江戸期の十和田湖伝説を採録した菅江真澄のお墓参り

菅江真澄(すがえますみ、1754〜1829)は

柳田國男に“民俗学の祖”と称された

博学な旅行家です。

 

三河国出身で

北海道、東北、北陸、信濃など

菅江真澄の足跡は

広範囲に及びます。

 

晩年は久保田藩(秋田県)に迎えられ

秋田市に墓碑があります。

 

菅江真澄の旅行記等は

『菅江真澄遊覧記』と呼ばれます。

 

菅江真澄は青森に3度

足を運んでおり

十和田湖伝説にも

触れてられています。

 

採録される内容は

江戸後期において

どのように伝説が語られているのか

またどのような展開があったのかを

具体的に読み取ることが出来ます。

 

普賢院は

十和田湖伝説ゆかりのお寺

ということもあり

菅江真澄の「見聞録」は

当山に関連する記録ともいえます。

 

本年6月に

仏像・仏具修繕の様子を

見学させていただくため

秋田へ赴いた際

菅江真澄のお墓を

お参りさせていただきました。

 

その時の映像をアップしたので

ご覧いただけると幸いです。