お盆法要の様子を短い動画にしました

8月16日のお盆法要の様子を

短い動画に編集しました。

 

法要は例年とは異なり

数珠回しを行わず

参列者にお焼香していただく形で

厳修しました。

 

本年のお盆は

ウイルスの関係で

帰省出来なかった方も

大勢いらっしゃるようなので

動画を通じて当日の様子を

ご覧いただければ幸いです。

 

▼動画(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=FeT1o9YIB1M

 

今冬に境内周辺の木々の剪定も行います

当山の建物周辺に

そびえ立つ欅(けやき)や杉の木。

 

全てではありませんが

本堂建替にあたり

剪定が行われます。

 

段取りとしては

本年10月より現本堂の解体を行い

現本堂ほか解体される付属棟の場所が

更地になった後に

剪定作業が行われる予定です。

 

木々にも命が宿っています。

 

剪定するにあたり

作業に先立って

木々の供養も行います。

 

本堂建替の関係とはいえ

木々の命を

削らせていただくわけなので

とても心苦しい部分もあるので

謹んで作法させていただきます。

 

当山周辺の北側が特に

木々で覆われている状態ですが

これらの木々が

剪定されてしまうと

景観がかなり変わるように思います。

 

どのような本堂になり

どのような境内になるのか

現時点では何ともいえませんが

沢山のご期待に

しっかりとお応えできるよう

邁進させていただきます。

 

つくづく感じさせられる難しさ

日本各地で記録的酷暑が

続いておりますが

八戸では夜になると

秋の虫たちの声が

聞こえるようになりました。

 

“夏の終わり”と

“秋の訪れ”が感じられます。

 

お盆の後片付けをしながら

今週末にオンラインで開催される

寺子屋ワークショップ『お寺ヨガ』の

準備をしていたら

あっという間に一日が

終わってしまいました。

 

オンラインでの取り組みには

それなりの機材が必要で

それぞれの機材の設置やら

接続やら細々とした準備が必要です。

 

お盆の準備のため

しばらくの間

オンラインの取り組みは

完全にストップしていたのですが

その間に大分色々なことを

忘れてしまいました。

 

これから再び確認作業を重ね

週末のオンラインでの

ワークショップの用意を

したいと思います。

 

それにしても

機械の扱いというのは

本当に難しいものだと

つくづく感じさせられます。

 


秋の近づきが感じられました

お盆が過ぎると

一気に秋の近づきが

感じられます。

 

本年は7月下旬から

お盆明けにかけて

とても忙しかったこともあり

蓄積されたと思われる

疲れがどっと出てきました。

 

本日は気温が高くなく

風も心地よい日和だったので

事務仕事を一段落させて

少し休ませていただきました。

 

夏休み中の子ども達も

夏休みが終わるため

たまった宿題の処理に

慌ただしい本日の夜。

 

今も昔もこの光景は

夏の風物詩の一つですね。

 

来月は秋彼岸で

再来月からは本堂解体。

 

大切な予定が

次々と控えているので

体調に十二分に気をつけながら

令和2年後半を過ごしたいと思います。

 

出来る形でのお盆法要

これまで通りには

行うことが出来なくとも

出来る形で

お勤めさせていただいた

本年のお盆法要。

 

席の間隔を空けて

ご参列の皆様には

法要の途中で

お焼香していただいて

お焼香を終えた方より

ご退出いただくという形式で

厳修いたしました。

 

例年ですと

ご参列の皆様には

数珠回しをしていただくのですが

ウイルス対策の一環として

数珠回しは行わず

今回の形式で行うことと

いたしました。

 

イレギュラーな形であっても

多くの方のお支えのもと

無事にお盆の全行事を

終えることが出来たことに

感謝しております。

 

線香の香りが無いお盆

夕空がきれいだった

令和2年の8月15日。

 

本日当山では

午前午後とご法事があった上

お盆のお参りの方が

沢山お見えだったので

人の往来が多い一日でした。

 

このお盆中に感じる異質さは

多くの方がお参り

されていらっしゃるにも関わらず

線香の香りが一切しないことに

代表されるように思います。

 

当山では

ウイルス対策の一環として

本堂と位牌堂の線香立て(香炉)を

全て撤収しています。

 

