奈良へ行ってまいります

本日より有志の方と

奈良へ行ってまいります。

 

2泊3日の日程で

拙僧(副住職)含め18名にて

当山の本山である長谷寺はじめ

各所に赴いてまいります。

 

一生忘れられない旅に

なろうかと思います。

 

それでは行ってまいります。

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夏日和

雲ひとつ無い

とても暑い日が続きました。

 

人それぞれに

それぞれの物語があります。

 

お寺は

多くの物語に満ちております。

 

同じ物語は2つとありません。

 

力強い日差しに

様々な思いを重ねて

夏さながらの暑さの中に

在りし日の優しいお姿を感じながら

お勤めに臨ませて頂いた1日となりました。

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伝えるということ

ある通夜の後席で

真言宗や空海について

学ぶべく書籍を購入して

読んでみると

難しくて挫折することが多いとの

お声を耳にしました。

 

確かにそうかもしれないと

共感する所があります。

 

一般向けとして

わかりやすく書かれてあるものでも

どうしても“専門用語”を

使わざるをえなかったりするものです。

 

拙僧(副住職)自身も

有縁の皆様に諸事お伝えする上で

聞き逃すことは出来ない

お声であったように思います。

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ありとあらゆるもの

弘法大師空海上人に

とても大きな影響を与えたお経に

『大日経』(だいにちきょう)

というお経があります。

 

空海は

この『大日経』には3種類あると

著作に書いております。

 

その第一が

「法爾常恒(ほうにじょうごう)の本」

つまり

“天地宇宙全てがお経である”

ということです。

 

他2種について簡単に紹介すると

第二は広本(こうほん)

第三は略本(りゃくほん)で

これらは文字で記された

経典としての『大日経』です。

 

「法爾常恒の本」としてのお経。

 

この視点に

とても深いものを感じます。

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気を引き締める

昨年9月末に拙僧(副住職)は

真言宗豊山派(ぶざんは)

総合研究員

現代教化研究所

という所に所属するご縁を

頂いて以降

「“研究”のための」

書籍や論文を収集し

「“研究”のために」

読み進めあれこれしております。

 

それまでは

ある意味のびのびと

気が向くままに学びを重ね

当山での取り組みに

活かしておりましたが

ここ最近は

どこか“ぎこちなく”

“堅苦しく”

学びを重ねているように感じます。

 

新しい環境にまだ

慣れていない部分もありますが

この「負荷」は

自身にとって

とても大切なものであると

考えております。

 

浅学でかつ非才な自身ですが

精一杯頑張ろうと

気を引き締めた

水無月の初日でした。

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冬衣に身を包み

6月より衣替えです。

 

僧侶の衣にも

冬用と夏用があります。

 

5月末日は

冬物の衣体で

お勤めさせて頂きましたが

この衣替えの境目は

毎年毎年暑さを感じながら

励ませて頂いております。

 

明日より夏物の衣に

衣体を改めて

お勤めさせて頂きます。

 

気持ちも新たに

励みたいと思います。

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大きな行事の検討会議

御詠歌には様々な流派があり

真言宗豊山派の御詠歌は

豊山流(ぶざんりゅう)といいます。

 

真言宗豊山派の御詠歌を

統括する組織を

豊山流大師講(だいしこう)といいます。

 

拙僧(副住職)は昨年より

豊山流大師講企画検討委員なる

役を拝命いたしまして

本年総本山にて開催される

創立70周年奉詠大会の

検討会議に出席させて

頂いております。

 

今月は29日に会議があり

日帰りで上京してまいりました。

 

大きな行事の運営は

とても大変であることを

痛感しております。

 

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【参加者募集中】6/10親子で学ぶ子ども論語塾

先月より始まりました

親子で学ぶ子ども論語塾

2回目が6/10(日)に

開催されます。

 

親子で古典に触れることが出来る

貴重な機会です。

 

午前11時から正午までで

参加費は一家族500円となっております。

 

金言が散りばめられた古典を通じ

改めてご自身と向き合い

ご家族と向き合う時間になるかと思います。

 

拙僧(副住職)も

親子で参加させて頂きましたが

私自身が大変学ぶ所がありましたし

生きることや学ぶこと

親子であることについて

ふりかえさせられた

有意義な時間でした。

 

小学6年生までのお子様と

そのご家族が対象の時間です。

 

興味のある方は

お気軽にお声がけ下さいませ。

 

詳細は下記を

ご参照ください。

 

▼詳細はコチラ

https://fugenin643.com/お知らせ行事案内/【参加者募集】親子で学ぶ-子ども論語塾/

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星が降ったお寺 善養寺

東京都江戸川区の

星住山善養寺(せいじゅうさん ぜんようじ)。

 

こちらの御住職である

名取玄喜師には

当山のおこもり護摩法要に

毎年おいで頂いております。

 

善養寺では毎年5月27日に

大施餓鬼会(だいせがきえ)という

大きな行事があります。

 

拙僧(副住職)は毎年

この行事に行かせて頂いております。

 

こちらのお寺の

“松の横綱”影向(ようごう)の松は

圧巻の大きさです。

 

境内には

天明3年の浅間山大噴火にて

亡くなられた方の供養碑があり

その凄まじい歴史を

今に伝えております。

 

こちらお寺の

星住山という山号は

星がこの地に降ったという

伝説に由来するのだそうです。

 

貴重な歴史と伝説に

触れさせて頂いた

本年のお施餓鬼でした。

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