三日間の東京出張の締めくくりは
御詠歌の月例講習会・上級クラスの講師。
午前10時〜午後3時まで
みっちりと講習を
ご一緒させていただきました。
さすがにクタクタです。
普賢院では
御詠歌の会を休止しているので
御詠歌をお伝えするのが
久しぶりの機会となりました。
お唱えをご一緒するのは
とても良いものだと
しみじみ感じられました。
そういえば
昨日の東京は
雷ゴロゴロ
雨ザーザーで
なかなかの荒天でした。
宗務所での会議を終えて
足早にホテルに戻って
本日の講習の準備と
来週の研究発表に向けた準備に
没頭したので
あまり天気には影響されませんでしたが
品川の方は大変だったようです。
交通機関への影響もなく
無事に八戸へ戻って来られ
安心しています。





秋彼岸明けの不動護摩の
ご案内です。
不動護摩
- 開催日:毎月28日
- 受付は午後6時30分から
- 法要は午後7時から
- まず、受付所で受付をしてください。そこでお布施をお納めください。会費等は設けませんが、お布施としてお気持ちの程お納めいただきますようお願いいたします。
- 受付所で受付用紙をお渡しするので、そちらにご記入し、ご提出ください。
- 授与所で授与品を用意するので、入用の方はお求めください。授与品は護摩木(1本500円)、供養護摩木(1本1,000円/供養護摩木用の申込用紙にご記入・ご提出してください)、お守り(一体1,000円)、不動経写経セット(2,000円)があります。
- 参加される方には、お経を記載した法要次第をお渡しします。よろしければご一緒にお唱えください。もちろん、お心静かにご参列いただいても構いません。法要次第はお持ち帰りいただいて結構です。
昨年より
供養のための護摩木である
供養護摩木を用意しています。
供養護摩木は
思いを捧げたい方の
お名前や戒名を
供養護摩木申し込み用紙に
お書きいただきまして
それを住職が護摩木に
したためます。
どなた様でも
ご参加いただけますので
ご興味をお持ちの方
ご都合よろしい方は
お気軽にお運びくださいませ。



東京の目黒のホテルでの披露宴へ。
沢山の方と一緒に
素敵な新郎新婦の
お祝いの時間を
過ごさせていただきました。
出席されていた
お世話になった先生や先輩や
同期や後輩などなど
沢山の顔ぶれに
色々と思い起こさせていただいた
時間にもなり
また頑張ろうという思いが
湧き上がったように感じます。

普賢院は祈祷寺としての
歴史も長く
現在でもご祈祷も
行っています。
ご祈祷と一言でいっても
法式は様々でして
どの本尊の作法によるかで
若干異なります。
本日は南祖法師を
大切にされている方だったので
その思いに添った形の法式で
ご祈祷をご一緒いたしました。




本日は父である
先代住職の命日です。
令和3年に急逝してから
もう4年たちます。
この4年は
拙僧泰峻にとって
あれこれと目まぐるしいもので
非常に濃密な期間でした。
4年たつということは
再来年は7回忌です。
父が亡くなるあたりは
研究紀要に掲載する
論文執筆に
かなり注力していました。
執筆中に抹茶を立てて
しばしばデスクに
持ってきてくれたのが懐かしいです。
亡くなる前日も
抹茶をいただいたと記憶しています。
論文の完成を楽しみにしていた父だったので
刊行された紀要を
仏壇にお供えして
報告としたことも思い出されます。
父が急逝して4年たつ現在
自身が何をしているかというと
来週に控える研究発表の
原稿執筆に注力しています。
これも自分なりの
供養の形だと思っています。
感覚的な「らしさ」を
大切にしたいと思う今日この頃。
思考的で意識的なものではなく
直感的で自然な自分らしさ
のようなものの大切さ。
というのも
現代は思考力優位な印象があり
想像力を能動的に働かせる機会
そのものが少ない傾向に
あるように思うのです。
テレビやネット動画は
受け身的に提供される情報に対し
思考力で対応・対処するわけですが
本来思考力とバランスよく
協働させるはずの想像力が
発揮される場面が
減少してきてはいないでしょうか。
事細かな情報が整って
それを受け身で受容するメリットは
10人いれば10人が
ほぼ均質のイメージとして受容出来る点です。
それは思考力を働かせる行為となりますが
このような場面では
想像力はあまり求められません。
これは今取り組んでいる
研究内容にも関わることということもあり
つまるところ自然の「らしさ」を
大切にすることが
自心の平穏につながると
言えるのだと感じています。
という感じのことを
思いめぐらせながら
朝から晩まで缶詰状態で
精進した先代住職の命日でした。


