久しぶりの上京

本年12月に控える

先代住職の本葬で

導師をお勤めいただく先生と

随行される先生にお会いしての

打ち合わせと

所属する研究所の所内会のため

一昨日と昨日は

一年ぶりに上京してまいりました。

 

打ち合わせについても

所内会についても

とても実り多い時間となり

嬉しく思いました。

 

昨晩遅くに帰八しまして

本日は本日で

本葬・晋山式と落慶式の

次第の打ち合わせを

有縁寺院様と行ったりですとか

石屋さんや葬儀屋さんとの

打ち合わせなどなど

盛り沢山な1日でした。

 

本葬・晋山式と落慶式の準備も

大詰めとなってきた感じです。

 

それはそれとして

このたび光栄なことに

教学振興会賞なるものを

拙僧泰峻が受賞させていただくことが

決定したとの吉報を

つい数日まえに頂戴しました。

 

それを受け

来週の24日から開催される

教学大会という研究会で

現在取り組んでいる研究について

発表させていただくこととなりました。

 

これまでのことを踏まえつつ

今度の論文で取り上げる内容について

述べさせていただく予定です。

 

準備期間が

一週間を切っているのですが

全力を尽くしたいと思います。

 

東京出張の疲れからか

本日は時折強烈な眠気に

襲われるような具合だったので

今夜はいつもより早めに寝て

明日から一気に

発表の準備をしたいと思います。

 

新本堂で伝統芸能の響きをご一緒しませんか?

以前にもお知らせしましたように

ご縁がありまして

「チーム邦楽の時間」の

皆様が当山本堂にて

伝統芸能の響きを

奏でて下さる時間を

企画して下さいました。

 

落語、長唄、かっぽれ

更には昨年クラウドファンディングで

刊行した絵本『龍になったおしょうさま』

の一部朗読もご披露下さいます。

 

ご都合のよろしい方は

ぜひご一緒下さいませ。

 

伝統芸能の時間

開催日 令和4年11月19日(土)

1回目 11時〜

2回目 14時〜

チケット代 2000円(事前申込み制)

お問い合わせ先

①大地さん 090-4476-4639

②長谷部さん 090-1066-8586

※お申し込みの際、1回目か2回目いずれの公演をご希望かお伝え下さい。

※当山でもチケットを預かっておりますので、当山にお問い合わせいただいても構いません。

 

皆さんのご参加

心よりお待ちしております。

欄間の見学へ

松本工務店さんの

清水部長さんに

お声がけいただきまして

彫刻欄間(らんま)の

見学をさせていただきました。

 

見学させていただいた欄間は

福島の御寺院さまに

取り付けられるものだそうです。

 

当山の本堂には

予算の関係や方針もあり

欄間が入っていない状態です。

 

欄間ご要望のお声が

案外多かったため

今後のことを考えるにあたり

参考までに彫刻欄間の実物を

拝見させていただいた次第です。

 

今回見学させていただいた欄間は

「釈迦一代記」がテーマとなっていました。

 

想像以上に見事なものでした。

 

欄間は急遽着手すべき

案件ではないのですが

テーマをもった形で

欄間を通しても

取り組みを通しても

何かしらを伝えられるようなものに

出来るように検討を重ねることは

意義あることと考えています。

 

松本工務店さんでの見学は

とてもよい時間となりました。

 

美術館で出張寺子屋

ご縁がありまして

帆風美術館にて

“出張寺子屋”写経カフェを

開催してまいりました。

 

こちらの美術館は

高度な技術の印刷により

江戸期のものを中心に

逸材を身近に感じることが出来ます。

 

国宝にもなっている作品を

極めて本物に近い印刷を通じて

“感じる”ことが出来る

素敵な美術館です。

 

こちらでは

様々な取り組みがされていまして

その一環でお声を掛けていただき

実現したのが

今回の出張寺子屋でした。

 

子どもたちのご参加もあり

ほのぼのした時間だったと

感じています。

 

日程は未定ですが

今後も開催される

予定となりました。

 

また

様々な可能性を

探っていきましょうという

お話になりましたので

色々とチャレンジしてみたいとも

考えております。

 

十和田湖青龍大権現碑が建立されました

本堂裏手にある

境内墓地の一隅に

十和田湖青龍大権現碑が

建立されました。

 

こちらは

根城の番地石材店さんが

ご奉納くださったものです。

 

当山は

南祖坊(なんそのぼう)として

当地で知られる僧侶

南祖法師(なんそほっし)が

修行したと伝えられます。

 

