1月と8月の23日は
「子安さま」という
行事があります。
8月の子安さまが終わると
お盆の一連の行事が
ひと段落という感じがします。
子安さまというのは
地域の班の輪番で
子安地蔵の前に
お集まりいただき
お過ごしいただくもので
“おこもり”に近い形の行事です。
特徴としては
女性が中心の
行事という点です。
今年の夏の子安さまは
天候にも恵まれて
和やかな時間になった様子でした。

1月と8月の23日は
「子安さま」という
行事があります。
8月の子安さまが終わると
お盆の一連の行事が
ひと段落という感じがします。
子安さまというのは
地域の班の輪番で
子安地蔵の前に
お集まりいただき
お過ごしいただくもので
“おこもり”に近い形の行事です。
特徴としては
女性が中心の
行事という点です。
今年の夏の子安さまは
天候にも恵まれて
和やかな時間になった様子でした。

普賢院botのご案内を
HPや寺報でしたところ
使ってくださった方から
チラホラご連絡をいただきました。
普賢院の歴史や由緒といった
カッチリしたことについては
回答が得意のようですが
お盆の準備や片付けについてどうすれば良いか
お墓の掃除はいつすればよいかなど
日常的な質問については
まだ不得意の様子です。
そういったことにも
参考になる回答が出来るように
改善していきたいと思います。

出会いも別れも
いつ訪れるのかは
分からないものです。
だからこそ
日々のひとときひとときを
大切にすることは
ふりかえってみると
大きな意味を持つと思います。
「来世はあるのですか?」と
時折尋ねられたことがあります。
どのような来世を
想定されているかという
細やかなことはさておいて
「来世は“ある”」と考えます。
来世・あの世が
存在するという意味での
“ある”と説明するのは困難だと
個人的に思いますが
確実なのは
来世・あの世を“想念出来る”のは
私たちであるということです。
そして
その想念のあり方に
先人の叡智が
切実に込められていると思うのです。
儀式を司式する立場の僧侶を
導師と表現しますが
先に触れた叡智と
それを基に構築されていて
これからを生きていく私たちが
これからを生きていくうえで
大きな意味を発揮しうるものを
示すことで良き方向へ導かんとする師が
導師であるともいえそうです。
拙僧泰峻は
習俗を事例として死生観をテーマにして
研究機関で研究をしていますが
現世と繋がりがある来世観は
多くの場合
生者の生き方に
ある意味パラレルに関わっています。
各地域に根ざす習俗と融け合う形で
日本の寺院の慣習や儀式は
今も執り行われており
そこには具体的な情景を伴う物語があります。
行事や儀式を司式する導師は
物語の案内人でもあります。
案内する物語は
導師自身が腹落ちしていて
導師自身が思いを流し込んで
血の通ったものであることが
求められているように感じます。

昔よく買った駄菓子を
子ども達と買ってきました。
昔よく目にした駄菓子も
一部の場所でしか
見かけなくなりましたが
時を超えて
沢山のことが思い出され
とても懐かしく思われました。
思い出は生きる上で
大きな力を発揮することがあります。
思い出を思い出たらしめるのは
自心によるところが多いので
経験そのものではないにせよ
良い方向においても
悪い方向においても
思い出には影響力があります。
私たちの認識のあり方を見つめ
それを踏まえて
どのような方針をとれば
私たちの歩みが“良い”方向へ
向けられるのか。
その捉え方には様々な形があり
それらが思想や哲学であったり
宗教宗派であったりするとも
言えると思います。
小難しく考えると
小難しく聞こえてしまいますが
素朴であることが
最も深いように感じます。
くどくなりましたが
懐かしさのある思い出は
心を震わせ
行動を促す
パワフルなエンジンに
なりえるものだと
強く感じたというお話でした。

普段使用しているパソコンに
電源が入らなくなり
修理店に行って診てもらった所
もう寿命とのこと。
約9年も使ってきたので
それも仕方のないことです。
この約9年といえば
本堂建替事業もありましたし
研究機関に所属することにもなりましたし
コロナ禍もありましたし
とにかくこのパソコンを
ヘビーユーズしました。
各所への出張には
必ず携帯していたこともあり
愛着のあるパソコンでしたが
ついに限界を迎えたということで
新しいパソコン購入することに。
次の数年も
ヘビーユーズして
方々に尽力したいと思います。

お盆明けはお盆明けで
色々やることが多いのが
お寺あるあるです。
そうこうしているうちに
8月も終わりそうな予感です。
来月は秋彼岸。
そして来月から
また出張が多く予定されています。
宗務所でのご詠歌の講義の担当
グループ研究の計測実験
研究機関での研究発表
婚礼に研修会に各種会合にと
来月だけでも盛りだくさんです。
苦戦しているものもありまして
乗り切れるか心配ですが
今回もいつものように
気合いで乗り越えようと思います。

お盆明けの不動護摩の
ご案内です。
不動護摩
- 開催日:毎月28日
- 受付は午後6時30分から
- 法要は午後7時から
- まず、受付所で受付をしてください。そこでお布施をお納めください。会費等は設けませんが、お布施としてお気持ちの程お納めいただきますようお願いいたします。
- 受付所で受付用紙をお渡しするので、そちらにご記入し、ご提出ください。
- 授与所で授与品を用意するので、入用の方はお求めください。授与品は護摩木(1本500円)、供養護摩木(1本1,000円/供養護摩木用の申込用紙にご記入・ご提出してください)、お守り(一体1,000円)、不動経写経セット(2,000円)があります。
- 参加される方には、お経を記載した法要次第をお渡しします。よろしければご一緒にお唱えください。もちろん、お心静かにご参列いただいても構いません。法要次第はお持ち帰りいただいて結構です。
昨年より
供養のための護摩木である
供養護摩木を用意しています。
供養護摩木は
思いを捧げたい方の
お名前や戒名を
供養護摩木申し込み用紙に
お書きいただきまして
それを住職が護摩木に
したためます。
どなた様でも
ご参加いただけますので
ご興味をお持ちの方
ご都合よろしい方は
お気軽にお運びくださいませ。

本日はお盆法要でした。
たくさんの方に
お手伝いいただき
滞りなく終えられました。
夜はここ数年
開催を重ねている
送り火花火。
天候にも恵まれて
にぎやかな送り火花火が
出来たと感じます。


令和7年のお盆も
明日が送り盆です。
色々とバタバタしてますが
残るあと一日に
しっかり取り組みたいと思います。
法話は午後0時半
法要午後1時からで
法要では数珠回しは行いません。
明日は多くの方が
お参りされると思いますが
お気をつけて
お運びください。

五戸と地元の
新盆のお参りを終えました。
このお盆参りを終えると
少し安心します。
明日は明後日の
お盆法要の準備です。
住職は
法事と火葬・通夜があるので
位牌堂のお膳おこしや
本堂のお膳の準備を
お手伝いさんに託して
法務に専念させていただきます。
16日は午後1時よりお盆法要を行います。
法話は午後0時半から行います。
なお
今年のお盆法要は
数珠回しを行わず
参列者にはお焼香していただく
形にすることにします。