普賢院は真東を向いた
位置取りをされているので
毎日朝日を正面にしています。
なので時季によって
差し込む角度が異なるので
季節によって
朝の“見どころ”が異なります。
今の時季に
見事な光景が
目の当たりにできるのは
観音堂の不動明王です。
色鮮やかな諸像が
秋の澄んだ茜色の照光を受けて
より活き活きと
厳かに立ち現れるような
朝のほんの少しの時間の
諸行無常な光景は
心を洗ってくれるものと感じます。






早朝6時頃から
有縁の方が
境内墓地への参道の
草引きをしてくださっていました。
砂利道なので
きれいにするのは
かなりの手間のはずですが
根こそぎ
きれいにしていただきました。
秋彼岸前でもあるので
とてもありがたく思いました。
境内清掃は
お寺の者だけでは
手が回らないので
本当に心にしみました。

イヤホンをして
音楽を聴いたり
動画の音声を聴いたりしながら
作業をする
いわゆる“ながら作業”を
する方は多いと思います。
それで
作業がはかどる方も
いらっしゃるでしょうが
作業の質を高めるには
やはり“ながら作業”は
向かないということを
少なくとも個人的には実感します。
脳科学の書籍によると
人間の脳は
マルチタスクには
そもそも向いてないそうです。
感覚器官である耳に
イヤホンを通じて
常時「人工音」が届けられると
脳も反応して働くので
結果的に作業効率が低下し
メインの作業の質が落ちてしまう
というわけです。
作業せずに
ダラっと音楽を聴いたり
ダラっと動画を見続けると
ドッと疲れた経験はないでしょうか?
休憩として行いがちなことは
実は休憩になっておらず
身体に負担をかけていることが
多々あるのです。
拙僧泰峻は
パソコンをヘビーユーズする
印象があるかもしれませんが
調べ物や執筆作業は
パソコンだけでなく
アナログな作業が多いです。
基本的に物質的な
書籍や紙資料を読み込み
構想やメモは
ノートや紙に書き込み
パソコンでの作業も併用する
といった感じです。
実際に
ペンを走らせたり
声に出すという
身体的行為を大切にしています。
今日も
あれこれ書きまくり
程よい身体的疲労を感じます。

再来週に研究機関での
研究発表があり
レジュメを10日までに
所内先生方に
送付しなければならないので
猛烈追い込み中です。
今任期の研究手法として
軸としたい視座の
主要な文献が
哲学的で難解です。
難解なのですが
それだけ厳密な理論により
終始徹底されているので
著者の真意に
結構な確度で迫れる利点があります。
研究発表は
発表時間が45分しかないので
概要や方針などを
端的に述べるにどどめざるをえませんが
発表は貴重な機会なので
毎度猛烈に“追い込んで”
のぞませていただいています。
資料の締め切りまでの数日を
走り抜きたいと思います。
そういえば
秋彼岸に刊行する
寺報『おてら通信』の執筆も
そろそろ取り掛からなければ…

秋彼岸のお手伝いの
お願いです。
普賢院では
お彼岸の中日に
行事があります。
本年の秋彼岸中日である
9月23日(秋分の日)に
お手伝い頂ける方を
募集しております。
年齢不問です。
ご家族連れでも大歓迎です。
お手伝い内容は
下記の通りとなります。
①早朝のお膳上げ
午前7時にお寺に集合して頂き
位牌堂位牌壇のお膳上げをお手伝い頂きます。
早朝おいで頂いた方には
お弁当も用意させて頂きます。
②位牌堂の後片付け
午後1時からの本堂での
法要を終えてから(午後1時半頃〜)
位牌堂の後片付けをして頂いて
終了次第解散という流れになります。
終了は遅くとも4時半頃かと思われます。
①、②のいずれかでもお手伝い頂ける方
いらっしゃいませんか?
①のみ、②のみでも構いません。
①、②いずれもお手伝い頂ける方は
早朝の作業が終了後
午後の後片付けまで時間がありますので
1度お帰り頂いて結構です。
お手伝いのご検討の程
何卒よろしくお願い申し上げます。
お手伝い頂ける方
いらっしゃいましたら
ご連絡下さいますようお願いいたします。
メール:fugenin643@gmail.com
