凍てつく先の春

早朝の本堂では

マイナス10℃以下の日が

しばしば見られる

ここ数日の冷え込みです。

 

寒さで川も凍り

当山では水抜きをしたはずの

水道も凍り

地面も凍りついております。

 

それでも八戸は雪が少ないだけ

恵まれているように思います。

 

寒さ暑さに耐えるは修行の常。

 

1年で最も寒いこの時季の寒さは

この時季にしか“味わう”ことは

出来ないものともいえます。

 

その先に「遠からじ春」のある寒さを

感じながら本日も精進させて頂きました。

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民族音楽を聴いてみませんか?

2/22に寺子屋ワークショップ

お寺の音楽会を開催します。

 

民族楽器奏者の

奈良裕之(なら ゆうじ)さんが

演奏して下さいます。

 

演奏後は奈良さんお手製の

精進カレーのお振る舞いがございます。

 

音楽会の“しめ”は

本格派カレーでお楽しみ下さい。

 

※奈良裕之オフィシャル動画WEB

http://yujinara.v333.ch

奈良さんは

世界でご活躍される民族楽器奏者です。

 

奈良さんによる「いのち」の奏では

心の奥底にまで響く素晴らしいものです。

 

お寺の静寂な空間にて

奈良さんの癒しの旋律を

浴びてみてはいかがでしょうか?

 

参加費の一部は

アーユス仏教国際協力ネットワーク

に寄付させて頂きます。


参加される皆様が

ご自身のお心を安らげて頂くこと(自利)が

同時に国内の震災復興支援を含む

国際協力活動(利他)ともなります。


どなた様でも

ご参加頂けますので

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

お子様連れも大歓迎です☆


皆様のご参加

心よりお待ちしております。合掌


▼お寺の音楽会の様子(H29)
https://www.youtube.com/watch?v=u5yTN3ksCaU


◎『お寺の音楽会〜民族楽器の奏で〜』
◎日時:平成30年2月22日(木)午前10時〜午後1時頃
◎内容:法話(副住職)&民族楽器演奏(奈良裕之)&カレー堪能
◎会場:普賢院 ふれあい豊山館
◎会費:1000円

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お守りが仕上がりました

観音様のお守りが

仕上がり手元に届きました。

 

ちょうど

大人の手のひらサイズの

お守りです。

 

当山本堂にお祀りされる観音様は

その由緒も古く

伝説も伝えられる尊格であり

糠部三十三観音霊場第15番札所の

本尊でもあります。

 

ご縁を深めて頂くものとして

当山ではお守りやお札の用意を

しばらくぶりに進めておりまして

まずはお守りが形となりました。

 

また当山の取り組みを踏まえまして

お守りやお札の御浄財の一部は

国際協力活動への寄付に

あてさせて頂きます。

 

お守りは1体800円の御浄財を

お納め願います。

 

入用の方にはお渡しいたしますので

お寺にお声がけ下さい。

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お寺の上映会 追記

1/29の寺子屋ws「お寺の上映会」で

上映した「カンタ!ティモール」

という映画には様々な要素が

盛り沢山でした。

 

東ティモールでは独立に至るまでに

3人に1人が殺害され

民家の90%以上が焼き払われました。

 

多くの方が命を落としたため

国民の約半分が15才以下となり

平均年齢は10才代。

 

虐殺されたご遺体は

遺族に返されることなく

トラックの荷台に積み上げられ

どこかに持ち去られ処分されました。

 

東ティモールで生き残った方々は

そのトラックが通った道で

キャンドルを灯して

亡き方へのおもいを捧げ

ある人は自分の体に

故人の名前を入墨して

今を生き続けているそうです。

 

「遠い国」の出来事のように

感じられるかもしれませんが

日本とも関わりの深い出来事です。

 

国際的にインドネシア政府の

東ティモールにおける対応が

非難される中

日本はインドンネシア政府に

多額の援助を行っております。

 

結果として支援金は

軍事行動に役立てられたそうです。

 

色々と考えさせられる映画でしたし

多くの方に観て頂きたい映画です。

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東ティモールに学ぶ

お寺の上映会「カンタ!ティモール」が

1/29に開催されました。

 

東ティモールを舞台とした

ドキュメンタリー映画を通じて

世の中について

文化について

生きることについて

考えさせられたように思います。

 

独立にいたるまでに

数々の大虐殺など

悲しい出来事が重ねられた

東ティモールですが

「今」を生きる方々の姿は

生きることの本質は何かを

教えてくれているように感じました。

 

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しっかりと

あれよあれよと

1月が終わろうとしております。

 

当山において1月は

その年の年頭にあたり

1年の方針を定める月でもあります。

 

当山において本年最も注力すべきは

何と言っても本堂建替事業です。

 

昨年より本格的に始動し

現在は勧募の最中です。

 

多くの有縁の方のご支援により

勧募状況は順調です。

 

土地関係の調整で

時間がかかる部分が発生しており

計画の進捗が鈍ってはおりますが

着実に事業は進んでおります。

 

本堂建替事業において

本年はとても重要な意味を持つ

年になるものと心得ております。

 

200余年振りとなる

歴史的大事業の大成に向け

しっかりと推進したいと思います。

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地道に邁進いたします

昨年9月より拙僧(副住職)は

真言宗豊山派の

現代教化研究所という所にも

籍を置かせて頂いております。

 

研究所ですので

今では研究も大切なお勤めです。

 

本年の研究計画を

3月までにまとめる必要があり

あれこれと考えを巡らせましたが

何となくまとまりました。

 

昨年12月に

拙僧(副住職)の研究方針を

現代教化研究所の所内会にて

発表した際に頂いた

アドバイスやご指摘を踏まえ

本年より本格的に

研究を進めたいと思います。

 

各種文献にあたったり

調査に赴いたりと

地道な作業が膨大ですが

コツコツと積み重ねてまいります。

 

思わぬ抜擢で当初は驚きましたが

せっかく頂いた学びの機会を

大いに充実させたいと思います。

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火伏せの龍

寺社仏閣には

龍の像や絵が掲げられることが

多くございます。

 

様々な意味があるのですが

龍は水神でもあることから

1つには「火伏せ」の願いが

託されております。

 

当山にも境内や堂内に

躍動的な龍が祀られております。

 

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大寒波の中の写経カフェ

本年最初の寺子屋ワークショップ

写経カフェが開催されました。

 

大寒波の影響で

当日は雪が降ったり

アイスバーンで悪路であったことや

インフルエンザの流行により

10名弱の方がご欠席されましたが

13名の皆様と精進のひとときを

ご一緒させて頂きました。

 

冷え込みが厳しく

暖房が中々効かないような状況だったので

写経後のカフェタイムの

温かな飲み物が

いつも以上に身にしみたように思います。

 

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ラジオの取材を受けました

1/24に八戸市のラジオ局BeFMの

種市佳子(たねいち けいこ)さんが

当山の取材にいらっしゃいました。

 

種市さんは拙僧(副住職)夫婦と

高校の同級生でもあり

少し前までは山梨県の

テレビ局のアナウンサーとして

ご活躍されていた才女です。

 

現在は地元に戻られて

BeFMを始めとして方々で

活動されていらっしゃるそうです。

 

種市さんとは親交があるため

取材以外にも話に花が咲き

とても実りある時間でした。

 

インタビュー内容は

2月の放送予定とのことです。

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