おてらおやつクラブの発送作業を行いました

おてらおやつクラブは

お寺の「おそなえ」を

「おさがり」として

「おすそわけ」する活動です。

 

おてらおやつクラブでは

全国の有志にて

ひとり親のご家庭や施設などに

「おすそわけ」を発送しております。

 

10/15に発送作業を行いました。

 

おてらおやつクラブは

尊い「おもい」を巡らせる活動です。

 

 

小さなことかもしれませんが

出来る範囲で協力させて頂く所存です。

 

▼おてらおやつクラブHP

http://otera-oyatsu.club

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秋夜に集いて〜寺子屋ws『お寺ヨガ』〜

10/14午後7時より

寺子屋ワークショップ『お寺ヨガ』が

開催されました。

 

自利利他(じりりた)の理念に

重きをおいて開催しております

寺子屋ワークショップ。

 

開催を重ねるにつれ

集いの雰囲気自体に

和やかさや温かさが増され

この場そのものが

安らげる空間になって参りました。

 

当山の寺子屋ワークショップは

集われた皆様がご自身のために

お過ごし頂く場であると同時に

国際協力に繋がる場です。

 

和やかにお過ごし頂くことが

そのまま様々な支援活動となります。

 

殊に当山でヨガのご指導をご担当の

namirさんは東日本大震災復興支援に

ご尽力されていらっしゃいまして

『お寺ヨガ』でお納め頂いた会費の一部は

主に震災復興に寄付させて頂いております。

 

今回も多くの方のお支えにより

とても和やかに結ばれました。

 

皆様とのご縁に感謝申し上げます。

 

今回は集合写真を撮りました。

 

いつも三沢より

ご参加下さっていた

nicole(ニコル)さんが

テキサスへ赴任されることとなり

日本での思い出ということで

ご参加の皆様にご協力頂きまして

撮影させて頂きました。

 

nicoleさんはアメリカ空軍に

お勤めされていらっしゃいまして

ご友人の皆様をお誘いして

当山の催事に

ご参加下さいました。

 

またいつの日か

当山をお訪ね頂ければと思います。

 

次回の『お寺ヨガ』は

12月の開催予定です。

 

また多くのご縁が交差することで

温かな時間となることを

楽しみにしております。

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【参加者募集中】10/18寺子屋オンライン

10/18午前10時より11時の予定で

寺子屋オンライン「お坊さんトーク」

という1コマをネットで

ライブ配信することになりました。

 

これはオンライン・ママ大学

という取り組みにおける

講座の1つです。

 

zoom(ズーム)という機能を使い

パソコンやスマートフォンで

“テレビ電話”と同じ要領で

法話させて頂きます。

 

zoomはパソコンやスマートフォンに

簡単にダウンロード出来ます(無料)。

 

▼zoomダウンロードの手順

http://zoom-kaigi.com/zoom-start/

 

zoomで行われる法話会に

是非ご参加下さいませ。

 

zoomは

「ネット上の会議室」だそうで

複数人の方で

コミュニケーションを

取ることが可能です。

 

世界のどこであろうが

環境さえあれば

やり取りが可能です。

 

すごい時代です。

 

今回の寺子屋オンラインで

お納め頂くご浄財の一部は

寺子屋ワークショップ同様に

国際協力活動に寄付させて頂きます。

 

申込方法ほか詳細は

オンライン・ママ大学HPを

ご参照下さい。

 

▼オンライン・ママ大学HP

http://mom-university.com

 

初めての取り組みですが

将来的に意味のあるものであると思います。

 

寺子屋オンライン「お坊さんトーク」では

色々な話をさせて頂きますので

どたな様もお気軽に

ご一緒下さい。

 

▼オンライン・ママ大学HP

http://mom-university.com

 

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朝露

秋の朝

露にまとわれた草木が

何とも綺麗です。

 

日が昇るにつれ消えてゆく朝露は

はかなさの喩えとして

和歌などで詠われます。

 

「心を詠う」伝統は

仏道においても大切なものです。

 

当山では葬儀の中で

諷誦文(ふじゅもん)というものを読みます。

 

諷誦文は

“旅立つ方”のお歩みを偲ぶとともに

尊い「仏」であることを

お示しさせて頂くものです。

 

諷誦文には大方の流れがあり

多くの場合冒頭は

諸行無常のはかなさを

それぞれの季節になぞらえた

書き出しとなります。

 

「心を詠う」伝統は

諷誦文にも通じております。

 

はかなさを詠うことは

はかなきことを嘆くのではなく

尊きことの強調です。

 

朝露のはかなさは

万人の歩みの尊さを

教えてくれていると捉えるのが

仏道の歩み方なのだと思います。

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御朱印のススメ

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当山は糠部(ぬかべ)三十三観音霊場

第15番札所です。

 

糠部霊場の御朱印はスタンプ式が主流で

当山でも本堂の観音堂前に

御朱印のスタンプを置いております。

 

直筆の御朱印は

入用の方にお声がけ頂いた際に

対応させて頂いておりましたが

御朱印を書いて頂きたいとの

お願いが増えております。

 

拙僧(副住職)が対応出来る時は

筆を取らせて頂きますが

法務中や不在時には

対応が出来ませんでしたので

ハガキサイズの紙札に

御朱印をしたためたものを

用意することにいたしました。

 