お参りされる皆様には

線香をお立てになることを

お控えいただいているため

本年のお盆は

線香の香りを

ほとんど感じることはありません。

 

例年ですと

沢山の線香が立てられて

時間帯によっては

本堂も位牌堂も

線香の煙で真っ白になる程で

普賢院の“風物詩”の一つです。

 

線香を立てる一連の動きには

心を静め祈りを捧げるという

深い意味合いが込められており

参拝において

意義深いものがあります。

 

その部分がカットされてしまうと

どことなく不十分な

感じがします。

 

本年は事情があることなので

致し方ない部分があるのですが

削ぎ落としてはならない部分について

考えさせられる機会でも

あると感じます。

 

初めてのお盆の里帰り

本日は早朝より

新盆のお宅を一軒一軒

お参りさせていただきました。

 

本年はウイルスへの不安が

ぬぐいきれないため

帰省出来ないお宅もありましたし

相談させていただいた上

ご自宅への訪問を

控えさせていただいて

お寺でご供養させていただいた

お宅もありました。

 

それでも

本年お参りさせていただいた

新盆のお宅は43軒にのぼります。

 

お盆は

先立たれた方々が

ご自宅に帰省されて

過ごされるといわれます。

 

初めてのお盆を迎えられ

ご自宅にお帰りになられた

有縁の故人様方に

改めて向き合わせていただき

謹んでお参りさせていただきました。

 

お参りさせていただいた各所で

声が聞こえなくとも

優しくお声がけして下さっている

ような心持ちがいたしました。

 

いや

きっとお声がけして

下さっていたのだと思います。

 

向き合わせていただいた

故人様方は仏様方なのですから。

 

安らかなることを願うとともに

ご家族ご親戚ご友人の皆様を

お守り下さるよう祈念しながら

本年も無事に

新盆参りを終えることが出来ました。

 

令和2年のお盆となりました

令和2年のお盆。

 

普賢院では

現在の本堂で迎える

最後のお盆です。

 

そういう事情もあり

本日お参りの方の中には

本堂をバックにご家族で

写真を撮られていた方も

チラホラと。

 

本堂は

写真撮影OKなので

お運びの際は

外観のみならず

中の様子も写真に

是非おさめて頂ければと思います。

 

何年も経ってから

そういえば

こんな本堂だったなと

話題にしてみて下さい。

 

それも

立派な「歴史を伝えること」

になります。

 

ひと夏の思い出の光景を

写真におさめつつ

文化8年(1811)〜令和2年(2020)に

当地に確かに佇んでいた

本堂の記憶を“パチリ”して下さい。

 

お盆は

ご先祖さま方が

ご自宅にお帰りになられるとの

いわれがある尊い期間です。

 

ご自宅でごゆるりと過ごすこと自体が

ご先祖さま方とご一緒に

過ごすことでもあり

ご供養になるとされます。

 

当山ではお盆期間中に

棚経(たなぎょう)という

お盆のお経参りで

初めてお盆を迎えられる

有縁の方のお宅と

棚経をご希望されるお宅に

赴かせていただいております。

 

遠方にお住まいの方は

お寺でお勤めさせていただくので

全ての新盆のお宅に

あがらせていただくわけで

はありませんが

それでも四十数軒に

伺わせていただく予定です。

 

本年は

ウイルス対策をバッチリ施して

お参りさせていただきます。

 

お盆の刊行物が整いました

寺報(じほう、お寺の新聞の意)

『寺子屋だより』(第3号)が

印刷屋さんから届き

お盆の刊行物が

ギリギリ間に合いました。

 

『寺子屋だより』は

寺子屋ワークショップなどの

寺子屋活動をメインとした寺報で

毎年夏に発行することとして

一昨年より創刊しまして

今号が第3号となります。

 

年に4回

季刊発行している

『お寺通信』(第31号)と

あわせてお読みいただければ幸いです。

 

普賢院にお運びの際は

是非お取り下さいませ。

 

なお真言宗豊山派より

季刊発行されている

冊子『光明』のお盆号は

ウイルスの影響で

編集会議を開催出来なかったため

休刊となっておりますので

ご理解下さいますよう

お願いいたします。