることは言うまでもありません。

 

困難を乗り越えての

素晴らしい演技に

すっかり魅了された

旧暦の正月でした。

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涅槃会の1日に

本年の2/15は日の出が美しく

澄んだ青空が広がっておりました。

 

お釈迦様が

“お亡くなり”になられたことを

「涅槃(ねはん)に入られた」

といいます。

 

2/15はお釈迦様が

涅槃に入られた日です。

 

当山ではこの尊い1日に

総代としてご尽力下さった方の

葬儀が執り行われました。

 

釈迦涅槃図(しゃかねはんず)という

お釈迦様が涅槃に入られた時の

様子を描いたものがあります。

 

そこにはお釈迦様との“お別れ”に

立ち会う多くの者の姿が

描かれております。

 

この情景は葬送の儀式にも

通ずるものがございます。

 

お釈迦様が最期に

お弟子様方にお伝えした

尊いみ教えで

自灯明(じとうみょう)

法灯明(ほうとうみょう)

というものがあります。

 

自身をよりどころとし

み教えをよりどころとする

ことを意味しております。

 

大切な方が旅立たれた後に

流れる時間を大切にすることは

それまでの時間や思い出を

大切にすることにも重なります。

 

更なる精進を重ねる志を

新たにさせて頂いた

2/15となりました。

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セミナーにお招きされました

少し前になりますが

2/5に十和田湖自然ガイドクラブの

方が当山にお運び下さいました。

 

3月に十和田市にて開催される

セミナーのご相談ということで

来山されました。

 

3/8に開催される

十和田湖歴史資源

ブラッシュアップセミナー

にて当山副住職は講師の1人として

登壇させて頂くこととなりました。

 

十和田湖伝説について記される

最も古い文献とされる

『三国伝記』(さんごくでんき)

について歴史学的視点より

弘前大学名誉教授の斉藤利男先生が

お話をご担当され

仏教的視点より拙僧(副住職)が

お話させて頂きます。

 

十和田湖伝説に登場する

南祖坊(なんそのぼう)は

当山にて修行されたと伝えられます。

 

そういったご縁もあり

セミナーに携わらせて

頂くこととなりました。

 

また

十和田湖自然ガイドクラブの方が

お見えになられた同日

当山有縁の方がいらっしゃいまして

ご法事のご相談とともに

講演を依頼され

3/9に三戸の剣吉公民館にて

90分程お話させて頂くこととなりました。

 

内容は何でも良いとのことでしたので

色々とお話しさせて頂く予定です。

 

3/8、3/9両日は

ご期待に応えられるように

務めさせて頂きたいと思います。

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コツコツ地道に

上京中に新幹線の車窓から

富士山が見えました。

 

写真では

分かりにくいのですが

白く雄大な姿が

何とも絶景でした。

 

宗派の研究機関の1つ

現代教化研究所に准研究員として

約月1度の頻度で

大本山である護国寺に隣接する

宗務所に行くようになり

半年が経とうとしております。

 

ありがたいことに

所内会という会議の前に

先輩方にお時間を取って頂き

研究について色々と

ご指南頂いております。

 

半年前より始まった

“研究生活”ですが

コツコツ地道に

学びを更に深めたいと思います。

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