糠部霊場の観音様の御朱印と併せ

当山本尊・愛染明王の御朱印と

南祖法師(なんそほっし)の御朱印も

用意いたします。

 

これを機に御朱印の

体裁を見直しまして

書式が定まりました。

 

下の写真が

あらかじめ御朱印をしたためた紙札です。

 

拙僧(副住職)が対応出来ない場合は

これに朱印を押して御朱印といたします。

 

巡礼にて御朱印をいただくことは

尊いご功德をいただくこととされます。

 

お参りの際には

是非お声がけ下さいませ。

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心に寄り添う形

お墓を建立したくても

建立することが出来ないので

どうしたら良いか。

 

地元のお墓を“墓じまい”を

相談したい。

 

色々なご相談が

寄せられております。

 

本堂建替事業の開始が

将来のことを真剣に考える

契機となった方も

いらっしゃいました。

 

当山では合葬墓(がっそうぼ)の

建立を予定しております。

 

何年も前から

用意する必要を感じておりましたが

数年以内には建立したいと思います。

 

現段階での構想ですが

本堂裏にスペースを確保し

仏像を安置した形のお墓を

建立するつもりでおります。

 

昨今では色々な形の

永代供養墓や合葬墓が

あるようですが

当山の場合は

大規模なものではなく

“お墓らしい”合葬墓を

建立したいと考えております。

 

本堂裏の墓地スペースは

限りがありますが

そこに建立するとなれば

歴代住職の墓のすぐそばに

建立することとなります。

 

お寺とのご縁を感じていただきながら

合葬墓にお参りいただけるのよう

検討しております。

 

まだまだ詰めなければならない段階ですが

多くの方の心に寄り添えるものに

したいと切に願っております。

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旭川をゆく③ 新たな霊場

北海道には約2300の寺院があり

そのうち1000弱は

浄土真宗のお寺だそうです。

 

真言宗は各派合わせて

275のお寺があるそうです。

 

北海道では四国八十八ヶ所にならい

北海道八十八ヶ所霊場が創られました。

 

北海道八十八ヶ所霊場は

平成18年に開創された新しい霊場です。

 

各札所の本尊は

四国八十八ヶ所と同じ本尊となっており

霊場開創にあたり

京都の大仏師・松本明慶氏により

八十八体の仏像が謹刻されております。

 

平成元年には

北海道三十六不動尊霊場も

開創されており

その情熱に感服いたしました。

 

新たな霊場を創られた

北海道の真言宗御寺院様方の

取り組みはとても参考になりました。

 

当山は糠部三十三観音霊場

第15番札所となっておりますので

北海道の新たな大霊場から

学ぶべきことが沢山ありました。

 

北海道を見習い

糠部三十三観音霊場の魅力の発信に

これまで以上に

力を入れたいと思います。

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旭川をゆく② 旭山廟

旭川の観光スポット旭山動物園。

 

旭山動物園のすぐそばに

旭山廟(きょくざんびょう)という

大きな納骨堂・室内墓所があります。

 

こちらは

北海道上川郡上北町の

成田山大聖寺という

真言宗豊山派の寺院の別院です。

 

現在のご住職である

伊藤聖賢師に懇切丁寧に

ご案内頂きました。

 

何よりもご住職が素晴らしい方でした。

 

にじみ出る温かなお人柄があってこそ

大規模な納骨堂である旭山廟が

支えられているのだと感じました。

 

旭山廟は室内墓地や

様々なタイプの納骨壇があり

多様なご要望に

対応できる形になっております。

 

昨今、永代供養という言葉が

とても注目されておりますし

実際の所、ご希望される方も

急増しております。

 

永代供養と一言でいっても

内容は様々です。

 

安心できるか否かを左右する

最大のポイントは

「どなたに委ねるか」

であるように思います。

 

大規模な旭山廟ですが

今日に到るまでには

並々ならぬ情熱の下

数々の難局を乗り越えられたそうです。

 

今の世に必要とされている

ご供養の形の一端を

垣間見させて頂いたと共に

僧侶としてのあるべき姿を

学ばせて頂いた

旭山廟の訪問となりました。

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月の光

月夜がきれいな季節となりました。

 

満月を仏道では

月輪(がちりん)といいます。

 

真言宗で大切にされる曼荼羅に

描かれる仏さまは

背後に月が描かれます。

 

月輪は“悟り”の象徴でもあり

古代インドの時代より

特別な意味を持つとされます。

 

 

闇夜に輝く月の中に

色々な光景や面影が

自然と重なることがあります。

 

闇夜を照らす月の光は

時空を超えてなされる

対話であるようにも感じられます。

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旭川をゆく① アイヌの歴史に触れる

10/1〜10/4にかけ

現代教化研究所の所外調査という

所用のため拙僧(副住職)は

旭川を訪ねました。

 

10/1は午後1時に現地集合のため

当日早朝に旭川入りしたので

午前中は旭川市博物館を訪ねました。

 

旭川市博物館では

アイヌの歴史や文化

屯田兵の歴史

北海道の自然についてなど

幅広く学ぶことが出来ました。

 

各地の博物館を訪ねることが

多くございますが

旭川市博物館の展示は素晴らしく

歴史や文化が“躍動的に”

発信されておりました。

 

とても感動しました。

 

特にアイヌの歴史や文化の

展示は見所です。

 

北海道やアイヌについて

あまりにも何も知らない自分に

気が付かされましたし

日本人として

もっと知るべきであるとも感じました。

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