南祖法師は

全国を行脚したのちに

十和田湖に結縁(けちえん)し

十和田湖の龍神である

青龍大権現となったと

伝説では伝えられます。

 

そのようなご縁もあり

十和田湖の方に

手を合わせられるよう位置取りをして

十和田湖青龍大権現碑を

建立していただきました。

 

当山をご参詣の際は

本堂内の南祖堂とあわせて

こちらの青龍大権現碑も

お参りいただき

十和田湖伝説に思いを

はせていただければと思います。

 

 

▼本堂内の南祖堂

 

▼夜のライトアップのテストをしてみました。

 

とても幻想的です。

初めての論文抜刷

昨年夏に津軽地方にて

現地調査した内容をもとに

執筆した論文のうち一本の

抜刷(ぬきずり)が届きました。

 

こちらの論文は

真言宗豊山派総合研究院紀要に

掲載されるものです。

 

すでに

脱字を発見してしまいましたが

読み返してみると

慌ただしいなかで

よく仕上げられたものだと感じます。

 

本年度中に次の論文を

仕上げなければならないのですが

今度もまた

精一杯何とか最後まで

やり遂げたいと思います。

 

合葬墓が完成しました

歴代住職墓の隣に

合葬墓(がっそうぼ)が

完成しました。

 

お墓にまつわるご不安を

お抱きの方が多い昨今です。

 

当山合葬墓が

有縁の方をはじめ

必要とされる方の

ご安心につながればと願います。

 

合葬墓ご使用に関する

ご相談やお問い合わせ

お申し込みは

随時受け付けておりますので

お気軽に住職に

お尋ね下さい。

 

あとひと月ちょっとで

檀家の皆様へお届けする

年末の行事のご案内の

郵送分の発送をいたしました。

 

郵送にてお知らせ等を

送らせていただいている皆様へは

近日中に諸書類が届くと思いますので

ご確認の程よろしくお願いいたします。

 

お届けします諸書類中に

11月28日までにご投函いただきたい

返信ハガキもございますので

ご協力の程お願いいたします。

 

本日は

本葬・晋山式と落慶式の際の

祭壇の花の打ち合わせが

行われました。

 

スペースの関係で

個別の生花台を

いくつも並べるのは難しいため

須弥壇に花祭壇を用意して

お花代(献花料)を納めていただける場合は

堂内の長押にご芳名を掲示するという

方法を採ることといたしました。

 

飾られる花の彩りであったり

イメージといった内容についても

相談させていただきまして

方向性が概ね決まりました。

 

本葬は

葬儀ではありますが

先代住職を讃嘆する意味合いもあると

考えております。

 

本葬に続いて

晋山式・落慶式という慶事が

続くということも踏まえ

祭壇の花をコーディネート

していただくようお願いいたしました。

 

一度きりの

大切な行事ということも

勘案していただき

素敵な祭壇にしていただけるものと

期待しております。

 

遠野と花巻へ

論文執筆のための

資料収集と調査のため

岩手県の遠野と花巻へ

行ってまいりました。

 

昨日の役員総会後

慌ただしく準備を整え

車で遠野へ入り一泊して

本日は早朝から遠野花巻各所で

お話をお伺いしたり

調べている習俗に関わるものを

見学させていただいたりと

非常に内容の濃い時間を

過ごさせていただきまして

また慌ただしく

戻ってまいりました。

 

本日お世話になった皆様には

心より感謝しております。

 

おかげさまで

とても有意義な研究調査となりました。

 

限られた時間ではありますが

精一杯論文に取り組みたいと思います。

 

年末の行事へのご協力を何卒お願いいたします

今季はじめて霜を目にした

朝となりました。

 

冬の近づきを感じます。

 

本日は

役員総会が開催され

12月11日の本葬・晋山式

12月12日の落慶式について

檀信徒の皆様にお配りする

書類の説明であったり

今後のスケジュールについて

確認させていただきました。

 

また

本堂建替事業の経過報告

合葬墓の運営についてのご報告

来年6月に実施する

本山への団参についてなどにも

触れさせていただき

とても内容の濃い会議となりました。

 

本日以降

檀信徒の皆様には

諸行事のご案内をお届けしますので

届きましたらお目通しの程お願いいたします。

 

諸書類についての

ガイダンス動画も用意しました。

 

動画のURLとQRコードは

同封の資料内に記載しておりますので

ご覧いただける方は

動画もご覧いただき

ご確認いただけると幸いです。

 

本葬・晋山式と落慶式は

とても大切な行事であると同時に

とても大きな行事となりますゆえ

有縁の皆様のご協力を

衷心よりお願い申し上げます。