誇らしげに咲き香る

愛媛県松山市別府町(べふちょう)の

飯岡山 浄明院(いいおかさん じょうみょういん)

にて厳修された

牡丹まつり 十五仏・魚藍観音まつり法要

出仕してまいりました。

 

浄明院副住職の森脇宥海師は

拙僧(副住職)と修行の同期でもあり

当山の護摩法要にもおいで頂いておいります。

 

また森脇宥海師は

臨床仏教師としてもご活躍です。

 

浄明院は行基(ぎょうき)菩薩により

開かれたと伝えられる

とても由緒あるお寺です。

 

200種もの牡丹が境内を彩る

まさに「牡丹のお寺」です。

 

美しく咲き香る牡丹は

日頃より丹精込めて

お手入れされていることを

誇らしげに

教えてくれているようにも感じました。

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四国の地へ

四国の愛媛県松山市へ

4/14より4/16まで行ってまいります。

 

四国といえば

四国八十八ヶ所霊場が有名です。

 

弘法大師空海上人は

四国の讃岐(香川県)の

ご出身と伝えられます。

 

また四国には石槌山という

古くから修行の聖地とされた

名峰霊山があり

弘法大師空海上人も

修行されたとされます。

 

拙僧(副住職)は

毎年松山市別府町(べふちょう)の

飯岡山 浄明院(いいおかさん じょうみょういん)

にて開催される

ぼたんまつり法要

出仕させて頂いております。

 

出仕(しゅっし)とは

法要に参加して

読経など行うことです。

 

浄明院副住職の森脇宥海師とは

本山で共に修行させて頂いたご縁で

当山と行き来をさせて頂いております。

 

ハードスケジュールが続いているので

体調管理には配慮して

過ごしたいと思います。

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心にとどめる

年を経る分

地域の方を始めとして

有縁の方とのご縁を

深めさせて頂いております。

 

少なくとも拙僧(副住職)は

そのように感じさせて頂いております。

 

思い返せば

八戸に完全に戻ったのが

東日本大震災の年の秋でした。

 

お寺のお勤めを一任されてより

色々と苦労することがありましたが

有縁の方の温かなお力添えの下

励ませて頂き

今があります。

 

ご一緒させて頂いた

様々な時間は

鮮明に心に残るものです。

 

それは

そのひとときを

ご一緒して下さった方が

旅立たれた後も

心にとどめられ

時折思い返されます。

 

ご供養とは

思いを捧げ

そして「思い」を受け取り

自身の心を養うことでもあります。

 

葬送の儀式で施される作法に

引導(いんどう)作法

というものがあります。

 

引導とは

安寧なる境地に引き導くという

意味であると同時に

我々自身を引き導いて頂くことであると

拙僧(副住職)は捉えております。

 

心にとどめられた

今は戻らぬひとときに

いらっしゃった「尊い仏様」。

 

安らぎを願い

お諭しを自身の歩みの糧とする。

 

それが仏道における

ご供養なのだと感じております。

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春は花

境内の梅の花が

咲いてまいりました。

 

曹洞宗を開かれた道元禅師は

春は花

夏ほととぎす

秋は月

冬雪さえて冷しかりけり

と歌われました。

 

花開く季節に到るまで

強い風や鋭い寒さに耐え忍んだ

当山境内の梅。

 

梅に限った話ではありませんが

見頃の花を愛でるのみならず

命ある「梅そのもの」を見つめ

そこに自身の歩みを重ねてみることは

とても有意義なことです。

 

仏道では四季折々を

あるがままに見つめる大切さを説きます。

 

「それ自体」が言葉以上に“雄弁”である

「自然」の“み教え”に耳を傾けながら

「自然」を味わい感じる。

 

春は花。

 

それぞれの色の花を咲かせ

それぞれの香りを放ち

鳥や虫との交わりにより

実が結ばれる。

 

見頃の花に

しっかりと耳を傾けようと思います。

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春の強風

春は風が強い季節です。

 

本日も法事のお勤めをしていると

本堂に吹き付ける強い風が

建物を揺らしたり

所々の隙間に入り込み

笛のような音を奏でたり

といった感じでした。

 

風が木の葉や塵を

吹き払う光景を

いかにとらえるか。

 

善しと捉えるも

そうでないと捉えるも

我々自身に依る所が

大いにございます。

 

もちろん善し悪しいずれかに

判断を下すという話ではありませんが

目に映る光景そのものに

深いみ教えがあると

仏道では捉えます。

 

春の強風もまた

心の塵を払う風であり

我々の歩みの追い風である。

 

そのように

捉えてみてはいかがでしょう。

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一足先に新緑を感じて

4/9は上京しまして

大本山である護国寺へ。

 

新年度になり初めての

現代教化研究所の所内会。

 

拙僧(副住職)は本年度も

現代教化研究所の准研究員として

研鑽に励ませて頂きます。

 

現代教化研究所では

新たな准研究員がお二方

ご加入されまして

拙僧(副住職)自身も

良い刺激を頂きました。

 

毎度のことですが

八戸と東京の季節の隔たりを感じます。

 

八戸では桜はまだですが

東京は新緑を感じる気候でした。

 

護国寺では

ツツジがちらほらと花開いておりました。

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またよろこばしからずや

気がつけば年度も改まり

心持ちも自然と

改まるように思います。

 

ここ数年

分野をこえた

様々なご縁により

有意義なひとときや機会が

紡ぎ出されております。

 

今月は

想い出のランドセルギフト

という取り組みが行われ

4/28までランドセルを集めております。

 

集めたランドセルは

アフガニスタンに贈られ

現地にて使用されます。

 

また来月は

親子で学ぶ子ども論語教室

が当山を会場に開催されます。

 

多分野にわたり

貴重な学びの機会が

地域を舞台に設けられることは

実にありがたいことだと感じております。

 

▼想い出のランドセルギフト詳細

https://fugenin643.com/blog/428ランドセルをアフガニスタンへ贈ります/

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寒風の舞う花まつり

4/8はお釈迦様の誕生日です。

 

花まつり

降誕会(ごうたんえ)

灌仏会(かんぶつえ)

という行事で

お釈迦様の誕生日が

お祝いされます。

 

当山では現在のところ

殊に行事があるわけでは

ありませんが

今年の花まつりは

冷たい風が舞う1日でした。

 

八戸では

地元の葬儀社である

八田グループの皆様が

近隣寺院に赴かれ

早朝の清掃活動を毎年

実施されていらっしゃいます。

 

当山にも朝の7時より

八田グループの方が

5名いらっしゃいまして

掃き掃除をして下さいました。

 

寒い中ありがとうございました。

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雄大な名久井岳を眺む

4/3は南部町にございます

恵光院(けいこういん)にて

厳修された護摩法要に

出仕してまいりました。

 

南部町から眺められる

名久井岳(なくいだけ)の光景は

とても雄大です。

 

まさに名峰です。

 

当山の地域からも

好天時には眺めることが叶う程に

大きな山です。

 

この雄大な山はかつて

修行の聖地とされた場所でもあります。

 

このような景観が身近にあることは

実に贅沢なように感じられます。

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はるかいにしえの美

縄文土器や土偶のもつ

何ともいえぬ美しさ。

 

縄文時代は当然のことながら

文字による記述はありませんが

それ以上に伝わってくるものが

あるように思います。

 

心のあり方の「本質」は

自然との向き合い方に

大きく依る所があります。

 

縄文の美は

その「本質」について

深く考えさせられるように思います。

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